JPS5931108Y2 - モ−シヨナルフイ−ドバツクスピ−カ - Google Patents
モ−シヨナルフイ−ドバツクスピ−カInfo
- Publication number
- JPS5931108Y2 JPS5931108Y2 JP16377880U JP16377880U JPS5931108Y2 JP S5931108 Y2 JPS5931108 Y2 JP S5931108Y2 JP 16377880 U JP16377880 U JP 16377880U JP 16377880 U JP16377880 U JP 16377880U JP S5931108 Y2 JPS5931108 Y2 JP S5931108Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- speaker
- piezoelectric element
- voice coil
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スピーカの音響特性の向上を計ったＭＦＢ（
モーショナルフィードバック）スピーカに関する。
モーショナルフィードバック）スピーカに関する。
ＭＦＢスピーカは、スピーカの振動系の振動量を電気信
号として検出し、この信号を駆動アンプに負帰還させる
事により、スピーカの音響特性、特に低音域特性を改善
して周波数帯域の拡大を目的としたものである。
号として検出し、この信号を駆動アンプに負帰還させる
事により、スピーカの音響特性、特に低音域特性を改善
して周波数帯域の拡大を目的としたものである。
近年、斯るＭＦＢスピーカの開発が盛んであり、振動系
の振動量検出手段として金属板に圧電材料を貼り合せた
円板状の圧電素子を使用し、該素子が屈曲運動する時に
得られる電気信号を利用したＭＦＢスピーカが実現され
つつある。
の振動量検出手段として金属板に圧電材料を貼り合せた
円板状の圧電素子を使用し、該素子が屈曲運動する時に
得られる電気信号を利用したＭＦＢスピーカが実現され
つつある。
第１図に従来のＭＦＢスピーカの振動系の要部を示す。
同図に於て、１はボイスコイルボビン、２は該ボイスコ
イルボビン１の下端部に巻回されたボイスコイルであり
、磁気回路（図示せず）の磁気ギャップに配送されて、
駆動源となる。
イルボビン１の下端部に巻回されたボイスコイルであり
、磁気回路（図示せず）の磁気ギャップに配送されて、
駆動源となる。
３は該ボイスコイルボビン１の上端部に連結された振動
板、４は該ボイスコイルボビン１の上端開口を覆蓋する
平板キャップである。
板、４は該ボイスコイルボビン１の上端開口を覆蓋する
平板キャップである。
５は該平板キャップ４上に載置された環状の支持台、６
は該支持台５上に周辺が接着結合された円板状の圧電素
子であり、上記コイルボビン１が振動するに従い該圧電
素子６が屈曲運動する事になり、該素子６からこの振動
量に対応した電気信号が得られる。
は該支持台５上に周辺が接着結合された円板状の圧電素
子であり、上記コイルボビン１が振動するに従い該圧電
素子６が屈曲運動する事になり、該素子６からこの振動
量に対応した電気信号が得られる。
上述の如き従来のＭＦＢスピーカに於ては、振動系全体
の振動を上記圧電素子６の周辺部に正確に伝達させる為
にはこの平板キャップ４の曲げ剛性を高める必要があっ
た。
の振動を上記圧電素子６の周辺部に正確に伝達させる為
にはこの平板キャップ４の曲げ剛性を高める必要があっ
た。
即ち、上記平板キャップ４の曲げ剛性が不足する場合に
は、振動系が振動する際にこの平板キャップ４に分割振
動が生じる事になり、この誤まった振動が上記圧電素子
６に依って検出され、この信号が負帰還されてスピーカ
の再生音を歪ませる事になる。
は、振動系が振動する際にこの平板キャップ４に分割振
動が生じる事になり、この誤まった振動が上記圧電素子
６に依って検出され、この信号が負帰還されてスピーカ
の再生音を歪ませる事になる。
しかしながら、上記平板キャップ４の曲げ剛性を高める
為に、この平板キャップ４の厚みを大きくすれば、振動
系全体の重量が増加し、スピーカの能率低下を招く事に
なる。
為に、この平板キャップ４の厚みを大きくすれば、振動
系全体の重量が増加し、スピーカの能率低下を招く事に
なる。
本考案は、係る点に鑑みて、為されたものであり、振動
系全体の重量増加を抑えて圧電素子の振動量検出機能の
向上を計ったＭＦＢスピーカを提供するものである。
系全体の重量増加を抑えて圧電素子の振動量検出機能の
向上を計ったＭＦＢスピーカを提供するものである。
第２図に本考案のＭＦＢスピーカの振動系の要部を示す
。
。
同図に於て、１，２．３及び６は第１図に示した従来の
ＭＦＢスピーカと同様に夫々、ボイスコイルボビン、ボ
イスコイル、振動板、及び圧電素子、である。
ＭＦＢスピーカと同様に夫々、ボイスコイルボビン、ボ
イスコイル、振動板、及び圧電素子、である。
斯るＭＦＢスピーカが従来構造と異なる所は、振動板３
に連結したボイスコイルボビン１の上端の開口を覆蓋す
るドームキャップ７にある。
