JPS5929537A

JPS5929537A - シヨルダベルトアンカ−装置

Info

Publication number: JPS5929537A
Application number: JP57139349A
Authority: JP
Inventors: Jun Yasumatsu; 泰松　潤; Masanao Motonami; 本並　正直; Makoto Yamada; 真山田
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1982-08-11
Filing date: 1982-08-11
Publication date: 1984-02-16
Also published as: GB2124889A; DE3237629A1; GB2124889B; JPH0214218B2; US4610464A; DE3237629C2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は車両緊急時の乗員拘束用シートベルト装置に用
いられていてショルダベル）ｋ車体側壁へ係止するため
のショルダベルトアンカー装置片に係り、特に係止位置
が移動可能とされるショルダベルトアンカー装置に関す
る。

シートベルト装置のうち乗員の肩部を斜めに拘束するシ
ョルダウェビングを有するシートベルト装置では、この
ショルダウェビングの一端がアンカー装置を介して車体
へ係止されている。このアンカー装置は車両緊急時に乗
員の慣性力で生ずるショルダウェビングの張力を確実に
車体側壁へ支持して乗員の拘束状態を確保するために強
固に製作する必要がある。このため従来、ンヨルダウエ
ビングの端部を係止するアンカブレートはボルトで車体
側壁へ確実に締め付けられている。

ところがこのアンカー装置はショルダウニビンクツ車体
への係止部であるアンカポイントラ構成しており、この
アンカポイントはショルダウェビング全装着する乗員の
肩部へ配置されるショルダウェビングの乗員への接触位
置全決定する要因となっている。従ってこのアンカポイ
ントは通常の体格の乗員へ適切なウェビング装着位＠分
与えるように決定されている。しかし乗員の体格は千差
万・別であり年齢、男女によっても体格が大きく異なり
、また乗員の運転姿勢、シートポジションの変更によっ
てもショルダウェビングの乗員への接触位置が変化する
。

本発明は上記事実全考慮し、どのような体格の乗員が乗
車した場合にも、また如何なるシートポジションへ変更
した場合にも乗員の肩位置に合わせてウェビングバスを
調節できるショルダベルトアンカー装置を得ることが目
的である。

本発明に係るショルダベルトアンカー装置では、車体側
壁へガイドレールを固着し、このガイドレールに沿って
上下方向にスライディングアンカを移動可能とし、この
スライディングアンカはロック手段によってガイドレー
ルに対する複数の相対位置で停止可能とし、解除装置の
操作によりスライディングアンカの数句位置を変更して
スライディングアンカへ地利けられるショルダアンカゲ
位置調節可能としている。

以下本発明の実施例を図面に従い説明する。

第１図には本発明に係るショルダベルトアンカー装置が
適用されたシートベルト装置１０が示づれている。この
シートベルト装置１０でｔまウェビング１２によってシ
ート１４・＼着座した乗員１６を拘束状態とするように
なっている。

このウェビング】２はその−ψ（闇が車１本側壁工８へ
固着されるラップアンカブレート２０へ係止すれており
、中間部はタンクブレート２４、ンヨルダベルトアンカ
ー装置ｔ　２６で折り返−ｇｉた後に巻取装ｆｔ２８へ
巻取られている。この巻取装置２８は車体側壁１８へ固
着されてウェビング１２を付勢力で巻取るが、車両緊急
時にはウェビング１２の引き出しを瞬時に停止させるイ
ナーシャ−ロック機構が内蔵されている。

またタンクプレート２４はパックｔ＋−４１−３０ヘ係
合可能であり、このバックル装置３０け亜両略中央部の
床部に形成きれるトンネル部３２から立設されている。

第２図〜第７図に従ってショルダベルトアンカー装置ｉ
ｆ２６２詳細に説明する。このショルダベルトアンカー
装置２６ではウェビング１２の中間部が折り返てれるシ
ョルダアンカ３４が円筒３５に回動自在に支持され、該
円筒３５けボルト３６でアンカブロック３８へ固着され
ている。このショルダアンカ３４とタングプレート２４
（Ｅ１図）との間のウェビング１２がショルダーウェビ
ングとして作用することになる。

アンカブロック３８は金属製で、ボルト３６が螺合する
雌ねじ４０が穿設されており、ボルト３６の締付時にこ
のアンカブロック３８とショルダアンカ３４との間にリ
ーンフォースプレート４２が挾持されるようになってい
る。このリーンフォースプレー　ト４２とアンカーブロ
ック３８とけショルダアンカ３４と共にガイドレール４
４に沿って移動するスライディングアンカとしての役目
ケ有している。

