JPS5930535B2 - 射出成形機の自動溶融材料排出装置 - Google Patents

射出成形機の自動溶融材料排出装置

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JPS5930535B2
JPS5930535B2 JP5662878A JP5662878A JPS5930535B2 JP S5930535 B2 JPS5930535 B2 JP S5930535B2 JP 5662878 A JP5662878 A JP 5662878A JP 5662878 A JP5662878 A JP 5662878A JP S5930535 B2 JPS5930535 B2 JP S5930535B2
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JP
Japan
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injection
injection molding
cylinder
molding machine
circuit position
Prior art date
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JP5662878A
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English (en)
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Inventor
英夫 片野
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Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は射出成形機の自動溶融材料排出装置に係る。
従来、射出成形機の全自動連続運転時に予定生産数を満
了したり、異常状態を検知して射出成形機の運転を停止
したい場合に、停止信号によって、機械を自動的に即時
に停止させていた。
しかし、この場合、射出成形機の加熱シリンダ内には、
溶融された樹脂が比較的多量に残され、これが機械停止
によってそのまま冷却固化する場合が一般的である。
この様に比較的多量の溶融された樹脂が加熱シリンダ内
で冷却固化して残された場合、か〜る射出成形機を再度
運転開始する場合に加熱シリンダの温度が設定温度まで
加熱されても、内部の残留樹脂の軟化あるいは溶融化が
遅れるため、成形運転を即座に再開する事ができず、ま
た、無理に加熱シリンダ内のスクリューを回転させる事
により、スクリューまたはスクリュー先端部に組み込ま
れた逆流防止機構等を破損する場合が多々あった。
又長時間加熱するとシリンダ内の樹脂が熱分解を起して
いることが多い。
このような点を考慮して本発明は、この様な射出成形機
カー動停止した後に、成形運転を再開する場合の損失時
間を短縮したり、スクリュー関係の操作失敗による破損
を予防する事が出来且つ、自動的に運転再開が安全に可
能となる方法を提供するものである。
即ち本発明は射出成形機の連続運転を行い、途中におい
て異常状態が発生して運転を停止する必要が生じた場合
のために作用する保護タイマー、サイクル異常タイマー
或は油温上昇検知器のような異常状態検出手段と、該異
常検出手段の動作により、自動停止リレーを介して停止
される連続射出成形運転手段と該連続成形運転手段の停
止とともに、射出装置後退タイマー、射出装置後退用ソ
レノイドを介して加熱シリンダが金型から構成される装
置後退が行われる射出装置後退手段と、射出シリンダの
射出ピストンを作動してスクリューの前進をもたらし、
又射出用ソレノイドを介して、加熱シリンダの前室に蓄
積された溶融材料の排出を行う溶融材料排出手段とを備
えることを特徴とするものである。
本発明の一実施例装置について図面で説明する。
第1図は射出成形機の簡略側断面図でこれについて射出
成形動作の概略を説明すると第1に型締シリンダ7の型
締ピストン8を液圧により前進させ、型取付板9と型取
付板10に取付けた金型11を閉じ、締付ける。
ついで移動シリンダ6により加熱シリンダ1を金型11
に押付け、射出シリンダ3の射出ピストン4を液圧によ
り前進させ、これによりスクリュー2を前進させて予め
加熱シリンダ1の前室に溶融蓄積された材料を金型11
内へ射出注入する。
更にスクリューモータ5によってスクリュー2を回転し
、供給材料を溶融し、加熱シリンダ1の前室に蓄積する
かくて金型11内に射出注入された材料が冷却固化し製
品化した時点で型締シリンダ7内の型締ピストン8を液
圧により後退させて型取付板9゜10に取付けた金型1
1を開き、製品を突出す。
以上の動作を自動的に繰返し行なう事により、連続成形
運転を行なう事ができる。
本発明はこの連続成形運転において適用されるものであ
り、第2図に示すフローチャートによって本発明を説明
すると、先づA段で連続成形運転が行なわれる一方成形
