JPS5930885Y2 - 光フアイバ - Google Patents
光フアイバInfo
- Publication number
- JPS5930885Y2 JPS5930885Y2 JP16590779U JP16590779U JPS5930885Y2 JP S5930885 Y2 JPS5930885 Y2 JP S5930885Y2 JP 16590779 U JP16590779 U JP 16590779U JP 16590779 U JP16590779 U JP 16590779U JP S5930885 Y2 JPS5930885 Y2 JP S5930885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- core
- hole
- cores
- leakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体の漏洩検知などが行えるようにした特殊構
造の光ファイバに関する。
造の光ファイバに関する。
従来、光ファイバにより油漏、水漏などの検知を行う場
合では、単心あるいは多心型とした光ファイバの一部を
切除して微小な切離間隙を設けるか、または1対とした
光ファイバの各一端を対向させて微小な遊離間隙を形成
し、そして油漏などによる液体が上記間隙内に侵入した
際、これを漏光媒体とし、一方の光ファイバからの光信
号を他方の光ファイバへと漏光させ、この漏光による光
信号により流体の漏洩検知を行なうようにして(・る。
合では、単心あるいは多心型とした光ファイバの一部を
切除して微小な切離間隙を設けるか、または1対とした
光ファイバの各一端を対向させて微小な遊離間隙を形成
し、そして油漏などによる液体が上記間隙内に侵入した
際、これを漏光媒体とし、一方の光ファイバからの光信
号を他方の光ファイバへと漏光させ、この漏光による光
信号により流体の漏洩検知を行なうようにして(・る。
上記のごとき手段でも一応所定の流体漏洩検知は行なえ
るが、光ファイバの切離間隙、遊離間隙だけでは漏光媒
体(漏洩流体)の捕捉性が悪く、同媒体を逃がしてしま
うことがあるので安定した検知信号が得られず、このよ
うなことから間隙設定も難かしくなっている。
るが、光ファイバの切離間隙、遊離間隙だけでは漏光媒
体(漏洩流体)の捕捉性が悪く、同媒体を逃がしてしま
うことがあるので安定した検知信号が得られず、このよ
うなことから間隙設定も難かしくなっている。
また、上記の間隙に漏光媒体が侵入した際、一方の光フ
ァイバから他方の光ファイバへ伝送される光信号は、該
間隙部において外部へ多量に放射され、これにより検知
信号による感度が低下していた。
ァイバから他方の光ファイバへ伝送される光信号は、該
間隙部において外部へ多量に放射され、これにより検知
信号による感度が低下していた。
本考案は上記の問題点に鑑み、光フアイバ自身に漏光媒
体の捕捉機能と同媒体を介した検知信号伝送機能とをも
たせ、これにより流体漏洩検知等が満足に行えるように
したものである。
体の捕捉機能と同媒体を介した検知信号伝送機能とをも
たせ、これにより流体漏洩検知等が満足に行えるように
したものである。
以下、本考案の構成を図示の実施例により説明すると、
第1図、第2図において、1はクラッド、2.2′はコ
ア、3は空孔、4は被覆層であり、クラッド1は低屈折
率ガラス、コア2,2′は高屈折率ガラス、被覆層4は
プラスチックよりなっている。
第1図、第2図において、1はクラッド、2.2′はコ
ア、3は空孔、4は被覆層であり、クラッド1は低屈折
率ガラス、コア2,2′は高屈折率ガラス、被覆層4は
プラスチックよりなっている。
第1図のものは、2本のコア2,2′と1つの空孔3と
を有しており、これらコア2,2′および空孔3はクラ
ッド1内において長手方向に並列して設けられているが
、この場合、2本のコア2,2′は空孔3に対して0〜
1μm以下の間隔Hをおいて近接している。
を有しており、これらコア2,2′および空孔3はクラ
ッド1内において長手方向に並列して設けられているが
、この場合、2本のコア2,2′は空孔3に対して0〜
1μm以下の間隔Hをおいて近接している。
第2図のものは、上記における2本のコア2゜2′、1
つの空孔3を1組とした場合、これらが2組、クラッド
1内に設けられたものである。
つの空孔3を1組とした場合、これらが2組、クラッド
1内に設けられたものである。
なお、図示ではコアと空孔とを2:1で対応させている
が、当該コアおよび空孔は3:1.4:1・・・・・・
・・・などで対応させてもよい。
が、当該コアおよび空孔は3:1.4:1・・・・・・
・・・などで対応させてもよい。
第3図、第4図は本考案光ファイバをA1.A2゜A3
で示した場合の使用例である。
で示した場合の使用例である。
第3図の場合では、周面に透孔5を有した筒形容器6を
光ファイバA0の端部に装着してこれを液体輸送管など
の近傍に配置しておき、そして光信号発信装置から一方
のコア2のみに光信号(パルス)を通してお(のである
。
光ファイバA0の端部に装着してこれを液体輸送管など
の近傍に配置しておき、そして光信号発信装置から一方
のコア2のみに光信号(パルス)を通してお(のである
。
この状態において液体輸送管(図示せず)から油、水な
どの液体が漏れ、これが透孔5より筒形容器6内に侵入
すると、光ファイバA1の空孔3はその毛細管現象によ
り上記漏洩液体を積極的に吸入かつ捕捉するようになる
。
どの液体が漏れ、これが透孔5より筒形容器6内に侵入
すると、光ファイバA1の空孔3はその毛細管現象によ
り上記漏洩液体を積極的に吸入かつ捕捉するようになる
。
この場合、油、水などは空気よりも屈折率が高く、これ
が漏光媒体となり、かつ、コア2,2′と空孔3とが上
記のように近接(間隔H=O〜1μm以下)している状
態において該空孔3内の漏光媒体がコア2の光信号をコ
ア2′側へ漏光させるので、コア2′はこれに接続され
ている光信号受信装置(検知装置)へその光信号を伝送
するようになる。
が漏光媒体となり、かつ、コア2,2′と空孔3とが上
記のように近接(間隔H=O〜1μm以下)している状
態において該空孔3内の漏光媒体がコア2の光信号をコ
ア2′側へ漏光させるので、コア2′はこれに接続され
ている光信号受信装置(検知装置)へその光信号を伝送
するようになる。
従ってコア2からコア2′へ光信号が漏れ、これがコア
2′の検出系で受信されることにより、上記のごとき流
体漏洩が検知できる。
2′の検出系で受信されることにより、上記のごとき流
体漏洩が検知できる。
第4図の場合では、光ファイバA2.A3の端部を0.
