JPS5933108B2 - 化粧板 - Google Patents
化粧板Info
- Publication number
- JPS5933108B2 JPS5933108B2 JP53031960A JP3196078A JPS5933108B2 JP S5933108 B2 JPS5933108 B2 JP S5933108B2 JP 53031960 A JP53031960 A JP 53031960A JP 3196078 A JP3196078 A JP 3196078A JP S5933108 B2 JPS5933108 B2 JP S5933108B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative board
- decorative
- crosspiece
- wood
- base material
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧板に関し、特にその木口のコーナーに一次
曲面を形成し、木口の長手方向に二次曲面を形成した化
粧板に関するものである。
曲面を形成し、木口の長手方向に二次曲面を形成した化
粧板に関するものである。
ラック等を構成する場合、第1図に示すように木板1の
木口のコーナーに一次曲面Aを形成し、木口の長手方向
に二次曲面Bを形成したい場合がある。
木口のコーナーに一次曲面Aを形成し、木口の長手方向
に二次曲面Bを形成したい場合がある。
このような形状の木板をいわゆる化粧板で構成するため
に、従来次のような方法が採用されていた。
に、従来次のような方法が採用されていた。
(1) リアルウッド厚手単板を貼り付ける方法これは
第2図に示すようにパーティクルボード等の基板2の表
面に塩化ビニルシート等の化粧シート3を貼り付け、そ
の木口4に厚手の単板5を貼り付け、この単板5に一次
曲面Aと2次曲面Bを形成した後、単板5の表面に塗装
を施すようにしたものである。
第2図に示すようにパーティクルボード等の基板2の表
面に塩化ビニルシート等の化粧シート3を貼り付け、そ
の木口4に厚手の単板5を貼り付け、この単板5に一次
曲面Aと2次曲面Bを形成した後、単板5の表面に塗装
を施すようにしたものである。
ところがこの場合には、化粧シート3の方は量産加工に
よつて均一な模様や色調が得られるのに対し、単板5の
塗装の方は作業の都度模様や色調が異なるため、両者の
突き合わせ部分が不自然になり易く、そのため塗装作業
に熟練を要し、作業時間も長くなるなどの理由から量産
化が図りにくいという問題がある。
よつて均一な模様や色調が得られるのに対し、単板5の
塗装の方は作業の都度模様や色調が異なるため、両者の
突き合わせ部分が不自然になり易く、そのため塗装作業
に熟練を要し、作業時間も長くなるなどの理由から量産
化が図りにくいという問題がある。
(2)樹脂製の木工サッシを取付ける方法これは第3図
に示すように基板’2の表面に化粧シート3を貼り付け
、その支口4の中央に溝6を設け、予め一次曲面Aと二
次曲面Bを形成した樹脂製の木ロサツシ7の取付脚7a
を溝6内に圧入するようにしたものである。
に示すように基板’2の表面に化粧シート3を貼り付け
、その支口4の中央に溝6を設け、予め一次曲面Aと二
次曲面Bを形成した樹脂製の木ロサツシ7の取付脚7a
を溝6内に圧入するようにしたものである。
ところが、この場合も、化粧シート3とサツシ7とは材
質が異なるため、突き合わせ部分が不自然になり易いと
いう問題がある。
質が異なるため、突き合わせ部分が不自然になり易いと
いう問題がある。
しかし樹脂製のサツシは成形時の収縮等により寸法の安
定性が悪いため、化粧シート3の表面と木ロサツシ7の
表面の間に段差が生じ易いという問題がある。本発明は
このような従来の問題を解決するようにした化粧板を提
供するものである。
定性が悪いため、化粧シート3の表面と木ロサツシ7の
表面の間に段差が生じ易いという問題がある。本発明は
このような従来の問題を解決するようにした化粧板を提
供するものである。
以下本発明の一実施例について第4図以下の図面ととも
に説明する。
に説明する。
図において、8はパーテイクルボード等の基板であり、
この基板8の木口8aは長手方向に彎曲されるとともに
その中央部には柄8bが形成されている。
この基板8の木口8aは長手方向に彎曲されるとともに
その中央部には柄8bが形成されている。
また基板8の表面には塩化ビニルシート等の化粧シート
9が貼り付けられている。そしてこの基板8と化粧シー
ト9とで化粧板本体10が構成されている。一方11は
木口桟であり、基板8の木口幅より広い基材12と、こ
の基材12の表面に貼り付けられた化粧シート13とで
構成されている。
9が貼り付けられている。そしてこの基板8と化粧シー
ト9とで化粧板本体10が構成されている。一方11は
木口桟であり、基板8の木口幅より広い基材12と、こ
の基材12の表面に貼り付けられた化粧シート13とで
構成されている。
この木口機11は第7図a−cのような手順で構成され
る。まず第7図aに示すように基材12の表面に、化粧