運転中検出段Fで運転状況の監視が行なわれていてプリ
セットカウンタ等により予め設定された必要生産数満了
信号F1が種々装備された異常検出装置が作動して異常
検知信号F2が発した場合、停止信号F3 として射出
成形機の制御装置に発せられ停止信号F3により、第1
図における移動シリンダ6が作動して段Bの射出装置後
退が行なわれ、加熱シリンダ1は金型11から引離され
る。
次に射出シリンダ3の射出ピストン4が作動して段Cの
射出ピストン前進をもたらし、これによりスクリュー2
が前進する。
このスクリュー2が前進することにより段りの加熱シリ
ンダ1の前室に蓄積された溶融材料排出が行なわれ、し
かる後に最終段Eで機械停止が行なわれる。
更に本発明を第3,4図の一実施例電気回路結線図にお
いて説明するが、第3図において、左側の■〜■は便宜
上上方の回路から順次その回路位置を示すために用いら
れるものとする。
先づ位置■において、起動用押釦スイッチBS1を押す
と、常閉接点AX3aをへてポンプ起動開閉器MCの線
輪に電流が流れポンプ起動用電磁開閉器MCが動作し、
回路位置@及び○の接点MC22MC1が閉じるために
ポンプ起動用電磁開閉器MCの動作は自己保持される。
なお、この時、回路位置■のポンプ停止リレー接点AX
3aは閉じているものとする。
かくてこのポンプ起動用電磁開閉器MCが動作したこと
により、第4図における接点MC3〜MC5が閉じてポ
ンプモータMが作動し、油圧回路が作動可能となる。
又回路位置Oの自動運転切換スイッチC81を入れる事
により、これ以降つまり■−■の自動運転制御回路が作
動可能となる。
なお、回路位置■以降の自動運転制御回路は本発明に直
接関係をもたないので省略するものとする。
又回路位置■において、回路位置■以降に設置された射
出リレー接点AX101aが自動運転により動作するた
びに閉じ、プリセットカウンタPCにその回数が積算さ
れる。
プリセットカウンタPCは予め設定された回数、射出リ
レー接点AX101aが閉じた場合には、これが動作し
て、回路位置OのA接点PCIが閉じてショツト数満了
リレーAX1が動作し、回路図位置■のA接点AX1a
が閉じてこれにより自己保持される。
回路位置■において、ショツト数満了リレー接点AX1
bが閉じた状態で、回路図位置O以降の回路において進
行している自動運転が1サイクル終了して型開完了リレ
ー接点AX102が閉じて回路図位置■の自動停止リレ
ーAX20線輪が励磁される。
金型の間に異物が残り、予め設定した時間以上に金型り
密着が行なわれなかった場合に金型保護タイマーが働い
て回路■の接点TX1aが閉じて、回路位置■の自動停
止リレー接点AX2aが閉じる。
又機械の動作に何らかの異常が発生して、動作が中断し
た場合、予め設定した1サイクル時間が超過して、サイ
クル異常タイマーが動作し、回路位置■の接点TX2a
が閉じて、回路位置■の自動停止リレーAX20線輪を
励磁する。
又油圧制御装置の作動油温か予め設定した温度以上に上
昇した場合に、油温上昇検知器が動作し、回路位置■の
接点OL1が閉じてこの場合も自動停止リレーAX2が
動作する。
前述の回路位置■、■、■、■のいずれかの接点閉成に
より自動停止リレーAX20線輪が励磁され動作すると
、回路位置■の接点AX2aの閉成により、自動停止リ
レーAX2は自己保持される。
これにともなって接点AX2bも閉じて射出装置後退タ
イマーTX3の線輪を励磁する。
回路位置のにおいて、回路位置■以降の自動運転制御回
路の射出装置後退リレーが動作しこの接点AX103a
が閉じて、射出装置後退用ソレノイドコイル5OL1が
励磁され、射出装置後退用電磁弁が作動し、第1図の移
動シリンダ6が作動して射出装置が後退する。
又回路位置[相]において、先の自動停止リレーAX2
が作動して、その接点AX2Cが閉じると、回路位置の
の射出装置後退用ソレノイドコイル5OL1が励磁され
、前述同様射出装置が後退する。
回路位置@の射出装置後退タイ−7−TX3が計時満了
すると、回路位置■の接点r!X3a力上開き自己保持
が解かれるため、回路位置のの射出装置後退用ソレノイ
ドコイル5QLIの励磁が解除されて射出装置の後退動
作は停止する。
回路位置■において、回路位置■以降の自動運転制御回
路の射出リレーが動作すると、この接点AX101bが
閉じて射出用ソレノイドコイル5OL2が励磁され射出
用電磁弁が作動し、第1図の射出シリンダ3に油圧が導
入されて、射出されて、射出ピストン4が前進し、スク
リュー2も同時に前進して、加熱シリンダ1の前部に蓄
積された溶融材料が射出される。
更に回路位置0において、回路位置■の射出後退タイマ
ーTX3が計時満了すると、その接点TX3bが閉じて
回路位置■の射出用ソレノイド5OL2が励磁されこの
場合も溶融材料が射出される。
回路位置@以降の自動運転制御回路の保圧切換リミット
スイッチが動作すると回路位置Oの接点LS101aが
開いて射出用ソレノイドコイル5OL2の励磁が解除さ
れて射出動作は終了する。
又回路位置■において、回路位置@の射出後退タイマー
TX3が計時満了してその接点TX3cが閉じ、且つ回
