JPS592915A - 自動車に使用されるスタビライザ - Google Patents
自動車に使用されるスタビライザInfo
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- JPS592915A JPS592915A JP11229582A JP11229582A JPS592915A JP S592915 A JPS592915 A JP S592915A JP 11229582 A JP11229582 A JP 11229582A JP 11229582 A JP11229582 A JP 11229582A JP S592915 A JPS592915 A JP S592915A
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- JP
- Japan
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- stabilizer
- arm
- par
- arms
- length
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/055—Stabiliser bars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、自動車に使用されるスタビライザの改良に
関する。
関する。
一般に、この種のスタビライザは、スタビライザ・パー
および、そのスタビライザ・パーの両端に一体的に形成
された一対のスタビライザ・アームよりなシ、そのスタ
ビライザ・パーを自動車のシャシ・フレームに対して横
方向に配置し、そのスタビライザ・アーム端をその自動
車の車軸側に連結することによって、その自動車の走行
中における車体のローリングを少なくするように構成さ
れてきている。
および、そのスタビライザ・パーの両端に一体的に形成
された一対のスタビライザ・アームよりなシ、そのスタ
ビライザ・パーを自動車のシャシ・フレームに対して横
方向に配置し、そのスタビライザ・アーム端をその自動
車の車軸側に連結することによって、その自動車の走行
中における車体のローリングを少なくするように構成さ
れてきている。
しかし、そのスタビライザは、通常、ばね作、1、機械
構造用炭素鋼などから々す、そのスタビライザ・パーお
よびスタビライザ・アームが予め所定の外径および長さ
をもって形成されているため、スタビライザとして作用
する能力が限られていた。
構造用炭素鋼などから々す、そのスタビライザ・パーお
よびスタビライザ・アームが予め所定の外径および長さ
をもって形成されているため、スタビライザとして作用
する能力が限られていた。
すなわち、そのスタビライザとしての能力は、トーショ
ン・パーとして作用するスタビライザ・パーの外径およ
び長さおよび、そのスタビライザ・アームの長さによっ
て決定され、従来のスタビライザにおけるスタビライザ
・パーおよびアームeJ:、所定の外径および長さをも
って形成されていることから、その自動車の総重量、走
行速度、旋回時の横加速度などの総合的な条件が一定の
場合には、適正な機能を発揮するが、それらの条件が変
る場合には、スタビライザとしての十分な効果が得られ
ず、殊に積載量や乗車人数に応じて総重量が大きく変化
するトラック、・ぐスなどには不適であった。
ン・パーとして作用するスタビライザ・パーの外径およ
び長さおよび、そのスタビライザ・アームの長さによっ
て決定され、従来のスタビライザにおけるスタビライザ
・パーおよびアームeJ:、所定の外径および長さをも
って形成されていることから、その自動車の総重量、走
行速度、旋回時の横加速度などの総合的な条件が一定の
場合には、適正な機能を発揮するが、それらの条件が変
る場合には、スタビライザとしての十分な効果が得られ
ず、殊に積載量や乗車人数に応じて総重量が大きく変化
するトラック、・ぐスなどには不適であった。
この発明の目的は、自動車の総重量、走行速度、旋回時
の横加速度などの様々な条件に応じて、その自動車の走
行中における車体のp−’Jングを常に適正に抑制し、