1sn程度の離間状態で対向させると共に当該対向部間
にわたって装着した透孔5を有するスリーブ6′により
両光ファイバA2.A3を接続し、そして前記と同様、
光ファイバA2またはA3、あるいはその双方のコア2
に光信号を通しておくのである。
1sn程度の離間状態で対向させると共に当該対向部間
にわたって装着した透孔5を有するスリーブ6′により
両光ファイバA2.A3を接続し、そして前記と同様、
光ファイバA2またはA3、あるいはその双方のコア2
に光信号を通しておくのである。
この第4図の場合も、スリーブ6′内に漏洩流体が侵入
することでコア2からコア2′へと光信号が漏れるから
、前記と同様の流体漏洩検知が行なえる。
することでコア2からコア2′へと光信号が漏れるから
、前記と同様の流体漏洩検知が行なえる。
なお、上記における光ファイバが第2図のごときであれ
ばその漏洩光信号が多系統へ伝送できるようになる。
ばその漏洩光信号が多系統へ伝送できるようになる。
また、流体漏洩検知以外では、空孔3内へ積極的に流体
を侵入させることにより、適宜の信号伝達(情報伝達)
手段として活用できる。
を侵入させることにより、適宜の信号伝達(情報伝達)
手段として活用できる。
上記における筒形容器6、スリーブ6′等は光ファイバ
端を止着するV溝固定具でもよい。
端を止着するV溝固定具でもよい。
さらに上記では、漏光媒体となる流体を油、水などの液
体で例示したが、空気よりも屈折率の高い気体であれば
、これも漏光媒体となり得る。
体で例示したが、空気よりも屈折率の高い気体であれば
、これも漏光媒体となり得る。
以上の通り、本考案の光ファイバは、クラッド1の内部
に、少なくとも1つの空孔3と2本またはそれ以上のコ
ア2,2′とが長手方向に並夕1ルて設げられ、空孔3
内に侵入した漏光媒体を介して一方のコア2から他方の
コア2′へ漏光可能となるよう、当該空孔3には少なく
とも2本のコア2゜2′が近接または外接しているもの
であるから、空孔3内に漏光媒体が侵入することで、所
定の漏洩検知や情報伝達が行なえるようになる。
に、少なくとも1つの空孔3と2本またはそれ以上のコ
ア2,2′とが長手方向に並夕1ルて設げられ、空孔3
内に侵入した漏光媒体を介して一方のコア2から他方の
コア2′へ漏光可能となるよう、当該空孔3には少なく
とも2本のコア2゜2′が近接または外接しているもの
であるから、空孔3内に漏光媒体が侵入することで、所
定の漏洩検知や情報伝達が行なえるようになる。
しかも上記の空孔3は漏光媒体の捕捉性がよく、−たん
捕捉した該媒体を外部へ逃がしてしまうと(・つたこと
がな(・と共に該媒体を介したコア2゜2′相互の漏光
もクラッド1内で行なわれるから、漏光伝送時の光量減
衰も少なくなる。
捕捉した該媒体を外部へ逃がしてしまうと(・つたこと
がな(・と共に該媒体を介したコア2゜2′相互の漏光
もクラッド1内で行なわれるから、漏光伝送時の光量減
衰も少なくなる。
従って受信すべき信号の安定性、感度とも良好になる。
第1図、第2図は本考案光ファイバの各種実施例を示し
た断面図、第3図、第4図は同上の使用例を示した一部
切欠の暗示正面図である。 1・・・・・・クラッド、2,2′・・・・・・コア、
3・・・・・・空孔。
た断面図、第3図、第4図は同上の使用例を示した一部
切欠の暗示正面図である。 1・・・・・・クラッド、2,2′・・・・・・コア、
3・・・・・・空孔。
Claims (1)
- クラッドの内部に、少なくとも1つの空孔と2本または
それ以上のコアとが長手方向に並列して設けられ、空孔
内に侵入した漏光媒体を介して一方のコアから他方のコ
アへ漏光可能となるよう、当該空孔には少なくとも2本
のコアが近接または外接している光ファイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16590779U JPS5930885Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 光フアイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16590779U JPS5930885Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 光フアイバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5683704U JPS5683704U (ja) | 1981-07-06 |
JPS5930885Y2 true JPS5930885Y2 (ja) | 1984-09-03 |
Family
ID=29676811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16590779U Expired JPS5930885Y2 (ja) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | 光フアイバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930885Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3889746B2 (ja) * | 2004-01-15 | 2007-03-07 | 株式会社ジェイテクト | 光ファイバの製造方法 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP16590779U patent/JPS5930885Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5683704U (ja) | 1981-07-06 |
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