JPS5929952A - ガスエンジン使用空気調和システムの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明にガスエンジンを使用した空気調和システムの起
動制御に関する。

従来のガスエンジン使用空気調和システムの制御装置に
ついて、第１〜４図を参考に説明する。

まず第１図により従来のシステムの構成を説明する。

冷凍サイクル（図示せず）を有する空気調和システム１
に含まｎる圧縮機２がガスエンジン３に結合さｎており
、ガスエンジン３を回す事に、ｌ：り圧縮機２を回転さ
せている。ガスエンジン３には開閉によりガスの供給を
制御する電磁弁４が接続さｎており、電磁弁４を開いて
ガスをガスエンジン３Ｖ′Ｃ供給し、スタータモータ５
を回して着火。

起動するしくみになっている。スタークモータ５には遠
心クラッチらが接続さねでおり、ガスエンジン３が起動
して回転　が上昇すると、自動的にスタータモータ６が
切り離さｎる。またガスエンジン３には軸回転検出手段
７が設けらｎておす、コノ信号がエンジンガバナ１０に
供給さｎ、一定回転以上になると、接点１０′ヲ閉から
開に切換えてスタータモータ５の電源の供給全停止する
。以上が起動のあらましである。

起動シたガスエンジン３は、ガスを供給すｎば、継続し
て回り続ける。ガスエンジン３の停止は電磁弁４を閉じ
てガスの供給を絶ってやｎば、自然に停止する。

第２図に従来の電気系統図を示す。

電源にシステム電源スィッチ８を閉とすｎばシステムに
供給さｎる。９はスタータモータ５　’（ｉ７ＯＮさせ
るスイッチ、１０′にエンジンガバナ１ｏの出力接点で
、低回転時ＯＮ、ガスエンジン３が起動して高回転にな
扛ばＯＦＦとなり、スタータモータ６を停止させる。１
１は電磁弁コイル４”ｉＯＮ。

ＯＦＦさせる接点である。１３．１２Ｕそｎぞｎ起動不
良表示ランプ及びその通電接点である。

この種のシス、テムの起動方式としては、ガスを使用す
るという観点から安全対策には充分配慮がつくさｎてい
るのが通例で、第３図にその動作パターンの一例を示す
。

ガスエンジン３の起動モードとして、最大３回の起動動
作を行う、第３図は３回共起動に失敗した例で、起動及
び停止動作共、数秒程度に設定さｎている。起動時には
スタータモータ５、及びガス用電磁弁４を同時にＯＮと
する。この場合に燃焼条件等、何らかの支障があって起
動できない訳であるから、結果として軸回転検出手段７
の出力が設定値まで上昇せず、エンジンガバナ接点１０
’はＯＮのままであり、３回の起動動作後、起動不良表
示ランプ１３を点灯させるのみで、システムに停止状態
となる。

次に第４図により起動に成功した例を示す。

起動動作１回目は起動に失敗しており、この場合は２回
目に起動に成功している。

スタータモータ５及びガス用電磁弁４を同時にＯＮとし
て起動動作を行った結果、ガスに着火し、エンジンの回
転　が上昇する。この途中、スタータモータ５は遠心ク
ラッチによりエンジンかう切Ｖ離さ牡る。軸回転検出手
段子からの出力信号が設定値を上回った時点でエンジン
ガバナ１０が作動し、その接点１０’がＯＦＦとなり、
スタータモータ５が停止する。一方、エンジンガバナ１
０の出力をシステム制御部に送り込むことにより、起動
ＯＫがシステムとして認知さｎシステム動作が開始され
る。このときガス用電磁弁４は開いたままで、エンジン
に回転状態を継続する。当然ながら起動不良表示ラング
１３は点灯さ′ｎない。

以上が従来例の動作のあら１しであるが、万一起動不良
となり、システムの電源リセットヲ経た起動操作を繰返
し動作を行った場合、或いは燃料混合気が濃すぎる場合
など、起動が困難なばかりか、生ガスがエンジン内に充
満し、時により、この生ガスが排気系を経由して空気中
に流出することも考えらｎ１非常に危険でもある。