殊に、積載量や乗車人数によって総重量が大きく変化す
るトラック、パスなどに適する自動車に使用されるスタ
ビライザの提供にある。
の横加速度などの様々な条件に応じて、その自動車の走
行中における車体のp−’Jングを常に適正に抑制し、
殊に、積載量や乗車人数によって総重量が大きく変化す
るトラック、パスなどに適する自動車に使用されるスタ
ビライザの提供にある。
それらの課団として、この発明の自動車に使用されるス
タビライザは、自動車のシャシ・フレームに対して横方
向に自装置され、かつ、両端にアーム部を備えた可動ス
タビライザ・パーと、その自動車の車軸付近において、
そのシャシ・フレームの両側に向い合、うように配置さ
れ、そのスタビライザ・パーを縦方向に往復動可能に保
持する一対のスタビライザ・サポートと、一端をその車
軸側に連結し、そのスタビライザ・パーのアーム部に協
働されてスタビライザ・アームを形成するように、他端
をそのアーム部にテレスコープ的に連結した固定スタビ
ライザ・アームと、その自動車の総重量、走行速度、上
下加速度、旋回時の横加速度などの走行条件に応じて、
そのスタビライザ・アームの長さを変えるように、その
アーム部およヒ固定スタビライザ・アームの一方からそ
のアーム部および固定スタビライザ・アームの他方を引
き出し、および、そのアーム部および固定スタビライザ
・アームの一方にそのアーム部および固定スタビライザ
・アームの他方を引っ込めるアーム調節機構とを含む構
成にしている。
タビライザは、自動車のシャシ・フレームに対して横方
向に自装置され、かつ、両端にアーム部を備えた可動ス
タビライザ・パーと、その自動車の車軸付近において、
そのシャシ・フレームの両側に向い合、うように配置さ
れ、そのスタビライザ・パーを縦方向に往復動可能に保
持する一対のスタビライザ・サポートと、一端をその車
軸側に連結し、そのスタビライザ・パーのアーム部に協
働されてスタビライザ・アームを形成するように、他端
をそのアーム部にテレスコープ的に連結した固定スタビ
ライザ・アームと、その自動車の総重量、走行速度、上
下加速度、旋回時の横加速度などの走行条件に応じて、
そのスタビライザ・アームの長さを変えるように、その
アーム部およヒ固定スタビライザ・アームの一方からそ
のアーム部および固定スタビライザ・アームの他方を引
き出し、および、そのアーム部および固定スタビライザ
・アームの一方にそのアーム部および固定スタビライザ
・アームの他方を引っ込めるアーム調節機構とを含む構
成にしている。
以下、この発明に係る自動車に使用されるスタビライザ
の望ましい具体例について、図面を参照して説明する。
の望ましい具体例について、図面を参照して説明する。
第1および2図は、トラックに適用されたこの発明の自
動車に使用されるスタビライザの具体例10を概説的に
示している。
動車に使用されるスタビライザの具体例10を概説的に
示している。
そのスタビライザ10は、トラックのリア・サス4ンシ
ヨン41側に適用されたもので、シャシフレーム21に
対して横方向に配置され、かつ、両端にアーム部12.
13を備えた可動スタビライザ・A−11と、そのトラ
ックのリア・アクスル42付近において、そのシャシ・
フレーム21の両側に互いに向い合うように配置され、
そのスタビライザ・パー11を縦方向に往復動可能に保
持する一対のスタビライザ・サポート14 、15と、
一端をそのリア・アクスル42側に回転可能に連結し、
そのスタパ斗ライザ・パー11のアーム部12.13に
協働されてスタビライザ・アーム18.19を形成する
ように、他端をそのアム部12,13にテレスコープ的
に連結した固定スタビライザ・アーム16.17と、そ
のトラックの総重量、走行速度、上下加速度、旋回時の
横加速度などの走行条件に応じて、そのスタビライザ・
アーム18.19の長さを変えるように、そのアーム部
iz+xaから固定スタビライザ・アーム16.17を
引き出し、および、そのアーム部12.13に固定スタ
ビライザ・アーム16゜17を引っ込めるアーム調節桟
構20とより構成されている。
ヨン41側に適用されたもので、シャシフレーム21に
対して横方向に配置され、かつ、両端にアーム部12.