板本体10に用いた化粧シート9と同一の化粧シート1
3を貼り付ける。
る。まず第7図aに示すように基材12の表面に、化粧
板本体10に用いた化粧シート9と同一の化粧シート1
3を貼り付ける。
次に、第7図bに示すように基材12の裏面に、芯材1
2cとその両端に沿つて凹凸12aを形成し、この凹凸
12aを中心にして基材12の両側を矢印の方向に折り
曲げる。
2cとその両端に沿つて凹凸12aを形成し、この凹凸
12aを中心にして基材12の両側を矢印の方向に折り
曲げる。
このとき、凹凸12aの膨張力と化粧シート13の圧縮
力により、コーナーに滑らかな一次曲面Aが形成される
。最後に第7図cの状態で基材12の折曲部12b,1
2bと芯材12cの両側とを接着剤で接合する。
力により、コーナーに滑らかな一次曲面Aが形成される
。最後に第7図cの状態で基材12の折曲部12b,1
2bと芯材12cの両側とを接着剤で接合する。
以上のような手順で構成された木口桟11を第5図に示
すように2つの折曲部12b,12bで柄8bを挟み込
むようにして化粧板本体10の木口8aに沿わせ、両者
間に接着剤を塗布しし8図に示すような治具15により
締付ける。
すように2つの折曲部12b,12bで柄8bを挟み込
むようにして化粧板本体10の木口8aに沿わせ、両者
間に接着剤を塗布しし8図に示すような治具15により
締付ける。
すなわち治具15は二次曲面Bに相当する彎曲凹部16
aを有す金属プレート16と、1アシリンダ17と、こ
のエアシリンダ17によつて押しつけられを押圧板18
とからなり、金属プレート16と押圧板18の間に化粧
板本体10と木口桟11とを挿入した後、1アシリンダ
17で押圧板18を1駆動し、木口桟11を金属プレー
ト16の彎曲凹部16aに一定時間押しつける。その結
果、木口桟11は化粧板本体10の木印こ倣つて貼り付
けられ、所定の二次曲面Bが形成される。なお、上記加
工に際しては、木口桟11の奥行(第7図COl)が大
きくなる程二次曲面を大きくしなければならないが、一
般的には6〜8mn程度が限度であり、それ以上になる
と基板8の木口8aの彎曲に沿つて安定に貼り付けるこ
とが困難になる。
aを有す金属プレート16と、1アシリンダ17と、こ
のエアシリンダ17によつて押しつけられを押圧板18
とからなり、金属プレート16と押圧板18の間に化粧
板本体10と木口桟11とを挿入した後、1アシリンダ
17で押圧板18を1駆動し、木口桟11を金属プレー
ト16の彎曲凹部16aに一定時間押しつける。その結
果、木口桟11は化粧板本体10の木印こ倣つて貼り付
けられ、所定の二次曲面Bが形成される。なお、上記加
工に際しては、木口桟11の奥行(第7図COl)が大
きくなる程二次曲面を大きくしなければならないが、一
般的には6〜8mn程度が限度であり、それ以上になる
と基板8の木口8aの彎曲に沿つて安定に貼り付けるこ
とが困難になる。
また折曲部12b,12bの先端が内側へ撓み易くなり
、その結果化粧板本体10の化粧シート9との突き合わ
せ面に段差が生じるという問題も発生し易くなる。第8
図のようにして加工を行う際に、金属プレート16をヒ
ータにより加熱し、接着剤の固化を促進するようにすれ
ば、貼り付け作業をより能率よく行うことができる。
、その結果化粧板本体10の化粧シート9との突き合わ
せ面に段差が生じるという問題も発生し易くなる。第8
図のようにして加工を行う際に、金属プレート16をヒ
ータにより加熱し、接着剤の固化を促進するようにすれ
ば、貼り付け作業をより能率よく行うことができる。
また、基板8の表面に設けた化粧シート9と木口桟11
の化粧シート13とを面一にするためには、第9図に示
すように桔8bの幅を芯材12cの幅より若干小さくし
、柄8bの上端から化粧シート9までの距離と木口桟の
基材の厚さとを等しくしておき、貼り付けに際して木口
桟11を下方へ偏移させ、段差を化粧板本体10の裏側
へ逃がすようにすればよい。
の化粧シート13とを面一にするためには、第9図に示
すように桔8bの幅を芯材12cの幅より若干小さくし
、柄8bの上端から化粧シート9までの距離と木口桟の
基材の厚さとを等しくしておき、貼り付けに際して木口
桟11を下方へ偏移させ、段差を化粧板本体10の裏側
へ逃がすようにすればよい。
以上のように本発明は、木口機を一次曲面を有する化粧
板で構成し、これを化粧板本体の木口に貼り付けること
によつて、この木口の彎曲に倣つた二次曲を形成するよ
うにしたものであるから、化粧板本体の表面と木口桟の
表面とが化粧シート同志で突き合わされることになり、
したがって従来のように色調や模様が揃わず異和感をも
たらすという問題を完全に解決することができる。
板で構成し、これを化粧板本体の木口に貼り付けること
によつて、この木口の彎曲に倣つた二次曲を形成するよ
うにしたものであるから、化粧板本体の表面と木口桟の
表面とが化粧シート同志で突き合わされることになり、
したがって従来のように色調や模様が揃わず異和感をも
たらすという問題を完全に解決することができる。
また樹脂製のサツシを用いた場合のような収縮による段