ガイドレール４４は第７図に明瞭に示される如く仮相か
ら構成きれており、上下両端部には第２図〜第４図に示
される如くボルト４５を用いて車体側壁１８へ固着する
ための円孔４６が穿、設嘔れている。このガイドレール
４４の上下方向中間部には両側部から一対の側板４８が
直角に屈曲嘔れで互に平行に室内方向へ突出している。

これらの側板４８はアンカーブロック３８の両側部を挟
持してアンカーブロック３８の車両前後方向移動を阻止
するようになっている。

この側板４８の室内方向先端部からは更に脚板５０が直
角に屈曲されて互に接近する方向に延長している。これ
らの脚板５０はアンカーブロック３８の室内側表面に形
成された切欠段部３８Ａと対応してアンカーブロック３
８の室内方向移動を阻止しており、これによってアンカ
ーブロック３８はウェビング張力を確実に車体側壁１肖
へ伝達させることができるようになっている。

捷だアンカーブロック３８へ固着されるリーンフォース
プレート−〇両側部からは側板５２がそｉぞれ直角に屈
曲されてガイドレール４４の側板４８の外側へ対応して
おり（第５，６図参照）これによってガイドレール４４
の側板４８１脚板５０の変形を防止し５強度全向上して
いる。

アンカーブロック３８及びリーンフォースプレート４２
ＶＣは解除装置としてのシャフト５４を貝通さぜる円孔
５５がそれぞれ穿設されている。このシャフト５４ｔま
りング５６によってアンカブロック３８への挿入量が決
定されているが、　ｉ１％回りの回転が可能となってい
る。ｉたこのシャフト５４０室内方向先端部にはノブ５
８が固着式れて室内へ突出しており、乗員はこのノブ５
８を回転することができるようになっている。

シャフト５４のノブ５８と反対側の端部にはロックプレ
ート６０の中央部が固着されている。このロックプレー
ト６０はシャフト５４の室内方向への抜き出し全防止す
る役目を有ｌ、ているが、更に７ヤフト５４の回転を一
対のロックパー６２へ伝達させる役目を有している。

即チこれらのロックパー６２はそれぞれ一端がロックプ
レート６０の両端へビン６４で連結されており且つアン
カブロック３８の室外方向表面に水平方向に形成される
スライド溝６６内へ収容されている。従ってシャフト５
４が回転するとロックプレート６０は一対のロックパー
６２を互、に反対方向へ移動させるようになっており、
シャフト５４０回Ｅ力ｔロックパー６２のスライド溝６
６内における水平方向の直線移動力として伝達させるよ
うになっている。このためピン６４を収容するために形
成されたロックプレート６０　ノ円孔６１またはロック
パー６２の円孔６３は長孔となっている。またこのロッ
クプレート６０のスライド方向はアンカブロック３８の
スライド方向（上下方向）と直角方向である。

これらのロックパー６２の先端部はガイドレール４４の
側板４８に形成される複数個の係止孔６８と対応してい
る。これらの係止孔６８は側板４８へ適宜間隔のもとに
上下方向に複数個（この実施例では５個）卵膜された矩
形状貫通孔である。ここにロックパー６２はこれらの係
止孔６８内へ挿入して係合する方向に付勢嘔れるように
ｈつている。即ちシャフト５４とリーンフォースプレー
ト４２との間にはねじりコイルばね７０が介在されてシ
ャフト５４へ回転力が伺力をれ、この回転力によってロ
ックパー６２の先端部が係止孔６８内へ１１１人し、ア
ンカブロック３Ｂの上下動を停止するようになっている
。しかしシャフト５４がこのねじりコイルはね７０の付
勢力に抗して回転されればロックパー６２は係止孔６８
から抜き出されてアンカーブロック３８のガイドレール
４４に沿った移動を可能としている。

なお、ロックプレート６０の回転ＩＶｌ′はアンカブロ
ック３８へ固着されるプレート７２に穿設甥れる長孔７
４の大きさによって規制されている。またロックプレー
ト６００ロツク方向の回転′Ｉｉ：はロックパー６２の
テーパ部６２Ａがガイドレール４４の係止孔６８へ噛合
ったところで規制される。

