JPS5931273B2 - カラ−テレビジヨン信号の復調装置 - Google Patents

カラ−テレビジヨン信号の復調装置

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JPS5931273B2
JPS5931273B2 JP51003681A JP368176A JPS5931273B2 JP S5931273 B2 JPS5931273 B2 JP S5931273B2 JP 51003681 A JP51003681 A JP 51003681A JP 368176 A JP368176 A JP 368176A JP S5931273 B2 JPS5931273 B2 JP S5931273B2
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JP
Japan
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signal
subcarrier
sampling
color
color television
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JP51003681A
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JPS5286722A (en
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一元 飯沼
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラーテレビジョン信号の復調装置、特に高精
度のデジタル復調装置に関する。
カラーテレビジョン信号から輝度信号及び色信号を分離
復調する技術はアナログ回路を主体とするものに関して
は衆知のように数多く知られている。
しかしながらアナログ回路を主体にした復調装置におい
ては、装置の温度変化や経年変化あるいは素子精度に位
置する調整誤差等により、どうしても復調信号に振幅誤
差及び位相誤差が生じ易いという欠点がある。特に、カ
ラーテレビジョン信号を一旦輝度信号及び色信号に復調
して伝送し、再びこれらを合成多重するような目的の装
置においては、前述のような振幅及び位相誤差は画質劣
化の致命的な要因となる。一方、従来のデジタル回路を
主体とする復調装置においては、色信号復調に必要な局
部副搬送波の位相調節が複雑であつたり、標本化周波数
が副搬送波周波数の整数倍(通常3倍又は4倍)に限定
されるという欠点があつた。本発明の目的は、標本化周
波数に殆んど限定が無く、高精度且つ高安定なカラーテ
レビジョン信号のデジタル復調装置を提供することにあ
る。
すなわち本発明は複合カラーテレビジョン信号一を標本
化し符号化する手段、標本化パルスより局部副搬送波を
デジタル符号列として発生する手段、前記局部副搬送波
によりバースト信号を乗積検波する手段、および該検波
出力によりバースト信号と標本化パルスの相対位相を変
化させバースト信号と局部副搬送波の位相が所定の関係
となるように自動制御する手段を具備する同期標本化装
置と、同期標本化された複合カラーテレビジョン信号よ
り輝度信号および色信号をデジタル演算により分離復調
する手段とを有することを特徴とするカラーテレビジョ
ン信号の復調装置である。本発明によれば、同期標本化
装置により、バースト信号と位相同期した局部副搬送波
が発生せしめられているので、色復調に必要な2つの局
部副搬送波も自動的に無調整で発生せしめることができ
、安定で精度の高い復調装置が実現できる。
また、後述するように、標本化周波数は副搬送波周波数
の(m/n)倍であれば良いので、標本化周波数に対す
る限定は実用上殆んど無い。以下、本発明を図面につき
説明するに、NTSC信号を例にとつて説明するが、本
発明はPAL、SECAM等の他のテレビジヨン信号に
も応用できる。
第1図は本発明に用いる同期標本化装置の構成を示すプ
ロツク図、第2図は本発明の復調装置を示すプロツク図
である。
まず、第1図に示す同期標本化装置につき説明する。N
TSC信号1はA/D変換器2により標本化され符号化
される。A/D変換器出力は帯域通過フイルタ(BPF
)3に導びかれ副搬送波数近傍の成分が取出されて、検
波器4で局部副搬送波発生器5により発生される局部副
搬送波により乗積検波される。A/D変換器の標本化周
波数Fsは副搬送波周波数をFsO.m.n(m>n)
を整数とするときとなるように選択する。
NTSC信号の水平同期周波数FHはFscの455分
の2に定められているので、(1)の関係はとなり、実
用上可能な範囲での標本化周波数の選択に大巾な自由度
が与えられる。
図において、6は同期分離回路、7は電圧制御発振器で
、NTSC信号1より同期分離した水平同期信号をもと
にして、(2)式のような周波数関係の標本化パルスを
発生させるための回路である。また、8は標本化パルス
の位相を変化させるための可変移相器である。局部副搬
送波発生器5はアドレス発生器12と読み出し専用メモ
リ(ROM)13で構成する。局部副搬送波を連続系で
S1(t)−Sin(2πFsct) (3)とすれ
ば、これをt=k/F8(k=0、1、2・・・)で標
本化した値は、となる。
従つて、k−0からk=m−1までのm個の正弦関数値
をROMl3に格納しておき、ROMの格納番地を周期
的にスキヤンして、これらの値を読み出せば局部副搬送
波が得られる。一方、バツクポーチに挿入されたカラー
バーストのエンベローブをB(t)とすればバースト信
号は連続系で、S2(t)=B(t)Sin(2πF,
ct+θ) (5)であるので、局部副搬送波による
乗積検波出力はCOsθに比例する。
したがつて位相差θを零にするためには検波出力を最大
に位相差θを180ににするためには検波出力を最小に
、すればよい。この場合、位相差は検波器4の2つの入
力間で定義されるが、BPF3および局部副搬送波発生
回路5における遅延は既知であるから、これらの遅延を
あらかじめ勘案しておけば、A/D変換器出力における
標本化位相を所望の値に設定でき、これを分岐して出力
すれば種々の目的に利用できるこのような制御を実現す
るためには検波出力をまずゲート9でバツクポーチのバ
