JPS5931158Y2 - 液体容器の把手取付構造 - Google Patents
液体容器の把手取付構造Info
- Publication number
- JPS5931158Y2 JPS5931158Y2 JP17693080U JP17693080U JPS5931158Y2 JP S5931158 Y2 JPS5931158 Y2 JP S5931158Y2 JP 17693080 U JP17693080 U JP 17693080U JP 17693080 U JP17693080 U JP 17693080U JP S5931158 Y2 JPS5931158 Y2 JP S5931158Y2
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- JP
- Japan
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- shaft
- handle
- outward
- protrusion
- shoulder member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は魔法瓶等の液体容器に回動自在に枢着される把
手の取付構造に関するものである。
手の取付構造に関するものである。
この種の公知の把手取付構造の中には例えば実公昭55
−44574号公報に示されるように、把手(提手杆)
の両端に掛部を有する軸を形成し、他方屑本体の外側壁
に軸の掛部を嵌合する溝孔を設けた軸孔を形成して軸を
軸孔に嵌め込むことにより把手を取付けるようにしたも
のが知られているが、この公知の把手取付構造では、肩
本体の外側壁の内方に軸の掛部を収容するためのスペー
スが必要となり、肩本体て構造が前記スペースを必要と
する分だけ規制されるという問題があった。
−44574号公報に示されるように、把手(提手杆)
の両端に掛部を有する軸を形成し、他方屑本体の外側壁
に軸の掛部を嵌合する溝孔を設けた軸孔を形成して軸を
軸孔に嵌め込むことにより把手を取付けるようにしたも
のが知られているが、この公知の把手取付構造では、肩
本体の外側壁の内方に軸の掛部を収容するためのスペー
スが必要となり、肩本体て構造が前記スペースを必要と
する分だけ規制されるという問題があった。
本考案は上記した公知の把手取付構造の問題点に鑑みて
なされたものであって、液体容器の肩部材側に軸を形威
し他方把手側に軸穴を形成することによって各側の部材
(肩部材、把手)の構造を簡単にすることができしかも
液体容器の組立後は把手が液体容器から外れないように
した把手取付構造を提案することを目的とするものであ
る。
なされたものであって、液体容器の肩部材側に軸を形威
し他方把手側に軸穴を形成することによって各側の部材
(肩部材、把手)の構造を簡単にすることができしかも
液体容器の組立後は把手が液体容器から外れないように
した把手取付構造を提案することを目的とするものであ
る。
以下、図示の実施例に基づいて本考案の液体容器の把手
取付構造を説明すると、第1図には本考案第1実施例の
把手取付構造を採用したポンプ注液式の液体容器(以下
ポンプ注液式ポットという)が示されている。
取付構造を説明すると、第1図には本考案第1実施例の
把手取付構造を採用したポンプ注液式の液体容器(以下
ポンプ注液式ポットという)が示されている。
このポンプ注液式ポットは、外ケース4内に液容器5を
収容しさらに外ケース4の上部に環状の肩部材6を載置
固定してなるポット本体1の上部に、内部にベローズ式
エアーポンプ3を収容してなる蓋体2を枢着して構成し
ている。
収容しさらに外ケース4の上部に環状の肩部材6を載置
固定してなるポット本体1の上部に、内部にベローズ式
エアーポンプ3を収容してなる蓋体2を枢着して構成し
ている。
又このポンプ注液式ポットは、エアーポンプ3を収縮さ
せると該エアーポンプ3からの加圧空気が液容器5内に
吹き込まれ、その加圧空気によって液容器5内の液体W
を液容器内外を連絡する一連の液体通路を通してその先
端注口19から外部へ注出し得るようになっている。
