JPS5930782Y2 - 自動二輪車の風防装置 - Google Patents

自動二輪車の風防装置

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Publication number
JPS5930782Y2
JPS5930782Y2 JP9571980U JP9571980U JPS5930782Y2 JP S5930782 Y2 JPS5930782 Y2 JP S5930782Y2 JP 9571980 U JP9571980 U JP 9571980U JP 9571980 U JP9571980 U JP 9571980U JP S5930782 Y2 JPS5930782 Y2 JP S5930782Y2
Authority
JP
Japan
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fairing
motorcycle
windscreen
windshield device
windshield
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Expired
Application number
JP9571980U
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English (en)
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JPS5719183U (ja
Inventor
隆志 工藤
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
Priority to JP9571980U priority Critical patent/JPS5930782Y2/ja
Publication of JPS5719183U publication Critical patent/JPS5719183U/ja
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Publication of JPS5930782Y2 publication Critical patent/JPS5930782Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車の走行抵抗の軽減及び乗員への風の
影響を防止するよう−にした風防装置の改良に関するも
のである。
自動二輪車において、走行抵抗の軽減、乗員への風の影
響の防止を目的とした所謂フェアリング(ミニカウリン
グ)と称される風防装置が設けられ、フェアリングは車
体の前部にこれの前方上部を覆う如く略々流線形をなす
かかるフェアリングは流線形の本体と、これの上部前面
に傾斜立設された透明なウィンドスクリーンよりなる。
以上のフェアリングにおいて、フェアリング本体とウィ
ンドスクリーンとの接続部にはこれの重合域を覆う如く
平板状のゴム等からなるシール部材が介装されているが
、従来はシール部材が平板状であるため充分なシール性
が得られ難く、ために重合域に水や塵埃が侵入し、これ
が堆積して周囲が汚れたりし、外観上好ましくなく、又
視界確保の点でも最良とはいえず、清掃時においてもシ
ール部材とウィンドスクリーンとフェアリングの接続重
合部間にこれらが入り込み、清掃、除去がしにくいとい
う問題がある。
本考案者は以上の如き問題点を解決すべく本考案をなし
たもので、その目的とする処は、上記シール部材にリッ
プ部を設け、これをウィンドスクリーンとフェアリング
の重合域間に介装して挾圧し、リップ部の双方への圧着
変形でシール性を高め、水や塵埃の双方の重合接続域へ
の侵入を防止し、汚れの防止、清掃の容易化を図った自
動二輪車の風防装置を提供するにある。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
第1図乃至第4図は自動二輪車の外観図を示し、自動二
輪車1は車体フレーム2の前方にはフロントフォーク3
を介して前車輪4が設けられ、又後方にはリヤフォーク
5を介して後車輪6が設けられ、フレーム2の前部上部
には燃料タンク7が、この下にはエンジン8が各搭載さ
れ、燃料タンク7の後部にはりャカウル9が延出され、
リヤカウル9上にはシート10が付設され、又リヤフォ
ーク5とフレーム後部間にはりャクッションユニット1
1が介設されている。
そしてフロントフォーク3のフォークパイプ12上部は
上下のブリッジ13を介して車体2前端部のヘッドチュ
ーブ14に枢着され、ブリッジ13上にハンドル15を
付設し、自動二輪車の操向装置を構吸している。
以上の自動二輪車1の前方上部、即ち前車輪4上方から
・・ンドル15の下方を覆う如くフェアリングをなす風
防装置16が設けられる。
風防装置16は風防及び風の案内作用を行って走行抵抗
を軽減する流線形の7工アリング本体17と、これの前
部上方前面に設けられ、傾斜して起立せるつインドスク
リーン18とからなる。
本体17ば・・ンドル前方から下方、更には燃料タンク
7の両側からエンジン8の左右の後方に延出され、平面
略U字型をなし、本体17の前部17a両側にはバック
ミラー19.19が、又前端にはヘッドライト20が付
設され、前部上面は上から覆われるイ/ス トメントパ
ネル部17bを形成し、中間部17cは燃料タンク7の
前部左右に延出され、後51raは中間部17c後端か
らエンジン8の左右の後部に垂下されている。
フェアリング本体17は合成樹脂等で成形され、フレー
ム2に結着されている。
以上において、第5図に示される如くフェアリング本体
17の前部17a上部は斜めに前方及び平面からみて略
U字型にウィンドスクリーン18の取付部17cが形威