ースト期間のみ取り出し、積分器10で積分し、その結
果を判定回路11に導びいて、位相ずれの大きさおよび
方向を判定し、判定結果を可変移相器8およびアドレス
発生器12にフイードバツクし、ずれが零となるように
自動制御すればよい。図において、標本化パルスの1周
期以上の大きな位相ずれが検出されたときは、アドレス
発生器12を制御してアドレスを1番地ずらすことによ
り大まかな位相制御を行ない、小さな位相ずれが検出さ
れたときは、可変位相器8で微少位相制御を行なう。ア
ドレス発生器の制御は例えばアドレスのスキヤンを一瞬
停止させて同一番地を2度発生させるとか、アドレスを
一瞬スキツプして一番地とばして発生させるなどの方法
を用いる。位相引き込みの初期の段階ではこのアドレス
制御により大まかな位相を調節し、その後残留する微少
な位相ズレを可変位相器の制御で調節する。このように
して、同期標本化装置は同期標本化したNTSC信号1
01とバースト信号に位相同期した局部副搬送波104
、および局部副搬送波発生用のアドレス102を発生す
る。第2図はカラーテレビジヨン信号のデジタル復調装
置の構成を示すプロツク図である。
NTSC信号1は第1図に示した同期標本化装置100
で同期標本化される。
NTSC信号のPCM符号101は減算器45および帯
域通過沢となる。このとき、バースト信号の位相は(B
−Y)信号成分と180、異なつている。従つて、同期
標本化装置でバースト信号と局部副搬送波の位相が18
0置異なるように制御すれば、その局部副搬送波はB−
Y信号復調用のキヤリア信号となり乗積検波出力にはB
−Y信号が得られるので、復調装置のキヤリア発生回路
及び検波回路が2個に減らすことができる。第4図は色
差軸復調装置のプロツク図で同期標本化と復調に用いる
検波器及び局部副搬送波発生器を共用した構成にしてい
る。
すなわち、輝度信号復調に関しては第2図と全く同じで
あるが、色信号復調は直交キヤリアCOs(2πFsc
t)とSin(2πF8ct)を発生するROM4l,
42の出力をそれぞれ乗算器46に供給し、LPF47
,48でR−Y.B−Y成分を取り出す。60,61は
係数器でそれぞれ1.14、2.03の係数を乗するも
のである。
B−Y信号成分は帰線く波源BPF)40に入る。BP
F4Oの出力はくし形フイルタ一44に入り搬送色信号
105が取り出される。くし形フイルタ一は第3図に示
すように一水平走査期間遅延線43、減算器45及び2
分の1の割算器49で構成される。第2図の減算器45
でNTSC信号101から搬送色信号105を引き算す
れば出力に輝度信号Yが得られる。NTSC信号EMは
バースト信号の位相を180Cとすれば、 で表わされる。
従つて、同期標本化装置100で局部副搬送波ρバース
トの位相差が1800になるように制御しておき、CO
S(2πF8ct+33及びSin(2πFsct+3
3π)なる直交キヤリア信号で搬送色信号を乗積検波す
ることにより、I、Q信号が復調できる。図において1
02は局部副搬送波発生用のアドレス信号で、41,4
2はそれぞれCOS(2πF8Ot+331)Sin(
2πF8Ct+33C)に相当する直交キヤリアを発生
させる読み出し専用メモリである。搬送色信号105は
乗算器46で、これらの直交キヤリアとそれぞれ乗算さ
れ低域通過フイルタ一(LPF)47および48で余分
な成分が除かれて出力に基底帯域の1.Q信号が取り出
される。次に、色差軸復調を用いたもつと簡単な復調装
置について説明しよう。
色差信号R−Y及びBYを用いてNTSC信号EMを表
わせば、を示すプロツク図で、2はA/D変換器、3は
帯域通過フイルタ一、4は検波器、5は局部副搬送波発
生器、6は同期分離回路、7は電圧制御発振器、8は可
変移相器、9はゲート、10は積分器、11は判定回路
、12はアドレス発生器、13は読み出し専用メモリー
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 輝度信号、副搬送波を変調した色信号および副搬送
    波バースト信号が多重された複合カラーテレビジョン信
    号を副搬送波の(m/n)倍(m、n(m>n)は整数
    )の周波数の標本化パルスで標本化し符号化する手段と
    、前記標本化パルスに基づいて周波数が前記副搬送波に
    等しい局部副搬送波をデジタル符号列として発生する手
    段と、前記局部副搬送波によりバツクポーチのバースト
    信号を乗積検波する手段と、前記乗積検波出力を監視す
    る手段と、この監視手段の出力により前記バースト信号
    と標本化パルスの相対位相を変化させる手段とを有する
    同期標本化装置と、この同期標本化された複合カラーテ
    レビジョン信号から搬送色信号を取出すフィルタ手段と
    、前記同期標本化信号と前記搬送色信号とにより輝度信
    号を求める手段と、前記搬送色信号と直交キャリアとを
    乗積検波することにより色度信号を求める手段とを有す
    る復調部と、から構成されたことを特徴とするカラーテ
    レビジョン信号の復調装置。
JP51003681A 1976-01-13 1976-01-13 カラ−テレビジヨン信号の復調装置 Expired JPS5931273B2 (ja)

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JPS5286722A JPS5286722A (en) 1977-07-19
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US4502074A (en) * 1981-11-09 1985-02-26 Rca Corporation Digital television signal processing system
JPS60130294A (ja) * 1983-12-19 1985-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラ−テレビ信号の標本化方法

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JPS5286722A (en) 1977-07-19

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