JPS593367B2 - 定量切出しラック並びにそのラックを用いた注文品品揃え機 - Google Patents

定量切出しラック並びにそのラックを用いた注文品品揃え機

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JPS593367B2
JPS593367B2 JP1486475A JP1486475A JPS593367B2 JP S593367 B2 JPS593367 B2 JP S593367B2 JP 1486475 A JP1486475 A JP 1486475A JP 1486475 A JP1486475 A JP 1486475A JP S593367 B2 JPS593367 B2 JP S593367B2
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JP1486475A
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利行 高橋
義郎 三沢
祐男 貞本
正徳 和泉
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はラック内に収納しておいた商品を所定量ずつ搬
出させるための定量切出しラックに関するものであり、
また配送センター或は倉庫等のうツク内に収容しておい
た物品を、販売店等の注文に応じて所定数量ずつ出庫コ
ンベヤ上に送り出すようにした注文品品揃え機に関する
一般に、タバコ、靴、化粧品、薬品、菓子類等の商品は
、銘柄、サイズ等によって品種別に区分した状態で配送
センター或いは倉庫等の内部に集積保管されている。
各販売店からの注文要求があると、配送センター或いは
倉庫の内部で作業員が手作業によって各品種ごとに注文
に応じた数量を選別し、これを段ボール箱その他の通い
箱に収納した後、配送車等によって各販売店へ送り出し
ている。
このような配送センター等の内部での作業をすべて手作
業で行なう場合には、多数の作業員を必要とし、しめ)
もその取扱いに時間が掛る。
そのため、最近では配送センター等の内部にスタッカク
レーンやコンベヤを配設して荷役作業の省力化を計るよ
うな試みもなされているが、多種類の商品の中から特定
の商品を所定数量だけ選別し取り出す作業は、単なる荷
役作業とは異なり複雑な動作が要求されるために、従来
から知られていた荷役装置によってはこれを完全に自動
的に行うことは不可能であった。
本発明は、上述の如き点に鑑みなされたものであって、
第1番目の発明はラック本体の左右側壁より内方に向は
逆り字形に突出する一対のガイド板を設けてラック内部
に商品を収納する多数の段部を形成し、左右側壁に沿う
上下方向に一対のチェーンを走行させ、前記ガイド板と
側壁とで囲まれた位置の長手方向に支軸を横架し、該支
軸には一部記ガイド板の下端より段部内に突出して商品
Mを支持する左右一対の支持レールを揺動自在に取付け
るとともに、チェーンの走行路中に張出した反転レバー
を設ける一方、チェーンには前記反転レバーに当接して
各段の支持レールを順次ガイド板肉に引込ませるストラ
イカ−を設け、しかもラック最下段には搬送コンベヤを
配設することによって、各段部内に集積保管しておいた
商品を自動的に順次下側の段部内に落し込み、最下段の
搬送コンベヤによって出庫させるようにした定量切出し
ラックを提供せんとするものである。
また第2番目の発明は、上記定量切出しラックを横方向
に複数台並置し、各ラックの搬送コンベヤの先端には、
搬出される最先の商品を停止させて後続の商品を待機さ
せる荷受台と、荷受台を回転させて商品を1個ずつ払出
す移送台と、出庫信号によって移送台を回転駆動させる
駆動装置と、移送台によって払出される商品をカウント
する計数器とを備えた計数払出し機を附設し、この計数
払出し機によって搬送コンベヤ上の商品を注文に応じた
配列状態に揃えて出庫できるようにした注文品品揃え機
を提供するものである。
次に図面について本発明を具体的に説明する。
第1図〜第6図は本発明の第1、第2番目の発明を綜合
的に実施した態様を示すもので、図中1は配送センター
、倉庫等の内部に配設した出庫コンベヤ、2はこの出庫