され、取付部17eSi−股肉側に凹った取付段部17
fと、これの上端から内方には折曲されたフランジ部1
7gを備え、フランジ部17gはインストルメントパネ
ル部17bの周縁と接合されている。
ウィンドスクリーン18は透明な合成樹脂材等で断面略
U字型等に成形され、これの周縁部18aを段部17f
と外側から重ね合せる。
この段部17fと周縁部18aとの重合域Aを第1図乃
至第3図に想像線の・・ツチングで示し、スクリーン1
8は本体17の前部上部に斜め後方に傾斜立設される。
段部17fとスクリーン周縁部18a間にはコムで成形
した板状のシール部材21を介装し、スクリーン周縁部
18a及び段部17fに周方向に離間して設けた複数の
取付孔18b、17h・・・及びシール部材21に穿設
した取付孔21aにビス22をスクリーン外側から通し
、段部17fの裏側からナツト23を螺合し、螺締して
周縁部18a、シール部材21、段部17fを一体的に
結合する。
この結合にさいし、ビス22周にカラー24を介装し、
又ビス22の頭22aと周縁部18a外面間にはワッシ
ャ25を介装する。
そしてビス頭22aにはキャンプ26を嵌合被着し、外
観性を向上させた。
ところでシール部材2Fは既述の如くゴムで平板状に成
形され、実施例では第6図に示す如く重合域Aを左右に
二分割した略り型をなし、これの全周縁両側部に先端が
尖ったリップ部21bを囲繞する如く形威し、又取付孔
21aの周りにこれを囲繞する如く両側にリング状のリ
ップ部21cを形成する。
かくすることにより、ウィンドスクリーン周縁部18a
と段部17f間に挟入され、ビス22の締め付けにより
両側のリップ部21bは圧潰変形して周縁部と段部の対
向面に密着し、高度のシール性を維持することができ、
又ビス止め部もリップ部21cが圧潰奮形して取付孔1
8b、17h周に密着し、この部分からの侵水等に対し
高いシール性を維持する。
そしてリップ部21bの外側に表れる部分、即ち上部の
もの21d1前後両端のもの21e!、dシール部材2
1の最外周に設けて板状本体21fの周縁部との間に段
部が発生することのないようにし、第5図の如くインス
トルメントパネル部17b前端とスクリーン18のこの
部分の裏側にフラットな目地を形成する如くシ、塵埃等
がたまらないようにした。
以上で明らかな如く本考案によれば、シール部材にリッ
プ部を設けたため、ウィンドスクリーンとフェアリング
本体との接続部の螺締締着時にリップ部が変形し、夫々
の対向面に密着し、高いシール性を得ることができ、水
や塵埃等のこの間への侵入を防止し、スクリーン接続部
の汚れの発生を防止するとともに、塵埃等の清掃も容易
であり、以上をシール部材にリップ部を設けるだけで達
成し、取付構造に変更をもたらすことなく、部品点数が
増加することなく簡易に上記を図ることができる等多大
の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動二
輪車の側面図、第2図は同正面図、第3図は同平面、第
4図は同背面図、第5図はウィンドスクリーン取付部の
拡大縦断面図、第6図はシール部材の側面図、第7図及
び第8図は第6図の7−7線及び8−8線の拡大断面図
である。 尚図面中1は自動二輪車、2は車体、16はフェアリン
グ、17’d:フェアリング本体、181/′iウイン
ドスクリーン、Aは重合域、21はシール部材、21b
、21cはリップ部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体前部に取り付けられ、車体の前方上部を覆うように
    設けられたフェアリングと、該フェアリングの上部に傾
    斜立設された透明なウィンドスクリーンとからなる自動
    二輪車の風防装置において、前記フェアリングとウィン
    ドスクリーンとの接続部の重合域にこの間への水、塵埃
    等の侵入を防止するリップ部を備えた可撓性シール部材
    を介装したことを特徴とする自動二輪車の風防装置。
JP9571980U 1980-07-08 1980-07-08 自動二輪車の風防装置 Expired JPS5930782Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9571980U JPS5930782Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 自動二輪車の風防装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9571980U JPS5930782Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 自動二輪車の風防装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5719183U JPS5719183U (ja) 1982-02-01
JPS5930782Y2 true JPS5930782Y2 (ja) 1984-09-01

Family

ID=29457583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9571980U Expired JPS5930782Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 自動二輪車の風防装置

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Publication number Publication date
JPS5719183U (ja) 1982-02-01

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