JPS5931042B2 - 単一モ−ド光ファイバ−の接続法 - Google Patents

単一モ−ド光ファイバ−の接続法

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JPS5931042B2
JPS5931042B2 JP8187176A JP8187176A JPS5931042B2 JP S5931042 B2 JPS5931042 B2 JP S5931042B2 JP 8187176 A JP8187176 A JP 8187176A JP 8187176 A JP8187176 A JP 8187176A JP S5931042 B2 JPS5931042 B2 JP S5931042B2
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groove
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は単一モード光フアイバ一を接続部材の心出し溝
に案内して接続する方法に関する。
単一モード光フアイバ一を接続する場合、光学的に良好
で出来るだけロスの少ない、単一モード光フアイバ一接
続個所を得るためにはしばしば高価な装置及び方法が必
要とされる。単一モード光フアイバ一の直径は僅少であ
ることから、軸をずらすことなしにまた角変位を生ぜし
めることなしに接続することは極めて困難であり、従つ
て必要な処置手段にそれ相応の費用がかかることになる
。これに関しては部分的に、西ドイツ特許出願公開第2
237444号公報に記載されているように、結合損傷
を出来るだけ僅少にするため電気光学的測定法及び調整
装置が使用される。接続装置の他の例は米国特許第38
70395号明細書に記載されており、この場合単一モ
ード光フアイバ一は位置調整及び心出しのため毛管内に
導入される。しかし直径が極めて小さい単一モード光フ
アイバ一を装入することは極めて困難でありまた多くの
熟練を必要とする。同様のことはカナダ特許第9697
44号明細書に記載されているように溝状の小溝を有す
る接続装置を使用した場合にもいえる。更に2個の光学
構成素子を調整する装置は米国特許第3800388号
明細書に記載されている。ところで本発明は、適当な接
続部材の心出し溝への単一モード光フアイバ一の導入を
簡単な方法でかつ測定又は調整することなしに実施し、
その際簡単に操作することのできる装置によつて、多く
の場合必要とされる純機械的知識及び組立処理をはぶく
ことのできる方法を得ることを根本課題とする。
本発明のこの課題は初めに記載した方法によつて、接続
部材の両側に配置されかつ単一モード光フアイバ一の端
部を接続部材の基底に対して鋭角に挟み込む固定装置を
、この接続部材に対して相対的に移動させることにより
、単一モード光フアイバ一の端部を接続部材の心出し溝
に導き、この固定装置及び接続部材の相対移動により単
一モード光フアイバ一の両端を接続部材の心出し溝内で
互いに接近移動させて突き合わせ、これにより単一モー
ド光フアイバ一の端部が該端部の彎曲により完全に心出
し溝内に沈下して軸方向で位置調整され、単一モード光
フアイバ一を接続部材の心出し溝の突き合わせ個所で互
いに位置調整された状態で物質一又は機械的に固着する
ことによつて解決される。本発明方法の本質は、単一モ
ード光フアイバ一用固定装置と接続部材との相対移動に
より、接続すべき単一モード光フアイバ一を心出し溝内
に沈め、これにより相対する側の位置調整を行ない、単
一モード光フアイバ一の端部を互いに接触させることで
ある。
この相対移動を続けることにより単一モード光フアイバ
一の端部はその傾斜角を維持しながら互いに移動し、両
端が相互に接触し最後に単一モード光フアイバ一の端部
が曲ることにより心出し溝内に沈み軸方向で位置調整さ
れる。必要な相対移動は実施例で示すように数段階の移
動で実施することができる。この場合第1の相対移動で
達成された高さ位置を維持し、次いで単一モード光フア
イバ一の端部を挟み込む固定装置を単一モード光フアイ
バ一の他端が互いに接触するまで接近移動させる。第1
の方向で更に相対移動を実施することによつて単一モー
ド光フアイバ一は心出し溝の全長に渡つて沈められる。
この最後の移動により単一モード光フアイバ一の両端は
軸方向で位置調整される。上記のように数工程の相対移
