JPS5930700B2 - 重合性ブロツクイソシアネ−ト化合物の製法 - Google Patents

重合性ブロツクイソシアネ−ト化合物の製法

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JPS5930700B2
JPS5930700B2 JP50070130A JP7013075A JPS5930700B2 JP S5930700 B2 JPS5930700 B2 JP S5930700B2 JP 50070130 A JP50070130 A JP 50070130A JP 7013075 A JP7013075 A JP 7013075A JP S5930700 B2 JPS5930700 B2 JP S5930700B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、それ自体を単独で、あるいは他成分と混合し
て高固形分塗膜形成成分として使用することのできる重
合性ブロックイソシアネート化合物、とくに少なくとも
1個の水酸基を含有した重合性ブロックイソシアネート
化合物の製法に関するものである。
近年塗料溶剤による大気汚染が問題となり、溶剤使用量
の少い塗料の開発が種々検討され著るしい進歩を呈して
いる。
かゝる低大気汚染型塗料として例えば水溶性、粉体、電
子線、高固形分等の塗料があるが、溶剤含有量が少なく
、しかも従来の合成技術、塗布装置並びに硬化設備を利
用できる点で高固形分塗料が注目されている。そして従
来の熱硬化型塗料では塗装時の固形分がスプレーで40
〜50重量%(以後%で示す)、ロールコートで50〜
60%であつて、これらの固形分をより増加させるには
樹脂の低分子量化が考えられるが、焼付塗膜の物性が著
るしく劣化する欠点がある。かゝる点に鑑み本発明者等
は鋭意研究を続けた結果、l分子中に重合性不飽和結合
とブロックイソシアネート基とを有する化合物を利用す
ることに’より、スプレー塗装での固形分50%以上で
も優れた塗膜を形成する高固形分塗料が得られることを
見出した。
すなわち、本発明はポリイソシアネート化合物の有する
遊離イソシアネート基の少なくとも1個に1分子中に2
個以上の水酸基と1個以上の重合性不飽和結合とを併せ
有する多官能性水酸基含有重合性化合物(以下、重合性
ポリオールともいう。)を、あるいはこの多価重合性化
合物と1分子中に1個の水酸基と1個以上の重合性不飽
和結合とを併せ有する1官能性水酸基含有重合性化合物
(以下、重合性アルコールともいう。)とを、残る遊離
イソシアネート基にブロック剤をそれぞれ付加せしめる
ことから成る、それ自体を単独で使用してもよいし、他
成分と併用してもよい重合性ブロックイソシアネート化
合物の製法を提供するものである。かかる重合性ブロッ
クイソ、シアネート化合物は、重合性不飽和結合による
重合硬化反応と、ブロックイソシアネートの解離による
ウレタン硬化反応との両方の硬化反応に関与できるもの
で、重合性不飽和結合及び/または活性水素を有する化
合物と併用できることから、利用範囲が広いので極めて
有用である。か\る重合性プロツクイソシアネート化合
物の原料であるポリイソシアネート化合物とはイソシア
ネート基を2個以上有する化合物のことである。
そのうち最も好ましいものは、例えばトリレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、イソボロンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ジ
フエニルメタンジイソシアネート、これらジイソシアネ
ート2モルと2価アルコール例えばエチレングリコール
、プロピレングリコール、ブチレングリコールなどの1
モルとの付加反応物である2価イソシアネート付加物で
ある。これらの他にヘキサメチレンジイソシアネートの
三量体であるデスモジユールN(バイエル社の製品)の
如き3価以上の多量体、例えばグリセリン、トリメチロ
ールプロパン1モルとジイソシアネート3モルとの付加
反応物である3価のイソシアネート付加物及び4価以上
のものも使用できるが、官能基数が多くなるに従い生成
