JPS5931151Y2 - 液体容器の注液装置 - Google Patents

液体容器の注液装置

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JPS5931151Y2
JPS5931151Y2 JP8744980U JP8744980U JPS5931151Y2 JP S5931151 Y2 JPS5931151 Y2 JP S5931151Y2 JP 8744980 U JP8744980 U JP 8744980U JP 8744980 U JP8744980 U JP 8744980U JP S5931151 Y2 JPS5931151 Y2 JP S5931151Y2
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JP
Japan
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valve
operating rod
liquid container
liquid
case
Prior art date
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Expired
Application number
JP8744980U
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English (en)
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JPS5710335U (ja
Inventor
照男 竹田
洋一 日高
茂 中村
Original Assignee
タイガー魔法瓶株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポータプルクーラー、電気ポット等の液体容器
における注液装置に関し、さらに詳しくは液体容器の下
方部に設けられる注出コック式の注液装置に関するもの
である。
従来のこの種の注液装置の一例として第1図に示すよう
な構造のものがあるが、この従来の注液装置では、操作
レバー15を押し下げると弁ケース11内に配設された
弁13が上動して開弁し、液容器4内の液体Wを弁ケー
ス11内及び注液パイプ17を通して外部へ注出できる
ようになっている。
弁13は弁操作杆14の下端に固定されており、しかも
該弁13は操作レバー15の非操作時には弁操作杆押下
げ用スプリング19によって常に閉弁方向に付勢されて
いる。
弁操作杆14の上端は弁ケース11の上方開口部より上
方に突出しており、該弁ケース11の上方開口部と弁操
作杆14の間には水封パツキン20が介設されている。
しかしながら、この従来の注液装置では、弁13を閉弁
方向に付勢するためのスプリング19が配設されている
ため部品点数が多くなるという問題があった。
本考案はこのような従来の注液装置の問題点に鑑み、弁
ケースにおける弁操作杆挿通口と弁操作杆との間に水封
作用と弁操作杆を閉弁方向に付勢する弾性作用とを兼備
するフレキシブルパツキンを介設することにより部品点
数を削減することができるようにした液体容器の注液装
置を提供することを目的とするもので゛ある。
以下、図示の実施例に基づいて本考案の液体容器の注液
装置を説明すると、第2図に示す実施例では液体容器と
して電気ポットが採用されている。
先ず第2図に示す電気ポットの構造を説明すると、この
電気ポットは、外ケース3の内部に金属製の液容器4を
収容しさらに該外ケース3の上部に環状の肩部材7を取
付けてなるボッ1〜本体1と、該ポット本体1の上部に
螺着される蓋2とによって横取されている。
液容器4の下方部外側部には湯沸し用ヒータ8aと保温
用ヒータ8bからなる液体加熱用ヒータ8が取付けられ
ている。
この両ヒータ8a、8bはそれぞれ液容器4の底部下面
に取付けられた温度制御装置によって発熱制御される。
液容器4の下方部には容器状の支持部材9が配設されて
いる。
この支持部材9の側周部9aは加熱用ヒータ8からの輻
射熱が外方に逃げるのを防止するための遮熱板となる。
蓋2は層部材7の内面に着脱自在に螺着されている。
外ケース3と液容器4の間、及び蓋2の内部にはそれぞ
れ断熱材10.10が配設されている。
この電気ポットは、湯沸し用ヒータ8aによって液容器
4内の液体Wが加熱(約95℃)されると保温用ヒータ
8bに切替り、牛の後は該保温用ヒータ8bによって液
容器4内の液体Wを一定の温度に保温されるようになっ
ている。
ポット本体1の中段部には注液装置となる注出コック5
が取付けられている。
この注出コック5は、筒状の弁ケース11内に弁操作杆
14によって開閉される弁13を配設して構成されてお
り、コック操作部となる操作ツマミ15を操作すること