動によつて得られるこの伏態で単一モード光フアイバ一
の端部を物質的にか又は機械的に固着する。
この方法の場合単一モード光フアイバ一を心出し溝に沈
めるための相対移動は、単一モード光フアイバ一の端部
を固定装置の降下によつて心出し溝に沈めるか、或いは
単一モード光フアイバ一の端部をその位置に固定し、接
続部材を上方に移動させることによつて行なうかは問題
でない。移動過程での公差は単一モード光フアイバ一の
接続にマイナスに作用することはない、それというのも
単一モード光フアイバ一は多少とも強く曲がることによ
り長手方向での補償が可能であるからである。本発明方
法を実施するための装置は、移動に必要な一定の駆動装
置に依存するものではない。
この駆動は例えばレバー系によつて機械的にか、或いは
空気圧的に又は電磁的に行なうことができる。更にこの
装置は、単一モード光フアイバ一の端部における被覆材
を除去する装置及び繊維切断装置を有することが好まし
い。この場合には単一モード光フアイバ一の端部を固定
した後、被覆材を除去しかつ単一モード光フアイバ一を
必要な長さに切断する2工程が付加される。これは相応
する各装置を固定装置間に存在する接続部材の位置に設
けることによつて達成される。従つて被覆材の除去及び
長さを規定するための処理過程を新たに設ける必要はな
い。本方法を実施するための装置の他の補助装置は、単
一モード光フアイバ一を物質的に(例えば接着剤によつ
て)固着するための物質(接着剤)投入装置又は単一モ
ード光フアイバ一を心出し溝内で機械的に固着するため
のプレス装置である。特にケーブル接続を実施するため
に使用することのできる装置には接続部材用マガジンを
設け、これにより接続部材を自動的に案内することもで
きる。接続部材としてはこの方法の場合特にU一又はV
一字状断面を有する開放心出し溝を有する接続部材が適
している。
接続すべき単一モード光フアイバ一を受け入れるこの種
の接続部材は本発明では、互いに鋭角に傾斜しかつ心出
し長手溝を形成する薄壁の二面から成る。本発明による
実施例の優れた利点は、単一モード光フアイバ一の接続
すべき端部の位置調整に高価な測定又は心出し装置を必
置としないことである、それというのも心出し溝内で共
通の軸に位置調整することは溝への装入に際して自動的
に行なわれるからである。
このためにはプリズム状の溝基底が単一モード光フアイ
バ一の直径の半分よりも小さい半径を有する必要がある
。この種の接続部材は極めて簡単に、例えば適当な金属
又はプラスチツクシートである薄壁材料を折曲げ、生じ
た折り目が心出し溝を形成するようにして製造する。溝
基底を凹状に彎曲した形にすることにより、互いに接触
しかつ押し合う単一モード光フアイバ一の端部に、溝基
底に向う分力が自動的にもたらされる。この分力は、接
着剤がその表面張力により単一モード光フアイバ一の端
部をベースから押し上げようとする場合に有利に作用す
る。次に本発明方法を、装置の基本位置の他の処理移動
過程をも示す第1〜4図に基づき詳述する。
第5〜10図は本方法を実施するのに適した接続部材の
実施例を示すものである。第1図には単一モード光フア
イバ一を接続する方法の出発位置が示されており、この
場合双方の単一モード光フアイバ一1はすでに前記の手
段で各端部から被覆材を除去され、必要な長さに切断さ
れている。双方の単一モード光フアイバ一1の端部は接
続部材保持体3上に確実に組立てられた、心出し溝を有
する接続部材2の両側で固定装置4内に挟み込まれてい
る。第2図は第1の相対移動後における状態を示すもの
であり、この移動により固定装置4と接続部材保持体3
とは高差5だけ位置を変えられている。この場合単一モ
ード光フアイバ一1の両端は固定装置4の降下によつて
か又は接続部材2の上昇により接続部材2の心出し溝に
沈下する。これにより次の工程で維持される単一モード
光フアイバ一1の横方向の位置調整が行なわれる。第3
図は両固定装置4を互いに接近移動させた後における本
方法の状態を示すものである。この移動過程により単一
モード光フアイバ一1の両端は接続部材2の心出し溝内
で同様に互いに接触するまで移動する。単一モード光フ
アイバ一1は初めに必要な長さに切断されていることか
ら、心出し溝内における接触点はほぼ正確に規定される
。その際生じる公差は問題とならない、それというのも
この差は単一モード光フアイバ一1が彎曲することによ
