JPS5929364Y2 - 励振器 - Google Patents
励振器Info
- Publication number
- JPS5929364Y2 JPS5929364Y2 JP1975018342U JP1834275U JPS5929364Y2 JP S5929364 Y2 JPS5929364 Y2 JP S5929364Y2 JP 1975018342 U JP1975018342 U JP 1975018342U JP 1834275 U JP1834275 U JP 1834275U JP S5929364 Y2 JPS5929364 Y2 JP S5929364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exciter
- dielectric
- dielectric resonator
- coaxial
- types
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は結合構造に関するものである。
一般に誘電体共振器を使用したフィルタには導波管中で
用いられるタイプ(以下導波管タイプと呼ぶ)、同軸線
路中で用いられるタイプ(以下同軸タイプと呼ぶ)、ス
トリップ線路中で用いられるタイプ(以下MICタイプ
と呼ぶ)の三つが考えられる。
用いられるタイプ(以下導波管タイプと呼ぶ)、同軸線
路中で用いられるタイプ(以下同軸タイプと呼ぶ)、ス
トリップ線路中で用いられるタイプ(以下MICタイプ
と呼ぶ)の三つが考えられる。
ところが同じ誘電体共振器を使用しているにもかかわら
ず同軸タイプとMICタイプのフィルタは導波管タイプ
のフィルタに比較して挿入損失が多くなる欠点があった
。
ず同軸タイプとMICタイプのフィルタは導波管タイプ
のフィルタに比較して挿入損失が多くなる欠点があった
。
これは同軸線路またはストリップ線路と誘電体共振器と
の結合に必要不可欠な励振器に金属を使用するため、本
来高いQ値をもつ誘電体共振器が励振器との結合時に励
振器に流れる電流によりQの低下をまねくためであるこ
とがわかった。
の結合に必要不可欠な励振器に金属を使用するため、本
来高いQ値をもつ誘電体共振器が励振器との結合時に励
振器に流れる電流によりQの低下をまねくためであるこ
とがわかった。
本考案はこの欠点を排除し簡単でかつ挿入損失が少ない
結合構造を提供する事を目的としてなされたものである
。
結合構造を提供する事を目的としてなされたものである
。
上記の欠点を除去するため本考案では従来の金属棒を用
いた励振器の代わりに、誘電体棒を使用し、結合時に励
振器に流れる電流をなくし誘電体共振器のQの低下を防
止している。
いた励振器の代わりに、誘電体棒を使用し、結合時に励
振器に流れる電流をなくし誘電体共振器のQの低下を防
止している。
以下本考案を実施例により詳細に説明する。
第1図は一般に使用されている誘電体共振器と励振器と
の結合時の磁力線の分布状態を横から見た時の図である
。
の結合時の磁力線の分布状態を横から見た時の図である
。
この図において1は励振器、2は誘電体共振器、3は磁
力線を示す。
力線を示す。
誘電体共振器2はHo1δモードで共振するものである
。
。
この時励振器に第2図に示す様な銅棒を使用し7α(z
jcおいて誘電体共振器にQ=5000のものを使用し
て結合させた時、生じる磁力線により励振器に電流が流
れるため共振系のQが1500まで低下してしまう。
jcおいて誘電体共振器にQ=5000のものを使用し
て結合させた時、生じる磁力線により励振器に電流が流
れるため共振系のQが1500まで低下してしまう。
第3図は本考案で用いる励振器を上からみた時の断面図
である。
である。
この図において4は同軸線路外部導体、5はポリフッ化
エチレン系繊維体、6は誘電体からなる励振器、1は同
軸線路中心導体を示す。
エチレン系繊維体、6は誘電体からなる励振器、1は同
軸線路中心導体を示す。
励振器にはε=135、Q=5000の酸化チタン系の
誘電体を使用し、誘電体励振器と同軸線路中心導体との
接合にはエポキシ樹脂中に銀粉を分散させた導電ペイン
トを使用して完成させたものである。
誘電体を使用し、誘電体励振器と同軸線路中心導体との
接合にはエポキシ樹脂中に銀粉を分散させた導電ペイン
トを使用して完成させたものである。
この誘電体励振器により金属励振器と同じ様に励振した
場合の共振系のQは4500で、従来構造と比較しては
るかにすぐれた構造である。
場合の共振系のQは4500で、従来構造と比較しては
るかにすぐれた構造である。
したがって次式からもあきらかな様に挿入損失の少ない
フィルタの実現が可能となる。
フィルタの実現が可能となる。
(ただし、foは中心周波数、△を−は比帯域幅、gは
段数と伝送特性できまる定数) 今まで同軸タイプで説明してきたがMICタイプについ
′てもまったく同じでありQの低下が少なくなることは
