JPS5930889Y2 - ズ−ム用交換レンズの鏡胴 - Google Patents

ズ−ム用交換レンズの鏡胴

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Publication number
JPS5930889Y2
JPS5930889Y2 JP660180U JP660180U JPS5930889Y2 JP S5930889 Y2 JPS5930889 Y2 JP S5930889Y2 JP 660180 U JP660180 U JP 660180U JP 660180 U JP660180 U JP 660180U JP S5930889 Y2 JPS5930889 Y2 JP S5930889Y2
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JP
Japan
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lens barrel
lens
main body
end surface
open end
Prior art date
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Expired
Application number
JP660180U
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English (en)
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JPS56110407U (ja
Inventor
裕康 内田
Original Assignee
トキナ−光学株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by トキナ−光学株式会社 filed Critical トキナ−光学株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はズーム用交換レンズの鏡胴に関する。
ズーム用交換レンズの鏡胴は、ズーミングのためのレン
ズ保持枠のピンや距離調節のためのヘリコイド筒のピン
を嵌入し移動させるために被写体側の鏡胴開放端面から
穿削された複数のみそを有する鏡胴本体と、その外周側
にカム筒を収容する環状の空間部を形成するようは該本
体に取付けられる化粧リングとからなり、その化粧リン
グの折曲端縁と本体開放端面とを、第2図イのように本
体1′の開放端部外周面に雄ネジを切りこれに折曲端縁
21′から内方へ突出する外周支持環28′の内周面に
きった雌ネジを螺合させるようにしたり、第2図口に示
すように本体1′の開放端内周面に雌ネジをきり、折曲
端縁21′から内方に突出する内周支持環25′の外周
面にきった雄ネジを螺合させようにするのが普通である
特に最近ズーム用交換レンズの鏡胴の素材として合成樹
脂が使用されるが、その場合もこの構造となっているも
のが多い。
しかし鏡胴本体の端部がみそによりで切られて円周方向
に連結されていないので、半径方向外向き又は内向きの
外力に対して弱く、前述のような本体と化粧リングの取
付は方では本体開放端部に歪みが生じ、レンズ操作に支
障をきたし、性能にも影響を与えることになる。
これを簡便に防止する手段として肉厚を厚くするのも一
つの方法であるが、小型軽量化をはかろうとするレンズ
鏡胴の設計上好ましくない。
本考案は前述の如き鏡胴の歪み変形を防止する実用的な
構成を工夫したものである。
以下図面に従って本件考案の実施例を説明する。
鏡胴本体1は、その一端にカメラ装着部19を有し、他
方の被写体側端面11には、複数個所で一端が開放され
た光軸方向の直線みぞ12,13を穿削し、別に胴体部
に同じく光軸方向の直線みぞ14を穿削する。
化粧リング2は、円筒状でその一端を鏡胴本体1のカメ
ラ側の段部に嵌入固着し、他端は半径方向内方へ折曲げ
られ折曲端縁21を形成し、その折曲端縁の先端内面を
もって後述する構成によって前記鏡胴本体1の被写体側
端面11を覆うように固着し、鏡胴本体1の外周側と化
粧リング2との間に環状の空間部を形成する。
この環状空間にはカム筒3が緩装される。
化粧リング2の外周には第ルンズ群L1を装着した操作
環4が嵌合し、その操作環の内方環状部にはへリコイド
筒9が螺合され、ヘリコイド筒9のピン10が前記鏡胴
本体1の直線みぞ12に嵌入し光軸方向に移動できる。
鏡胴本体1の内周面には第2レンズ群L2の保持枠5と
第3レンズ群L3及び第4レンズ群L4の保持枠7とが
嵌合し、保持枠5のピン6が本体1の直線みぞ13に、
保持枠1のピン8が直線みぞ14に嵌入しているから、
これら保持枠は光軸方向に移動することができる。
カム筒3には前記各ピンの嵌入するカム溝が穿設され、
操作環4の光軸方向の移動操作により、これと連動する
ヘリコイド筒を介しカム筒が回転され、全レンズ群が相
対的に移動されズーミングが行なわれる。
鏡胴本体1の被写体側開放゛端面11と化粧リング2の
折曲端縁21とは次のようにして固着される。
