JPS5929434Y2 - 信号検出回路 - Google Patents

信号検出回路

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JPS5929434Y2
JPS5929434Y2 JP5942277U JP5942277U JPS5929434Y2 JP S5929434 Y2 JPS5929434 Y2 JP S5929434Y2 JP 5942277 U JP5942277 U JP 5942277U JP 5942277 U JP5942277 U JP 5942277U JP S5929434 Y2 JPS5929434 Y2 JP S5929434Y2
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JP
Japan
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power supply
circuit
terminal
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schmitt circuit
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JP5942277U
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JPS53155348U (ja
Inventor
吉勝 白石
睦雄 片岡
昭吾 臼田
Original Assignee
沖電気工業株式会社
日本電信電話株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は信号検出回路の改良に関し、特に信号装置から
送出された信号周波を、回路の電源変動にかかわりなく
、高精度に検出し、検出された出力信号のパルス占有率
変動の少ない信号検出回路に関する。
本考案による信号検出回路の適用分野としては、例えば
ブツシュホン電話器における多周波信号の検出が挙げら
れる。
従来の信号検出回路の例を第1図にしめす。
ここでAMPlとAMP2は演算増幅器、SHIとSH
2はシュミット回路、BPFは第2図にしめすごとき特
性の帯域済波器をしめす。
foは帯域p波器の公称中心周波数で、その通過帯域は
f1〜f2である。
■cc及びVERは演算増幅器AMPI及びAMP2に
各々正及び負の電圧を与える電源である。
第3図はこの信号検出回路の動作図で、同図の波形A、
B、C,D及びEは第1図の点A、B。
C,D及びEの動作波形をしめす。
シュミット回路SHIの入力Aには第3図Aにしめず正
弦波が印加され、該正弦波の振幅が、演算増幅器AMP
1の出力Bの電圧を抵抗R2とR3で分圧した電位を
越えると、出力Bには入力Aと同じ周波数のパルス波形
が発生し、該パルス波形の波高値は入力信号のレベルに
かかわらず一定となる。
ここでB点の出力パルスのアースに対する正側及び負側
の電圧■を及び■。
は+ + Vo =VCO’08AT vO:■EE−VO8AT である。
ここでVO8AT及びVO8ATは演算増幅器AMP1
の正側及び負側飽和電圧をしめす。
通常子 − は■o=■oとなるととく■cc及びVERの値が設計
される。
たゾしシュミット回路の閾値(スレツシュホールド)及
び出力振幅は電源電圧VOO及びVIIJに大きく影響
される。
帯域ろ波器BPFの出力Cは、入力(B点)のアースか
らの絶対レベルに関係なく、入力パルスの波高値(2V
l)’)に応じた正弦波で、該正弦波はシュミット回路
SHIと同じ構成の別のシュミット回路SH2により帯
域検出される。
即ち、ある周波数f1で信号を検出する時、演算増幅器
AMP 2の出力電圧は第1のシュミット回路SH1の
出力電圧とはゾ同じであり k= R4−とすると、
わ、つ、イi4−!kV、;’ヵよ、ヤ。
−g是尤、。ゎヵ8C点の波高値に等しくなるように抵
抗R4及びR5を設定する。
入力信号を高い方にずらしていくと、振幅が9点閾値と
なる周波数f2までは、シュミット回路SH2の出力端
子Eにパルスが出力され、結局、周波数f1〜f2の帯
域の信号が検出される。
次に電源電圧が変動した場合の回路の帯域検出誤差につ
いて第4図及び第5図により説明する。
第4図イは第1図のB点の波形で実線は■。
−V。となるごとく電源電圧VOc及びVEBが設定さ
れている場合をしめす。
第4図口は帯域済波器BPFの出力Cの波形で、実線は
周波数f1での振幅であり、C及びC′は第2シュミッ
ト回路SH2における正側及び負側の閾値で各々帯域済
波器BPFの出力尖頭値電圧に等しく設定されている。
第4図イ及び口の点線は電源電圧VOO及びvEEが同
じ方向に変動量AVoだけ変化した場合の第1図のB点
及びC点の波形をしめす。
電源電圧がJVoだけ変化したことによる帯域済波器B
PFの出力振幅v、1−4−.Iv。
の変動量は であり、又このときの第2v、
+ k(■O1′+−AV。
)’yx’、”/ l″lE]I%5H20[直“(t
jt hv、”であって、帯域済波器BPFの出
力振幅の変動量と同じである。
従って電源電圧Vcc及びVEBがアースに対して同じ
方向に変化する場合には帯域検出誤差は問題とならない
次に電源電圧■cc及びVEBがアースに対して逆方向
にJVoだけ変動した場合の動作を第5図により説明す
る。
ここで第5図イ及び口は、第4図の場合と同じく、第1
図のB点及びC点の波形で、実線は電源電圧が正規の場
合、点線は電源電圧が変動した場合をしめす。
第5図イから明らかなごとく、帯域済波器BPFの入力
波形(B点)の振幅は電源電圧の変動にかかわりなく2
vO+である。
従って帯域済波器BPFの出力波形(交流)の振幅も電
源変動によっては変動しない。
しかるに第2シュミット回路SH2の入力の閾値は、電