せると該エアーポンプ3からの加圧空気が液容器5内に
吹き込まれ、その加圧空気によって液容器5内の液体W
を液容器内外を連絡する一連の液体通路を通してその先
端注口19から外部へ注出し得るようになっている。
ポット本体1の肩部材6には蓋体2を跨ぐ大きさをもつ
U形の把手8が取付けられている。
U形の把手8が取付けられている。
この把手8の取付構造を第2図ないし第5図を併用して
説明すると、該把手8は、肩部材6の外側面7の対向位
置にそれぞれ外方に突出する軸10.10を一体形成す
る一方、把手8の両端9,9に該軸10.10に嵌合す
る軸穴20.20を形成して該軸穴20.20を軸10
.10に嵌合させることにより、回動自在に枢着されて
いる。
説明すると、該把手8は、肩部材6の外側面7の対向位
置にそれぞれ外方に突出する軸10.10を一体形成す
る一方、把手8の両端9,9に該軸10.10に嵌合す
る軸穴20.20を形成して該軸穴20.20を軸10
.10に嵌合させることにより、回動自在に枢着されて
いる。
又、この把手取付構造では、軸10の先端に該軸の半径
方向外方に突出する2つの外向突起11.11を形成し
、軸穴20に該外向突起11.11の内側に係合する円
弧薄片状の内向突起21を形成してポット組立後には内
向突起21を外向突起11.11に内外方向に重合させ
るように構成することにより把手8がポット本体から外
れないようにしている。
方向外方に突出する2つの外向突起11.11を形成し
、軸穴20に該外向突起11.11の内側に係合する円
弧薄片状の内向突起21を形成してポット組立後には内
向突起21を外向突起11.11に内外方向に重合させ
るように構成することにより把手8がポット本体から外
れないようにしている。
尚肩部材外側面7の軸10.10は液体注口19の突出
方向からそれぞれ左右方向に角度90゜づつずれた位置
に形成されている。
方向からそれぞれ左右方向に角度90゜づつずれた位置
に形成されている。
軸10は肩部材外側面7から適宜長さL(第2図)だけ
外方に突出させている。
外方に突出させている。
内軸10の突出長さLは5〜5mmが適当で゛ある。
軸10の先端に形成された外向突起11.11は、該軸
10の半径方向外方に向けてそれぞれ扇形に形成されて
いる。
10の半径方向外方に向けてそれぞれ扇形に形成されて
いる。
この各外向突起11.11は軸10の横方向の面外端部
からそれぞれ下方向に角度α、α(第3図)の範囲で形
成されており、該各外向突起11.11の間には適宜間
隔β(角度30〜50°の範囲)の隙間12が形成され
ている。
からそれぞれ下方向に角度α、α(第3図)の範囲で形
成されており、該各外向突起11.11の間には適宜間
隔β(角度30〜50°の範囲)の隙間12が形成され
ている。
尚各外向突起11.11の各外側端面のなす角度(2α
十β)は180°よりもやや小さくなるようにしている
。
十β)は180°よりもやや小さくなるようにしている
。
又、この各外向突起11.11は、該外向突起11の後
面と肩部材外側面7の間に適宜間隔N(第2図)が形成
されるようにその厚さMが決められている。
面と肩部材外側面7の間に適宜間隔N(第2図)が形成
されるようにその厚さMが決められている。
この間隔Nは化合軸穴20に形成された内向突起21又
は後述の小突起23を収容するためのもので、該間隔N
の幅は3mm程度が適当であり、その場合には外向突起
11の厚さMは2〜3mmに形成される。
は後述の小突起23を収容するためのもので、該間隔N
の幅は3mm程度が適当であり、その場合には外向突起
11の厚さMは2〜3mmに形成される。
把手8の両端部9,9に形成した軸穴20.20は前記
軸10の軸心Pから外向突起11の外端面までの距離R
(第3図)とほは同しか又はそれよりやや大きい半径を
もつ大きさに形成されている。
軸10の軸心Pから外向突起11の外端面までの距離R
(第3図)とほは同しか又はそれよりやや大きい半径を
もつ大きさに形成されている。
又、この軸穴20は、該軸穴20を軸10に嵌合させた
際に軸10の外向突起11が把手端部9の外面9aから
