JPH0414830B2 - - Google Patents

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JPH0414830B2
JPH0414830B2 JP57227266A JP22726682A JPH0414830B2 JP H0414830 B2 JPH0414830 B2 JP H0414830B2 JP 57227266 A JP57227266 A JP 57227266A JP 22726682 A JP22726682 A JP 22726682A JP H0414830 B2 JPH0414830 B2 JP H0414830B2
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JP
Japan
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image
video signal
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ray
digital
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Kyoshi Okazaki
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、放射線撮影装置の技術分野に属
し、特にデジタルラジオグラフイを用いた放射線
診断装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、デジタルラジオグラフイを用いた放射線
診断装置たとえばパルスX線診断装置において
は、被検体を透過したX線によるX線透過像をイ
メージインテンシフアイアにより出力螢光像に変
換し、前記出力螢光像をX線テレビカメラ内の撮
像管たとえばピジコン形撮像管によりビデオ信号
に変換している。
しかしながら、X線テレビカメラ内の撮像管
は、1フイールドが1/60secであるインターレス
方式のテレビスキヤニングをしているので、ビデ
オ信号はたとえば4フイールド目で所定値に立ち
上るから、通常、4フイールド目および5フイー
ルド目のビデオ信号を1枚のX線像としてデジタ
ルフレームメモリに格納する。すなわち、X線の
パルス幅は少なくとも5フイールド分必要であ
る。そうすると、1回のパルスX線曝射で得られ
る多数のフイールド分の情報のうちの2フイール
ド分の情報のみをX線像として利用しているに過
ぎず、残りの多数のフイールド分の情報はX線像
として何ら利用されていないことになるのであ
る。たとえば、100msecのパルス幅を有するパル
スX線を曝射した場合、被検者に被曝させたX線
量の約1/3のX線量のみを診断可能な画像に変換
しているのであつて、X線の利用率が悪く、その
結果、診断の質が著しく低下する。
また一方、前記X線診断装置におけるサブトラ
クト処理には、線型サブトラクト処理と対数変換
サブトラクト処理とがある。前記線型サブトラク
ト処理は、造影剤が被検体内の所定部位に到達す
る以前の被検体についてのビデオ信号から造影剤
が被検体内の所定部位に到達した後の被検体につ
いてのビデオ信号を減算することにより、X線像
中の背景を除去し、造影剤が到達した被検体内部
のみを強調したX線像を画像として出力する手法
である。また、前記対数変換サブトラクト処理
は、造影剤到達前のビデオ信号および造影剤到達
後のビデオ信号それぞれを対数変換し、次いで、
対数変換後のビデオ信号を減算する手法である。
しかしながら、前記のように、ビデオ信号を単
純に減算する線型サブトラクト処理は、ビデオ信
号中のバイアス成分を簡単に除去することができ
るという利点があるものの、減算後のサブトラク
トビデオ信号は、造影剤到達前の部位におけるビ
デオ信号中の平均減弱係数とその部位の厚みとの
積が大きければ大きい程、小さくなつてしまう。
バイアス成分とは、微量信号の黒レベルとA/
D変換器との不一致、撮像管の残像、X線テ
レビカメラ系で生ずる暗電流、被検体等で生ず
る散乱線によつて、微量信号に生ずる信号を示し
ている。たとえば造影剤が混入している血管や臓