する重合性プロツクイソシアネート化合物の粘度が高く
なり高固形分塗装が困難になる傾向があるので、通常は
3個以下が適当である。また、前記した水酸基含有重合
性化合物には、1価重合性化合物と多価重合性化合物と
があるが、本発明方法を実施するにさいしてはこのうち
多価重合性化合物の使用が効果的であり、1価重合性化
合物はこの多価重合性化合物との併用において使用され
るべきである。
まず、1価重合性化合物とはl分子中に1個の水酸基と
1個以上、好ましくは5個までの重合性不飽和結合とを
併せ有するもののことであり、それらのうち代表的なも
のにはβ−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
β−ヒドロキシエチ Jル(メタ)アクリレート、ペン
タエリストリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパンジアリルエーテル、ポリエチレングリ
コールモノ(メタ)アクリレート、さらには次式で示さ
れるような「メタツク(METAC)−E」 「メ 4
タツク(METAC)−P]〔いずれも日油化学(株)
製品〕等がある。
また(メタ)アクリル酸、大豆油脂肪酸、アマ[ヶ■塩
b酸等の如き1価カルボン酸とグリシジル(メタ)アク
リレート、(メタ)アリルグリシジルエーテル、「カー
デユラE」(オランダ国シエル社製のグリシジルエステ
ル)、フエニルグリシジルエーテル等の如き1価エポキ
シ化合物との等モル反応物、(無水)フタル酸、(無水
)コハク酸、(無水)マレイン酸、(無水)テトラヒド
ロフタル酸等の如き2価カルボン酸とプロパノール、ア
リルアルコール、β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レート、β−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート
等の如き1価アルコール化合物との等モル反応生成物に
前記1価エポキシ化合物を等モル反応させたもの等も使
用できる。
これら化合物の唯一の水酸基はポリイソシアネート化合
物との反応により消費されるため、生成する重合性プロ
ツクイソシアネート化合物は水酸基を有していない処か
ら、専ら後述する如き多価重合性化合物(多官能性水酸
基含有重合性化合物)と併用されるものであることに留
意されたい。これら化合物及び次に述べる化合物の分子
量が高すぎると生成する重合性プロツクイソシアネート
化合物の粘度が高くなり高固形分塗装が困難になる傾向
があるので、多くとも2000まで、好ましくは大約8
00までのものが適当である。他方、前記した多価重合
性化合物とは1分子中に2個以上、好ましくは5個まで
の水酸基と1個以上、好ましくは5個までの重合性不飽
和結合とを併せ有するもののことであり、それらのうち
代表的なものにはペンタエリスリトールジ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アクリ
レート、フタル酸、コ・・ク酸、マレイン酸、トリメリ
ツト酸、アジピン酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の
多価カルボン酸1モルに2モル以上の前記1価エポキシ
化合物を反応させたもの、水酸基を2個以上有する不飽
和ポリエステル、カルボキシル基を2個以上有する飽和
または不飽和ポリエステルの2個以上のカルボキシル基
に前記1価エポキシ化合物を反応させたもの、1分子中
に2個以上の水酸基とカルボキシル基とを有するビニル
系重合物の2個以上のカルボキシル基に前記1価エポキ
シ化合物を反応させたもの等がある。
また工ホン828(オランダ国シエル社製エポキシ樹脂
)、エチレングリコールジグリシジルエーテル等の如き
ポリエポキシド1モルに2モルの(メタ)アクリル酸の
如き重合性カルボン酸を反応させたもの、(メタ)アク
リル酸の如き重合性カルボン酸と他の単量体との共重合
体に前記1価エポキシ化合物を反応させたもの等も使用
できる。これら化合物の有する2個の水酸基のうち1個
はポリイソシアネート化合物との反応により消費される
が、他の水酸基は残存するため、生成する重合性プロツ
