JPS5933846Y2 - エンジンの冷却水ドレン装置 - Google Patents

エンジンの冷却水ドレン装置

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Publication number
JPS5933846Y2
JPS5933846Y2 JP7432479U JP7432479U JPS5933846Y2 JP S5933846 Y2 JPS5933846 Y2 JP S5933846Y2 JP 7432479 U JP7432479 U JP 7432479U JP 7432479 U JP7432479 U JP 7432479U JP S5933846 Y2 JPS5933846 Y2 JP S5933846Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
cooling water
plug
engine
lower tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP7432479U
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English (en)
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JPS55176434U (ja
Inventor
昌宏 山下
正 中野
信裕 山本
真治 佐々木
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP7432479U priority Critical patent/JPS5933846Y2/ja
Publication of JPS55176434U publication Critical patent/JPS55176434U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、水冷エンジンの冷却水ドレン装置に関する
通常この種のエンジンでは、ラジェータの下部タンクと
ウォータジャケットの底部とのそれぞれに、冷却水を抜
き取るためのドレン栓が設けられる。
このため、冷却水のドレン作業を行なう際には、個々の
ドレン栓を操作しなければならず、手間を二度要する。
そこで、ドレン操作を一度で済ませられるようにするた
めに、本出願人は先に、第5図に示すものを提案した。
すなわち、下部タンク41の底壁にドレン管42を固着
し、その内部を排出路43とし、排出路43の下端をド
レン栓44で蓋する一方、ウォータジャケットからの排
出路45を、前記下部タンク41からの排出路43の途
中部に連通させたものである。
ところが、このものではエンジン運転時にウォータジャ
ケット内の冷却水の一部が、排出路45゜43から下部
クンク41に短絡し、ラジェータの放熱部を通らないま
ま、冷水管及びポンプを経てウォータジャケットに戻る
から、エンジンの冷却能力が低下する。
この考案は、ドレン栓の閉栓時には、ラジェータの下部
タンクからのドレン入口とウォータジャケットからのド
レン入口との間を封止具で遮断できるようにし、上記欠
点を解消するものである。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は水冷エンジンの縦断側面図である。
図においてエンジン1は、シリンダブロンク2、ヘッド
ブロック3、ギヤケース4等の外殻構造体の内部に、ピ
ストン5、クランク軸6、動弁装置7等の運動部材を設
けて構成される。
8はエンジン1の前側に配したラジェータで、これの上
部タンク9は、ヘッドブロック3に形成したヘンドジャ
ケット10と、サーモスタット11及びホース12を介
して連通され、その下部タンク13は、ギヤケース40
側方から前面壁に亘って形成した吸水路14の下端部と
、ホース15を介して連通される。
16は上記の吸水路14に臨んで設けた遠心式のウォー
タポンプで、これの吐出路17はシリンダの周囲に形成
したウォータジャケット18と連通される。
このポンプ16は、ラジェータ80フアンシユラウド1
9に臨むファン20と同行回転可能に構成され、これら
両部材16.20は、ギヤケース4の前面に突出するク
ランク軸6を原動軸として、ベルト伝動装置21を介し
て駆動される。
前記のヘッドジャケット10とウォータジャケット18
とは、通水口22を介して連通されている。
又吸水路14とサーモスタット11とは、バイパス管2
3を介して連通される。
第2図に示すように、前記下部タンク13の底壁にはそ
の内孔をドレン孔24とするドレン筒25が固定されて
いる。
このドレン孔24の上部のドレン入口26は直接下部タ
ンク13内に開口しており、中間部に明けられたドレン
入口27にはドレン管28が挿入固定され、とのドレン
管28には、ウォータジャケット18の底部からのホー
ス29が外嵌されており、両ドレン入口26゜27が下
部タンク13、ウォータジャケント18のそれぞれ底部
に連通されている。
ドレン孔24の下部のドレン出口30はここに螺合され
るドレン栓31で蓋されている。
32は封止具で、ドレン栓31の上部のものはOリング
が下部のものにはガスケントが使用されている。
ドレン栓31の閉栓時には、上の封止具32は両ドレン
入口26,27の中間部に位置し、下部タンク13とウ
ォータジャケット18とがドレン孔24を介して連通ず
るのを遮断しており、下の封止具32はドレン栓31の
頭部31aとドレン出口30の周壁との間に水密状に挾
持され、ドレン孔24の中間部のドレン入口27すなわ
ちウォータジャケット18と外部とを遮断している。
ドレン栓31をドレン出口30から螺解して外すと、下
部タンク13およびウォータジャケット18からエイシ
ン1内の全ての冷却水をドレンできる。
第4図は別実施例を示す。