器のサブトラクト画像は、背景によつて、画像濃
度が相違するのである。そうすると、そのような
サブトラクト画像により、医学的診断たとえば狭
窄の程度や動脈瘤の程度の的確な判断をしようと
しても、きわめて困難になる。また、単なる対数
変換サブトラクト処理は、サブトラクト画像につ
き背景の影響をかなり除去することはできるが、
微量信号中にバイアス成分が含まれるため造影剤
到達前の部位についてのX線像(マスク像)の明
るさに応じて、造影剤が混入する前記と同一の部
位の画像濃度がその部位の厚みと線型関係を有し
ないことにより、誤診を生ずるおそれがある。
〔発明の目的〕
この発明は、前記事情に鑑みてなされたもので
あり、被検体を透過する放射線により得られる被
検体についての情報の全てを有効に診断用画像と
して表現すると共に被検体内の造影剤混入部位の
厚みとサブトラクト画像の画像濃度とが線型関係
を有する診断用画像として表現し、もつて診断用
画像の質の向上と定量的診断を可能にする放射線
診断装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するためのこの発明の概要は、
被検体に放射線を曝射して得られる放射線透過像
を光学像に変換するイメージインテンシフアイア
と、このイメージインテンシフアイアからの光学
像をビデオ信号に変換するテレビカメラと、この
テレビカメラより出力される各フイールドのビデ
オ信号を加算する加算処理部と、加算したビデオ
信号からあらかじめ求められているバイアス成分
を減算するバイアス補正処理部と、バイアス補正
後のビデオ信号を対数変換する対数変換処理部
と、前記加算処理部、バイアス補正処理部、対数
変換処理部によつて得られた前記被検体へ血管造
影剤注入前の画像データ及び血管造影剤注入後の
画像データを減算して差画像を形成する減算処理
部と、この減算処理部によつて得られた差画像を
表示する画像表示装置とを備えたことを特徴とす
るものである。
〔発明の実施例〕
この発明の一実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図にこの発明の一実施例を示す。同図にお
いて、1で示すのは、X線管19よりの被検体透
過X線が入射され、このX線像を光学像に変換す
るイメージインテンシフアイア(・)であ
り、2および3で示すのは、この・1で変換
された光学像よりの光を一旦平行線に変換し、そ
の後撮像管たとえばピジコン型撮像管の光導電面
に結像させるための光学レンズ系、所謂タンデム
レンズ系である。また、4で示すのは撮像管側の
レンズ3の前方に配置して、平行光線量を調節す
る自動光学絞り(オートアイリス)であり、5で
示すのは前記光学レンズ3の後方にある焦点にそ
の光導電面が位置するように配置された撮像管た
とえばピジコン型撮像管である。6で示すのは被
検体であり、7で示すのは撮像管5を内蔵するX
線テレビカメラを制御するテレビカメラコントロ
ーラであり、映像信号aと同期信号bとが分離し
て出力される。8で示すのは、A/D変換器であ
り、前記テレビカメラコントローラ7よりのアナ
ログの映像信号を所定のタイミングでデジタルビ
テオ信号cに変換する。9で示すのはデジタルプ
ロセツサであり、所定のデジタルビデオ信号を加
算する加算処理部9Aと、加算処理部9Aより出
力される加算マスク像と加算コントラスト像(被
検体内の所定部位に造影剤が到達した後のX線
像)についての加算デジタルビデオ信号からバイ
アス成分を除去するバイアス補正処理部9Bと、
バイアス補正処理部9Bより出力されるバイアス
補正後の加算マスク像と加算コントラスト像につ
いての加算デジタルビデオ信号を対数変換する対
数変換処理部9Cと、対数変換処理後の加算マス
ク像と加算コントラスト像との減算を行なうサブ
トラクト処理部9Dと、サブトラクト処理部9D
より出力されるサブトラクト像等につきウインド
ウ処理等をするその他の画像処理部9Eとを有す
る。10で示すのは、デジタルプロセツサ9で処
理された各種のデジタルビデオ信号を格納するデ
ジタルフレームメモリである。11で示すのは、
前記デジタルプロセツサ9より出力されるデジタ
ルビデオ信号をアナログのビデオ信号に変換する
D/A変換器である。12で示すのは、D/A変