第７図に示される如くガイドレール４４の脚板５０はそ
の一部に突出部７６をそれぞれ有しており、これらの突
出部は互に連結してガイドレール４４の断面をループ状
の閉断面としており、アンカーブロック３８の下端３８
Ｂと当接してアンカブロック３８の移動ａｔ規制すると
共にガイドレール４４の強度を向−卜している。

第４図にも示さノＬる如くガイドレール４４が固着され
る車体側壁４８（センターピラー）の室内側表面には凹
部７８が形成でれてガイドレール４４の上下方向中間部
と隙間ケ有するようになっており、これによってガイド
レール４４が■体側壁１８へ固着された場合に製作公差
等によりガイドレール４４が屈曲σノつ、てアンカブロ
ック３８の移動に支障ヲき１ヒすごとがなく、かつこの
ショルダアンカ装置の車室内へ突出量ヲ少くしている。

この車体側壁１８にはガイドレール４４が固着された後
にセンターピラーガーニッシュ８０が取イ；ｊけられて
ガイドレール４４の表面を覆うようになっている。この
センターピラーガ−ニッシュ８０にはポルＪ−３６及び
シャフト５４全通過させる長（Ｌ８２が上下方向に穿設
されており、またリーンフォースプレート４２とこのセ
ンターピラーガーニッシュ８（）の裏面との間にスライ
ディングガーニッシュ８４が設けられてアンカブロック
３８と共に上下動するようにたっている。これによって
スライディングガーニッシュ８４は長孔８２の不要Ａ部
分を覆っている。

このように構成される本実施例の作用ケ説明する。乗員
１６はシート１４へ着座した後にタンクプレート２４を
バックル装置３０へ係合させれば。

第１図に示される如くウェビング１２による３点式のシ
ートベルト装置装着状態となることができる。即ちラッ
プアンカプレート２０とタングプレート２４との間のウ
ェビングがラップウェビングとして、タンクプレート２
４とショルダベルトアンカ装置、２６との間のウェビン
グがショルダウェビングとして乗員へ装着される。

乗員１６がシート１４の取付位置全調節したり、異なる
体格の乗員１６が乗車した場合にはその肩位置によって
ショルダウェビングの車体側壁への増刊位置であるショ
ルダベルトアンカ装置２６の位置調節をする場合がある
。この場合には、乗員がノブ５８を回転してシャフト５
４をねじりコイルばね７０の伺勢力に抗して回転場せる
と、一対のロックパー６２は係止孔６８から抜は出す。

これによってアンカブロック３８はガイドレール４４に
沿って上下方向に移動可能であり、任意の位置にショル
ダアンカ３４を移動させた後ニップ５８を解放する。こ
の結果ロック−パー６２は再びねじりコイルばね７０の
付勢力でいずれかの係止孔６８内へ入り込み、アンカブ
ロック３８の移対称に配置した場合にはいかなる方向の
加速度が作用しても、ロックパー６２質量に作用する加
速度によるシャフト５４回転モーメントは打消し合って
シャフト５４を回転させる作用が発生しないので、ロッ
クパー６２を外側へ付勢するねじりコイルはねは特に強
力のものであることを要せず、ロックパー６２のロック
位置の保持が確実である利点をもつ。

このように乗員は簡単な操作で容易にアンカポイント位
置を変更可能で、常に乗員の肩位置に合わせたウェビン
グ装着状態とすることができる。

Ｎ両緊急時には巻取装９１２Ｂ内のイナーシャ−ロック
機構がウェビング１２の引き出しを瞬時に停止させ、乗
員１６が衝突方向に慣性力で移動するので、ウェビング
１２には大きな張力が生ずる。

この張力はショルダアンカ３４を介してアンカブロック
３８へ伝達される。

シカしこのアンカブロック３８はロックツク−６２がガ
イドレール４４の係止孔１８と確実に係合しているので
ガイドレール４４を介して車体側壁１８へ確実に支持は
れており、乗員１６はウェビング１２によって拘束状態
が維持され、安全が確保嘔れる。特にアンカブロック３
８けガイドレール４４の側板４８、脚板５（）で包囲さ
れると共にリーンフォースプレート４２がガイドレール
４４の変形全阻止しているので強固な構造となっている
。