路位置■の射出用ソレノイドコイル5OL2の励磁によ
り、回路位置■以降の自動運転制御回路の保圧切換スイ
ッチが動作して、接点L8101bが閉じた時にポンプ
停止リレーAX3の線輪励磁をときポンプ停止を行う。
回路位置■において、回路位置■のポンプ停止リレーA
X3が動作して、接点AX3aが開くとポンプ起動電磁
開閉器MCは動作が解除される。
これにより、回路図位置@の接点MC2が開いて自動運
転制御回路は作動を停止し、且つ第4図のポンプ起動電
磁開閉器MCの接点MC32MC4゜MC5が開くため
、ポンプモータMも動作を停止する。
尚射出リレーAX101、型開光リレーAX102、射
出装置後退りレーAX103、金型保護タイマーTX1
、サイクル異常タイマーTX2油温上昇検知器OLは第
3図ではこれ等で働(接点のみを示している。
以上に述べた様に本発明では、 第1に予め設定したショツト数を満了して且つ゛1サイ
クルを終了した場合、 第2に金型間に異物をはさんだ事を検知した場合、 第3に機械動作中断又は延長によって1サイクル時間が
超過した事を検知した場合、 第4に油温か予め設定した温度以上に上昇した事を検知
した場合、 これら4つの場合のいずれの状態が発生した場合でもま
ず射出装置を後退させて、金型から引離してから、射出
ピストンを前進させて溶融材料を排出し、しかる後に機
械の動作を全停止させることができる。
従って本発明では射出成形機が自動停止した後に成形運
転を再開する場合の損失時間を短縮し、スクリュー関係
の操作失敗による破損を予防することができ且つ自動的
に運転再開が安全に可能となる。
現在の射出成形加工は生産性の向上が要求され、省力化
あるいは無人化稼動が多く行なわれている。
この場合に、必要な生産数を満了した場合に機械の運転
を停止させたり、何らかの異常状態が発生した場合にも
機械を自動的に停止させる必要が生じる。
この様に機械を自動停止させる場合に、本発明の溶融材
料自動排出方法を適用すると、加熱シリンダ内の冷却固
化材料の残量を最小限にすることができるため、機械運
転を再開しようとした場合、加熱シリンダの昇温に対し
て、短時間に残量樹脂を溶融または軟化させる事ができ
る。
これにより迅速な運転再開を行なう事ができるとともに
、残量樹脂が未だ固化状態である事によるスクリューま
たは逆流防止機構等のスクリュー関係部品の破損を防ぐ
事ができ、省力化あるいは無人化稼動生産を行なう場合
に非常に便利である。
なお、これはシリンダ前室の残量樹脂を排出して、シリ
ンダとスクリュとの間を小さなスペースに限定する事に
より、そこに残された樹脂の軟化・溶融するまでの加熱
時間を短縮する事が目的であるが、ホッパーの樹脂落下
口を閉鎖して、繰り返し残量樹脂を排出する手段を併用
して、より効果を高める事も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形機の簡略構成側断面図、第2図は本発
明に係るフローチャート図、第3図及び第4図は本発明
の実施例に係る電気回路結線図を示す。 1・・・・・・加熱シリンダ、2・・・・・・スクリュ
ー、3・・・・・・射出シリンダ、4・・・・・・射出
ピストン、5・・・・・・スクリューモータ、6・・・
・・・移動シリンダ、7・・・・・・型締シリンダ、8
・・・・・・型締ピストン、11・・・・・・金型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 射出成形機の連続運転を行い、途中において異常状
    態が発生して運転を停止する必要が生じた場合のために
    作用する保護タイマー、サイクル異常タイマー或は油温
    上昇検知器のような異常状態検出手段と、該異常検出手
    段の動作により、自動停止リレーを介して停止される連
    続射出成形運転手段と該連続成形運転手段の停止ととも
    に、射出装置後退タイマー、射出装置後退用ソレノイド
    を介して加熱シリンダが金型から構成される装置後退が
    行われる射出装置後退手段と、射出シリンダの射出ピス
    トンを作動してスクリューの前進をもたらし、又射出用
    ソレノイドを介して、加熱シリンダの前室に蓄積された
    溶融材料の排出を行う溶融材料排出手段とを備えるとと
    を特徴とする射出成形機の連続自動装置。
JP5662878A 1978-05-15 1978-05-15 射出成形機の自動溶融材料排出装置 Expired JPS5930535B2 (ja)

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JPS54148853A JPS54148853A (en) 1979-11-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4384530B2 (ja) * 2004-03-29 2009-12-16 東芝機械株式会社 射出成形装置及び押出し成形装置

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