外方に突出しない程度(即ち軸10の先端が把手端部9
の肉厚内に収容される程度)の長さをもっている。
際に軸10の外向突起11が把手端部9の外面9aから
外方に突出しない程度(即ち軸10の先端が把手端部9
の肉厚内に収容される程度)の長さをもっている。
軸穴20の内面には、把手端部9の内面9a寄りにほぼ
半周の範囲(角度180°よりやや小さい範囲)で該軸
穴20内面に沿って内向突起21カ中心方向に向けて一
体的に突出形成されている。
半周の範囲(角度180°よりやや小さい範囲)で該軸
穴20内面に沿って内向突起21カ中心方向に向けて一
体的に突出形成されている。
この内向突起21は把手端部9の長手方向先端9C側(
把手8の反握り部8a側)に形成されており、又、該内
向突起21の厚さは軸10の外向突起11後面と肩部材
外側面7の間の間隔Nよりやや小さい厚さく約2.5m
m)に後筬されている(軸10の外向突起11の軸穴2
0の内向突起21の肉厚の和は把手端部の肉厚の範囲内
におさまっている)。
把手8の反握り部8a側)に形成されており、又、該内
向突起21の厚さは軸10の外向突起11後面と肩部材
外側面7の間の間隔Nよりやや小さい厚さく約2.5m
m)に後筬されている(軸10の外向突起11の軸穴2
0の内向突起21の肉厚の和は把手端部の肉厚の範囲内
におさまっている)。
この内向突起21の中心方向に向いた内周面21aは、
把手8を取付けた際に軸10の外周面に摺接するように
なっている。
把手8を取付けた際に軸10の外周面に摺接するように
なっている。
軸穴20内面の反内向突起21形成側には前記軸10側
の各外向突起11.11間の隙間12内に嵌入し得る大
きさの他の小突起23が中心方向に向けて突出形成され
ている。
の各外向突起11.11間の隙間12内に嵌入し得る大
きさの他の小突起23が中心方向に向けて突出形成され
ている。
尚この小突起23は内向突起21と同一平面内で且つ該
円弧状薄片21と同じ厚さく約2.5 mm)となるよ
うに形成されている。
円弧状薄片21と同じ厚さく約2.5 mm)となるよ
うに形成されている。
又、軸穴20には、その把手端部9の内面9b側に、内
向突起21の円周方向両端面と小突起23の円周方向両
端面の間に2つの扇形切欠22,22が形成されている
。
向突起21の円周方向両端面と小突起23の円周方向両
端面の間に2つの扇形切欠22,22が形成されている
。
この切欠22 、22は軸10の外向突起11.11を
嵌挿させるためのもので、該切欠22.22はそれぞれ
軸10の外向突起11.11の円周方向の角度範囲α、
α(約70°)よりやや大きい角度範囲で形成されてい
る。
嵌挿させるためのもので、該切欠22.22はそれぞれ
軸10の外向突起11.11の円周方向の角度範囲α、
α(約70°)よりやや大きい角度範囲で形成されてい
る。
尚、軸10の外向突起11.11及び隙間12と、軸穴
20の内向突起21.切欠22.22及び小突起23と
の位置関係は第4図に示すように把手8を肩部材6に対
して直下方に位置させたとき(魔法瓶の組立工程中にお
いて)に、軸穴20の切欠22.22が軸10の外向突
起11..11に又軸穴20の小突起23が軸10の隙
間12にそれぞれ完全に合致するようになっており、又
、第5図に示すようにポットを組立てた際、即ち把手8
が肩部材6の直下方に位置することができないときには
軸穴20の切欠22 、22は軸10の外向突起11.
11に又軸穴20の小突起23は軸10の隙間12にそ
れぞれ完全には合致することができないようになってい
る。
20の内向突起21.切欠22.22及び小突起23と
の位置関係は第4図に示すように把手8を肩部材6に対
して直下方に位置させたとき(魔法瓶の組立工程中にお
いて)に、軸穴20の切欠22.22が軸10の外向突
起11..11に又軸穴20の小突起23が軸10の隙
間12にそれぞれ完全に合致するようになっており、又
、第5図に示すようにポットを組立てた際、即ち把手8
が肩部材6の直下方に位置することができないときには
軸穴20の切欠22 、22は軸10の外向突起11.
