JPS5932495Y2 - 歯車の心出し治具 - Google Patents
歯車の心出し治具Info
- Publication number
- JPS5932495Y2 JPS5932495Y2 JP15144379U JP15144379U JPS5932495Y2 JP S5932495 Y2 JPS5932495 Y2 JP S5932495Y2 JP 15144379 U JP15144379 U JP 15144379U JP 15144379 U JP15144379 U JP 15144379U JP S5932495 Y2 JPS5932495 Y2 JP S5932495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- gear
- ball
- chuck
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Gear Processing (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、工作機械のチャックに取り付ける加工（例
えば、熱処理後の内径等を研磨する）用歯車を、歯面を
基準として心出しするのに用いる歯車の心出し治具に関
する。
えば、熱処理後の内径等を研磨する）用歯車を、歯面を
基準として心出しするのに用いる歯車の心出し治具に関
する。
従来の歯車の心出し治具１としては、例えば第１図に示
すようなものがある。
すようなものがある。
この心出し治具１は、第２図で示すように、歯車２をチ
ャック３に固定する除光づ歯車２の歯面に心出し治具１
のボール（またはローラ）４をあてがい、鋼製のボール
４の外周をチャック３の爪で押圧して固定する使い方を
する。
ャック３に固定する除光づ歯車２の歯面に心出し治具１
のボール（またはローラ）４をあてがい、鋼製のボール
４の外周をチャック３の爪で押圧して固定する使い方を
する。
上記において、治具１は、円環５とこの円環−側に取付
けた鋼線６に串差しした数個のボール（またはこのボー
ル数と対応する長さのローラ）４とで構成してあり、鋼
線６とこれに挿通しであるボール４の貫通孔との間およ
びボール４相互間は適当な隙間が設けてあって、ボール
又はローラ４の僅かな移動が許容できるようにしである
。
けた鋼線６に串差しした数個のボール（またはこのボー
ル数と対応する長さのローラ）４とで構成してあり、鋼
線６とこれに挿通しであるボール４の貫通孔との間およ
びボール４相互間は適当な隙間が設けてあって、ボール
又はローラ４の僅かな移動が許容できるようにしである
。
しかしながら、このような従来の治具構造では、ボール
（又はローラ）４に穴をあけて円環に取り付けた鋼線６
に串差し状に挿通する構造となっているため、小径のボ
ール（またはローラ）４に穴をあけるのは加工が甚だ困
難である。
（又はローラ）４に穴をあけて円環に取り付けた鋼線６
に串差し状に挿通する構造となっているため、小径のボ
ール（またはローラ）４に穴をあけるのは加工が甚だ困
難である。
この考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、次にこの考案の治具を第３〜５図で示す一実
施例について説明する。
たもので、次にこの考案の治具を第３〜５図で示す一実
施例について説明する。
この考案による歯車の心出し治具１０は、第３図の場合
は加工用歯車とほぼ雄雌関係の内歯車状をなしていて、
チャックの爪部の位置となる歯形１１部分に第４図で詳
記するように鋼製のボール（またはローラでも可）１２
が適数内包的に埋設してあり、治具１０本体は、適宜な
軟質あるいは弾力をもつ弾性材１０ａで成形しである。
は加工用歯車とほぼ雄雌関係の内歯車状をなしていて、
チャックの爪部の位置となる歯形１１部分に第４図で詳
記するように鋼製のボール（またはローラでも可）１２
が適数内包的に埋設してあり、治具１０本体は、適宜な
軟質あるいは弾力をもつ弾性材１０ａで成形しである。
上記において、ボール１２の内包は、正面からは第５図
で示すように、加工用歯車のピッチ円付近において該歯
車の歯面画成と接する接点ａ、ｂとチャックの爪と接す
る接点Ｃとが前記歯形１１部分にそれぞれ配設的に設け
である。
で示すように、加工用歯車のピッチ円付近において該歯
車の歯面画成と接する接点ａ、ｂとチャックの爪と接す
る接点Ｃとが前記歯形１１部分にそれぞれ配設的に設け
である。
ボール１２の上記内包は、図示では三方締めのチャック
を対象に図示したが、これは、使用するチャックが四方
締めのものであれば、当然に弾性材で内包・保持された
ボールも、この四方締めの爪部に配置される。
を対象に図示したが、これは、使用するチャックが四方
締めのものであれば、当然に弾性材で内包・保持された
ボールも、この四方締めの爪部に配置される。
なお、前記治具１０の構成は、例えば第６図で示す形態
であってもよい。
であってもよい。
一方、この心出し治具１０は、加工用歯車との対応にお
いて、治具１０と加工用歯車とが相互に軸方向へ移動し
てしまうのを防止するためには、第７図で一部示すよう
に治具１０の一側にストッパー１３を設けてもよい。
いて、治具１０と加工用歯車とが相互に軸方向へ移動し
てしまうのを防止するためには、第７図で一部示すよう
に治具１０の一側にストッパー１３を設けてもよい。
第８図は他の実施例を示し、この実施例は、工作機械側
のチャックの爪に、ボール（またはローラ）１２を弾性
材１０ａを介して直接取り付けた場合である。