に連結したボイスコイルボビン１の上端の開口を覆蓋す
るドームキャップ７にある。
このドームキャップ７は振動板３の前面に対して凹状と
なっており、該ドームキャップ７の前面に円板状の圧電
素子６がその周辺部に依って直接接着結合されている。
なっており、該ドームキャップ７の前面に円板状の圧電
素子６がその周辺部に依って直接接着結合されている。
上述の構成に依れば、上記ドームキャップ７は、ドーム
形状を有するが故に、従来の圧電素子用の支持台５を必
要としないばかりか、従来の平板キャップ４に比べて曲
げ剛性が格段に向上している。
形状を有するが故に、従来の圧電素子用の支持台５を必
要としないばかりか、従来の平板キャップ４に比べて曲
げ剛性が格段に向上している。
この為に、振動系全体の振動は、軽量であっても分割振
動のないドームキャップ７に依り、歪む事なく直接、円
板状の上記圧電素子６の周辺部に伝達される。
動のないドームキャップ７に依り、歪む事なく直接、円
板状の上記圧電素子６の周辺部に伝達される。
本考案のＭＦＢスピーカは、以上の説明から明らかな如
く、ボイスコイルボビンの開口を覆蓋する逆ドーム型の
キャップの前面に円板状の圧電素子の周辺部を直接結合
して、この圧電素子を振動量検出手段として用いている
ので、即ち、曲げ剛性が高いキャップを用いて圧電素子
を直接支持しているので、該キャップの分割振動成分が
帰還される事に起因する再生音の歪みを皆無とし得る。
く、ボイスコイルボビンの開口を覆蓋する逆ドーム型の
キャップの前面に円板状の圧電素子の周辺部を直接結合
して、この圧電素子を振動量検出手段として用いている
ので、即ち、曲げ剛性が高いキャップを用いて圧電素子
を直接支持しているので、該キャップの分割振動成分が
帰還される事に起因する再生音の歪みを皆無とし得る。
又、上記キャップ自身を軽量にする事ができると共にこ
のキャップが圧電素子用の支持台を兼ねているので振動
系全体を簡略化して軽量に構成でき、この為、スピーカ
の能率を高めると共に製造コストの低減が計れる。
のキャップが圧電素子用の支持台を兼ねているので振動
系全体を簡略化して軽量に構成でき、この為、スピーカ
の能率を高めると共に製造コストの低減が計れる。
第１図は従来のＭＦＢスピーカの振動系の要部断面図、
第２図は本考案のＭＦＢスピーカの振動系の要部断面図
、であって、１はボイスコイルボビン、３は振動板、６
は圧電素子、７はドームキャップを夫々示している。
第２図は本考案のＭＦＢスピーカの振動系の要部断面図
、であって、１はボイスコイルボビン、３は振動板、６
は圧電素子、７はドームキャップを夫々示している。
Claims (1)
- スピーカの振動系に屈曲可能状態で結合された圧電素子
からの信号を振動系の振動量検出信号として用いるモー
ショナルフィードバックスピーカに於て、振動板と連結
したボイスコイルボビンの開口に該振動板前面に対して
凹状となる逆ドーム型のキャップを覆蓋し、該キャップ
の前面に円板状圧電素子の周辺部を直接結合した事を特
徴とするモーショナルフィトバックスピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16377880U JPS5931108Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | モ−シヨナルフイ−ドバツクスピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16377880U JPS5931108Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | モ−シヨナルフイ−ドバツクスピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5785791U JPS5785791U (ja) | 1982-05-27 |
| JPS5931108Y2 true JPS5931108Y2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=29522544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16377880U Expired JPS5931108Y2 (ja) | 1980-11-14 | 1980-11-14 | モ−シヨナルフイ−ドバツクスピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931108Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-14 JP JP16377880U patent/JPS5931108Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5785791U (ja) | 1982-05-27 |
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