コンベヤ1に沿って配設した定量切出しラックであって
、この定量切出しラック2は出庫コンベヤ1と直交する
方向で複数台(第2図では4台)並設する。
各定量切出しラック2の内部には一定数の商品を整夕]
ルた状態で収納しておくことのできる段部3を多数段に
亘って形成する。
また、定量切出しラック2の段部3における最下段には
ラックの長手方向に沿って走行する搬送コン°ベヤ4を
配設する。
この搬送コンベヤ4は、定量切出しラック2の全長に亘
って配設するものであって、その先端部を前記出庫コン
ベヤ1に連接させる。
また、搬送コンベヤ4における出庫コンベヤ1への接続
部には、搬送コンベヤ4上の、商品を出庫コンベヤ1上
へ一個ずつ移送するための計数払出し機5を附設するも
のである。
〔定量切出しラック〕
以下、定量切出しラック2の構成を第3〜6図に従って
説明すると、図中符号6は定量切出しラック2の左右の
側板、7は側板6の内面に多数段に亘って固定したガイ
ド板である。
このガイド板7は、定量切出しラック2の略全長に亘っ
て延びる断面逆り字型の部材によって形成するものであ
って、左右一対のガイド板7,7の垂直辺によって商品
の収納部である段部3の側壁を構成させる。
側板6とガイド板7との間に形成された各段空隙部には
、定量切出しラック2の全長に亘って延びる支軸8を配
設する。
この支軸8は側板6より突設した支持アーム9に対して
回動自在に取付け、左右の支軸8には断面路7字型をし
た支持レール10を固定している。
この支持レール10の先端屈曲部が、ガイド板7の下端
から突出したとき段部3内に商品Mを両側から支持し、
またガイド板肉に引き込まれたとき、当該段部の商品を
下方に落下するように揺動自在に取付けられている。
即ち、各支軸8の後端部近傍に、第4図に示す如く、復
帰レバー11を突設すると共に、この復帰レバー11と
ラックの側板6等の間にスプリング12を張設し、この
スプリング12によって支軸8にラック2の内方へ回転
せんとする傾向を附与し、以って支軸8に固定した一対
の支持レール10が通常では左右のガイド板Tの下端よ
りラックの内方に突出し、段部3内に収納された商品M
の底部を支持するようにする。
一方、左右の支軸8には、第5図に示す如く、復帰レバ
ー11と別途に反転レバー13を固定すると共に、左右
の側板6におけるこの反転レバー13に対応する位置に
は、ラックの上下方向に走行する一対のチェーン14を
夫々配設し、このチェーン14の所定間隔にストライカ
−15を固定する。
即ち、チェーン14が走行するに伴い、これに固定した
ストライカ−15が上方へ移動し、各支軸8の反転レバ
ー13を下段より順次上方に跳ね上げ、支軸8をスプリ
ング12の張力に逆らってラック2の外方へ回転させ、
支軸8に固定した支持レール10の先端屈曲部をガイド
板7の内側に没入させ、支持レール10によって支持し
ていた商品Mを下方の段部3へ落し込むようにする。
前記チェーン14の駆動機構としては、第6図に示す如
く、一方のチェーン14をモータ16によって駆動させ
、そのチェーン14の動力をベベルギア17を具えたド
ライブシャフト18によって、他方のチェーン14に伝
達し、両チェーン14を同期して矢印の方向に走行させ
る。
また、チェーン14にストライカ−15を固定するに当
っては、無端状に連繋した夫々のチェーン14の長さの
2等分位置に1個ずつ設ける。
次に定量切出しラックの作用を述べる。
まず、定量切出しラック2内に商品を収納保管するに当
っては、第2図で背面を示すごとく定量切出しラック2
の後方から各々の段部3内に対し、多数の商品を整列さ
せた状態で押込み挿入する。
また最上段の段部3に対してのみ後方から商品を送り込
み、下方の段部3については上方の段部3より商品を順
次落し込むようにしてもよい。
第3図は、ラック内の最下段の段部における商品Mが搬
送コンベヤ4に載置され、2段目の段部3aおよび第4
段目以上の段部における支持レールによって、それぞれ
商品Mが支持されており、また最下段より2段上の段部
3bにおける支持レール10b、10bは、ガイド板7
b、?b内に引き込まれている状態を示している。
すなわち第5図、第6図に示すようにラックの両側に設
けたチェノ14を1駆動させ、チェノ14に固定したス
