JPS5932202Y2 - 直流機の電機子装置 - Google Patents

直流機の電機子装置

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Publication number
JPS5932202Y2
JPS5932202Y2 JP11984879U JP11984879U JPS5932202Y2 JP S5932202 Y2 JPS5932202 Y2 JP S5932202Y2 JP 11984879 U JP11984879 U JP 11984879U JP 11984879 U JP11984879 U JP 11984879U JP S5932202 Y2 JPS5932202 Y2 JP S5932202Y2
Authority
JP
Japan
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coil
armature
commutator
curvature
conductor
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Expired
Application number
JP11984879U
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English (en)
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JPS5638568U (ja
Inventor
時雄 福永
義文 赤江
惣弌 吉野
和成 野村
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、直流機の電機子装置、とくに電機子コアか
ら突出する巻線端部と整流子との接続構造の改良に関す
るものである。
従来、直流機では、電機子巻線の端部と整流子とは、第
1図および第2図に示すように接続されている。
すなわち、1は電機子コア、2は回転軸、3は整流子、
3aは整流子のセグメント即ち導電体、3bは絶縁体、
4aは上口コイル、4bは下口コイルであり、コイル4
a 、4bはともに「はぼL字形であり、L字の脚部に
対し垂直なL字の底部で」導電体3aに接続されるが、
電機子を小型にするため、整流子3をコア1に近づげ、
できるだけ電機子の軸長が短かくなるように設計すると
き、コイル端とくに上口コイル4aのL字形端部の底部
と脚部との間のコーナ一部4cは、コア1からの上口コ
イル4aの導出位置及び導電体3aへの上口コイル4a
の接続位置間の相対的な位置関係のため、その曲率半径
が小さくせざるを得ない。
即ち、第1図に示す如く下口コイル4bは、コア1のス
ロットの最下端より導出されているため、導電体3aへ
の装着の際には障害となるものがなく、曲率半径が比較
的に大きく取れる。
しかし、上口コイル4aは下口コイル4bとの間に複数
のコイル端(スロット外の部分)が巻回されたコア1に
おける最上層より導出されるため、上口コイル4aが下
口コイル4bとの間に突出したコイル端に当接しないよ
うに導電体3aに装着するには。
どうしてもコーナ一部4cの曲率半径が小さくならざる
を得ない。
その結果、運転による発熱や外部からの熱伝導で生じる
熱変形、あるいは運転中の振動や外部から伝えられる振
動などの作用下で。
前記コイルのコーナ一部4cに応力が集中、疲労強度が
低下するおそれがある。
この考案は、上記の欠点を除去するためになされたもの
で、電機子の軸長を短かくしても、上口コイルを曲率半
径の大きなコーナ一部をもつコイルとして整流子に接続
できる直流機の電機子装置を提供することを主たる目的
としているものである。
以下、この考案を、その実施例を示した図面に基いて具
体的に説明する。
第3図において、3は整流子、3aは導電体、3bは絶
縁体、4aは上口コイル、4bは下口コイルであり、コ
イル4aはほぼL字形であって、該り字の底部はL字の
脚部との間に鈍角を形成すると共に、電機子軸線に対し
て角度θで傾斜する状態で導電体3aに接続されている
上記の如く少なくともコイル4aのL字形端部の底部が
L字の脚部との間に鈍角を形成すると共に電機子軸線に
対して角度θをなして取り付けられたものにあっては、
最も小さなコーナ一部4cの曲率半径を大きくすること
ができるので、これに伴いコイル端部の機械強度の向上
が可能であるなお、第3図の実施例の如く下口コイル4
bを電機子軸線に対して角度θをなして取り付けると、
下目コイル4bのコーナ一部は従来の接続の仕方で可能
な最大曲率平径よりも曲率半径が小さくなる。
しかし、コア1からの下口コイル4bの導出位置及び導
電体3aへの下口コイル4bの接続位置間の相対的な位
置関係のため、即ち、下口コイル4bは前述したように
コア1のスロットの最下層から導出され、他のコイル端
の影響を受けるこトナ<導電体3aへ接続しうるため、
上口コイル4aに比べて下口コイルの曲率半径は十分に
大きくしやすい構造となっているので、第3図に示す如
く角度θで傾斜しても、実際の製造時には鈍角になるよ
うに強制的に曲げ成型して、下口コイル4bの強度低下
を招かない程の大きな曲率半径にすることができる。
上記実施例では、上口コイル4aおよび下口コイル4b
ともに電機子の軸線方向に対して同一角度θをなして整
流子に取りつけた構造を示したが、これは最も小さいコ
ーナ一部4cの曲率半径を大きくすればよいのであって
、第4図に示すように、下口コイル4bと上口コイル4
aがそれぞれ軸線方向に対してθ1 、θ2の角度をな
して整流子に取りつげたものにあっても、前記と同様な
効果が得られる。
以上に述べたように、この考案によれば、少なくとも上
口コイルを構成するL字の底部は、L字の脚部との間に
鈍角を形成すると共に、電機子の軸線に対して傾斜する
角度をもって整流子のセグメント上に接続されるので、
コイル端部の最も小さなコーナ一部4cの曲率半径を大
きくすることができ、したがって電機子コイルの機械的
強度の大幅な向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電機子の構成を示す斜視図、第2図はそ
の要部の拡大斜視図、第3図はこの考案の一実施例を示
す電機子の斜視図、第4図は他の実施を示す電機子の斜
視図である。 1−・−電機子コア、2・・・回転軸、3・・・整流子
、3a−・−導電体、3b・・・絶縁体、4a・・−上
口コイル、4b・・・下口コイル、4c・・・コーナ一
部。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. はぼL字形の端部である上口コイル及び下目コイルを備
    えた電機子巻線を有する直流機の電機子装置において、
    少なくとも上口コイルの前記端部のL字の底部は、L字
    の脚部との間に鈍角を形成すると共に、電機子の軸線に
    対して傾斜する角度をもって整流子のセグメント上に接
    続されていることを特徴とする直流機の電機子装置。
JP11984879U 1979-08-30 1979-08-30 直流機の電機子装置 Expired JPS5932202Y2 (ja)

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JP11984879U JPS5932202Y2 (ja) 1979-08-30 1979-08-30 直流機の電機子装置

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Publication Number Publication Date
JPS5638568U JPS5638568U (ja) 1981-04-11
JPS5932202Y2 true JPS5932202Y2 (ja) 1984-09-10

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ID=29352043

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