11に又軸穴20の小突起23は軸10の隙間12にそ
れぞれ完全には合致することができないようになってい
る。
又、軸穴20の打手端部9の外面9a側は円形穴となっ
ており、把手取付時に軸10の外向突起11゜11外周
面が軸穴20の外側寄り円形穴内周面に摺接するように
なっている。
ており、把手取付時に軸10の外向突起11゜11外周
面が軸穴20の外側寄り円形穴内周面に摺接するように
なっている。
この把手8は、魔法瓶の組立工程において肩部材6を外
ケース4に固定する前に該肩部材6に次のようにして取
付けられる。
ケース4に固定する前に該肩部材6に次のようにして取
付けられる。
即ち、まず第4図に示すように把手8をその端部9が上
方に向くようにして肩部材6の直下方に配置し、次に把
手8の両端部9,9を少し外側に広げた状態で各軸穴2
0,20をそれぞれ各軸10.10にその外側から嵌合
させる。
方に向くようにして肩部材6の直下方に配置し、次に把
手8の両端部9,9を少し外側に広げた状態で各軸穴2
0,20をそれぞれ各軸10.10にその外側から嵌合
させる。
その際に軸穴20の切欠22,22は軸10の外向突起
11.11と、又軸穴20の小突起23は軸10の隙間
12とそれぞれ内外方向に完全に一致しており、把手両
端部9,9が内側に復帰すると軸穴20の内向突起21
及び小突起23が軸10の外向突起11゜11と肩部材
外側面7の間隔N内に収容され、把手8が軸10の周り
で回動自在に軸着される。
11.11と、又軸穴20の小突起23は軸10の隙間
12とそれぞれ内外方向に完全に一致しており、把手両
端部9,9が内側に復帰すると軸穴20の内向突起21
及び小突起23が軸10の外向突起11゜11と肩部材
外側面7の間隔N内に収容され、把手8が軸10の周り
で回動自在に軸着される。
尚このときに軸穴20の内向突起21と小突起23が軸
10を隔てて対向位置に位置しているので、把手8が軸
10に対してガタつくことがない。
10を隔てて対向位置に位置しているので、把手8が軸
10に対してガタつくことがない。
このようにして把手8を肩部材6に取付けた後に、肩部
材6を外ケース4の上部に載置固定させるとともにポッ
ト全体を組立てる。
材6を外ケース4の上部に載置固定させるとともにポッ
ト全体を組立てる。
尚肩部材6の取付時には、把手8が邪魔にならないよう
に該把手8を上方に回動させた状態で作業を行う。
に該把手8を上方に回動させた状態で作業を行う。
ポット組立後は、第5図に示すように把手8が下方向に
回動してその握り部8aが外ケース4の胴部に接触した
ときでも、軸穴20の内向突起21の一部が軸10の小
突起11に角度θだけ内外方向に重合しているため、把
手端部9が軸10から抜けることがないようになってい
る。
回動してその握り部8aが外ケース4の胴部に接触した
ときでも、軸穴20の内向突起21の一部が軸10の小
突起11に角度θだけ内外方向に重合しているため、把
手端部9が軸10から抜けることがないようになってい
る。
軸穴20の外側(把手端部9の外面9a)には化粧用の
蓋板25が取付けられている。
蓋板25が取付けられている。
第6図ないし第8図にはそれぞれ本考案の第2ないし第
4実施例の把手取付構造を示している。
4実施例の把手取付構造を示している。
第6図に示す第2実施例の把手取付構造では、軸10の
先端に円周方向のほぼ下半分の範囲に扇形の外向突起1
1とその外向突起の対向位置に細幅の他の外向突起11
をそれぞれ形成し、他方軸穴20に把手8が肩部材6の
直下方に位置しているときに軸10の各外向突起11.
11とそれぞれ合致する円周の半分の範囲の円弧状切欠
22とその切欠の対向位置に細幅の切欠22を形成し、
さらに軸穴20にポット組立時(即ち把手8が肩部材6
の直下方に位置しないとき)に軸10の外向突起11.