トライカ−15によって、段部3aの支軸8aに設けた
レバー13aを下方から跳ね上げる。
すると、この支軸8aはラック2の外方へ向って回転し
、それに伴い支軸8aに固定した支持レール10aが外
方へ移動するので、支持レール10aの先端部は、ガイ
ド板7aの内側に没入する。
その結果、支持レール10aの先端で支えられていた段
部3a内のすべての商品Mは、支えを失って落下し搬送
コンベヤ4上に一列に整ダルた状態で載置されることに
なる。
一方、商品Mを搬送コンベヤ4上に落下させた結果空に
なった段部3aには、その上方の段部3bより商品を落
し込むことによって新たな商品を補充する。
即ち、チェーン14が上方に走行するに伴いこれに固定
したストライカ−15と段部3aの支軸8aに設けた反
転レバー13aとの係合が解除され、支軸8aがスプリ
ング12aの張力によって引戻されてラック2の内方に
向って回転して、支持レール10aの先端が再びガイド
板7aの間から突出し、段部3aの底部を閉塞し商品の
受入状態が完了する。
また、段部3aを通過したチェーン14のストライカ−
15は、上方の段部3bにおける支軸8bの反転レバー
13bを下方より跳ね上げ支軸8bを回転させることに
よって、段部3b内の支持レール′10bをガイド板7
b内に没入させ商品の支持状態を解除奄せ、段部3b内
の商品を一列に整夕Iルた状態で下段の段部3a内に落
し込むものである。
このようにして、チェーン14の走行に伴い空所となっ
た下方の段部に対しては上方の段部より順次商品が補充
され、ラック内の商品はすべて一段下側の段部内に送り
込まれる。
以上の通り、定量切出しラック2の段部3内に収納され
ていた商品は順次下方の段部へ落し込まれた後、ラック
の最下段に配設した搬送コンベヤ4によってラック内よ
り取り出された後、搬送コンベヤ4の端部に設けた計数
払出し機5によって、販売店等の注文に応じて一個ずつ
出庫コンベヤ1上に送り出されるものである。
〔注文品品揃え機〕
次に第2番目の発明である注文品品揃え機について説明
する。
注文品品揃え機は、上記定量切出しラック2を横方向に
複数台並置し、各ラックの最下段にアキュームレーティ
ング機能を有する搬送コンベヤ4を配設し、その先端に
計数払出し機5を附設し、しかも計数払出し機の前方に
は各ラック2から搬出される商品を注文に応じた配列状
態で搬出する出庫コンベヤ1を設けてなるものである。
アキュームレーティング機能を有する搬送コンベヤ4と
は、後述するごとく荷受台21上の商品を払出したのち
、搬送コンベヤ上の後続する商品を一個だけ荷受台に送
り込み、次の出庫指令に対し待機状態としうるものであ
れば如何なる形式のものでもよい。
第1図〜第9図に基づいて上記計数払出し機5を具体的
に説明する。
この計数払出し機5は搬出される最先の商品Mを停止さ
せて後続の商品を待機させる荷受台21と、荷受台21
を回転させて商品を一個ずつ払出す移送台24と、出庫
信号によって移送台24を回転駆動させる駆動装置52
と、移送台24によって払出される商品をカウントする
計数器51とを主要部分としている(但し駆動装置52
、計数器51については第1図参照)3第7図に示すよ
うに床上に固定した支持フレーム19には搬送コンベヤ
4から出庫コンベヤ1に商品を送り込むためのガイドレ
ール20を取付けるものであって、このガイドレール2
0は複数本のレールを商品の走行方向に沿って櫛歯状に
配列させている。
このガイドレール20における商品の進入部は、これを
搬送コンベヤ4の移送面と同一平面に設定することによ
って荷受台21とすると共に、この荷受台21の端部に
は搬送コンベヤ4によって移送されて来た商品を荷受台
21上に停止させるためのストッパ一部22を形成する
また、ガイドレール20における商品の送出側には、出
庫コンベヤ1上に延びる傾斜部23を形成する。
一方、前記支持フレーム19上には、荷受台21上から
出庫コンベヤ1上へ商品を一個ずつ送り出すための移送
台24を回転自在に取付ける。
支持フレーム19上には軸受を介して移送台24の駆動
軸25を設けると共に、この駆動軸25の両端には移送
台24の支持アーム26を固定し、この支持アーム26
の先端に設けた軸受27内に移送台24の支軸28を回