不発明に上記に鑑み考案さ扛たもので、上記欠点をこと
ごとく解決せんとするものである。

本発明の一実施例におけるガスエンジン使用空気調和シ
ステムの制御装置について第５図及び第６図により説明
する。なお、本実施例において空気調和システムに第１
図に示す従来例と同一であるため、図示を省略し、同一
部材については同一番号で示し詳細説明を省略する。な
お起動動作を行う過程は第３図に示す場合と同一である
が、第６図によｎば、一連の起動動作４行う前に、スタ
ータモータ５のみ一定時間回し、この後、起動動作に入
る。起動動作に入る前にスタータモータ５ケ一定時間回
すことにより、エンジン３内の生ガスをエンジン３の排
気系を経由して外気中に放出し、エンジン３内の残留生
ガスを極力追い出すものである。尚スタータモータ６の
み全回転させる時間に数秒程度である。

また、不実施例においてに、エンジン３が駆動しなかっ
た場合には、第６図における接点１２を閉じ、シス妾ム
電源スイッチ８を開放し、起動不良ランプ１３Ｎ点灯す
ると共に、空気調和システム全体の運転を停止させるよ
うにしている。

以上の実施例の説明から明らかなように本発明のガスエ
ンジン使用空気調和システムの制御装置は、ガスを燃料
とするガスエンジンと供給ガスの断続を行う電磁弁と、
遠心クラッチ？備えかつ前記ガスエンジンの起動に供す
るスタータモータと、前記ガスエンジンの軸回転全検出
する検出機能と、前記ガスエンジンの軸回転が一定値以
上になると前記スタータモータの電源全遮断するエンジ
ンガバナと、前記ガスエンジンの出力軸に結合さｎかつ
冷凍ザイクルの一部ケナす圧縮機等からガスエンジン使
用空調システム全形成し、複数回の起動動作を繰返して
、前記ガスエンジンが起動に至らない場合には、異常状
態全示す表示を行うと共に前記空調システムを停止状態
にする手段と、起動操作全行う以前に一定時間前記スタ
ータモータを駆動させる手段とを備えたものである。

従って、不発明によｎは起動動作前に生ガ、ｒｅｆ追い
出す工程が入るので、混合気が異常に濃くなる状態が避
けらｎ１起動が、よりスムーズになり、前二の起動動作
による生ガスの外気放出を避けることができ、エンジン
系に生ガスが残らないので、非常に安全性を高めること
ができる。壕だ別の方法として起動不良後にスタークモ
ータ２回す方法が考えらｎるが、この場合は動作中に、
システム電源がＯＦＦとなった場合など、スタータモー
タの動作が欠落する可能性があるのに対し、不発明によ
ｎば、毎回、必ず、スタータモータ動作工程が入るので
、より起動がスムーズになる利点全持っている。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のガスエンジン利用空気調和システムの概
略構成図、第２図に同空気調和システムの制御回路図、
第３図は従来のガスエンジン起動失敗時のタイミングチ
ャート、第４図に従来のガスエンジン起動成功時のタイ
ミングチャート、第６図は不発明の一実施例におけるガ
スエンジン使用空気調和システムの制御回路図、第６図
に同空気調和システムのガスエンジン起動不良時におけ
るタイミングチャートである。 １・・・・・・空気調和システム、２・・・・・・圧縮
機、３・・・・・・ガスエンジン、５・・・・・・スタ
ータモータ、８・・・・・・システム電源スィッチ、１
０・・・・・・エンジンガバナ、１３・・・・・・起動
不良表示ランプ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ／ 第２図 第３図 だ初 第４図 起動 第５図 ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ガスを燃料とするガスエンジンと供給ガスノ断続を行う
   電磁弁と、遠心クラッチを備えかつ前記ガスエンジンの
   起動に供するスタータモータと、前記ガスエンジンの軸
   回転を検出する検出機能と、前記ガスエンジンの軸回転
   が一定値以上になると前記スタータモータの電源を遮断
   するエンジンガバナと、前記ガスエンジンの出力軸に結
   合さｎがつ冷凍サイクルの一部ヲナす圧縮機等からガス
   エンジン使用空調システムを形成し、複数回の起動動作
   を繰返して、前記ガスエンジンが起動に至らない場合に
   は、異常状態を示す表示ケ行うと共に前記空調システム
   を停止状態にする手段と、起動操作を行う以前に一定時
   間前記スタータモータを駆動させる手段とを備えたガス
   エンジン使用空気調和システムの制御装置。