差の発生もみられず、全体としてきわめて美しい化粧板
を構成することができる。特に実施例のように木口に柄
を設けるようにすれば、木口と木口桟とのずれを防止し
て美しい化粧板にすることができる。
差の発生もみられず、全体としてきわめて美しい化粧板
を構成することができる。特に実施例のように木口に柄
を設けるようにすれば、木口と木口桟とのずれを防止し
て美しい化粧板にすることができる。
第1図は一般的な木板を示す斜視図、第2図、第3図は
従来の化粧板を示す断面図、第4図、第5図は本発明の
一実施例を示す斜視図および断面図、第6図は同実施例
の化粧板本体を示す斜視図第7図a−cは木口桟の製作
手順を示す断面図、第8図は接着剤の治具を示す斜視図
、第9図は本発明の他の実施例を示す断面図である。 8’゜゜゜・゜基板、8a・・・・・・木口、8b・・
・・・・相、9・・・・・・化粧シート、10・・・・
・・化粧板本体、11・・・・・・本口桟、12・・・
・・・基材、12b・・・・・・折曲部、12c・・・
・・・芯材、13・・・・・・化粧シート、15・・・
・・・治具、16・・・・・・金属プレート、1 ?・
・・・・・エアシリンダ、18・・・・・・押圧板、A
・・・・・・一次曲面、B・・・・・・二次曲面。
従来の化粧板を示す断面図、第4図、第5図は本発明の
一実施例を示す斜視図および断面図、第6図は同実施例
の化粧板本体を示す斜視図第7図a−cは木口桟の製作
手順を示す断面図、第8図は接着剤の治具を示す斜視図
、第9図は本発明の他の実施例を示す断面図である。 8’゜゜゜・゜基板、8a・・・・・・木口、8b・・
・・・・相、9・・・・・・化粧シート、10・・・・
・・化粧板本体、11・・・・・・本口桟、12・・・
・・・基材、12b・・・・・・折曲部、12c・・・
・・・芯材、13・・・・・・化粧シート、15・・・
・・・治具、16・・・・・・金属プレート、1 ?・
・・・・・エアシリンダ、18・・・・・・押圧板、A
・・・・・・一次曲面、B・・・・・・二次曲面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表面に化粧シートを貼り付け、木口を長手方向に彎
曲させた化粧板本体と、この化粧板本体の木口に貼り付
けられる木口桟とを有し、上記木口桟は、上記化粧板本
体の木口幅より広い基材と、この基材の表面に貼り付け
られた化粧シートと、この基材の裏面に設けられた上記
化粧板本体の木口幅より狭い芯材とからなり、上記木口
桟を構成する基材の両側を上記芯材の両側に向けて折曲
することによりそのコーナーに一次曲面を形成し、この
木口桟を上記化粧板本体の木口の彎曲面に倣つて貼り付
けることにより二次曲面を形成するようにした化粧板。 2 特許請求の範囲第1項の記載の化粧板において、化
粧板本体の木口にその木口幅より狭い柄を形成し、一方
木口桟を構成する基材の折曲部を芯材の後方まで突出さ
せ、上記基材の折曲部で上記柄を挾み込むようにして上
記木口桟を上記化粧板本体の木口に貼り付けるようにし
たことを特徴とする化粧板。 3 特許請求の範囲第2項の記載において、化粧板本体
の柄の幅を木口桟の芯材の幅より狭くし木口桟の一方の
折曲部を柄の一方の側面に密着させることにより、木口
桟の一方の側面と化粧板本体の一方の表面とを面一にす
るようにしたことを特徴とする化粧板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53031960A JPS5933108B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53031960A JPS5933108B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124085A JPS54124085A (en) | 1979-09-26 |
JPS5933108B2 true JPS5933108B2 (ja) | 1984-08-13 |
Family
ID=12345516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53031960A Expired JPS5933108B2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933108B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0441237A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-12 | Eidai Co Ltd | 化粧板の製造方法 |
-
1978
- 1978-03-22 JP JP53031960A patent/JPS5933108B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124085A (en) | 1979-09-26 |
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