動自在に取付ける(第8図、第9図)。
移送台24としては、一例として、逆台形状の金属板の
先端を内側に屈曲させ、左右の移送台24の先端屈曲部
によって商品Mの底面両側部を支持するようにしたもの
が採用される。
また、移送台24を固定した支軸28には、移送台24
と並列にギア29を固定すると共に、駆動軸25にもギ
ア29と同数の歯を具えたギア30を固定し、更にこれ
らギア29.30の間にチェーン31を装架する。
支持フレーム19上には、搬送コンベヤ4の端部からガ
イドレール20の荷受台21上にまで商品を押出すため
の送りローラ32を取付ける。
支持フレーム19における荷受台21の直下の部分に軸
受33を配設し、この軸受33に一対の送りローラ32
を固定した支軸34を回動自在に装架すると共に、一対
の送りローラ32の間には駆動ギア35を取付け、この
駆動ギア35をチェーン36及びギア37等を介して搬
送コンベヤ4の駆動シャフト38に連結し、搬送コンベ
ヤ4の走行に伴って送りローラ32を、駆動させる。
一方、前記移送台24或いは送りローラ32等の上方に
は、移送台24による商品の払出し時において、商品が
遠心力によって機外へ投げ出されるのを防止するための
ガイドカバー39を配設するものであって、このガイド
カバー39は、搬送コンベヤ4の側部フレーム40に堅
設した支持枠41に固定されている。
また、この支持枠41には、前記移送台24の駆動装置
52を装架するものであり、支持枠41上に固定したモ
ータ42の駆動力を、クラッチブレーキユニット43、
チェーン44等を介して、移送台24の駆動軸25の端
部に固定したギア45に伝達し得るようにする。
進んで、注文品品揃え機の作用について説明する。
ここで、各ラック2は長手方向に50個の商品を並べて
10段重ねとしたものとし、これを複数台(第2図では
4台)横置し、ラックごとに品種を異にする商品MA2
MB2MC・・・・・・を収納したものとする。
しかして販売店等から商品MA50個、商品MB50個
、商品MC20個の注文を受けたとすると、1台目およ
び2台目のラックについては、最下段の商品MA、MB
を全部払出し、3台目のラックについては最下段の列の
うち最先より20個の商品MCを順次払出すことにより
、注文に応じた商品を揃えて出庫コンベヤ1に送り出す
ものである。
各ラックと計数払出し機の動作について述べると、定量
切出しラック2の段部3内の商品は、搬送コンベヤ4上
に落し込まれると、搬送コンベヤ4の走行に従って定量
切出しラック2の下方より取出されて、出庫コンベヤ1
側へ移送する。
搬送コンベヤ4の先端部に到達した商品Mは、送りロー
ラ32によって搬送コンベヤ4の端部からガイドレール
20の荷受台21上へ移送され、荷受台21の端部に形
成されたストッパ一部22によって荷受台21上に停止
する。
このようにして、荷受台21上に待機している商品は、
販売店等の注文に応じてなされる出庫指令に従って作動
する商品移送台24によって、荷受台21上から一個ず
つ出庫コンベヤ1上へ送り出される。
即ち、通常は、荷受台21の下側で待機している移送台
24は、商品の出庫指令があると、駆動軸25を中心と
して回転を開始し、荷受台21の上方へ向って上昇し、
その先端屈曲部によって商品Mを下側から支持して、荷
受台21から持ち上げる。
この際、移送台24の支軸28が、駆動軸25との間に
装架したチェーン31によって、駆動軸25の回転に伴
って駆動軸25と等速で同一方向に回転するため、移送
台24の回転に従って支持アーム26が傾斜するにも拘
わらず、当初水平状態に設定された移送台24の上面は
常に水平に保持され、移送台24上に支持した商品も傾
斜したり反転したりすることがない。
而して、移送台24が更に回転を続けると、商品Mはガ
イドレール20のストッパ一部22を越えて出庫コンベ
ヤ1側へ送られ、次いで移送台24がガイドレール20
の傾斜部23の下方に移動すると、光電式カウンタのご
とき計数器51(第1図参照)によってカウントされる
商品は移送台24から′ガイドレール20上に移され、
その傾斜部23に沿って出庫コンベヤ1上に滑り落ちる
ものである。
このようにして、移送台24が一回転するごとに、荷受