クイソシアネート化合物は1個以上の水酸基を有してい
る。
プロツク剤とは周知の如く活性水素を1個有する化合物
のことで、その例にはメタノール、エタノール、プロパ
ノール、ε一カプロラクタム、アセトキシム、シクロヘ
キサノンオキシム、アセト酢酸エステル、アセチルアセ
トン、フエノール、クレゾール、キシレノール等がある
本発明方法に従つて目的とする重合性プロツクイソシア
ネート化合物を調製するには、以下に掲げられたような
各種の原料を用い、反応方法としては使用する前記水酸
基含有重合性化合物が多価重合性化合物のみの場合と、
この多価重合性化合物と1価重合性化合物とを併用する
場合とで若干相違があるが、まず多価重合性化合物のみ
の場合には、ポリイソシアネート化合物中のイソシアネ
ート基が1個残存するようにプロツク剤を反応させ、次
いでこの多価重合性化合物を反応させるという方法によ
るのがよく、他方、多価重合性化合物と1価重合性化合
物との併用の場合には、プロツク剤の単独、あるいはこ
のプロツク剤と1価重合性化合物との混合物をポリイソ
シアネート化合物中のイソシアネート基が1個残存する
ように先ず反応させ、次いで1価重合性化合物と多価重
合性化合物との混合物、あるいは多価重合性化合物のみ
を反応させるという方法によるのがよい。
反応させるに当つての各原料のモル比については、まず
多価重合性化合物のみの使用の場合には、その使用量は
ポリイソシアネート化合物と等モルであり、プロツク剤
の使用量は遊離イソシアネート基を実質的に残存させな
い範囲である。例えば2価ポリイソシアネート1モルに
は、プロツク剤と水酸基含有重合性化合物がそれぞれ1
モルである。上記した原料モル比は化学量論的量のモル
比であつて、例えば最後に使用する原料を過剰量使用す
る如く経験上から上記モル比からずれても反応上悪影響
のないことが判つている原料については上記モル比をず
らしても良い。反応操作は使用原料に対し不活性の溶剤
例えば酢酸エチル、トルエン、キシレンの存在下、常温
〜100℃の条件で遂行することができる。
溶剤の使用量については、本発明の目的が高固形分であ
ることから、できるだけ少くするのが良い。反応を促進
させるために周知のウレタン触媒を使用することもでき
る。かくして得られる重合性プロツクイソシアネート化
合物は1分子中にプロツク結合を1個以上好ましくは2
個迄有し、重合性不飽和結合を1個以上、好ましくは5
個まで有し、かつ水酸基を1個以上、好ましくは4個迄
である。
その分子量については多くでも3000が適当で、一般
的には200〜2000の範囲が望ましいが、用途によ
つて多少相違する。その用途が高分子量の樹脂の架橋硬
化剤の場合は粘度を低く抑える必要があることから多く
ても1000程度が好ましいし、上記以外の用途の場合
は特に制限がなく2000程度であつても良い。重合性
プロツクイソシアネート化合物の利用範囲は、それが重
合硬化反応とウレタン硬化反応との両硬化反応に関与で
きるものであるから、極めて広い。
先づ他成分を併用しない重合性プロツクイソシアネート
化合物の利用法について言うと、水酸基を有しないもの
はそれ単独では重合硬化しかしないため、それに水酸基
を有するものを全固形分の25〜99%併用しウレタン
硬化も生じるようにするのが良い。その点水酸基を有す
るものはそれ単独でも重合硬化とウレタン硬化するので
、有用である。次に他成分を併用する利用法について言
うと、水酸基の有無にか\わらず重合性プロツクイソシ
アネート化合物と相互反応性の官能基(活性水素、重合
性不飽和基)を有する多官能性の成分と併用できる。そ
の併用量は通常全固形分の75%以下好ましくは1〜5
0%の範囲である。か\る多官能性成分として好ましい
ものは、形成される塗膜の性能の点から可撓性のある高
分子量化合物、即ち油脂変性アルキツド樹脂が最適であ
る。このアルキツド樹脂は水酸基を有するものであるが
、重合性不飽和結合の含有は必ずしも必要ではない。こ
のアルキツド樹脂には、アミノ樹脂例えばメラミン樹脂
、尿素樹脂、ベンゾグアナミン樹脂を固形分で等量迄併
用して塗膜性能を高めることができる。また、前記1価
