JPS5929220B2 - まいたけ培養液を主成分とする健康栄養飲料の製造法 - Google Patents

まいたけ培養液を主成分とする健康栄養飲料の製造法

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JPS5929220B2
JPS5929220B2 JP56105052A JP10505281A JPS5929220B2 JP S5929220 B2 JPS5929220 B2 JP S5929220B2 JP 56105052 A JP56105052 A JP 56105052A JP 10505281 A JP10505281 A JP 10505281A JP S5929220 B2 JPS5929220 B2 JP S5929220B2
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JP
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pectin
maitake
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beet pulp
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JP56105052A
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JPS589680A (ja
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吉朗 佐藤
晃司 佐山
昭蔵 及川
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Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Beet Sugar Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、きのこ培養液75う栄養飲料を製造する方
法に関し、更に詳しくは、まいたけ培養液から沈澱を防
止した保健飲料を製造する新規な方法を提供するもので
ある。
従来より、きのこ類、例えばしいたけ、ひらたけ、さる
のこしかけ、マツシュルーム等の子実体菌糸体又は培養
液を加工し、その中に含まれる良質のビタミン、アミノ
酸、あるいは薬効のある多糖類を利用して健康飲料を製
造する方法が種々提案されている。
その方法は、例えばきのこ子実体あるいは菌糸体を集め
、熱水にて有効成分を抽出してエキスとしたり、菌糸体
培養液より有効成分を濾過してこれに糖類その他の副資
材を加え、清涼飲料や保健飲料を製造するものである。
しかしながら、上記のように杉山又は濾過した溶液には
多糖類が大量に含まれ、その中のペクチン質は時間の経
過と共に電となって沈澱する。
似は、溶液中で灰色を呈するゼリー状の沈澱物である所
から、製品の商品価値を著しく損するものである。
この電は、きのこの原料とする以上必ず生ずるもので、
これを防止するため、従来ペクチン分解酵素を加えて力
―攪拌し、ペクチン質を分解するのが通常である。
しかしながら、このような酵素処理を行うと、好ましか
らざる反応も起こる外、酵素止めを行うため別の処理を
必要とするとか、更に重要なことは、ペクチン質は、人
間の保健上重要な可溶性ダイエタリーファイバーであり
、これ力扮解されるということは、保健飲料の慣直な著
しく低下させることである。
然しなから、この問題を解決し、商品価値の高い製造方
法は未だ知られておらず、これかきのこより製置する健
康栄養飲料の発展を阻止する犬き14因となっていた。
この発明者は、上記の問題を解決し、ペクチン質を含有
していても長期にわたり堂の発生しないきのこエキス含
有飲料な得んと長期にわたり研究を進めた結果、意外に
も菌糸体培養E液に甜菜パルプより抽出したペクチン(
以下ビートパルプペクチンという)を加えると、電の生
成が防止できることを知り、この発明に到達したもので
ある。
この発明は、特に近年人工栽培が可能となったまいたけ
の菌糸体を人体に無害で可食性の培養基で培養し、芳香
を生成せしめ、培養液を加熱殺菌して菌体を戸別し、得
られた炉液に対し、ビートパルプペクチンを0.5〜1
.5%加え、これに砂糖、有機酸、その他の調味料を添
加して健康栄養飲料とするもので、長期保存しても沈澱
が生ずることなく、しかも有効成分の損失は全くない従
来全く知られていない製造方法である。
この発明に使用するまいたけ菌としては、しろまいたけ
菌、くるまいたけ菌、ちよれいまいたけ菌、とんびまい
たけ菌等が使用でき、これらの菌は、寒天斜面培養基等
で植えつぎ、常に生活活性の強いものを使用するとよい
又、上記菌の培養に使用する培養基としては、人体に無
害なものを使用し、炭素源としては蔗糖、ぶどう糖、果
糖、転化糖、糖蜜、麦芽糖、乳糖、乳酸、酢酸等の糖類
並びに有機酸類が使用でき、窒素源としては酵母エキス
、コーンステイブリカー、ペプトン、アミノ酸、蛋白分
解物等が好まししい。
培養は、上記原料より調製した培養基を殺菌、−冷却し
、別に培養した前記菌株の培養物を接種し、20〜30
℃の温度で好気培養を行う。
接種後、10〜20日で菌糸が増殖し、液は粘性を増し
、まいたけ特有の芳香を発生するに到る。
その時点で培養を打切り、加熱殺菌後菌体を戸別し、培
養E液を採増するものである。
今、その例を実験例により説明すると、培地組成は、グ
ルコース2係(重量/容量以下同じ)、糖蜜2条(糖基
率)、酵母エキス0.5%、乳酸0.15係、PH4,