台21上に待機している商品Mは一個ずつ出庫コンベヤ
1上に送り出されるものであるが、一方、荷受台21上
に商品Mが無くなると、アキュームレーティング機能を
有する搬送コンベヤ4上から次の商品Mが荷受台21上
に送り込まれ、次の出庫指令に対する待機状態となるも
のである。
上記のように、各ラック2並びに計数払出し機5を作動
させることにより、前述のように所定数の注文品を揃え
た状態で出庫させることができる。
なお、上記搬送コンベヤ4を正逆転可能なものとし、正
転時には正常な払出しを行なうが、逆転させた場合には
、コンベヤ4上の商品は先端の計数払出し機5を経由す
ることなく、コンベヤの後端から連続的に送り出すこと
ができる。
また、このようにするとラック2の補修時や収納した商
品の入れ換え時において、ユニット内の商品を迅速に取
り出すことが可能であり、その結果、補修作業や商品の
入れ換え作業に費やす時間を短縮することができ、これ
らの作業時に他のラックや出庫コンベヤ1等に与える影
響を少なくすることができる。
〔計数払出し機の他の実施例〕
本発明の注文品品揃え機における計数払出し機としては
第7〜9図に示すものに限定されるものではなく、第1
0〜11図に示す如き構成のものも採用し得る。
即ち、第10〜11図に示すこの計数払出し機5は、搬
送コンベヤ4の端部に設けた荷受台21上から出庫コン
ベヤ1上へ商品Mを送り出す移送台24として、櫛歯状
のレール24′を用いたものであって、支持フレーム1
9上に固定した駆動軸25に、複数本のレール24′を
商品の走行方向と平行に且つ商品のガイドレール20の
間に入り込むような位置に固定し、との櫛歯状レール2
4′より成る移送台24を商品の出庫指令に応じて回転
させることにより、商品Mを荷受台21上からストッパ
一部22を越えて出庫コンベヤ1上へ送り出すものであ
る。
なお、この実施例の計数払出し機は、第7〜9図のもの
に比較すると、移送台24の駆動装置が単純となり、ま
た駆動軸25の1回転に対し2個の商品を出庫コンベヤ
1上へ送り出すことができる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明における定量切出しラックは、ラッ
ク本体の左右側壁より内方に向は逆り字形に突出する一
対のガイド板を設けてラック内部に商品を収納する多数
の段部を形成し、前記ガイド板と側壁とで囲まれた位置
の長手方向に横架した支軸には前記ガイド板の下端より
段部内に突出して商品を支持する左右一対の支持レール
を揺動自在に取付けるとともに、チェーンの走行路中に
張出した反転レバーを設ける一方、チェーンには前記反
転レバーに当接して各段の支持レールを順次ガイド板肉
に引込ませるストライカ−を設け、各段部内に収納保管
しておいた商品を、順次下段の段部内へ落し込みこれを
搬送コンベヤによって取り出すようにしたものであるか
ら、ラック内に収納した商品の出庫作業を入手を全く煩
すことなく、すべて機械化することができる。
特に、ラックの両側に設けたチェーンを駆動させるだけ
で、段部内から搬送コンベヤ上に商品が整列状態で一挙
に補充され、連続して商品の出庫作業を行うことのでき
る効果がある。
また、本発明では上記定量切出しラックの複数台と計数
払出し機と、出庫コンベヤとを組合せて注文品品揃え機
を構成させたものであって、定量切出しラックの段部3
内に収納した商品を搬送コンベヤを介して一個ずつ出庫
コンベヤ上へ送り出すことが可能となる。
従って、本発明によれば、計数払出し機に適当数の出庫
指令を与えれば、それに応じた数量の商品がラック内か
ら自動的に出庫コンベヤ上に取り出されるから、販売店
等の注文に応じた数量の商品を人手を用いることなく迅
速に取り揃えることができる。
また、これを配送センター或いは倉庫等に設置して、多
種類の商品の中から特定の商品を所定数量だけ選別し取
り出す場合には、この定量切出しラック及び計数払出し
機の組合せを一単位とし、出庫コンベヤに沿って配設し
た各定量切出しラックごとに異った品種の計数払出し機
のみをその注文数量に応じて作動させれば、所望の品種
が注文量ずつ出庫コンベヤ上に集荷されるので、商品の
選別作業と出庫作業とを、全く作業員を必要とすること