換器11より出力されるビデオ信号を所定の装置
に入力するためにこれを切り換えるビデオ出力切
換器である。13で示すのは、外部アナログメモ
リたとえばビデオデイスクレコーダ、ビデオテー
プレコーダ、マルチフオーマツトカメラ等であ
り、14で示すのはテレビモニタである。15で
示すのは外部デジタルメモリたとえばマグネチツ
クテープ、フロツピーデイスク等である。16で
示すのは、X線診断装置の全システムを制御する
システムコントローラであり、特に、デジタルプ
ロセツサ9の処理とX線曝射とのタイミングを制
御する。17で示すのはX線曝射を制御するX線
コントローラであり、18で示すのはX線管に印
加する高電圧を発生するためのX線高電圧発生装
置であり、19で示すのはX線を曝射するX線管
である。
20で示すのは被検体6の血管内に血管造影剤
を注入するための造影剤注入装置である。21で
示すのは、たとえば、パルスX線処理モードと連
続X線曝射処理モードとのような主要モードを切
り換えるスイツチおよびX線の曝射条件を設定す
るスイツチを有するコントロールコンソールであ
る。
次に、以上の構成の作用について図面を参照し
ながら説明をする。
第1図および第2図に示すように、造影剤注入
装置20により被検体6の血管内に造影剤を注入
した後、時間T0たとえば数秒が経過してから、
X線管19により第1回目のX線パルスを時間
T2のあいだ被検体6に曝射する。このX線曝射
により、被検体6内の所定部位に造影剤が到達す
る前の所定部位についてのX線透過像をイメージ
インテンシフアイア1の入力面に入力し、イメー
ジインテンシフアイア1によりX線透過像を出力
螢光像に変換し、光学系装置内のタンデムレンズ
2,3を介して、撮像管5の光導電面に前記出力
螢光像を光パルスとして入力する。撮像管7はそ
の光導電面をインターレス方式のテレビスキヤニ
ングを行なうことにより、第2図に示すように、
たとえば8フイールド分のアナログのビデオ信号
を順次に出力する。このビデオ信号は、テレビカ
メラコントローラ7により映像信号aと同期信号
bとに分離される。同期信号bは、システムコン
トローラ16に出力され、システムコントローラ
16中のタイミングジエネレータと比較される。
システムコントローラ16、サンプリングタイミ
ング等を制御するタイミング信号をA/D変換器
8に出力する。前記映像信号は、A/D変換器8
によりデジタルビデオ信号に変換されて、デジタ
ルプロセツサに入力する。デジタルプロセツサ9
は、第2図に示すように、1フイールド目と2フ
イールド目とのデジタルビデオ信号を一旦デジタ
ルフレームメモリ10に格納し、次いでデジタル
プロセツサ9に3フイールド目のデジタルビデオ
信号が入力すると、前記デジタルフレームメモリ
10より1フイールド目のデジタルビデオ信号を
読み出し、加算処理部9Aで、1フイールド目の
デジタルビデオ信号と3フイールド目のデジタル
ビデオ信号とを加算し、加算して得たデジタルビ
デオ信号を前記デジタルフレームメモリ10中に
格納する。また、デジタルプロセツサ9に4フイ
ールド目のデジタルビデオ信号が入力すると、前
記デジタルフレームメモリ10より2フイールド
目のデジタルビデオ信号を読み出し、加算処理部
9Aで、2フイールド目のデジタルビデオ信号と
4フイールド目のデジタルビデオ信号とを加算
し、加算して得たデジタルビデオ信号を前記デジ
タルフレームメモリ10中に格納する。5フイー
ルド目から8フイールド目のデジタルビデオ信号
についても、前記と同様に加算処理することによ
り、時間T3の間のデジタルビデオ信号につき1
フイールド目、3フイールド目、5フイールド目
および7フイールド目の各デジタルビデオ信号を
加算して得た加算デジタルビデオ信号P1と、2
フイールド目、4フイールド目、6フイールド目
および8フイールド目の各デジタルビデオ信号を
加算して得た加算デジタルビデオ信号P2とが、
デジタルフレームメモリ10中に格納される。こ
こで、第2図中のX線テレビカメラより出力され
るビデオ信号の出力S/N比は、撮像管5の立上
がりに無関係であつて、1フイールド目から6フ
イールド目までは殆ど等しく、単に信号の出力値
が低いだけであるから、加算デジタルビデオ信号