り許容されるからである。この時点で次の工程として更
に固定装置4及び接続部材保持体3を第1の移動過程に
おけると同じ方向で互いに相対的に移動させ、高差7を
大きくする。これにより単一モード光フアイバ一1は接
続部材2の心出し溝に更に沈められ、単一モード光フア
イバ一1の軸方向での位置調整がもたらされる。この工
程でも生じる公差は単一モード光フアイバ一1が固定装
置4と接続部材2との間の自由範囲で相応して彎曲する
ことにより補償される。この調整された最終状態で単一
モード光フアイバ一1の突き合わせ個所が適当な接着剤
で湿され、これにより物質的に固着される。接着剤が硬
化した後接続した単一モード光フアイバ一1を固定装置
4から取り出すことができる。接続部材2の心出し溝に
単一モード光フアイバ一1を固着する他の可能性は、接
続部材2をプレスすることである。単一モード光フアイ
バ一1はこの場合心出し溝内で締めつけることにより固
定される。第5図には単一モード光フアイバ一用接続部
材がカバーなしに例示されている。
この接続部材は心出し長手溝に関する条件を満たしまた
本発明方法を実施するのに使用可能である。単一モード
光フアイバ一1の端部は、平行な二面10によつて形成
される位置調整溝9に導入されて横方向での位置を調整
される。互いに鋭角をなす傾斜面によつて形成されるV
字状の溝基底8は第3の移動過程で軸方向の位置調整を
もたらす。平行な両面10の上端は導入補助部11とし
て外側に向けて折曲げられており、これにより固定装置
4の僅かな側方ずれが補償される。第6図から第8図ま
でには、同様に互いに鋭角13で傾斜されている。
第6図から明らかな二面12によつて形成された心出し
長手溝14を有する接続部材が示されている。長手溝1
4の溝基底における曲折線は両側端で外側に引裂かれて
いる。従つて面部分15は外側に向けて折曲げることが
できる。この面部分15は被覆材を有する単一モード光
フアイバ一を受け入れるのに利用され、単一モード光フ
アイバ一は、その被覆材が除去されている端部を接着剤
により接続された後先の被覆剤と結合される。これによ
り単一モード光フアイバ一の端部接合個所における軸方
向での引張負荷は確実に軽減される。面部分15は第7
図及び第8図からも明らかであり、特に第8図には外側
への折曲が明示されている。心出し長手溝14への単一
モード光フアイバ一の導入及びそのたわみ度はすでに詳
述した通りである。第9図は、長手溝17の溝基底が凹
状の彎曲部19を有する。
本発明方法に適した接続部材16の断面図である。両側
には被覆材を受容するための拡張部18が存在する。第
10図からプリズム状の断面を有する心出し長手溝17
が明らかである。この接続部材16は、図示されている
ように特に簡単に射出成形法によりプラスチツクから製
造することができるという利点を有する。薄壁材料例え
ば金属鈑並びにガラス又はセラミツクから製造してもま
つたく問題はない。単一モード光フアイバ一を心出し溝
8,14,17に沈降させた後、単一モード光フアイバ
一の端部は液浸物質として通常使用される適当な接着剤
により固定される。
各実施例ですでに記載したように、接続部材をこれに適
した材料から製造する限り、接続部材をプレスすること
によつて単一モード光フアイバ一の端部を心出し長手溝
内で機械的に固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の出発位置を示す略
示図、第2図は第1の相対移動後における装置の略示図
、第3図は固定装置を互いに接近移動させた後における
装置の略示図、第4図は第1の移動力向で更に相対的に
移動させた後の装置の略示図、第5図は単一モード光フ
アイバ一用接続部材の1形式をカバーなしに示す図、第
6図は接続部材の他の形式を示す側面図、第7図は第6
図に示した接続部材の正面図、第8図は第6図に示した
接続部材の平面図、第9図は他の形式の接続部材の縦断
面図、第10図は第9図に示した接続部材の正面図であ
る。 1・・・・・・単一モード光フアイバ一、2・・・・・
・接続部材、4・・・・・・固定装置、8,14,17
・・・・・・心出し長手溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一モード光ファイバーを接続部材の心出し溝に案
    内して接続する方法において、接続部材2の両側に配置
