JPS5932130Y2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5932130Y2 JPS5932130Y2 JP4278577U JP4278577U JPS5932130Y2 JP S5932130 Y2 JPS5932130 Y2 JP S5932130Y2 JP 4278577 U JP4278577 U JP 4278577U JP 4278577 U JP4278577 U JP 4278577U JP S5932130 Y2 JPS5932130 Y2 JP S5932130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- lead wire
- wire
- solid electrolytic
- electrolytic capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考は固体電解コンテ゛ンサに関し、特にその陽極端
子線と陽極リード線との接続部の改善に関する。
子線と陽極リード線との接続部の改善に関する。
固体電解コンテ゛ンサの陽極端子線と陽極リード線との
接合部は、従来は第１図に示されたようにコンデンサ素
子１から突出する陽極端子線２にリード線３の先端を交
差させた上で互に溶着したものや、あるいは第２図に示
されたように、陽極端子線２を、リード線３の端末が１
８０°折りかえされた折曲部５にかさねて、これを互に
溶着したものなどが多く用いられていた。
接合部は、従来は第１図に示されたようにコンデンサ素
子１から突出する陽極端子線２にリード線３の先端を交
差させた上で互に溶着したものや、あるいは第２図に示
されたように、陽極端子線２を、リード線３の端末が１
８０°折りかえされた折曲部５にかさねて、これを互に
溶着したものなどが多く用いられていた。
これらはその溶着部が１個所であるので接続が外れ易い
という欠点を免れない。
という欠点を免れない。
また、これらの素子を溶融樹脂に浸漬して外装裂覆１０
を形成する際に、第１図示のものでは陽極端子線２とリ
ード線３の交差部分に多量の樹脂が耐着し、これによっ
てリード線３及び８と素子１との結合強度が高められる
のに対し、第２図示のものでは、リード線３及び８に対
する樹脂の耐着重が少いので、樹脂によるリード線の補
強効果は少なかった。
を形成する際に、第１図示のものでは陽極端子線２とリ
ード線３の交差部分に多量の樹脂が耐着し、これによっ
てリード線３及び８と素子１との結合強度が高められる
のに対し、第２図示のものでは、リード線３及び８に対
する樹脂の耐着重が少いので、樹脂によるリード線の補
強効果は少なかった。
この考案は、上述した欠点を解消して接続のための溶接
が施工容易で、接合後は溶接個所の強度が大きく、接続
が外れる危険性が小さく、外装樹脂によるリード線の補
強が効果的に行われる固体電解コンデンサを提供するこ
とを目的とする。
が施工容易で、接合後は溶接個所の強度が大きく、接続
が外れる危険性が小さく、外装樹脂によるリード線の補
強が効果的に行われる固体電解コンデンサを提供するこ
とを目的とする。
以下、この考案を第３図以降に示す実施例に基いて説明
する。
する。
第３図において、１はコンテ゛ンサ素子、２は同素子か
ら真直に伸延する陽極端子線、３は陽極リード線である
。
ら真直に伸延する陽極端子線、３は陽極リード線である
。
陽極リード線３の端末部４はＬ字形に折曲され、更に先
端において２重に折返されて、この折返された両側の部
分が互に接触している多重部５を形成している。
端において２重に折返されて、この折返された両側の部
分が互に接触している多重部５を形成している。
多重部５は陽極端子線２に直交するように重ねられ、か
つ交点６，７においてそれぞれ溶接される。
つ交点６，７においてそれぞれ溶接される。
なお、８は陰極リード線、９はその中間に形成した折曲
部、１０は樹脂被覆である。
部、１０は樹脂被覆である。
折曲部９を形成した理由は、素子が微小な場合に陽極端
子線２や陽極リード線３と陰極リード線８との間隔を拡
げて、コデンサの製作作業や配線作業を容易にすると共
に、短絡を防ぐためである。
子線２や陽極リード線３と陰極リード線８との間隔を拡
げて、コデンサの製作作業や配線作業を容易にすると共
に、短絡を防ぐためである。
第４図に示す実施例では、多重部５で陽極り−ド線はＵ
字形に折返され、その両側の部分は互に接触しておらず
、第５図に示す実施例では、多重部５はループ状をなし
ている。
字形に折返され、その両側の部分は互に接触しておらず
、第５図に示す実施例では、多重部５はループ状をなし
ている。
これらの実施例においても、陽極リード線３は２個の交
点６と７とにおいて陽極端子線２に溶接されている。
点６と７とにおいて陽極端子線２に溶接されている。
そして、上記第３〜５図の何れの実施例においても、溶
接交点６，７附近に多量の被覆樹脂が耐着するので、リ
ード線３及び８を効果的に補強することかで゛きる。
接交点６，７附近に多量の被覆樹脂が耐着するので、リ
ード線３及び８を効果的に補強することかで゛きる。
この考案のコンデンサは、以上のように陽極リード線の
先端が多重に折返された上で、その各部が陽極端子線に
溶接されるので、溶接の際の安定が良く作業が容易であ
ると共に、溶接の強度が高められて溶接部での断線事故
を予防することができる。
先端が多重に折返された上で、その各部が陽極端子線に
溶接されるので、溶接の際の安定が良く作業が容易であ
ると共に、溶接の強度が高められて溶接部での断線事故
を予防することができる。
第１図及び第２図は従来の固体電解コンテ゛ンサを示す
図、第３図、第４図及び第５図はこの考案の各実施例を
示す図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、２・・・・・・陽極端
子線、３・・・・・・陽極リード線、４・・・・・・そ
の端末部、５・・・・・・多重部、６及び７・・・・・
・交点。
図、第３図、第４図及び第５図はこの考案の各実施例を
示す図である。 １・・・・・・コンデンサ素子、２・・・・・・陽極端
子線、３・・・・・・陽極リード線、４・・・・・・そ
の端末部、５・・・・・・多重部、６及び７・・・・・
・交点。
Claims (1)
- 塊状をなしその一端から伸延する陽極端子線及びその塊
の外面に形成された陰極を有するコンテ゛ンサ素子と、
上記陰極に接続されて上記陽極端子線と同方向に伸延す
る陰極リード線と、上記陽極端子線に接続されて上記陰
極リード線と同方向に伸延する陽極リード線と、上記コ
ンテ゛ンサ素子と上記各リード線の一部とを覆う樹脂層
を有する固体電解コンデンサにおいて；上記陽極リード
線の上記陽極端子線に接合される部分はＬ字形に折曲さ
れると共にその端末が多重に折返され、上記陽極端子線
は上記多重部分のそれぞれに交差しかつそれぞれ溶接さ
れ、これら溶接部分も上記樹脂層によって覆われている
ことを特徴とする固体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278577U JPS5932130Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278577U JPS5932130Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | 固体電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53137633U JPS53137633U (ja) | 1978-10-31 |
| JPS5932130Y2 true JPS5932130Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=28915935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278577U Expired JPS5932130Y2 (ja) | 1977-04-05 | 1977-04-05 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932130Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0314041Y2 (ja) * | 1984-12-04 | 1991-03-28 |
-
1977
- 1977-04-05 JP JP4278577U patent/JPS5932130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53137633U (ja) | 1978-10-31 |
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