P1と加算デジタルビデオ信号P2とでマスク像を
表示する場合、従来のように、4フイールド目の
デジタルビデオ信号と5フイールド目のデジタル
ビデオ信号とでマスク像を表示する場合に比し
て、S/N比は約√3倍だけ向上する。しかも撮
像管5の立下がり残像で生じた残像成分である7
フイールド目と8フイールド目とのデジタルビデ
オ信号をも加算しているので、時短T2のX線パ
ルス巾に相当するX線透過情報を100%に近くに
までデジタルフレームメモリ10に格納したこと
となる。次いで、次に述べる方法によりあらかじ
め求められたバイアス成分を前記加算デジタルビ
デオ信号P1,P2より減算することにより、バイ
アス補正処理を行なう。
バイアス成分は、次のようにして求められる。
すなわち、被検者のX線撮影を行なう前に、第3
図aに示すような厚みを有するフアントムを被検
体6のかわりに寝台天板に載置し、フアントムに
パルスX線を曝射することにより、第3図bに示
すように、1〜8フイールド目までのデジタルビ
デオ信号を加算して得た加算デジタルビデオ信号
Vが得られる。なお、第3図b中のVa,V1
V2,V3はフアントムにおける各部位における加
算デジタルビデオ信号を示す。次いで、システム
コントローラ16により、X線コントローラ17
により変化させた様々の管電流値によるパルスX
線曝射を次々と行ない、第3図cに示すような特
性図を得る。第3図cにおいて、管電流値を0に
外挿したY軸の交点がデジタルビデオ信号中のバ
イアス成分である。バイアス成分は、前記のよう
な管電流値を変化させて求めるほか、オートアイ
リス4の開口率を変化させることによつても、同
様に求めることができる。バイアス成分は、デジ
タルプロセツサ9中のバイアス補正処理部9Bに
格納され、バイアス補正に供される。
バイアス補正処理部9Bでバイアス成分が除去
された加算デジタルビデオ信号P1,P2は、対数
変換処理部9Cで、各画素毎に対数変換され、対
数変換後の対数変換デジタルビデオ信号は再びデ
ジタルフレームメモリ10中に格納される。この
対数変換デジタルビデオ信号による画像がマスク
像である。対数変換デジタルビデオ信号は、デジ
タルフレームメモリ10より読み出され、デジタ
ルプロセツサ9内の画像処理部9Eによりウイン
ドウ処理されてから、D/A変換器11によりア
ナログのビデオ信号となる。そして、そのアナロ
グのビデオ信号は、外部アナログメモリ13に格
納されると共にテレビモニタ14にマスク像とし
て表示されることになる。
次いで、第1回目のX線曝射後、第2図に示す
ように、所定の時間が経過してから第2回目以降
のX線曝射をする。第2回目以降のX線曝射によ
り得られる1フイールド目から8フイールド目ま
でのビデオ信号は、第1回目のX線曝射における
のと同様にして、デジタルプロセツサ9により、
加算処理、バイアス補正処理および対数変換処理
がなされ、その結果としての対数変換デジタルビ
デオ信号がデジタルフレームメモリ10に格納さ
れる。この第2回目以降の各X線曝射により得ら
れる対数変換デジタルビデオ信号による画像が、
コントラスト像である。次いで、デジタルフレー
ムメモリ10に格納されているマスク像とコント
ラスト像とについての2種の対数変換デジタルビ
デオ信号が各画素ごとに読み出されてデジタルプ
ロセツサ9内のサブトラクト処理部9Dに入力
し、サブトラクト処理部9Dでマスク像とコント
ラスト像との対数変換デジタルビデオ信号のサブ
トラクト処理が行なわれる。サブトラクト処理に
より得られるサブトラクト像についての対数変換
デジタルビデオ信号は、再びデジタルフレームメ
モリ10中に格納される。
第2回目のX線曝射により得られるサブトラク
ト像は、第3回目のX線曝射によるサブトラクト
像が得られるまでの間に、デジタルプロセツサ9
中の画像処理部9Eでウインドウ処理され、次い
でD/A変換器11でD/A変換された後、ビデ
オ出力切換スイツチ12を介して、外部アナログ
メモリ13に格納されると共に、テレビモニタ1
4の画面に表示される。
テレビモニタ14の画面上のサブトラクト像
は、対数変換処理およびバイアス補正処理がなさ
れたので、被検体患部の背景に影響されず、しか
も、複数枚の画像間につき、同一のX線透過厚を
