JPH02171227A - 射出成形機の樹脂熱分解防止装置 - Google Patents

射出成形機の樹脂熱分解防止装置

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JPH02171227A
JPH02171227A JP32553588A JP32553588A JPH02171227A JP H02171227 A JPH02171227 A JP H02171227A JP 32553588 A JP32553588 A JP 32553588A JP 32553588 A JP32553588 A JP 32553588A JP H02171227 A JPH02171227 A JP H02171227A
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screw
resin
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actuator
pressure
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JP32553588A
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Tetsuji Funahashi
舟橋 哲次
Hideaki Goto
秀昭 後藤
Kazumitsu Nakamura
和光 中村
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は射出成形機の樹脂熱分解防止装置に係り、特に
スクリューインライン式射出成形機の樹脂熱分解防止装
置に関する。
[従来の技術] 従来、スクリューインライン式射出成形機において成形
に使用する樹脂の種類は多いが、それらの中でナイロン
、ポリカーボネイト、塩化ビニル等結晶性の樹脂は、シ
リンダ内に滞留中に過熱すると熱分解を起こしやすく、
オーブンノズル式射出成形機ではたとえば保圧・冷却工
程において射出ノズル先端が金型に押し付けられた状態
でかつ金型内に樹脂が充填されているため、何らかの異
常発生によって成形機が停止すると加熱シリンダ内に滞
留した樹脂からガスが発生するのみならず、加熱シリン
ダ内圧が異常に上昇してホッパから樹脂材料が噴出する
等作業者にとって危険な状態になることがある。
また射出ノズルにシャットオフ機構を1龜えた射出成形
機においては射出および保圧工程以外は射出ノズルが閉
鎖されているため、樹脂材料がホッパから噴出したり、
あるいはシャットオフ機構を不用意に開放すると射出ノ
ズルから溶融樹脂が急激に噴出するなど特に危険性が高
い。
そのためコントローラ内にタイマを設け、オーブンノズ
ルの場合は射出ノズルが金型に当接して一定時間経過後
に、また射出ノズルにシャットオフ機構を有する場合は
射出ノズルを閉鎖して一定時間経過後に、前記タイマが
作動して自動的に射出装置を金型から後退させるととも
に、シャットオフ機構を有する場合はシャットオフ機構
を開放し、加熱シリンダ内の溶融樹脂を射出ノズルから
排出するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、樹脂が熱分解を起こすまでの所要時間は
樹脂材料の種類や成形条件特に加熱シリンダの設定温度
によって異なるため、タイマセット時間の正確な設定が
困難であるとともに、射出ノズルを金型から離して射出
ノズルの開放、あるいはシャットオフ機構の開放のみで
は熱分解を起こした樹脂の一部が排出されずに加熱シリ
ンダ内に残留するという問題点かあった。
本発明は上記従来の問題点に着目し、加熱シリンダ内の
樹脂熱分解の開始を正確に把握しうる検出装置と、該検
出装置による検出結果にもとづいて射出装置を適切に制
御し、加熱シリンダ内に残留する樹脂を自動的に排出す
ることによる樹脂熱分解防止装置を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る射出成形機の
樹脂熱分解防止装置は、射出装置と型締め装置とからな
るスクリューインライン式射出成形機において、スクリ
ューを前後進させるアクチュエータの圧力を検出してコ
ントローラに入力する圧力センサと、該コントローラに
入力されたアクチュエータ圧力値とあらかじめ入力した
アクチュエータ圧力設定値とを比較する比較器とを設け
、アクチュエータ圧力値がアクチュエータ圧力設定値を
超えた場合には、コントローラが樹脂熱分解検出信号を
発信するようにし、 樹脂熱分解検出信号にもとづいてコントローラが、射出
装置後退指令、シャットオフ機構開放指令、ホッパシャ
ッタ閉鎖指令、スクリュー前進指令を発信し、該指令に
より射出装置を前後進させるアクチュエータの作動によ
る射出装置の後退、射出ノズルに設けられたシャットオ
フバルブの開放、ホッパ底部に設けられたホッパシャッ