    されておりかつ単一モード光ファイバー1の端部を接続
    部材2の基底に対して鋭角に挾み込む固定装置4を接続
    部材2に対して相対的に移動させることにより、単一モ
    ード光ファイバー1の端部を接続部材2の心出し溝に導
    入し、この固定装置及び接続部材の相対移動により単一
    モード光ファイバー1の両端を接続部材2の心出し溝内
    で互いに接近移動させて突き合わせ、これにより単一モ
    ード光ファイバー1の端部が該端部の彎曲により完全に
    心出し溝内に沈下して軸方向で位置調整され、単一モー
    ド光ファイバー1を接続部材2の心出し溝の突き合わせ
    個所で互いに位置調整された状態で物質的にか又は機械
    的に固着することを特徴とする単一モード光ファイバー
    の接続法。 2 単一モード光ファイバー1を接続部材2の心出し溝
    に沈下させるための移動を固定装置4の降下により実施
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 単一モード光ファイバー1を接続部材2の心出し溝
    に沈下させるための移動を、接続部材2の上昇により実
    施する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 固定装置4に挾み込まれた単一モード光ファイバー
    1の端部が必要な長さに切断される前に剥離装置によつ
    てその被覆材を除去される特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 5 固定装置4に挾み込まれた単一モード光ファイバー
    1の端部が、接続部材2の心出し溝に導入される前に繊
    維切断装置によつて必要な長さに切断される特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 6 接続すべき単一モード光ファイバーを受け容れるた
    め、互いに鋭角13に傾斜しかつ心出し長手溝14を形
    成する薄壁材の面12から成る接続部材を使用する特許
    請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載
    の方法。 7 プリズム状の心出し長手溝8、14、17の基底が
    、接続すべき単一モード光ファイバーの接合個所で底点
    を有する凹状彎曲部19を有する接続部材を使用する特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記
    載の方法。 8 プリズム状の長手溝8、14、17の溝基底の半径
    が単一モード光ファイバーの直径の半分よりも小さい接
    続部材を使用する特許請求の範囲第1項から第5項まで
    のいずれか1項に記載の方法。 9 両外側部分で長手溝14の溝基底における折曲線に
    沿つて切り裂かれており、亀裂端までの面部分15が外
    側に向けて折り曲げられている接続部材を使用する特許
    請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記載
    の方法。 10 心出し長手溝8がその上縁で平行に走る面から成
    る位置調整溝9に連続し、この面が単一モード光ファイ
    バーの導入補助部11として、位置調整溝9が上方部で
    広がるように、外側に折曲げられている接続部材を使用
    する特許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1
    項に記載の方法。
JP8187176A 1975-07-10 1976-07-09 単一モ−ド光ファイバ−の接続法 Expired JPS5931042B2 (ja)

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DE7523185 1975-07-21
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JPS5210150A JPS5210150A (en) 1977-01-26
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