JPS593141A - エンジン用アルミニウム製シリンダボデイ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミニウムを材料とし、これをグイキャス
トによフて鋳造したエンジン用シリングボディの４１１
１の改良に関するものである。

自動車用のエンジンにおいては、そのシリングボディを
ｖ４鉄あるいはアルミニウムによフて１１して製造して
いる。このようにして製造したシリングボディの壜台に
はシリングヘッドと（１） 接合するＴＮ部に平坦面を形成し、更にシリングボアの
周囲にウォータージャケットを形成している。徒フて、
この種のシリングボディにおいては、前記ウォータージ
ャケット上面部分が殆んど封塞された状態に威フており
、強度的にも安全な構造である。

しかしながら１ｍによるシリングボディは、そのＩａ造
に際し、鋳型を作成し、この鋺をに鋳８失やアルミニウ
ムのｍ　Ｊｌを）主人し、その後ウォータージャケント
の部分の充填物を除去してこの部分に空洞を形成する必
要がある。更に前記のようにしてＩＵＳしたシリングボ
ディを機械的に仕上る必要があり、その製造工程は非京
に複雑である。

また、従来のシリングボディの壜台には肉厚のバラツキ
が多く、必然的に肉が厚くなるのでその重量が大きくな
らざるを得ないという欠点がある。

一方、アルミニウムグイキャスト法による製品の製造方
法は、その製品の精度が高く、製造（２） 工程が簡単であると共に、加工部位を大幅に灘少てきる
という特徴がある。

このような詩句を活かして本発明者等はアルミニウムダ
イキャストによるシリングボディの製造を検討した。

このシリンダボディの製造方法であると、肉厚を従来の
ものよりも非常に薄くすることが可能であり、そのため
に軽重化できると共に、ウォータージャケットの内面が
平滑であるので、流体の抵抗が小さく冷却水の流れが順
調であり、冷却効果が向上できる効果を期待することが
可能である。

このように、アルミニウムダイキャストによるシリング
ボディは、従来のものに比較して非常に優れた性能を有
するものであるが、次の欠点がある。

即ち、グイキャス）６１１ｍを行うためには、金型が簡
単に抜けるようなｔｌｌＩ造にすることが必要であり、
そのためにウォータージャケットには必ず開口部が形成
されることになる（オーブンデツキと称する）。

また、シリングボディの小型化、ｌ１ｊＩ化を図ろうと
すると、そのシリングボディの全長、全幅を小さくしな
ければならず、このようにシリングボディを／ｈ型化す
ると附属品取付は部の形成が困難となり、場合によフて
はネジボスがウォータージャケットの内部に突き出して
くる。

そのネジボスをそのｉｔオープン・デツキ・アルミニウ
ム・シリングボディに適用すると、このネジボスより下
の部分にウォータージャケット水路を確保することが困
難となる。

従って従来のグイキャスト法を利用してエンジンのシリ
ングボディを製造すると、前記のようにネジボスが流路
の邪魔となフて冷却効果の優れたシリングボディを製造
することは困難てあフだ。

本発明は、シリングボディの材料としてアルミニウムを
使用すること、製造工程を簡略化するためにグイキャス
ト鋳ＹＭ’ｒ去を利用すること、グイキャスト法を利用
するためにシリングボディをオープン・デツキ型とする
こと、ウォータージャケット内の冷却水の通路を十分に
確保すること、の各要件を満足するシリングボディの構
造を提供するものである。

前記目的をｉｌ蔵するための本発明の構成は、アルミニ
ウムグイキャスト製のシリングボディてあフて、シリン
ダボアの外周部に上端が開口されたウォータージャケッ
トが設けられており、このウォータージャケットの外壁
の上部あるいは中央部に位置決め部を設け、この位置決
め部にウォータージャケットの外壁と内壁とを連結する
ピースを取付けたことを特徴とするエンジン用アルミニ
ウム製シリンダボディである。

次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図はシリングボディの平面図、第２図は同正面図、
第３１１！！］は第１図におけるＡ−Ａ断面図である。

１はシリングボディて、これの中央部にシリンダボアを
形成するためのシリンダライナ２が（５） 圧入されている。このシリングボディ１は第３図に示す
ように外壁１０と内壁１１の二重横進に形成され、これ
らの’１１０．１１の間にウォータージャケット３が形
成されている。

