JPS5930560B2 - 内部に立体模様を有する成形物の製造方法 - Google Patents

内部に立体模様を有する成形物の製造方法

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JPS5930560B2
JPS5930560B2 JP8586174A JP8586174A JPS5930560B2 JP S5930560 B2 JPS5930560 B2 JP S5930560B2 JP 8586174 A JP8586174 A JP 8586174A JP 8586174 A JP8586174 A JP 8586174A JP S5930560 B2 JPS5930560 B2 JP S5930560B2
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JP
Japan
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dimensional pattern
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molded product
manufacturing
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JP8586174A
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JPS5113857A (en
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勲 笹江
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明または半透明の合成樹脂や硝子成形物の内
部に真珠光沢またはメタリック光沢の立体模様を有する
成形物の製造方法に関するものである。
透明または半透明の合成樹脂や硝子よりなる容器の蓋体
や装飾物等の内部に立体模様を形成すると、非常に豪華
で美観を呈するとともに、体裁もよくなり、興味深く使
用できる。
しかるに、内部に立体模様を有する成形品を製造する場
合、従来からは主に、具から等で所定形状の実物を作り
、この実物を成形物の注形時に埋め込んでいたが、この
ようにすると、実物がいちいち必要であるし、また注形
時の実物理め込みは非常に面倒であるとともに能率が低
く、製作費も高価になるなどの欠点があった。
本発明は上記事情を改善するためになされたもので、そ
の目的とするところは、内部にメタリック光沢または真
珠光沢の立体模様を有する成形物を確実に製造できると
ともに、立体模様に対応した実物は何ら必要としないし
、また、実物を埋め込んだりする面倒な作業は何ら必要
としないので、製造も非常に能率的で容易かつ安価にで
きるようにした内部に立体模様を有する成形物の製造方
法を提供しようとするものである。
以下、本発明を図面に示す実施例により順次説明する。
図中1は透明または半透明の合成樹脂や硝子により円板
状でかつ表側が若干球状に突出して形成された表部材で
、この表部材1の裏部に例えば実物の花等の所定の立体
模様の凹部2を形成し、この凹部2はその深さが立体模
様に対応して異なっており、また上記四部2は表部材1
の注形時に同時に形成してもよいし、注形後に彫刻等に
よる機械加工で形成してもよい。
そして、上記凹部2の全底面3を艶消しするが、この艶
消しは凹部2形成後に腐蝕処理を施すか、あるいは注形
時の金型の表面の凹部2に対応する表面をさらつがせて
おき、注形時に同時に艶消しを行ってもよい。
さらに、上記表部材1の裏面の凹部2以外の個所4(平
面部)をホットスタンプまたは印刷を行って不透明部材
5で被覆する。
また、6は合成樹脂により形成された蓋本体で、この蓋
本体6の上面周縁部に環状の突出部7を形成するととも
に、上記蓋本体6の上面の環状突出部7内に光沢板8を
配設するが、この光沢板8は円形状の厚紙の上面にメタ
リック光沢または虹彩色真珠光沢の箔を接着して構成さ
れており、また、箔の代りに蒸着または塗料を塗布した
ものでも差支えない。
そして、上記蓋本体6の上側に光沢板8を介して上記表
部材1の裏側を重ね合せ、環状突出部7の上面を表部材
1の裏面に接着して固定し、表部材1の裏側には光沢板
80表面(箔側)が当接している。
上記のようにして成形物を構成すると\透明または半透
明の表部材1の裏部に形成された立体模様の凹部2の底
面3を艶消しするとともに、表部材1の裏側にメタリッ
ク光沢または虹彩色真珠光沢を有する光沢板8を当接し
ており、即ち、凹部2の底面3の艶消し部に光沢板8を
当接して表部材10表側より視ると、表部材1の内部に
メタリック調または虹彩色真珠調の立体的な実物が埋め
込まれているように見えるので、非常に体裁がよいとと
もに、美観を呈する。
また表部材1の裏面の凹部以外の個所4を不透明部材5
で被覆していると、光沢板8は立体模様の凹部2の個所
のみしか表側から視えないので、立体模様のみが浮き上
ったような状態にみえ、一般と美観を呈する。
しかも、四部2の底面3を艶消しするとともに、光沢板
8を当接するだけで立体模様に視え、実物は何ら必要と
しないし、まして、注形時に笑気を埋め込んだりする操
作も何ら必要としないので、製作も容易かつ能率的にで
きる。
なお、本実施例のように、表部材1の四部2以外の裏面
4を不透明部材5で被覆すると、立体模様が表部材1内
に浮き上ったような状態となり、一段と美観を呈するが
、この不延明部材5はなくても差支えない。
本発明は以上詳述したように、透明または半透明の表部
材の裏部に立体模様の凹部を形成し、この凹部の底面を
艶消しするとともに、上記表部材の裏側にメタリック光
沢または虹彩色真珠光沢を有する光沢板を当接したこと
を特徴とするものである。
従って、透明または半透明の表部材の裏部に形成された
立体模様の凹部の底面を艶消しするとともに、表部材の
裏側にメタリック光沢または虹彩色真珠光沢を有する光
沢板を当接すると、表部材の内部にメタリック調または
虹彩色真珠調の立体模様が見え、あたかも、透明または
半透明の表部材内に立体的な実物が埋め込まれているよ
うに見えるので、非常に体裁がよいとともに、美観を呈
し、興味深く使用できる。
しかも、立体模様に対応した実物は何ら必要としないし
、まして、実物を注形時に埋め込んだりする必要もない
ので、製作が非常に容易かつ能率的にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は同例の分
解縦断面図、第3図は同例の表部材を裏側から視た裏面
図である。 1・・・・・・表部材、2・・・・・・凹部、計・・・
・・凹部の底面、8・・・・・・光沢板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 透明または半透明の表部材の裏部に立体模様の凹部
    を形成し、この四部の底面を艶消するとともに、上記表
    部材の裏側にメタリック光沢または虹彩色真珠光沢を有
    する光沢板を当接したことを特徴とする内部に立体模様
    を有する成形物の製造方法。
JP8586174A 1974-07-26 1974-07-26 内部に立体模様を有する成形物の製造方法 Expired JPS5930560B2 (ja)

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JPS5113857A JPS5113857A (en) 1976-02-03
JPS5930560B2 true JPS5930560B2 (ja) 1984-07-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587323A (ja) * 1981-07-07 1983-01-17 Corona Kogyo Kk 透明合成樹脂成形体と金属表示板の合体品の製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5113857A (en) 1976-02-03

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