により弁操作杆14を進退させて弁13を開閉し得るよ
うにしている。
注出コック5の弁ケース11はアルミニウムによってダ
イカスト成型されている。
この弁ケース11は、第3図に示すように横向きの筒部
21の中間部に下向きの筒部24を該各筒部21及び2
4の内部が相互に連するように一体戒型して形成されて
いる。
横向き筒部21の各端部22 、23はそれぞれ外方に
向けて開口(符号22 a 、23 a)L、下向き筒
部24の下端部25は下方に向けて開口(符号25a)
している。
又、各筒部21及び24の各端部22゜23及び25に
はその各外周部にそれぞれ雄ネジ22b、23b及び2
5 bが刻設されている。
横向き筒部21内には下向き筒部24の形成位置より基
端(液容器4への取付側)21a寄りに通水口12が形
成されている。
なお、各筒部21及び24の各端部22゜23及び25
に形成された開口部22 a 、23 a及び25 a
は、それぞれの筒部21.24の内径り、Mと同径の開
口幅に形成されている。
このようにすると弁ケーご、1のダイカスト成型時に型
抜きが容易となる。
この弁ケース11の横向き筒部21内にはその先端部2
3の開口部23 aから弁操作杆14が挿入されている
この弁操作杆14の挿入側先端部14 aは横向き筒部
21内の通水口12を越えて該筒部21の基端部23側
に突出しており、該挿入側先端部14aには弁13が固
定されている。
この弁13は横向き筒部基端22側から通水口12に当
接している。
又、弁操作杆14の他端部14 bは横向き筒部21の
先端部23より外方に突出しており、該弁操作杆他端部
14bには操作ツマミ15が取付けられている。
弁操作杆14の挿通口となる横向き筒部21の先端側開
口部23 aと弁操作杆14の間には前記先端側開口部
(弁操作杆挿通口)23aの水封作用と長さ方向の弾発
作用とを有する管状のフレキシブルパツキン16が介設
されている。
このパツキン16はシリコンゴムによって形成されてい
る。
又該パツキン16の一端はナツト33によって横向き筒
部21の先端部23に固定され、該パツキン16の他端
は弁操作杆14の先端部14bに形成した膨出部18と
操作ツマミ15の間に挟着されている。
弁13は、操作ツマミ15の非押圧時には弁操作杆14
がフレキシブルパツキン16の弾発力によって外方に付
勢されることにより通水口12に押し付けられて閉弁さ
れるようになっている。
この注出コック5は、横向き筒部21の基端部22を液
容器4の側部下方位置に形成した穴30を通してナツト
32で締付けて取付けられている。
又、該注出コック5の一部は外ケース3に形成した窓穴
31から外方に突出させている。
注出コック5の下向き筒部24には下針前方に延びる注
出パイプ17がナツト24によって取付けられている。
外ケース3の外側には注出コック5を覆うようにカバ一
部材6が取付けられている。
なお注出コック5の操作ツマミ15はカバ一部材6の外
側に突出させている。
この注出コック5は、操作ツマミ15をフレキシブルパ
ツキン16の弾発力に抗して内方に押し込むと、第4図
に示すように弁13が弁ケース11内で内方向に移動し
通水口12を開放させるように作用し、そのときには液
容器4内の液体Wが弁ケース11内及び注出パイプ17
を通って外部へ注出されるようになっている。
なお、操作ツマミ15の押圧を解除すると、フレキシブ
ルパツキン16の弾発力によって弁操作杆14が外方向
に移動して弁13が通水口12を閉塞させるように作用
する。
なお、フレキシブルパツキン16は第1図及び゛第5図
A、Hに示すような形状のものの外に適宜の形状のもの
を採用することができる。
又、フレキシブルパツキン16は前記実施例のほかに、
たとえば第6図A、Bに示すような方法で取付けること
もできる。
第7図に示す実施例では、弁操作杆14の挿入側端部1
4 aに取付けた弁13を弁ケース11内の通水口12
の外側から当接させるようにしている。
この場合には、フレキシブルパツキン16は収縮方向に
弾発作用を有するものが使用されており、操作部15の
非操作時には該フレキシブルパツキン16の収縮作用に
よって弁13を閉弁力向に付勢させるようにしている。
なおこの実施例では操作部15はリンク機構を有する操
作レバーが採用されている。
続いて本考案の効果を説明すると、本考案の液体容器の
注液装置は、弁ケース11における弁操作杆挿通口23
aと弁操作杆14との間に、閉弁方向への弾発作用と
弁操作杆挿通口23 aの水封作用を兼用するフレキシ
ブルパツキン16を介設しているので従来の同種装置に
比して部品点数を削減することができるという効果があ
る。
又、図示の実施例のように弁ケース11の各開口部22
a 、23 a 、25 aをそれぞれの筒部21.
24の内径と同径に形成すれば、弁ケース11をダイカ