重合性化合物としてβ−ヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートを用いる場合においては、このβ−ヒドロキ
シアルキル(メタ)アクリレートを多くとも30%と残
りが他のモノマー例えばアルキルメタアクリレート、ス
チレン等との共重合体も好適に使用できる。また水酸基
を有するアミノ樹脂例えばメラミン樹脂、尿素樹脂、ベ
ンゾグアナミン樹脂も使用できるし、水酸基を有する不
飽和ポリエステル、カルボキシル基を有するアルキツド
樹脂に前記1価エポキシ化合物を反応させたものも使用
できる。更に通常の重合性単量体を含めて種々の重合性
化合物も使用できるが、大気を汚染しないことから沸点
が200℃以上のもの例えばトリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリアリル
エーテル、グリセリントリアリルエーテル、ジアリルフ
タレート、ヘキサメチレンジイソシアネート・ジアリル
エーテル付加物、トリアリルイソシアヌレート等が適当
である。これら他成分を適宜2種以上混合して使用でき
ることは言う迄もないことである。重合性プロツクイソ
シアネート化合物または他成分との組成物を硬化させる
には、周知の重合触媒、プロツク解離触媒の存在下また
は不存在下で加熱することにより達成される。重合触媒
を使用する場合は、例えば過酸化ベンゾイル、ジターシ
ャリブチルパーオキサイド、キユメンハイドロパーオキ
サイド、アゾビスイソブチロニトリル等を全固形分の0
.05〜3%添加する。またプロツク解離触媒を使用す
る場合は、例えばナフテン酸鉛、オクテン酸亜鉛、ジブ
チルチンジラウレート、トリブチルチッアセテート、ト
リエチルアミン等を重合性プロツクインシアネート化合
物の0.1〜5%添加する。加熱条件としては通常14
0〜24『C1〜30分間が適当である。次に、本発明
を参考例、実施例、応用例および比較応用例により具体
的に説明するが、以下において部および%とあるのは特
に断りのない限り、すべて重量基準であるものとする。
参考例 1 (アルキツド樹脂溶液の調製例) ネオペンチルグリコール530部、1・6−ヘキサンジ
オール190部、無水トリメリツト酸180部、イソフ
タル酸340部、アジピン酸110部、p−t−ブチル
安息香酸100部および大豆油脂肪酸150部を用い、
常法に従つてエステル化反応せしめて、固形分が90%
で、かつカードナー粘度がZ3なるアルキツド樹脂のセ
ロソルブアセテート溶液を得た。
以下、これを樹脂溶液Nと略記する。製造例 1 ヘキサメチレンジイソシアネートの180部に、「メタ
ツク一P」〔日油化学(株)製の水酸基含有重合性化合
物〕の68%酢酸ブチル溶液の509部を、70℃に保
持しながら滴下させ、次いで80℃にて2時間保つた後
ε一カプロラクタム121部を滴加し、更に80℃に2
時間保つて固形分80%、カードナー粘度A−Bの重合
性プロツクイソシアネート化合物を得た(樹脂溶液Aと
する)。
製造例 2カージユラE(シエル社の製品)246部と
アクリル酸72部との付加物318部を、イソボロンジ
イソシアネート222部、酢酸ブチル136部の混合物
中に80℃にて滴下してから2時間保つた後n−ブタノ
ール74部を3時間にて滴加し、更にメタノール18部
を加えて固形分80%、カードナー粘度Cの重合性プロ
ツクイソシアネート化合物を得た(樹脂溶液Bとする)
製造例 3 アリルアルコール1モル、無水フタル酸1モル、グリシ
ジルメタアクリレート1モルの付加物の酢ブチル80%
溶液737部を、70℃に保つたヘキサメチレンジイソ
シアネート168部中に滴加し、更に2時間70℃にて
保つた後フエノール94部を滴下し更に70℃で1時間
保つてからメタノール23部を加え更に1時間保つて、
固形分80%、カードナー粘度Fの重合性プロツクイソ
シアネート化合物を得た(樹脂溶液Cとする)。
製造例 4ネオペンチルグリコール1モル、無水フタル
酸2モル、グリシジルメタアクリレート2モルの付加物
の酢ブチ80%溶液855部に、ヘキサメチレンジイソ
シアネート1モルにε一カプロラクタム1モルを付加さ
せたハーフプロツクイソシアネート281部を加え、5
0℃にて1時間保つた後90℃にて3時間保ちn−ブタ
ノール70部を加えて、固形分80%の重合性プロツク