5となし、これにまいたけ菌糸を接種し、25℃で14
日振盪培養を行ない、培養液を殺菌後菌糸体を戸別する
得られた培養E液の組成は第1表に示す通りである。
注 R−Bxは、レフラクトメータ−によるブリックス
を示す。
多糖類は40多メタノールで沈澱する区分を乾燥秤量し
て求めた。
第1表より判明する如く、培養E液の主成分は多糖類で
あり、その多くはムコ多糖類である。
又その中にはペクチンが含まれ、放置すると畑に堂とな
って下方に沈澱する。
上記培養E液に添加するビートパルプペクチンとは、甜
菜糖製造の際糖分抽出残渣、即ちビートパルプより抽出
するもので、その製造方法は、例えばビートパルプその
まま、或屋は乾燥して粉砕型し、これに固形分の10〜
20倍の水を加えて加熱、抽出し、抽出液を濃縮、脱色
し、更に透析して得られた液をアルコールで沈澱させて
製造するものである。
このようにして得られたペクチンはローメトキシルペク
チンであり、バイメトキシルペクチンにくらべ分子量が
低く、低粘度である特徴を有している。
今、第2表にビートパルプペクチンとシトラスペクチン
の比較例を示す。
上記培養E液に対する上記ビートパルプペクチンの添加
は、直接添加してもよく、後者を水に分散させて添加し
てもよい。
添加により電の生成を防止するもので、今、これを実験
例により説明すると、実験は、20 cc容試験管に2
0cc の培養E液を入れ、全量に対し、0.1〜2
.0%(重量/容量)のビートパルプペクチンを添加し
、均一に混合溶解させた後、1昼夜、常温で静置し電の
生成を試験した。
実験結果を第3表に示す。注 ×:重が沈澱 へニ一部
おり生成 ○:室生成正ト第3表より判明するように、
ビートパルプペクチンを0.5〜1.5係、添加したも
のは壁か生成しないのに対し、それより以下及びそれよ
り以上では何れも電が生成する。
このビートパルプペクチンの 生成防止効果は長期にわ
たり防止できるもので、例えば0.5 %添加し、25
℃の恒温槽で30日間貯蔵しても全く電の生成はみられ
ない。
このように、きのこの培養液のペクチン質の重をビート
パルプペクチンが防止するということはこの発明者らに
よって初めて明らかにせられたものである。
上記のように重を防止した培養液は、これに砂糖、有機
酸、各種調末料を加えても、もはや沈澱を生ずることは
ない。
このようにビートパルプペクチンにより可溶性ファイバ
ーをエンリッチされたまいたけ培養E液は、最初の成分
を総べて含み、栄養価値が極めて高く、まいたけ特有の
風未を有する。
従ってこれに蔗糖、ぶどう糖、果糖、転化糖等の甘味物
質、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、乳酸等の酸性物質を
添加し、ジュースとして飲用したり、これに炭酸を含有
させ炭酸飲料として飲用すると、極めて美味な健康飲料
となるのである。
以下実施例により説明する。
実施例 1 まいたケ菌は、グリフォラ・フロンドツサ・パル・トカ
チアーナ(特開昭55−150892号参照)を使用し
、培地はグリコース2係、精糖蜜2係(糖基率)、脱脂
粉乳2%、乳酸1.5係を含み、PHを4.5に調製し
、これを50本の500頭フラスコにtoocc、づつ
分注し、綿伶後120℃で30分殺菌した。
冷却後別に斜面培養しておいた前記まいたけの菌糸を接
種し、25℃で14日間振盪培養した。
培養後100℃に加熱し、冷却後遠心分離機により菌糸
体を除去し、上澄液3tを得た。
一方ビートパルプペクチンは、破砕した乾燥ビートパル
プ700gに水10tを加え、オートクレーブ内で12
0℃で60分づつ2回加熱し、これを遠心分離後F液を
固形分濃度6,7係に濃縮し、次いで凍結乾燥上、乾燥
物を熱湯に溶解して活性炭で脱色し、E過しだ後透析チ
ューブで1週間水道水で透析し、これにエタノールを加
え、50係濃度で生成する沈澱を遠心分離機で分離し、
固形物をエタノールで洗滌し、乾燥後ビートパルプペク
チン66gを得た。
上記まいたけ培養液の上澄液1tに、前記ビートパルプ
ペクチン5gを添加し、加温して溶解し、更に砂糖15
0g、クエン酸5g、リンゴ酸1gを添加し、まいたけ
ジュースとした。
上記まいたけジュースはまいたけ特有の風味を有し、び
んに詰めて殺菌し、30日間貯蔵しても堂の発生は全く
なかった。
これに対し、ビートパルプペクチンを添加しないものは
、24時間後重の発生をみた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人体に無害で、可食性物質よシ培地を調整し、該培
    地にまいたけ菌を接種培養後、培養液を加熱殺菌して菌
    体を戸別し、得られた培養E液に対し05〜1.5%(
    重量/容量)のビートパルプペクチンを面目し、更に砂
    糖、有機酸、その他調末料を添加することを特徴とする
    マイタケ培養液を主成分とする健康栄養飲料の製造法。
JP56105052A 1981-07-07 1981-07-07 まいたけ培養液を主成分とする健康栄養飲料の製造法 Expired JPS5929220B2 (ja)

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JPS589680A JPS589680A (ja) 1983-01-20
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CN103549432A (zh) * 2013-11-15 2014-02-05 哈尔滨艾克尔食品科技有限公司 云蕈口服液的制作方法

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