11と少なくとも一部が重合するような内向突起21゜
21を形成して、軸穴20を軸10に嵌合させることに
より把手8を取付けるようにしている。
先端に円周方向のほぼ下半分の範囲に扇形の外向突起1
1とその外向突起の対向位置に細幅の他の外向突起11
をそれぞれ形成し、他方軸穴20に把手8が肩部材6の
直下方に位置しているときに軸10の各外向突起11.
11とそれぞれ合致する円周の半分の範囲の円弧状切欠
22とその切欠の対向位置に細幅の切欠22を形成し、
さらに軸穴20にポット組立時(即ち把手8が肩部材6
の直下方に位置しないとき)に軸10の外向突起11.
11と少なくとも一部が重合するような内向突起21゜
21を形成して、軸穴20を軸10に嵌合させることに
より把手8を取付けるようにしている。
この場合、把手取付時に軸10の各外向突起11.11
の半径方向外端面がそれぞれ軸穴20の円形穴の内面に
接触し且つ軸穴20の内向突起21.21の中心方向内
端面が軸10の外周面に接触するようになっているので
、軸穴20と軸10の間でガタつきが生じはいようにな
っている。
の半径方向外端面がそれぞれ軸穴20の円形穴の内面に
接触し且つ軸穴20の内向突起21.21の中心方向内
端面が軸10の外周面に接触するようになっているので
、軸穴20と軸10の間でガタつきが生じはいようにな
っている。
第7図に示す第3実施例の把手取付構造では、軸10の
先端に下方に突出する細幅の外向突起11を形成し、他
方軸穴20には把手8が肩部材6の直下方に位置すると
きにのみ該軸10の外向突起11と完全に合致する細幅
の切欠22を形成したほぼ環状の内向突起21を形成し
て、該軸穴20を軸10に嵌合させることにより把手8
を取付けるようにしている。
先端に下方に突出する細幅の外向突起11を形成し、他
方軸穴20には把手8が肩部材6の直下方に位置すると
きにのみ該軸10の外向突起11と完全に合致する細幅
の切欠22を形成したほぼ環状の内向突起21を形成し
て、該軸穴20を軸10に嵌合させることにより把手8
を取付けるようにしている。
第8図に示す第4実施例の把手取付構造では、第7図の
場合よりそれぞれ軸10の外向突起11及び軸穴20の
切欠22の幅をやや大きくしている。
場合よりそれぞれ軸10の外向突起11及び軸穴20の
切欠22の幅をやや大きくしている。
尚、第7図及び第8図の各実施例の場合でも、把手取付
時には軸穴20の内向突起21の内端面21 aが軸1
0の外周面を半周より大きい範囲で接触するようになっ
ているので、軸穴20と軸10の間でガタつきは生じな
い。
時には軸穴20の内向突起21の内端面21 aが軸1
0の外周面を半周より大きい範囲で接触するようになっ
ているので、軸穴20と軸10の間でガタつきは生じな
い。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の液体容器の
把手取付構造は次のような効果がある。
把手取付構造は次のような効果がある。
(1)液体容器の組立後は、把手8の軸穴20の内向突
起21と肩部材外側面7の軸10の外向突起11とが少
なくともそれぞれの一部分において内外方向に相互に重
合するようになっているので、把手8が軸10.10か
ら抜けることがなく把手8を確実に取付けることができ
る。
起21と肩部材外側面7の軸10の外向突起11とが少
なくともそれぞれの一部分において内外方向に相互に重
合するようになっているので、把手8が軸10.10か
ら抜けることがなく把手8を確実に取付けることができ
る。
(2)実公昭55−44574号公報に記載された提手
秤取付装置では、肩本体側に軸孔を形成し、その軸孔の
内方に提手杆の軸に形成した掛部を収容するスペースが
必要となるが、本考案では把手取付用の軸10を肩部材
6の外側面7に突出形成しているので肩部材6に前記の
ようなスペースを省略することができる。
秤取付装置では、肩本体側に軸孔を形成し、その軸孔の
内方に提手杆の軸に形成した掛部を収容するスペースが
必要となるが、本考案では把手取付用の軸10を肩部材
6の外側面7に突出形成しているので肩部材6に前記の
ようなスペースを省略することができる。
(3)軸10の外向突起11と軸穴20の内向突起21
の肉厚の和が把手端部9の肉厚の範囲内におさまるよう
にされているので、軸穴20から軸10が突出すること
がなく、液体容器の意匠感が良好になる。
の肉厚の和が把手端部9の肉厚の範囲内におさまるよう
にされているので、軸穴20から軸10が突出すること
がなく、液体容器の意匠感が良好になる。
第1図は本考案の第1実施例にかかる把手取付構造を採
用した液体容器の一部切開正面図、第2図は第1図の把
手取付部分の拡大図、第3図は第2図のA矢視図、第4