論をまたない。
段数と伝送特性できまる定数) 今まで同軸タイプで説明してきたがMICタイプについ
′てもまったく同じでありQの低下が少なくなることは
論をまたない。
また、励振のみならず誘電体共振器から出力をとりだす
場合にも本考案が適用できる。
場合にも本考案が適用できる。
第1図は従来一般に使用されている誘電体共振器と金属
励振器との結合時の磁力線の分布状態を横から見た時の
図、第2図は従来の金属励振器の一部を示す図、第3図
は本考案の一実施例で用いる誘電体励振器の断面図であ
る。 1は金属励振器、2は誘電体共振器、3は磁力線、4は
同軸線路外部導体、5はポリフッ化エチレン系繊維体、
6は誘電体励振器、7は同軸線路中心導体である。
励振器との結合時の磁力線の分布状態を横から見た時の
図、第2図は従来の金属励振器の一部を示す図、第3図
は本考案の一実施例で用いる誘電体励振器の断面図であ
る。 1は金属励振器、2は誘電体共振器、3は磁力線、4は
同軸線路外部導体、5はポリフッ化エチレン系繊維体、
6は誘電体励振器、7は同軸線路中心導体である。
Claims (1)
- 同軸線路またはス) IJツブ線路の中心導体に一端側
が接続され、他端側か開放状態にある誘電体棒と誘電体
共振器とを間隔をあけて位置させ両者は磁気結合される
ことを特徴とする結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975018342U JPS5929364Y2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | 励振器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975018342U JPS5929364Y2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | 励振器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51100033U JPS51100033U (ja) | 1976-08-11 |
JPS5929364Y2 true JPS5929364Y2 (ja) | 1984-08-23 |
Family
ID=28104104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975018342U Expired JPS5929364Y2 (ja) | 1975-02-07 | 1975-02-07 | 励振器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929364Y2 (ja) |
-
1975
- 1975-02-07 JP JP1975018342U patent/JPS5929364Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51100033U (ja) | 1976-08-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2589247B2 (ja) | 小型デュアルモードプレーナフィルター | |
JPS62204601A (ja) | 二重モ−ドフイルタ | |
JPS6277703A (ja) | 誘電体フイルタ | |
JPS5929364Y2 (ja) | 励振器 | |
JPS63280503A (ja) | 誘電体共振器 | |
JPH0255402A (ja) | 誘電体フィルタ | |
JPS58204601A (ja) | 分布定数形フイルタの帯域巾調整方法 | |
JPS63108801A (ja) | 誘電体フイルタ | |
JPS5821844B2 (ja) | マイクロハタダンフイルタ | |
JPS6150401A (ja) | 誘電体フイルタ | |
JPS6212682B2 (ja) | ||
JPS6311802B2 (ja) | ||
JPH0317442Y2 (ja) | ||
JPH011308A (ja) | リング共振器 | |
JPS622805Y2 (ja) | ||
JPS5881302A (ja) | 同軸共振回路 | |
JPH0714121B2 (ja) | 帯域阻止ろ波器 | |
JP2643634B2 (ja) | 誘電体同軸共振器および誘電体フィルタ | |
JPS6145602Y2 (ja) | ||
JPS6216003Y2 (ja) | ||
JPS6016083Y2 (ja) | インタ−デイジタル型フイルタ | |
JPH05136606A (ja) | 共振器結合器 | |
JPS6033605Y2 (ja) | マイクロ波フイルタ | |
JPS6138246Y2 (ja) | ||
JPS625530B2 (ja) |