13を備えた可動スタビライザ・A−11と、そのトラ
ックのリア・アクスル42付近において、そのシャシ・
フレーム21の両側に互いに向い合うように配置され、
そのスタビライザ・パー11を縦方向に往復動可能に保
持する一対のスタビライザ・サポート14 、15と、
一端をそのリア・アクスル42側に回転可能に連結し、
そのスタパ斗ライザ・パー11のアーム部12.13に
協働されてスタビライザ・アーム18.19を形成する
ように、他端をそのアム部12,13にテレスコープ的
に連結した固定スタビライザ・アーム16.17と、そ
のトラックの総重量、走行速度、上下加速度、旋回時の
横加速度などの走行条件に応じて、そのスタビライザ・
アーム18.19の長さを変えるように、そのアーム部
iz+xaから固定スタビライザ・アーム16.17を
引き出し、および、そのアーム部12.13に固定スタ
ビライザ・アーム16゜17を引っ込めるアーム調節桟
構20とより構成されている。
可動スタビライザ・パー11は、機械構造用炭素鋼から
なり、両端にアーム部12.13をそれぞれ備えて略U
字状に形成されている。
なり、両端にアーム部12.13をそれぞれ備えて略U
字状に形成されている。
そのアーム部12.13は、先端を開口するようにして
、内側に軸方向に伸長されたシリンダ・ボア25.26
を備えている。
、内側に軸方向に伸長されたシリンダ・ボア25.26
を備えている。
スタビライザ・す&−)14.15は、長孔22.23
を備え、そのトラックのリア・アクスル42よりも後方
の位置で、そのシャシ・フレーム21の両側に互いに向
い合うようにそれぞれ配置され、その長孔22.23内
においてそのスタビライザ・パー11を縦方向に往復動
可能に保持している。
を備え、そのトラックのリア・アクスル42よりも後方
の位置で、そのシャシ・フレーム21の両側に互いに向
い合うようにそれぞれ配置され、その長孔22.23内
においてそのスタビライザ・パー11を縦方向に往復動
可能に保持している。
また、そのスタビライザ・サポート14.15゛におけ
る長孔22.23の内周面には、耐摩耗性に優れた合成
樹脂がコーティング24され、そのスタビライザ・パー
11の往復動を円滑にし、かつ、そのスタビライプ・パ
ー11に加えられる衝撃を緩衝している。
る長孔22.23の内周面には、耐摩耗性に優れた合成
樹脂がコーティング24され、そのスタビライザ・パー
11の往復動を円滑にし、かつ、そのスタビライプ・パ
ー11に加えられる衝撃を緩衝している。
固定スタビライプ・アーム16.17は、機械構造用炭
素鋼からなり、一端をそのリア・アクスル42側、すな
わち、リア・サス4ンシヨン41トシてのリーフ・スプ
リング43側に回転可能に連結し、さらに、そのスタビ
ライザ・パー11のアーム部12.13に協働されてス
タビライザ・アーム18.19を形成するように、他端
をそのアーム部12.13のシリンダ・ボア25.26
に嵌め込むことによってテレスコーグ的に連結シている
。
素鋼からなり、一端をそのリア・アクスル42側、すな
わち、リア・サス4ンシヨン41トシてのリーフ・スプ
リング43側に回転可能に連結し、さらに、そのスタビ
ライザ・パー11のアーム部12.13に協働されてス
タビライザ・アーム18.19を形成するように、他端
をそのアーム部12.13のシリンダ・ボア25.26
に嵌め込むことによってテレスコーグ的に連結シている
。
勿論、そのリーフ・スプリング43の最下段には連結プ
レート44が後方に向けて取り付けられ、その固定スタ
ビライザ・アーム16.17の一端はその連結グレート
44の目玉部に回転可能に連結されている。
レート44が後方に向けて取り付けられ、その固定スタ
ビライザ・アーム16.17の一端はその連結グレート
44の目玉部に回転可能に連結されている。
また、その固定スタビライザ・アーム16゜17の他端
をそのスタビライザ・パー11のアーム部12.13に
おけるシリンダ・ボア25゜26に嵌め込むことによシ
、そのシリンダ・ボア25.26にはシリンダ室46.
47が形成される。
をそのスタビライザ・パー11のアーム部12.13に
おけるシリンダ・ボア25゜26に嵌め込むことによシ
、そのシリンダ・ボア25.26にはシリンダ室46.