図は第1図の把手取付構造を示す分解斜視図、第5図は
第1図の把手取付構造の作用説明図、第6図ないし第8
図はそれぞれ本考案の第2ないし第4実施例にかかる把
手取付構造を示す分解斜視図である。 1・・・・・・容器本体、4・・・・・・外ケース、5
・・・・・・液容器、6・・・・・・肩部材、7・・・
・・・外側面、8・・・・・・把手、9・・・・・・把
手端部、10・・・・・・軸、11・・・・・・外向突
起、12・・・・・・隙間、20・・・・・・軸穴、2
1・・・・・・内向突起、22・・・・・・切欠。
用した液体容器の一部切開正面図、第2図は第1図の把
手取付部分の拡大図、第3図は第2図のA矢視図、第4
図は第1図の把手取付構造を示す分解斜視図、第5図は
第1図の把手取付構造の作用説明図、第6図ないし第8
図はそれぞれ本考案の第2ないし第4実施例にかかる把
手取付構造を示す分解斜視図である。 1・・・・・・容器本体、4・・・・・・外ケース、5
・・・・・・液容器、6・・・・・・肩部材、7・・・
・・・外側面、8・・・・・・把手、9・・・・・・把
手端部、10・・・・・・軸、11・・・・・・外向突
起、12・・・・・・隙間、20・・・・・・軸穴、2
1・・・・・・内向突起、22・・・・・・切欠。
Claims (1)
- 容器杆体1の肩部材6の外側面7対向位置にそれぞれ外
方に向けて突出する軸10.10を形成し、該軸10,
10に把手8の両端部9,9に形威した軸穴20.20
を嵌合させて前記把手8を容器本体1に対して回動自在
に枢着するようにした液体容器の把手取付構造であって
、前記軸10の先端には前記肩部材6の外側面7から所
定間隔Nを隔てた位置で且つ該軸10から半径方向外方
に突出する外向突起11を形成する一方、前記軸穴20
の内面には、前記肩部材外側面7と前記外向突起11の
間の間隔N内に在勤自在に収容されしかもその一部に前
記把手8が前記肩部材6に対して直下方に位置するとき
には前記外向突起11と完全に合致し且つ前記把手8が
前記肩部材6に対して直下方に位置しないときには前記
外向突起11と合致しないように形状を規定した内向突
起21を形成して液体容器の組立後は前記軸10の外向
突起11に前記内向突起21の一部が常に重合する如く
するとともに、前記軸10の外向突起11と前記軸穴2
0内の内向突起21の各肉厚の和が前記把手端部9の肉
厚の範囲内におさまるようにしたことを特徴とする液体
容器の把手取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17693080U JPS5931158Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 液体容器の把手取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17693080U JPS5931158Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 液体容器の把手取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5799647U JPS5799647U (ja) | 1982-06-18 |
JPS5931158Y2 true JPS5931158Y2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=29970343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17693080U Expired JPS5931158Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | 液体容器の把手取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931158Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176736U (ja) * | 1984-05-04 | 1985-11-22 | オルゴ株式会社 | 魔法びん |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17693080U patent/JPS5931158Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5799647U (ja) | 1982-06-18 |
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