JPS5931388Y2 - 射出成形金型 - Google Patents
射出成形金型Info
- Publication number
- JPS5931388Y2 JPS5931388Y2 JP10724280U JP10724280U JPS5931388Y2 JP S5931388 Y2 JPS5931388 Y2 JP S5931388Y2 JP 10724280 U JP10724280 U JP 10724280U JP 10724280 U JP10724280 U JP 10724280U JP S5931388 Y2 JPS5931388 Y2 JP S5931388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- sprue
- fixed
- block
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は射出成形金型、特に固定型に設けたスプルーを
型開閉方向に対して傾斜方向とした射出成形金型に関す
るものである。
型開閉方向に対して傾斜方向とした射出成形金型に関す
るものである。
第第１図はこの形式の金型の従来例を示すもので、固定
型１釦よび可動型２の間にはこれ等のほぼ中央に製品部
キャビティ３が形成されている。
型１釦よび可動型２の間にはこれ等のほぼ中央に製品部
キャビティ３が形成されている。
固定型１内には型の開閉方向（矢印Ａ−Ａ方向）に対し
て傾斜方向にスプルー４が設けてあり、その先端は固定
型１の外面中央に開口し、その底部はキャビティ３の側
面部に位置し、ランナー５卦よびゲート６を介してキャ
ビティ３に連通している。
て傾斜方向にスプルー４が設けてあり、その先端は固定
型１の外面中央に開口し、その底部はキャビティ３の側
面部に位置し、ランナー５卦よびゲート６を介してキャ
ビティ３に連通している。
固定型１の外面には固定側取付板７が設置してあり、そ
の中央には上記スプルー４の開口と対応する位置に射出
成形機のノズル（図示せず）を金型に位置決めするため
のロケートリング８が設置しである。
の中央には上記スプルー４の開口と対応する位置に射出
成形機のノズル（図示せず）を金型に位置決めするため
のロケートリング８が設置しである。
な釦、９は押上ピン、１０はスプルーロック押上ピンで
ある。
ある。
この形式の金型は、スプルー４を傾斜方向に設けること
により、キャビティ３を金型の中央部に設けることがで
きるので有利である。
により、キャビティ３を金型の中央部に設けることがで
きるので有利である。
ところで、この形式の金型に釦いての問題点として、キ
ャビティ３の位置、大きさ、形状等によってはスプルー
の傾斜角θ金入きくすることが必要となる。
ャビティ３の位置、大きさ、形状等によってはスプルー
の傾斜角θ金入きくすることが必要となる。
しかしながら可動型２を開く場合に、スプルー４内の成
形材料が切断されてスプルー内に残存するようなことが
なく、容易に引出されるためにはスプルー４の傾斜角θ
ヲ２５°〜３０°程度以下とすることが望１れる。
形材料が切断されてスプルー内に残存するようなことが
なく、容易に引出されるためにはスプルー４の傾斜角θ
ヲ２５°〜３０°程度以下とすることが望１れる。
従って、傾斜角θを小さく維持しようとすれば固定型１
を厚くせざるを得ない。
を厚くせざるを得ない。
固定型１が厚くなれば金型の材料費訃よび加工費が増加
するとともに成形段取り時の作業性も悪くなる。
するとともに成形段取り時の作業性も悪くなる。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、従来の上
記ロケ−） ＩＪソングに代えて金属のブロックを設置
し、このブロックに上記傾斜スプルー４を延長するスプ
ルーを設けることにより上記の問題を解決するものであ
る。
記ロケ−） ＩＪソングに代えて金属のブロックを設置
し、このブロックに上記傾斜スプルー４を延長するスプ
ルーを設けることにより上記の問題を解決するものであ
る。
第２図釦よび第３図は本考案の一実施例を示すもので、
上記従来例との相違金中心に説明すれば、固定側取付板
７を設けた固定型１の外面中央には円柱状の金属ブロッ
ク１１が設置しである。
上記従来例との相違金中心に説明すれば、固定側取付板
７を設けた固定型１の外面中央には円柱状の金属ブロッ
ク１１が設置しである。
このブロック１１は、従来のロケートリング８と同様の
位置決め作用を果すと同時に、固定型１に設けたスプル
ー４の延長部を形成する役割を果す。
位置決め作用を果すと同時に、固定型１に設けたスプル
ー４の延長部を形成する役割を果す。
ブロック１１には型の開閉方向（Ａ−Ａ方向）、即ち軸
心方向に対して傾斜角θのスプルー４０が設けてあり、
該スプルー４０の上端はブロック１１の上面中央に開口
し、下端はブロック１１の下面の、固定型１内に設けた
傾斜角θのスプル−４の上端開口と合致する位置に開口
せしめである。
心方向に対して傾斜角θのスプルー４０が設けてあり、
該スプルー４０の上端はブロック１１の上面中央に開口
し、下端はブロック１１の下面の、固定型１内に設けた
傾斜角θのスプル−４の上端開口と合致する位置に開口
せしめである。
な訃スプルー４０下端開口の径はスプルー４の上端開口
と同一または若干小さめに設定しである。
と同一または若干小さめに設定しである。
上記ブロック１１は固定側取付板７に設けた穴にその外
周面を嵌入するとともにその底面に形成した突起を固定
型１の外面に設けた穴に嵌合し、回転させることにより
スプルー４，４０が合致するように位置決めしてノック
ピン１２により位置固定し、ボルト１３により固定型１
に締結する。
周面を嵌入するとともにその底面に形成した突起を固定
型１の外面に設けた穴に嵌合し、回転させることにより
スプルー４，４０が合致するように位置決めしてノック
ピン１２により位置固定し、ボルト１３により固定型１
に締結する。
ブロック１１以外の構造は上記従来例と同一である。
このように本考案の射出成形金型は従来の金型のロケー
トリングに代えて金属ブロックを設置するとともに該ブ
ロック内に設けたスプルーにより固定型内のスプルーを
延長せしめる構造としたものであって、ランナーに接続