イソシアネート化合物の溶液を得た(樹脂溶液Dとする
)。
製造例 5トリメチロールプロパン1モル、無水フタル
酸3モル、グリシジルメタアクリレート3モルの付加物
の酢ブチ70%溶液1485部に、ε一カプロラクタム
1モルとヘキサメチレンジイソシアネート1モルの付加
物281部を加え、50℃にて1時間次いで90℃にて
3時間保つた後酢ブチ100部、メタノール20部を加
えて固形分70%の重合性プロツクイソシアネート化合
物の溶液を得た(樹脂溶液Eとする)。
以上の各例で得た重合性プロツクイソシアネート化合物
が有するl分子中の官能基は次の通りである。
応用例 1 樹脂溶液Bの50部、樹脂溶液Dの50部およびDAB
CO(米国ユニオン・カーバイド社製の触媒)の1部か
らなる混合物にチタン白を冑田が45%になるように配
合し、混練して白エナメルを調製し、次いでこの白エナ
メルを0.3m1厚のリン酸処理された亜鉛鉄板にバー
コータ一で焼付膜厚が10〜15μmになるように塗布
し、しかるのち230℃で1分間焼付けて硬化塗膜を得
た。
応用例 2樹脂溶液Eの150部とDABCOの1部と
の混合物を使用し、かつ焼付条件を240℃で1分間と
した以外は、応用例2と同様にして硬化塗膜を得た。
応用例 3 樹脂溶液Dの50部、樹脂溶液Nの66部およびDAB
COの1部からなる混合物を用いるように変更した以外
は、応用例1と同様にして硬化塗膜を得た。
応用例 4 樹脂溶液Eの70部、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートの50部およびDABCOの1部からなる混
合物に、チタン白を管にが45%になるように配合し、
混練して白エナメルを調製し、次いで焼付条件を220
℃で1分間とする以外は、応用例1と同様にして硬化塗
膜を得た。
応用例 5樹脂溶液Aの50部、樹脂溶液Dの50部、
DABCOの1部およびジ一Tert−ブチルパーオキ
サイドの1部からなる混合物にチタン白をP箭が45%
になるように配合し、混練せしめて白エナメルを調製し
た。
次いで、この白エナメルをキシロール/酢酸n一ブチル
/n−ブタノール=4/4/2(重量比)なる混合溶剤
でスプレー粘度に希釈し、スプレーにてボンデライト処
理金属板に塗布し、15『Cで20分間焼付けて硬化塗
膜を得た。
応用例 6 樹脂溶液Cの60部、樹脂溶液Eの70部、DABCO
の1部およびジ一Tert−ブチルパーオキサイドの1
部からなる混合物を使用するように変更した以外は、応
用例5と同様にし(硬化塗膜を得た。
応用例 7 「ベツコライトM−6003」〔大日本インキ化学工業
(株)製の飽和ポリエステル樹脂〕の500部、樹脂溶
液Dの625部、ヘキサメトキシメラミンの200部お
よびDABCOの10部からなる混合物を使用し、かつ
焼付条件を240℃で1分間とした以外は、応用例1と
同様にして硬化塗膜を得た。
比較応用例 1 樹脂溶液Nの60部、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートの60部およびジ一Tert−ブチルパーオ
キサイドの1部からなる混合物にチタン白を否wが45
%になるように配合し混練せしめて白エナメルを調製し
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方では、ポリイソシアネート化合物の有する遊離
    イソシアネート基に部分的にブロック化剤を付加せしめ
    ると共に、他方では、このブロック化剤が付加されてい
    ない遊離イソシアネート基の悉くに1分子中に2個以上
    の水酸基と1個以上の重合性不飽和結合とを併せ有する
    多官能性水酸基含有重合性化合物を、または該多官能性
    水酸基含有重合性化合物と、1分子中に1個の水酸基と
    1個以上の重合性不飽和結合とを併せ有する1官能性水
    酸基含有重合性化合物とを付加せしめることを特徴とす
    る、少なくとも1個の水酸基を含有した重合性ブロック
    イソシアネート化合物の製法。
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