タの閉鎖、スクリューを前後進させるアクチュエータの
作動によるスクリューの前進、およびスクリューを回転
させるアクチュエータの作動によるスクリューの回転、
の各動作が行われるように構成した。
[作用] 上記構成によれば、加熱シリンダ内圧の上昇をスクリュ
ー前後進用アクチュエータの圧力で検出するようにした
ので、樹脂の熱分解の開始を正確に把握することができ
、溶融樹脂を射出ノズルから自動的に排出するのでホッ
パあるいは射出ノズルからの樹脂噴出を防止することが
できる。
[実施例] 以下に、本発明に係る射出成形機の樹脂熱分解防止装置
の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は射出ノズルlに、シャットオフ機構としてロー
タリ式シャットオフバルブ1aを有する射出装置2の断
面説明図である。前記シャットオフバルブ1aはロッド
lbを介してサーボモータ3に連結され、該サーボモー
タ3にはシャットオフバルブ位置検出器3aが取着され
、コントローラ4からシャットオフバルブ位置決め用の
サーボアンプ5を介して前記サーボモータ3への指令回
路と、シャットオフ位置検出器3aから前記サーボアン
プ5へのフィードバック回路とが設けられている。
射出装置2は、油圧ポンプ6から射出装置前後進バルブ
6aを経て射出装置前後進シリンダ2aに作用する油圧
により前後進するが、該射出装置2の前後進ストローク
端付近には射出装置前端リミットスイッチ2bおよび射
出装置後端リミットスイッチ2cがそれぞれ取着され、
コントローラ4に信号を入力するようになっている。
またスクリュー7は、スクリュー回転モータ7aにより
回転し、射出シリンダ7bにより前後進するが、該射出
シリンダ7bのヘッド側配管に圧力センサ7cを設け、
その検出結果を圧力信号としてコントローラ4に入力す
るフィードバック回路が、圧力センサ7cとコントロー
ラ4との間に設けられている。
コントローラ4内には第2図に示すように、圧力センサ
7cによって入力された射出シリンダ圧力信号を増幅す
るアンプ4aと、あらかじめ設定し入力した射出シリン
ダ圧力設定値と前記射出シリンダ圧力値とを比較する比
較器4bとが設けられている。またホッパ8の底部には
ホッパシャッタ開閉用プッシュプルソレノイド8aによ
って開閉するホッパシャッタ8bが装着されている。
シャットオフバルブ1aが閉じられた状態で加熱シリン
ダ2dの前部に滞留した樹脂が熱分解を始めると、樹脂
の体積が膨張してスクリュー7の先端を後方に押し、こ
れに伴って射出シリンダ7bのピストンも後方に押され
るので、射出シリンダヘッド側の油圧は上昇する。前記
圧力センサ7cが検出してコントローラ4に入力した射
出シリンダヘッド側の圧力e1と、あらかじめ設定し入
力したスクリュー中立時の圧力設定値e2とを比較器4
bによって比較し、スクリュー7が前後進および回転を
停止し無操作状態にあって、かつ e+>62であれば
加熱シリンダ2d内の樹脂が熱分解を始めたものと判断
して熱分解検出信号を発信する。
コントローラ4は前記熱分解検出信号にもとづいて射出
装置後退指令を出力し、射出装置前後進バルブ6aを作
動させ、射出装置前後進シリンダ2aが作動して射出装
置2を射出装置後端リミットスイッチ2cがONするま
で後退させる。次にコントローラ4からサーボアンプ5
にシャットオフバルブ全開位置を指令し、サーボモータ
3がシャットオフバルブlaを全開させる。更にコント
ローラ4からのホッパシャッタ閉鎖指令によりプッシュ
プルソレノイド8aが作動してホッパシャッタ8bが閉
ざされ、ホッパ8から加熱シリンダ2d内への樹脂材料
供給を遮断し、スクリュー前進指令によりスクリュー前
後進バルブ7dが作動して射出シリンダ7bを駆動し、
スクリュー7が低速前進し、その後スクリュー回転バル
ブ20が作動してスクリュー回転モータ7aを駆動して
スクリュー7を回転させ、加熱シリンダ2d内に残留し
ている溶融樹脂を射出ノズル1から排出する。
シャットオフバルブ1aを有しないオーブンノズル式射
出成形機の場合は、熱分解検出信号にもとづいてコント
ローラ4がシャットオフバルブ全開位置指令を除いた残
りの指令を出す。
本実施例においてはホッパシャッタを開閉するアクチュ
エータとしてプッシュプルソレノイドを用いたが、油圧
または空圧シリンダを用いてもよく、あるいはホッパシ
ャッタを設けなくてもよい。また射出装置の前後進位置
検出はリミットスイッチに限るものではなく、射出ノズ
ルのシャットオフ機構はロータリ式可変バルブの他ニー
ドルバルブ等でもよく、該シャットオフバルブの開閉手
段としてサーボモータの他に油圧あるいは機械式リンク
機構を用いたものについても本発明を適用することがで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、加熱シリンダ内に
密閉された樹脂材料の熱分解を射出シリンダヘッド側の
圧力上昇量によって早期に検出し、溶融樹脂を射出ノズ