有する造影剤混入部位は同一の濃淡画像をもつて
表示される。
第3回目以後のX線曝射によるサブトラクト像
は、第2回目のX線曝射の場合と同様にして得ら
れる。
なお、X線曝射の間隔がたとえば1秒程度と長
い場合には、マスク像とサブトラクト像とをテレ
ビモニタ14に表示するのと同時に外部デジタル
メモリ15に格納してもよい。外部デジタルメモ
リ15の採用は、外部アナログメモリ13に比し
てS/N比を低下させることなく画像を格納する
ことができ、しかも、格納したデジタルビデオ信
号を再びデジタルプロセツサで位置ずれの補正や
濃度補正等の画像処理を行なうことができること
にある。
以上、この発明の一実施例について詳述した
が、この発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、この発明の要旨の範囲内で適宜に変形して
実施することができるのはいうまでもない。たと
えば、上記実施例においては、6フイールド幅の
X線パルスを曝射した場合に、残像成分にフイー
ルド分を含めて8フイールドの加算処理をした
が、残像成分を含めずX線パルス幅時間T2と加
算フイールド数による時間とを一致させてもよ
い。なお、加算処理とは、出力微量信号の立ち上
がり像と立ち下がり像に対応した加重係数つき加
算処理であつてもよい。
〔発明の効果〕
以上に詳述したこの発明によると、次のような
効果を奏することができる。
すなわち、X線曝射にあたりX線テレビカメラ
で得られる被検体のX線透過情報を有するビデオ
信号を加算しているので、テレビカメラの立ち上
がり特性を考慮することなく被曝線量に相当する
被検体のX線透過情報を診断用画像として表現す
ることができ、診断の質を向上させることができ
る。また、バイアス補正処理後、対数変換処理を
行うので、画像の明暗と実際の被検体のX線透過
厚とを1対1に対応させることができ、診断用画
像によつて定量的な診断をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図は前記実施例装置の動作を示すタイム
チヤート、並びに、第3図a,bおよびcはバイ
アス信号補正処理に使用するバイアス成分を求め
る方法を示す説明図である。 1……イメージインテンシフアイア、5……撮
像管、6……被検体、9……デジタルプロセツ
サ、9A……加算処理部、9B……バイアス補正
処理部、9C……対数変換処理部、14……テレ
ビモニタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検体に放射線を曝射して得られる放射線透
    過像を光学像に変換するイメージインテンシフア
    イアと、このイメージインテンシフアイアからの
    光学像をビデオ信号に変換するテレビカメラと、
    このテレビカメラより出力される各フイールドの
    ビデオ信号を加算する加算処理部と、加算したビ
    デオ信号からあらかじめ求められているバイアス
    成分を減算するバイアス補正処理部と、バイアス
    補正後のビデオ信号を対数変換する対数変換処理
    部と、前記加算処理部、バイアス補正処理部、対
    数変換処理部によつて得られた前記被検体へ血管
    造影剤注入前の画像データ及び血管造影剤注入後
    の画像データを減算して差画像を形成する減算処
    理部と、この減算処理部によつて得られた差画像
    を表示する画像表示装置とを備えた放射線診断装
    置。
JP57227266A 1982-12-28 1982-12-28 放射線診断装置 Granted JPS59120138A (ja)

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JP57227266A JPS59120138A (ja) 1982-12-28 1982-12-28 放射線診断装置

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JPS59120138A JPS59120138A (ja) 1984-07-11
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