第3図に示す実施例は、本体側端面11に環状みぞ15
を設け、これに対する折曲端縁21側にはこの環状みぞ
15に密に嵌合する環状の突起22を形成し、両者を密
に嵌合した後ビス23を折曲端縁21側から環状突起2
2を通して本体端面11の内部に達するオでねじこんで
強固に固定する。
第6図は他の実施例を示す。
化粧リング2の折曲端縁21はその先端をさらに軸方向
に折曲げて内周支持環25をのばし、その根元の折曲げ
部分に環状のみぞ24を形成し、内周支持環25の内側
には雄ネジ26をきる。
他方鏡胴本体1の端面11は、そのit軸方向に環状突
出部16をのばし、該突出部16の外周側は前記環状み
ぞ24の側壁に密に嵌合し、内周側には雌ネジ17をき
り前記内周支持環25の雄ネジ26と螺合させる。
第7図はさらに他の実施例を示す。
化粧リング2の折曲端縁21は途中から内方へ外周支持
環27を突出し、該支持環27の内周側に雌ネジ28を
きっである。
鏡胴本体1の端部外周には雄ネジ18をきり、前記雌ネ
ジ28と螺合させる。
化粧リング折曲端縁21の先端内側には断面り字形の補
助リング29を装入し、前記外周支持環27と補助リン
グ29とで鏡胴本体1の端部が密に嵌入する凹欠部を形
成する。
本考案は以上のように開放端面から複数のみそを穿削し
た鏡胴本体の該端面と化粧リングの折曲端縁とを、その
接触面において、いずれか一方に環状凹欠部を他方に環
状突起部を形成し、該凹欠部と該突起部とを密に嵌合固
着するよ5[構成したので、鏡胴本体端部が円周方向に
連結されていないにもかかわらず、その端部にかかる半
径方向の外力が前記凹欠部と突起部の嵌合面で受は止め
られ、従来構造で発生しがちな歪を生ずることなく、レ
ンズ操作に支障をきたすことがない。
しかも簡単な構造であるから実用上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるズーム用交換レンズの一実施例
の細手断面図、第2図イ及び叫ま従来の鏡胴本体と化粧
リングの装着構造を示す要部の切断側面図、第3図は本
考案にかかる鏡胴本体と化粧リングの装着構造を示す要
部の切断側面図、第4図は同上本体の斜視図、第5図は
同上本体に化粧リングを装着し一部を破断した斜視図、
第6及び第7図は本考案にかかる本体と化粧リングの装
着構造の他の二つの実施例を示す要部切断側面図。 1・・・・・・鏡胴本体、2・・・・・・化粧リング、
3・・・・・・カム筒、4・・・・・・操作環、6,8
.10・・・・・・ピン、11・・・・・・本体開放端
面、12,13.14・・・・・・みそ、15・・・・
・・環状みぞ(凹欠部)、21・・・・・・折曲端縁、
22・・・・・・環状突起、L 1+ L2 + L
31 L4・・・・・・レンズ群。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ズーミングのためのレンズ保持枠のピンや距離調節のた
    めのへリコイド筒のピンを嵌入し移動させるために鏡胴
    開放端面から穿削された複数のみそを有する鏡胴本体と
    、その外周側にカム筒を収容する環状空間部を形成する
    ように該本体に取付けられた化粧リングとからなり、鏡
    胴本体の前記開放端面と化粧リングとは、化粧リングの
    折曲端縁で開放端面を覆い、その接触面において、いず
    れか一方に環状凹欠部を他方に環状突起部を形成し、該
    凹欠部と該突起部とを密に嵌合固着するように構成して
    なるズーム用交換レンズの鏡胴。
JP660180U 1980-01-24 1980-01-24 ズ−ム用交換レンズの鏡胴 Expired JPS5930889Y2 (ja)

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JP660180U JPS5930889Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 ズ−ム用交換レンズの鏡胴

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JP660180U JPS5930889Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 ズ−ム用交換レンズの鏡胴

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56110407U JPS56110407U (ja) 1981-08-26
JPS5930889Y2 true JPS5930889Y2 (ja) 1984-09-03

Family

ID=29603272

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JP660180U Expired JPS5930889Y2 (ja) 1980-01-24 1980-01-24 ズ−ム用交換レンズの鏡胴

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