ルから自動的に排出するようにしたので、ホッパあるい
は射出ノズルからの樹脂噴出を防止することが可能とな
り、割出成形機の安全性を大幅に向上させることができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る、射出ノズルにシャットオフバル
ブを備えた射出装置の断面説明図、第2図はコントロー
ラ内における熱分解検出ブロック図である。 1・・・・・・射出ノズル la・・・・・・シャットオフバルブ 2・・・・・・射出装置 2a・・・・・・アクチュエータ (射出装置前後進シリンダ) 4・・・・・・コントローラ 4b・・・・・・比較器 7・・・・・・スクリュー 7a・・・・・・アクチュエータ (スクリュー回転モータ) 7b・・・・・・アクチュエータ (射出シリンダ) 7c・・・・・・圧力センサ 8・・・・・・ホッパ 8b・・・・・・ホッパシャッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出装置と型締め装置とからなるスクリューイン
    ライン式射出成形機において、ス クリュー7を前後進させるアクチュエータ 7bの圧力を検出してコントローラ4に入 力する圧力センサ7cと、該コントローラ 4に入力されたアクチュエータ圧力値とあ らかじめ入力したアクチュエータ圧力設定 値とを比較する比較器4bとを設け、アク チュエータ圧力値がアクチュエータ圧力設 定値を超えた場合には、コントローラ4が 樹脂熱分解検出信号を発信するようにした ことを特徴とする射出成形機の樹脂熱分解 検出装置。
  2. (2)樹脂熱分解検出信号にもとづいてコントローラ4
    が、射出装置後退指令、シャット オフ機構開放指令、ホッパシャッタ閉鎖指 令、スクリュー前進およびスクリュー回転 指令を発信し、該指令により射出装置2を 前後進させるアクチュエータ2aの作動に よる射出装置2の後退、射出ノズル1に設 けられたシャットオフバルブ1aの開放、 ホッパ8底部に設けられたホッパシャッタ 8bの閉鎖、スクリュー7を前後進させる アクチュエータ7bの作動によるスクリュ ー7の前進、およびスクリュー7を回転さ せるアクチュエータ7aの作動によるスク リュー7の回転、の各動作が行われるよう にしたことを特徴とする請求項(1)記載 の樹脂熱分解防止装置。
JP32553588A 1988-12-23 1988-12-23 射出成形機の樹脂熱分解防止装置 Granted JPH02171227A (ja)

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JP32553588A JPH02171227A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 射出成形機の樹脂熱分解防止装置

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JP32553588A JPH02171227A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 射出成形機の樹脂熱分解防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH02171227A true JPH02171227A (ja) 1990-07-02
JPH0445332B2 JPH0445332B2 (ja) 1992-07-24

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JP32553588A Granted JPH02171227A (ja) 1988-12-23 1988-12-23 射出成形機の樹脂熱分解防止装置

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JP (1) JPH02171227A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007466A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機のシリンダ内における樹脂の熱分解を検出する方法、および射出成形機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006007466A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機のシリンダ内における樹脂の熱分解を検出する方法、および射出成形機

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JPH0445332B2 (ja) 1992-07-24

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