JPS593329B2 - ポリエステルバンドによる梱包方法 - Google Patents

ポリエステルバンドによる梱包方法

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JPS593329B2
JPS593329B2 JP9838579A JP9838579A JPS593329B2 JP S593329 B2 JPS593329 B2 JP S593329B2 JP 9838579 A JP9838579 A JP 9838579A JP 9838579 A JP9838579 A JP 9838579A JP S593329 B2 JPS593329 B2 JP S593329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
band
polyester
bands
melting
Prior art date
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Expired
Application number
JP9838579A
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English (en)
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JPS5623414A (en
Inventor
義詔 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiro Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nichiro Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nichiro Kogyo Co Ltd filed Critical Nichiro Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、梱包物に熱可塑性プラスチックバンドを掛け
てその両端部を重合して溶着してこれを梱包するに当つ
て、とくに、ポリエステルバンドを使用してその梱包を
なさんとするポリエステルバンドによる梱包方法に関す
るものである。
従来梱包物の梱包に当つて使用される熱可塑性プラスチ
ックパッドは、殆んど、ポリプロピレンバンドに限られ
ている。ところがこのポリプロピレンバンドは、梱包の
5 生命である引張強度が比較的弱く、さらに強固な梱
包が要求されている現状として最早や不適格なものとな
つている。
これに対しポリエステルバンドは非常にその引張強度が
高い。
10すなわちポリプロピレンの引張強度は3.5kg/
一であるに対しポリエステルは4.2〜8.4kg/一
であつて略2倍以上の強度を有している。
本発明はこの従来余り使用されなかつたポリエステルバ
ンドを使用ししかもこれを熱溶着の手段15で簡単に溶
着してその目的を達成せんとするものである。従来のポ
リプロピレンバンドの溶着は次のようにして行われてい
る。
すなわち同バンドの溶融点は約175℃である20ので
これを溶融するに約270℃に加熱されたヒーターを使
用しこれを約0.05秒間バンドに当ててその面を溶融
している。
本発明のポリエステルバンドの溶着にはヒーター温度を
約400℃〜700℃の高温のものとし、25溶融時間
は約0.01秒〜0.04秒の短時間でなすものであり
、これによつて同バンドに熱劣化を起すことなく完全に
強活れ溶着が行われることを発見したものである。
そして前記のヒーター温度400℃〜700℃、30溶
融時間0.01秒〜0.04秒は実際には温度約500
℃溶融時間は約0.02秒位が適当であつてこれが使用
される。
その理由を説明する。
ポリエステルの溶融点は約255℃であるので35これ
を溶融するヒーターの温度は通常考えれば約400℃位
で充分である。
そこでこの400℃に加熱されたヒーターで、ポリプロ
ピレンバンドにおけるように、ポリエステルバンドを0
.05秒間溶融して接着しても一応の溶着はできる。
しかしこの場合には次のような難点がある。
ポリエステルは熱劣化性が大であつて400℃という高
温を0,05秒間これに当てるとこれが冷却後硬化して
その強度が落ち、溶着強度が60%も出なくなり充分梱
包の目的を達することができないし、またバンドの溶着
部分以外にも熱が伝わつてこの部分が冷却後硬化してこ
の緊張したバンドに縦割りが生ずるなどの恐れがある。
さらに、ヒーターには溶融したポリエステルが付着し、
これが繰返し操作の間に順次大きくなり遂にはヒーター
として使用不可能となる。
このためにはヒーターを2個用いて交互に使用しその間
に溶着したポリエステルを拭い去ることも考えられるが
、梱包のための最も重要なこの加熱部の機構が複雑とな