前記図示した実施例によれば、外壁１０の上端の一部が
切り欠がれ、その切欠部１２にピース４を挿入して内壁
１１の表面と外壁の上端とに溶接部４０．４１によって
固定している。そして前記ピース４の中央部にはネジ部
５が設けられている。

なお、前記切欠部は本発明の位置決め部を構成するもの
である。

内５１１０と外壁１１との間に形成されるウォータージ
ャケット３の内面は、シリングボディｌの上端に向フて
開口し、このウォータージャケット３は上端側が開いた
テーパー状の壁面を形成している。

前記のように外ｗ１０の上端部には四角杖に位置決め部
である切欠部１２が形成されるが、この切欠部１２はこ
こに嵌入するピース４の寸法にほぼ合致し、溶接が容易
に行なえる範囲のもので（６） あればよい。

前記ピース４は、エンジンの附属品、例えばオルタネイ
タやオイルクーラ等を固定するためのものであって、こ
のピース４の大きさは前記Ｆ１４１００重置によフて決
定すればよ＜、ｔた、シリングボディ１のシリングボア
の周囲に形成したウォータージャケット３の上端のＭａ
部を補強するためにも有効に利用することができるので
ある。

更に前記ピース４をシリングボディ１の上方のウォータ
ージャケット３の開口部を覆う程度のピースにすること
も可能であり、このように大聖のものとすると従来のシ
リングボディと同様に封塞型のウォータージャケットを
有するシリングボディとすることができる。

なお、前記実施例においては位置決め部としてシリング
ボディの上方に切り欠きを形成したものを示したが、外
壁の端部より下方の部分に穴を設け、この穴にピースを
挿入し、このピースの端部を内壁に接当させた状態で溶
接することもできる。

前記シリングボディの上端部に形成した切り欠き部１２
は、グイキャスト＃１＠の際に形成する方法が工程上有
効であるが、シリングボディを鋳造後にタト壁の上端部
を切除して形成することも可能である。

更に別の実施例としては、ピース自体にネジを切フたり
、ボルトを立て＼おけばこれに簡単に補供を取付けるこ
とができる。

本発明は、前記のようにシリングボディ１をアルミニウ
ムのグイキャスト、去をＩＩ用し、ノリングボアを形成
するシリングライナの外方にウォータージャケット３を
形成し、このウォータージャケット３の上部の切欠部あ
るいは外壁の中央部に穴からなる位置決め部を設け、こ
の位置決め部に少なくともエンジンの附属品を取付ける
ことのできるピース４を設けたので、次の効果を奏する
ことができるのである。

（１）　　シリングボディ１をオープンデツキ型として
アルミニウムグイキャトス法によりてＩＩＩウォーター
ジャケット３の開口部の外壁１０と内壁１１の両側に７
度るピースを取り付けたので、ウォータージャケット３
の冷却水の水路を確保することができると共にシリング
ボディの全長を短縮することができる。

（２）　　シリングボディ１の上端の開口部であるウォ
ータージャケット３の上端にピース４を溶接したので、
シリングボディ自体を補強することができる。

（３）　　シリングボディ１をアルミニウムグイキャス
トで１１４ＹＭしているのて、肉厚をする小さくことが
可能であり、そのために冷却効果に優れ、小型化された
シリングボディをｌ！造することができる。

【図面の簡単な説明】 図は本発明の実施例を示すもので、第１図はエンジンの
シリングボディの一部を示す平面図であり、第２図は同
側面図、第３図は第１図におけるＡ−Ａ断面図である。 （９） １・・シリングボディ、２・・シリングライナ、３・・
ウォータージャケット、４・・ピース、５・・ネジ部、
１０・・内壁、１１・・外壁、１２・・切欠部、４０．
４１・・溶接部。 代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　　野　　口　　腎　　照 弁理士　斎　下　和　彦 （１０） 第１図 第２図 第３図 ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アルミニウムダイキャスト製のシリングボディであフて
   、シリングボアの外周部に上端がドロされたウォーター
   ジャケットが設けられており、このウォーターシャケ・
   ントの外壁の上部あるいは中央部に位置決め部を設け、
   この位置決め部にウォータージャケットの外壁と内壁と
   を連結するピースをｗｌ付けたことを特徴とするエンジ
   ン用アルミニウム製シリングボディ。