なくすべて機械化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明定量切出しラックおよびそのラックを用
いた注文品品揃え機の側面図、第2図は同上背面図、第
3図は第1図a −a線の断面図、第4図は同上b−b
線の断面図、第5図は同上C−C線の断面図、第6図は
定量切出しラックに附設したチェーン駆動部の配置図、
第7図は注文品品揃え機における計数払出し機の一実施
例を示す側面図、第8図は同上平面図、第9図は第8図
d−d線の正面図、第10図は計数払出し機の他の実施
例を示す側面図、第11図は同上平面図である。 1:出庫コンベヤ、2:定量切出しラック、3:段部、
4:搬送コンベヤ、5:計数払出し機、6:側壁、7:
ガイド板、8:支軸、9:支持アーム、10:支持レー
ル、11:復帰レバー、12ニスプリング、13:反転
レバー、14:チェーン、15ニストライカー、19:
支持フレーム、20ニガイドレール、21:荷受台、2
2:ストッパ一部、23:傾斜部、24:移送台、25
:駆動軸、42:モータ、43:クラッチブレーキユニ
ット、44:チェーン、45:ギア、51:駆動装置、
52:計数器、M:商品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラック本体の左右側壁6,6より内方に向は逆り字
    形に突出する一対のガイド板7,7を設けてラック内部
    に商品を収納する多数の段部3・・・を形成し、左右側
    壁6,6に沿う上下方向に一対のチェーン14,14を
    走行させ、前記ガイド板1゜7と側壁6,6とで囲まれ
    た位置の長手方向に支軸8,8を横架し、該支軸8,8
    には前記ガイド板7,7の下端より段部3内に突出して
    商品Mを支持する左右一対の支持レール10,10を揺
    動自在に取付けるとともに、チェーン14,14の走行
    路中に張出した反転レバー13を設ける一方、チェーン
    14.14には前記反転レバー13,13に当接して各
    段の支持レール10,10を順次ガイド板7,7に引込
    ませるストライカ−15を設け、しかもラック最下段に
    は商品Mを搬出する搬送コンベヤ4を配設したことを特
    徴とする定量切出しラック。 2 ランク本体の左右側壁6,6より内方に向は逆り字
    形で突出する一対のガイド板7,7を設けてラック内部
    に商品を収納する多数の段部3・・・を形成し、左右側
    壁6,6に沿う上下方向に一対のチェーン14,14を
    走行させ、前記ガイド板1゜7と側壁6,6とで囲まれ
    た位置の長手方向に支軸8,8を横架し、該支軸8,8
    には前記ガイド板7,7の下端より段部3内に突出して
    商品Mを支持する左右一対の支持レール10,10を揺
    動自在に取付けるとともに、チェーン14,14の走行
    路中に張出した反転レバー13.13に当接して各段の
    支持レール10.10を順次ガイド板7.7内に引込ま
    せるストライカ−15を設け、ラック最下段にはアキュ
    ームレーティング機能を有する搬送コンベヤ4を配設し
    て定量切出しラック2を構成させ; 前記定量切出しラック2を横方向に複数台並置し、各ラ
    ックの搬送コンベヤ4・・・の先端には、搬出される最
    先の商品Mを停止させて後続の商品を待機させる荷受台
    21と、荷受台21を回転させて商品Mを1個ずつ払出
    す移送台24と、出庫信号によって移送台24を回転駆
    動させる駆動装置52と、移送台24によって払出され
    る商品Mをカウントする計数器51とを備えた計数払出
    、し機5を設け: 前記計数払出し機5の前方には各ラック2・・・から搬
    出される商品Mを注文に応じた配列状態で搬出する出庫
    コンベヤ1を配設したことを特徴とする注文品品揃え機
JP1486475A 1975-02-06 1975-02-06 定量切出しラック並びにそのラックを用いた注文品品揃え機 Expired JPS593367B2 (ja)

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