つて適当でない。本発明方法ではポリエステル樹脂の溶
融温度255℃よりはるかに高くまた通常その溶融のた
めに考えられる400℃よりも高い500℃という高温
を用い、そして溶融時間は通常考えられる0.05秒の
約半分の0.02秒という短時間で溶着するので、その
高温による影響はポリエステル樹脂の溶融部に限られて
他の部分に波及せず、熱劣化性の高いポリエステルバン
ドでもその接着強度は70〜80%にも及ぶことが確認
された。
またヒーターに溶着する樹脂も、短時間の溶融であるの
で極めて少量であり、次回の溶融操作までにヒーター熱
によりその高温で完全に燃焼し去り、その繰返えし操作
のサイクルに何等の支障を来たすことがない。すなわち
ポリエステルバンドの溶着に当つては溶着する表面丈け
を短時間に溶融しその熱が他の部分にできる丈け加わら
ないようにする必要があるが、本発明方法はこの理に適
つたものである。
次に本発明方法を実施する装置の1実施例を図面につい
て説明する。ポリエステルバンドBは、ライトグリツパ
一1と出没自在のセンターガイド2を通して送られ、ス
ライドテーブル3の上方に載置された梱包物を周回し、
その端部はライトグリツパ一1とスライドテーブル3と
の間で把持し、他端は引戻されてバンドBをもつて梱包
物を緊締しその引締端はレフトグリツパ一4とスライド
テーブル3との間で把持する。
5はヒーターであつて上下バンド端間に挿入された上外
方に設けた軸を中心として上下に回動することにより上
部のバンド端内面と下部のバンド端内面とをそれぞれ溶
融し、溶融が終ればその間より直ちに外方に退避する。
6はコンプレツシヨンヘツドであつてその上昇によりカ
ツター7でバンドの引戻し側を切断の上同ヘツドにより
溶融の終つた上下バンドを圧着して接合する。
ヒーター5は約500℃に加熱されるものであるので、
これは従来のこの種梱包機に使用されている間接式ヒー
ター、すなわち銅板にニクロム線を巻いたものではその
耐久性に問題があるので直接式ヒーターすなわちヒータ
ープレートそのものを発熱体とするものを使用する。
図面において8はヒーター5のリード線、9は熱電対で
ある。
そしてこのヒーター5はバンドを溶かす時のみ発熱させ
る所謂インパルス方式ではなく、常時通電方式のものと
し機械のサイクルとは無関係に常に高温を保持せしめる
これによつて前記せるバンド溶融の目的を達することが
できる。
本発明方法はこのようにポリエステルバンドの溶融が、
熱劣化性を有するポリエステルであるに拘わらず可能と
なり、ポリエステルバンドの有する高い抗張力を利用し
て強固な梱包物の梱包が可能となり、帯鉄の梱包力にも
匹敵する梱包をしかも極めて容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の要部縦断側面図、
第2図は要部の斜視図である。 B・・・・・・ポリエステルバンド、5・・・・・・ヒ
ーター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 梱包物をバンドをもつて周回せしめ、その両端の相
    対応する内面をヒーターをもつて溶融した上両者を圧着
    してその溶着を行うに当つて、ヒーターは常時通電方式
    のものを使用し、このヒーターを上下バンド端間に挿入
    した上、その間において上昇あるいは下降せしめて上下
    バンド内面を、それぞれ、溶融し、そしてバンドはポリ
    エステルバンドを用いてヒーターによる溶融温度は極め
    て高温の約400℃〜700℃となしその溶融時間は極
    めて短時間の約0.01秒〜0.04秒となし、かつバ
    ンド溶融後はヒーターをバンド面から離してその間より
    直ちに退避させるポリエステルバンドによる梱包方法。
JP9838579A 1979-08-01 1979-08-01 ポリエステルバンドによる梱包方法 Expired JPS593329B2 (ja)

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JPS5623414A JPS5623414A (en) 1981-03-05
JPS593329B2 true JPS593329B2 (ja) 1984-01-24

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DE3604002A1 (de) * 1986-02-08 1987-08-13 Reifenhaeuser Masch Verfahren zur herstellung von verpackungsbaendern

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JPS5623414A (en) 1981-03-05

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