47が形成される。
勿論、その固定スタビライザ・アーム16゜17とその
スタビライザ・パー11のアーム部12.13との間は
シール31され、そのシリンダ室46.47の気密性を
高めている。
スタビライザ・パー11のアーム部12.13との間は
シール31され、そのシリンダ室46.47の気密性を
高めている。
そのシリンダ室46.47は、後述するアーム調節機構
20の一部を構成するもので、エア・タンク32からの
圧縮空気をそのシリンダ室46゜47に供給する供給ポ
ー)27.28および、そのシリンダ室46.47内の
圧縮空気を排出する排出゛ポー)29.30が、そのス
タビライザ・/J−11のアーム部12.13にそれぞ
れ形成されている。
20の一部を構成するもので、エア・タンク32からの
圧縮空気をそのシリンダ室46゜47に供給する供給ポ
ー)27.28および、そのシリンダ室46.47内の
圧縮空気を排出する排出゛ポー)29.30が、そのス
タビライザ・/J−11のアーム部12.13にそれぞ
れ形成されている。
アーム調節機構20は、そのトラックの総重量、走行速
度、旋回時の横加速度などに応じて、そのアーム部12
.13から固定スタビライザ・アーム16.17を引き
出し、および、そのアーム部12.13に固定スタビラ
イザ・アーム16゜17を引っ込め、そのスタビライザ
・アーム18゜19の長さを変えるように構成されてい
る。
度、旋回時の横加速度などに応じて、そのアーム部12
.13から固定スタビライザ・アーム16.17を引き
出し、および、そのアーム部12.13に固定スタビラ
イザ・アーム16゜17を引っ込め、そのスタビライザ
・アーム18゜19の長さを変えるように構成されてい
る。
そのアーム調節機構20は、上述したシリンダ室46.
47と、そのシリンダ室46.47の供給ポート27.
28に空気圧配管48.49を介して接続されたエア・
タンク32と、その空気圧配管48.49に設けられた
供給側電磁弁33と、そのシリンダ室46.47の排出
ポート29゜30に設けられた排出側電磁弁34と、そ
のシリンダ室46.47内に配置され、そのアーム部1
2.13に1ml定スタビライザ・アーム16゜17を
常に引っ込めるように作用するリターン・スプリング3
5.36と、その供給側および押ト出側電磁弁33.3
4を、そのトラックの総重量、走行速度、上下加速度、
旋回時の横加速度などの走行条件に応じて開閉制御する
コントローラ37とより構成されている。
47と、そのシリンダ室46.47の供給ポート27.
28に空気圧配管48.49を介して接続されたエア・
タンク32と、その空気圧配管48.49に設けられた
供給側電磁弁33と、そのシリンダ室46.47の排出
ポート29゜30に設けられた排出側電磁弁34と、そ
のシリンダ室46.47内に配置され、そのアーム部1
2.13に1ml定スタビライザ・アーム16゜17を
常に引っ込めるように作用するリターン・スプリング3
5.36と、その供給側および押ト出側電磁弁33.3
4を、そのトラックの総重量、走行速度、上下加速度、
旋回時の横加速度などの走行条件に応じて開閉制御する
コントローラ37とより構成されている。
すなわち、そのシリンダ室46.47に圧縮空気を供給
し、および、そのシリンダ室46.47から圧縮空気を
排出することによって、そのアーム部12,13から固
定スタビライザ・アーム16.17を引き出し、および
、そのアーム部12.13に固定スタビライザ・アーム
16゜17を引っ込め、そのスタビライザ・アーム18
゜19の有効長さを変えるが、そのような圧縮空気の供
給および排出、換言するならば、その供給側および排出
側電磁弁33.34の開閉はコントローラ37によって
制御されている。
し、および、そのシリンダ室46.47から圧縮空気を
排出することによって、そのアーム部12,13から固
定スタビライザ・アーム16.17を引き出し、および
、そのアーム部12.13に固定スタビライザ・アーム
16゜17を引っ込め、そのスタビライザ・アーム18
゜19の有効長さを変えるが、そのような圧縮空気の供
給および排出、換言するならば、その供給側および排出
側電磁弁33.34の開閉はコントローラ37によって
制御されている。
そのコントローラ37は、主として、入力および出力回
路、記憶回路、演算回路、および、制御回路からなり、
そのトラックの総重量、走行速度、上下加速度、旋回時
の横加速度などの走行条件に応じて、電気信号をその供