ドレン栓31内には下からドレン路33が、ドレン路3
3の上部には傾斜状のドレン路人口34がそれぞれ明け
られ、ドレン路33の上部が、この人口34を介してド
レン孔24の内部と連通される。
この実施例では4個の封止具32が使用されている。
ドレン栓31の閉栓時には、一番上の封止具32が上部
のドレン入口36とドレン路入口34間を、二番目の封
止具32がドレン路人口34と中間部のドレン入口27
間を、三番目および一番下の封止具32が中間部のドレ
ン入口27とここからドレン孔24を介して外部に至る
間をそれぞれ封止して、下部タンク13とウォータジャ
ケット18とがドレン孔24を介して連通ずるのを遮断
するとともに、各ドレン入口26,27と外部とを遮断
している。
ドレン装置をこのように構成すると、ドレン栓31を外
さなくてもエンジン1の冷却水のドレンが行なえ、ドレ
ン栓31を紛失することがない。
またドレン路33の出口に下向きの鍔35を突出させる
とドレン栓31を手で回動するときにドレン路33から
流出する冷却水が手にかかることがないから、冷却水が
まだ充分冷えないうちにドレン作業をしても、手に火傷
することがない。
以上両実施例は、ドレン筒25を直接ラジェータ8の下
部タンク13の底壁に固定したが、ドレン筒25の上部
と下部タンク13とをホースで連通させ、ドレン装置を
別の場所に設置してもよい。
また冷却水はウォータポンプ16による強制循環ではな
く、対流による自然循環でもよい。
この考案は以上のように構成したから、つぎの効果を奏
する。
すなわち、ドレン栓の閉栓時にはラジェータの下部タン
クからのドレン入口とウォータジャケットからのドレン
入口間を封止具で遮断するようにしたから、従来例のよ
うにはエンジン運転時にウォータジャケット内の冷却水
の一部が、ラジェータの放熱部を通らないままドレン装
置のドレン孔を介して短絡することがない。
したがって、冷却水の一部がラジェータの放熱部を通ら
ない空回りをすることがなく、その空回りによるエンジ
ンの冷却能力の低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は水冷エンジン
の縦断側面図、第2図は要部拡大図、第3図はドレン栓
の斜視図、第4図は別実施例を示す第2図相当図、第5
図は従来例を示す第2図相当図である。 1・・・・・・エンジン、8・・・・・・ラジェータ、
13・・・・・・下部タンク、18・・・・・・ウォー
タジャケット、24・・・・・・トレン孔、25−−−
−−−ドレン筒、26,27・・・ドレン入口、30・
・・・・・ドレン出口、31・・・・・・ドレン栓、3
2・・・・・・封止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドレン筒25内のドレン孔24の上部および中間部にド
    レン入口26.27を、下部にドレン出口30を明け、
    両ドレン入口26.27の一方27をエンジン1のウォ
    ータジャケント18の底部に、他方26をラジェータ8
    の下部タンク13の底部にそれぞれ連通させ、ドレン出
    口30をドレン栓31で蓋し、ドレン栓31の少なくと
    も上下に隔たる三箇所に封止具32を取付け、ドレン栓
    31の閉栓時にはドレン孔24の両ドレン入口26.2
    7間の中間部を上部の封止具32が遮断し、ドレン孔2
    4の中間のドレン入口27からドレン出口30の外部に
    至る間を下部の封止具32が遮断するように構成したこ
    とを特徴とするエンジンの冷却水ドレン装置。
JP7432479U 1979-05-31 1979-05-31 エンジンの冷却水ドレン装置 Expired JPS5933846Y2 (ja)

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JP7432479U JPS5933846Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 エンジンの冷却水ドレン装置

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JP7432479U JPS5933846Y2 (ja) 1979-05-31 1979-05-31 エンジンの冷却水ドレン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55176434U JPS55176434U (ja) 1980-12-18
JPS5933846Y2 true JPS5933846Y2 (ja) 1984-09-20

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ID=29307908

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2502844Y2 (ja) * 1989-06-27 1996-06-26 カルソニック株式会社 ドレン装置
KR100763065B1 (ko) * 2001-03-13 2007-10-02 한라공조주식회사 알루미늄 라디에이터
KR100680676B1 (ko) * 2001-04-04 2007-02-08 한라공조주식회사 라디에이터의 냉각수 드레인 겸용 배출장치
JP2007100588A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Denso Corp 車両用ラジエータのドレイン装置

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JPS55176434U (ja) 1980-12-18

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