以上説明した如く本発明に係るショルダベルトアンカー
装置はガイドレールｔＳ体へ固着し、このガイドレール
に沿って上下動するスライディングアンカをロック手段
によってガイドレールとロックするのでショルダアンカ
の車体側壁への取付けが確実となり、且つ解除装置によ
ってスライディングアンカをガイドレールに沿って上下
方向へ移動可能とするので乗員は容易にアシカポインド
を適切な配置とすることができる優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るショルダベルトアンカー装置の実
施例が適用されたシートベルト装置を示す爪両側方から
見た側面図、第２図は第１図■−ｎ線断面図、第３図は
第２図Ｉｌｌ　−ＩＴＩ線断面図、第４図は第１図の一
部案示す分解斜視図、第５図は第３図■−ｖ線断面図、
第６図は第３図■−■線断面図、＋３１！７図はガイド
レール及びスライプイングアシカを示す分解斜視図であ
る。１０゛・°シートベルト装置、１２°°゛ウエビング、
１８・・・車体側壁、２６・・・ショルダベルトアンカ
ー装ｆ１￥、３４・・・ショルダアンカ、３８°゛°ア
ンカブロツク、４２°°°リーンフオースプレート、４
４・・°ガイドレール、４８・・・側板、５０・・・脚
板、５４−゛°シャフト、６２・・・ロックバー、６８
・・・係止孔、７０・・・ねじりコイルはね。代理人　弁理士　中　島　　淳第１図 −１ｔ第２図第３図第５図第７部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１体側壁へ固着される上下方向のガイドレールと
、このガイドレールに沿って移動可能でショルダアンカ
が取付けられるスライディングアンカと、このスライプ
イングアシカへ数句けられてスライディングアンカと共
に移動するロックバー及び前記ガイドレールに沿って複
数個形成されそれぞれ前記ロックバーが挿入可能な係止
孔と會備えロックパーと係止孔の保合時にスライディン
グアンカの移動を停止させるロック手段と、前記ロック
パーを係止孔方向へ伺勢する弾性体と、前記スライディ
ングアンカへ設けられ乗員の操作時に前記ロックバーを
弾性体の付勢力に抗して係止孔から抜き出しスライディ
ングアンカ全ガイドレールに沿って移動し他の係止孔へ
係合可能とする解除装置と、を有するショルダベルトア
ンカー装置。
（２）　　前記スライディングアンカは互に固着される
アンカブロックとリーンフォースとを、備え、ガイドレ
ールから立設される一対の側板がこのアンカブロックを
挾持することを特徴とした前記特許請求の範囲第１項に
記載のショルダベルトアンカー装置。
（３）前記リーンフォースから立設される一対の側板は
前記ガイドレールの側板をアンカブロックとの間に挾持
すること″ｆｒ、ｌ涛徴とした前記特許請求の範囲第２
項に記載のショルダベルトアンカー装置。
（４）　　前記ガイドレールの側板には先端部に屈曲し
た脚板が設けられ、これによってガイドレールはアンカ
ブロックを把持してアンカブロックの室内方向移動を阻
止することを特徴とした前記特許請求の範囲第３項に記
載のショルダベルトアンカー装置。
（５）前記ロックパーはスライディングブロックから互
に反対方向へ突出可能に少々くとも一対設けられて、そ
れぞれガイドレールに穿設された係止孔へ保合可能とさ
れること全特徴とした前記特許請求の範囲第１項ないし
第４項に記載のショルダベルトアンカー装置１、
（６）前記ロックパーはスライディングブロックの移動
方向と直角方向に摺動可能とされることｆＫ：特徴とし
た前記特許請求の範囲第５項に記載のショルダベルトア
ンカー装置。
（７）前記係止孔はガイドレールの側板へ穿設さオしる
ことを特徴とした前記特許請求の範囲第２項ないし第６
項のいずれか１項に記載のショルダベルトアンカー装置
。
（８）前記解除装置にスライディングアンカに苅して回
転可能なシャフトｉ備え、このシャフトの回転が前記ロ
ックパーの摺動力として伝達でれることを特徴とした前
記特許請求の範囲第６項に記載のショルダベルトアンカ
ー装置、
（９）　　前記ガイドレールの一対の脚板に一部が互に
連結囁れてガイドレールの断面をループ状の閉Ｗｉ面と
することを特徴とした前記特許請求の範囲第４項ｆ’ｌ
［のショルダベルトアンカー装置。
（１０）　前記ロックパーは前記シャフトに対して点対
称配置とされて、いかなる方向の加速度に対しても慣性
力で係止孔から抜は出すことがないことを特徴とする特
許請求の範囲第８項に記載のショルダベルトアンカー装
置。