するスプルーの端末をスプルー先端の注入口から大きく
偏心せしめる場合にも、固定型を厚くすることなく上記
金属ブロックの高さを調整することによりスプルーの傾
斜角度を、型開き時にスプルー内の成形材料が容易に引
き出され得る小さい角度とすることができることは勿論
、固定型を従来のものよりも積極的に更に薄くすること
ができる。
トリングに代えて金属ブロックを設置するとともに該ブ
ロック内に設けたスプルーにより固定型内のスプルーを
延長せしめる構造としたものであって、ランナーに接続
するスプルーの端末をスプルー先端の注入口から大きく
偏心せしめる場合にも、固定型を厚くすることなく上記
金属ブロックの高さを調整することによりスプルーの傾
斜角度を、型開き時にスプルー内の成形材料が容易に引
き出され得る小さい角度とすることができることは勿論
、固定型を従来のものよりも積極的に更に薄くすること
ができる。
従って、金型の材料費釦よび加工費を軽減し得るととも
に成形段取り時の作業性を向上せしめることができる。
に成形段取り時の作業性を向上せしめることができる。
また、単に上記ブロックを厚くするのみでスプルーの傾
斜角を小さくすることができるので、型開き時のスプル
ー内の成形材料の引出しが容易となる。
斜角を小さくすることができるので、型開き時のスプル
ー内の成形材料の引出しが容易となる。
また、スプルーの傾斜角を小さく維持し、かつ製品部キ
ャビティを金型の中心部に位置せしめることができる。
ャビティを金型の中心部に位置せしめることができる。
型閉め時に釦ける締付は力は金型中心部に最も有効に作
用することより、製品のパリ発生を可及的に少なくする
ことができる。
用することより、製品のパリ発生を可及的に少なくする
ことができる。
第１図は従来の射出成形金型の一例を示す縦断面図、第
２図は本考案実施例の金型の平面図、第３図は第２図の
■−■線に沿う縦断面矢視図である。 １・・・固定型、２・・・可動型、３・・・製品部キャ
ビティ、４，４０・・・スプルー １１・・・金属ブロ
ック、Ａ・・・型開閉方向。
２図は本考案実施例の金型の平面図、第３図は第２図の
■−■線に沿う縦断面矢視図である。 １・・・固定型、２・・・可動型、３・・・製品部キャ
ビティ、４，４０・・・スプルー １１・・・金属ブロ
ック、Ａ・・・型開閉方向。
Claims (1)
- 固定型ｐよび可動型よりなり、固定型内に型開閉方向に
対して傾斜した方向にスプルーを設けた射出成形金型に
釦いて、固定型の外面の上記スプルー開口部に金属のブ
ロックを設置し、該ブロックに上記固定型のスプールと
連通ずるスプールを固定型のスプルーの延長方向に設け
たことを特徴とする射出成形金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724280U JPS5931388Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724280U JPS5931388Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 射出成形金型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729312U JPS5729312U (ja) | 1982-02-16 |
| JPS5931388Y2 true JPS5931388Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29468555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10724280U Expired JPS5931388Y2 (ja) | 1980-07-29 | 1980-07-29 | 射出成形金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931388Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0746503Y2 (ja) * | 1991-10-03 | 1995-10-25 | 三ツ星ベルト株式会社 | マルチノズル用金型装置 |
-
1980
- 1980-07-29 JP JP10724280U patent/JPS5931388Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729312U (ja) | 1982-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5931388Y2 (ja) | 射出成形金型 | |
| JP2674230B2 (ja) | 射出成形金型 | |
| JPS5932409U (ja) | バルブレス式インジエクシヨンオ−プンノズル | |
| JPH0242236Y2 (ja) | ||
| JPH0390922U (ja) | ||
| JPS6245858Y2 (ja) | ||
| JPS59677Y2 (ja) | フロ−スイツチ | |
| JPS6028138Y2 (ja) | 樹脂封止形半導体装置のモ−ルド金型 | |
| JPS641056Y2 (ja) | ||
| JPH0223375Y2 (ja) | ||
| JPS627819Y2 (ja) | ||
| JPH02127340U (ja) | ||
| JPH04334423A (ja) | 射出成形用金型のバルブゲート装置 | |
| JPS6372619U (ja) | ||
| JPH0331925U (ja) | ||
| JPH0238150U (ja) | ||
| JPH0219017B2 (ja) | ||
| JPH0349139U (ja) | ||
| JPH0282513U (ja) | ||
| JPH0168656U (ja) | ||
| JPH03121817U (ja) | ||
| JPS63124113U (ja) | ||
| JPH0374922U (ja) | ||
| JPH03109823U (ja) | ||
| JPS63170066U (ja) |