源電圧変動によって第5図口にしめすごとく、正側閾値
はCからdに、負側閾値はC′からd′に変化する。
さらに、一般にシュミット回路が連続動作する場合の閾
値は正側閾値及び負側閾値のうち絶対値の大きい方の値
で決まるので、第2シュミット回路の入力(C点)の電
圧が正側閾値dに達しないと、該シュミット回路は出力
を発生しない。
C点の電圧を大きくするには、検出周波数f、又はf2
を帯域済波器の中心周波数f。
に近すけなければならず、従って電源変動により帯域の
検出誤差が発生する。
正側閾値dの電源変動による変化量はv、7+、av。
■、、l−7あ6frs6・帯域0検出誤“″・帯域済
波器の出力レベルの変化が上記値に相当する量となる。
以上から明らかなごとく、従来の回路では、帯域の検出
誤差を小さくするために、電源■cc及びVEEに非常
に高精度なものを必要とするという欠点があった。
本考案はこの点に鑑みなされたもので、その目的は電源
電圧の変動の影響をうけない信号検出回路を提供するこ
とにある。
本考案による信号検出回路は、電源電圧■cc及びVE
Bの変動がアースに対して同じ方向であれば、信号検出
回路の動作が影響をうけないことに着目し、その構成の
特徴として縦続接続される第1シュミット回路、帯域ろ
波器及び第2シュミット回路と、これらを動作させる電
源■cc及びVEBを有し、さらに第3電源をもうけ、
該第3電源は電源vccとVERを2本の抵抗で分圧し
た結合点からとり、これをシグナルグラウンドSGとし
て、シュミット回路のアース部分(バイアス)を該SG
に接続する。
これにより電源■cc及びVEEがアースに対しいかな
る方向に変動しても、SGとシュミット回路の出力の正
側電圧振幅及び負側電圧振幅とは同じ方向となるので、
帯域検出の変動がなくなり、検出精度が高い信号検出回
路を得ることが出来る。
第6図は本考案による信号検出回路の回路例をしめす。
同図で、SHlとSH2は第1図の場合と同じくシュミ
ット回路、BPFは帯域済波器、BASは電源■ccと
VEEの間に接続される2本の抵抗R6とR7の直列回
路の結合点をバッファ回路AMP3を介して第3電源で
あるシグナルグラウンドSGを提供するための回路であ
る。
第6図にオイテ、1VCc ++1VER+=2E。
R6=R7とすると、シグナルグラウンドSGとシュミ
ット回路SH1の出力点Bの間の正側の振幅はE V
O8ATであり、負側の振幅はE VO8ATとなる
ここでVO8AT及びVO8ATは各々演算増幅器の正
側及び負側の出力飽和電圧である。
又、■1 及び■OS ATはEに比べて十分に
小さく、5ATs かつ相互にはゾ等しい値であるので、Eの値が変動して
も、シュミット回路SH1の出力Bの正側振幅と負側振
幅は必らず同じ方向に変動し、従って帯域検出誤差は発
生しない。
さらに、演算増幅器の飽和電圧<SATとVδSATと
が等しくない場合でも、抵抗R6とR7の値の比を適当
に設計することによりシグナルグラウンドSGからみて
シュミット回路SH1及びSH2の出力B及びEの正側
振幅と負側振幅とが等しくなるようにすることが出来る
以上詳細に説明したごとく、本考案によると、電源電圧
の変動は帯域検出精度に全く影響なく、極めて高精度の
信号検出が行なわれる。
従って電源電圧の精密調整は不用となり、無調整の簡単
な電源をシュミット回路に用いることが出来るので、回
路設計も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号検出回路の回路例、第2図は第1図
の帯域済波器BPFの特性曲線、第3図は第1図の回路
の各部の動作波形、第4図と第5図は電源電圧が変動し
た場合の第1図の回路の動作説明図、第6図は本考案に
よる信号検出回路の回路例である。 SHl 、SH2:シュミット回路、BPF:帯域ろ波
器、vcc、■EE:電源、BAS:第3電源(バイア
ス回路)、R1、R2,R3,R4,R5゜R6、R7
:抵抗、AMPI 、AMP2 、AMP3:演算増幅
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流信号を信号レベルにかかわらず所定の帯域幅で検出
    する、演算増幅器によるシュミット回路を用いた信号検
    出回路において、入力信号を入力端子により受容する第
    1シュミット回路と、出力信号を出力端子により提供す
    る第2シュミット回路と、前者の出力端子と後者の入力
    端子の間に接続される帯域済波器とを有し、各シュミッ
    ト回路は第1電源端子と第2電源端子とバイアス端子と
    を有し、各シュミット回路の第1電源端子は共通に第1
    電源に接続され第2電源端子は共通に第2電源に接続さ
    れバイアス端子は共通に第3電源に接続され、該第3電
    源は第1電源と第2電源の間に接続される分圧抵抗及び
    その出力に接続されるバッファから構成され、前記分圧
    抵抗の分圧比は第1シュミット回路の出力振幅が第3電
    源の電圧に対しはゾ対称となるごとく定められることを
    特徴とする信号検出回路。
JP5942277U 1977-05-12 1977-05-12 信号検出回路 Expired JPS5929434Y2 (ja)

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JP5942277U JPS5929434Y2 (ja) 1977-05-12 1977-05-12 信号検出回路

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JPS53155348U JPS53155348U (ja) 1978-12-06
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