のチャックの爪に、ボール（またはローラ）１２を弾性
材１０ａを介して直接取り付けた場合である。
この場合は、治具の取り扱いが、より簡便となる。
次に、心出し治具１０を製作する一例を説明すれば、対
象となる歯車のマスター歯車（正しい寸法に作られたも
の）を作り、その歯面に鋼製のボールまたはローラ１２
を当接せしめ、接点Ｃ位置を内径とする円筒型を定盤上
に置き、この円筒型内で対象歯車およびチャックとの対
応位置に定めて鋼製のボール１２を適数家人れて、この
ボール１２を内包する歯車と円筒型との間に溶融した弾
性材料を注入して行なう。
象となる歯車のマスター歯車（正しい寸法に作られたも
の）を作り、その歯面に鋼製のボールまたはローラ１２
を当接せしめ、接点Ｃ位置を内径とする円筒型を定盤上
に置き、この円筒型内で対象歯車およびチャックとの対
応位置に定めて鋼製のボール１２を適数家人れて、この
ボール１２を内包する歯車と円筒型との間に溶融した弾
性材料を注入して行なう。
なお、各接点ａ、ｂ、ｃ部において加工用歯車の歯面と
メタルタッチできるように、該接点部のまわりの僅かな
範囲において弾性材を欠除ｄさせることは云うまでもな
い。
メタルタッチできるように、該接点部のまわりの僅かな
範囲において弾性材を欠除ｄさせることは云うまでもな
い。
以上説明してきたように、この考案によれば、治具の構
成を穴を必要としないボールまたはローラを弾性材料で
内包、保持する構造としたため、治具の製作が容易とな
り、治具の破損が減少できるという効果が得られる。
成を穴を必要としないボールまたはローラを弾性材料で
内包、保持する構造としたため、治具の製作が容易とな
り、治具の破損が減少できるという効果が得られる。
第１図は従来の歯車の心出し治具の斜視図、第２図は第
１図の治具を用いて歯車をチャックに取り付ける場合の
説明図、第３図はこの考案の治具の一実施例を示す斜視
図、第４，５図は第３図の要部拡大図、第６図はこの考
案の治具の他側斜視図、第７図はこの考案の治具にスト
ッパーを設けた場合の説明図、第８図はこの考案の他側
説明図である。 １・・・・・・歯車の心出し治具、２・・・・・・歯車
、３・・・・・・チャック、４・・・・・・ボール（ま
たはローラ）、５・・・・・・円環、６・・・・・・鋼
線、１０・・・・・・歯車の心出し治具、１０ａ・・・
・・・弾性材、１１・・・・・・歯形、１２・・・・・
・ボールまたはローラ、１３・・・・・・ストッパー
ａ、ｂ。 Ｃ・・・・・・接点、ｄ・・・・・・欠除。
１図の治具を用いて歯車をチャックに取り付ける場合の
説明図、第３図はこの考案の治具の一実施例を示す斜視
図、第４，５図は第３図の要部拡大図、第６図はこの考
案の治具の他側斜視図、第７図はこの考案の治具にスト
ッパーを設けた場合の説明図、第８図はこの考案の他側
説明図である。 １・・・・・・歯車の心出し治具、２・・・・・・歯車
、３・・・・・・チャック、４・・・・・・ボール（ま
たはローラ）、５・・・・・・円環、６・・・・・・鋼
線、１０・・・・・・歯車の心出し治具、１０ａ・・・
・・・弾性材、１１・・・・・・歯形、１２・・・・・
・ボールまたはローラ、１３・・・・・・ストッパー
ａ、ｂ。 Ｃ・・・・・・接点、ｄ・・・・・・欠除。
Claims (1)
- チャックの爪部に、弾性材で内包・保持されたボール又
はローラを配置し、前記ボール又はローラに加工用歯車
の歯面を当接させてなる歯車の心出し治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144379U JPS5932495Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 歯車の心出し治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15144379U JPS5932495Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 歯車の心出し治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5672626U JPS5672626U (ja) | 1981-06-15 |
| JPS5932495Y2 true JPS5932495Y2 (ja) | 1984-09-12 |
Family
ID=29382411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15144379U Expired JPS5932495Y2 (ja) | 1979-11-02 | 1979-11-02 | 歯車の心出し治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932495Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5964690U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-04-28 | 豊和工業株式会社 | 自動海苔衰造機における簀枠の反転移送装置 |
-
1979
- 1979-11-02 JP JP15144379U patent/JPS5932495Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5672626U (ja) | 1981-06-15 |
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