スト成型する際の型抜きが容易になるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の注液装置を備えた液体容器の一部断面図
、第2図は本考案の実施例にかかる注液装置を備えた液
体容器の縦断面図、第3図は第2図の液体容器に取付け
た注液装置における弁ケースの断面図、第4図は第2図
の注液装置の作用説明図、第5図A、Bはそれぞれ第2
図の注液装置で使用されるフレキシブルパツキンの他の
形状を示す断面図、第6図A、Bはそれぞれ第2図の注
液装置におけるフレキシブルパツキンの他の取付構造を
示す断面図、第7図は第2図の注液装置の変形実施例を
示す縦断面図である。 4・・・・・・液容器、5・・・・・・注出コック、1
1・・・・・・弁ケース、12・・・・・・通水口、1
3・・・・・・弁、14・・・・・・弁操作杆、15・
・・・・・操作部、16・・・・・・フレキシブルパツ
キン、23a・・・・・・弁操作杆挿通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液容器4に装着された弁ケース11内に、該弁ケース1
    1内に挿入された弁操作杆14によって開閉される弁1
    3を配設し、該弁13を前記弁操作杆14の操作部15
    を操作することにより前記弁ケース11内に形成した通
    水口12を開放させて前記液容器4内の液体Wを外部へ
    注出し得るようにした注液装置であって、前記操作杆1
    4を挿通せしめた前記弁ケース11における前記弁操作
    杆14の挿通口23 aと前記弁操作杆14の間に前記
    弁13を閉弁方向に付勢する弾発力をもち且つ前記弁操
    作杆挿通口23 aの封水を兼用するフレキシブルパツ
    キン16を介設したことを特徴とする液体容器の注液装
    置。
JP8744980U 1980-06-21 1980-06-21 液体容器の注液装置 Expired JPS5931151Y2 (ja)

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JP8744980U JPS5931151Y2 (ja) 1980-06-21 1980-06-21 液体容器の注液装置

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JP8744980U JPS5931151Y2 (ja) 1980-06-21 1980-06-21 液体容器の注液装置

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Publication Number Publication Date
JPS5710335U JPS5710335U (ja) 1982-01-19
JPS5931151Y2 true JPS5931151Y2 (ja) 1984-09-04

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ID=29449565

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JP8744980U Expired JPS5931151Y2 (ja) 1980-06-21 1980-06-21 液体容器の注液装置

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58195507A (ja) * 1982-05-08 1983-11-14 松下電器産業株式会社 キヤビネツト
JPS5993352U (ja) * 1982-12-14 1984-06-25 象印マホービン株式会社 液体容器における注出部シ−ル構造
JPS6010110U (ja) * 1983-06-29 1985-01-24 東芝テック株式会社 調理器
JPS60101039U (ja) * 1983-12-15 1985-07-10 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器
JPS60106549U (ja) * 1983-12-24 1985-07-20 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器
JPS60109545U (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 タイガー魔法瓶株式会社 液体容器

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JPS5710335U (ja) 1982-01-19

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