給側および排出側電磁弁33.34のそれぞれのソレノ
イド・コイルに送っている。
路、記憶回路、演算回路、および、制御回路からなり、
そのトラックの総重量、走行速度、上下加速度、旋回時
の横加速度などの走行条件に応じて、電気信号をその供
給側および排出側電磁弁33.34のそれぞれのソレノ
イド・コイルに送っている。
従って、そのコントローラ37は、荷重センサ38、速
度センサ39、加速度センサ40などと組み合わせて使
用され、そのコントローラ37の入力回路がそれらのセ
ンサ38.39.40に、出力回路がその供給側および
排出側電磁弁33゜34にそれぞれ接続されている。
度センサ39、加速度センサ40などと組み合わせて使
用され、そのコントローラ37の入力回路がそれらのセ
ンサ38.39.40に、出力回路がその供給側および
排出側電磁弁33゜34にそれぞれ接続されている。
勿論、そのトラックの積載量が少なく、かつ、大きな曲
率をもって旋回することなしに走行する場合には、その
供給側電磁弁33のみを開放して、シリンダ室46.4
7に圧縮空気を供給し、そのスタビライザ・アーム18
.19の有効長さを長くシ、また、そのトラックの積載
量が多い場合や、大きな曲率をもって旋回する場合には
、その排出側電磁弁34のみを開放して、そのシリンダ
室46.47の圧縮空気を大気中に逃がし、そのスタビ
ライザ・アーム、18.19の有効長さを短くする。
率をもって旋回することなしに走行する場合には、その
供給側電磁弁33のみを開放して、シリンダ室46.4
7に圧縮空気を供給し、そのスタビライザ・アーム18
.19の有効長さを長くシ、また、そのトラックの積載
量が多い場合や、大きな曲率をもって旋回する場合には
、その排出側電磁弁34のみを開放して、そのシリンダ
室46.47の圧縮空気を大気中に逃がし、そのスタビ
ライザ・アーム、18.19の有効長さを短くする。
次に、上述のスタビライザ10が適用されたトラックの
走行について述べるに、′先ず、そのトラックの積載量
が少なく、かつ、大きな曲率をもって旋回することなし
に走行する場合には、コントローラ37からの電気信号
によって供給側電磁弁33のみが開放され、エア・タン
ク32からの圧縮空気がシリンダ室46.47に送られ
る。
走行について述べるに、′先ず、そのトラックの積載量
が少なく、かつ、大きな曲率をもって旋回することなし
に走行する場合には、コントローラ37からの電気信号
によって供給側電磁弁33のみが開放され、エア・タン
ク32からの圧縮空気がシリンダ室46.47に送られ
る。
そのシリンダ室46.47に圧縮空気が送られると、リ
ターン・スプリング35.36に抗してアーム部t2.
taから固定スタビライザ・アーム16.17が引き出
され、換言するならば、可動スタビライザ・パー11が
スタビライザ・サポート14.15の長孔22,2(内
で後方側に移動し、スタビライザ・アーム18.19の
有効長さが長くなる。
ターン・スプリング35.36に抗してアーム部t2.
taから固定スタビライザ・アーム16.17が引き出
され、換言するならば、可動スタビライザ・パー11が
スタビライザ・サポート14.15の長孔22,2(内
で後方側に移動し、スタビライザ・アーム18.19の
有効長さが長くなる。
従って、そのスタビライザ・アーム18 、19端、す
なわち、リア・アクスル42側の変位量に対してスタビ
ライザ・パー11の捩れ角が小さくなるため、そのよう
な走行中に後輪の一方が障害物を乗りえる場合に、その
トラックの車体側への突上げが少なくなシ、乗り心地が
向上する。
なわち、リア・アクスル42側の変位量に対してスタビ
ライザ・パー11の捩れ角が小さくなるため、そのよう
な走行中に後輪の一方が障害物を乗りえる場合に、その
トラックの車体側への突上げが少なくなシ、乗り心地が
向上する。
また、そのトラックの積載量が多い場合や、大きな曲率
をもって旋回する場合には、コントローラ37からの電
気信号によって排出側電磁弁34のみが開放され、その
シリンダ室46.47内の圧縮空気が大気中に逃がされ
る。
をもって旋回する場合には、コントローラ37からの電
気信号によって排出側電磁弁34のみが開放され、その
シリンダ室46.47内の圧縮空気が大気中に逃がされ
る。
1そのようにしてシリンダ室46.47内の圧縮空気の
排出がなされると、リターン・スゲリング35.36に
よってそのアーム部12.18に固定スタビライザ・ア
ーム16.17が引っ込められ、換言するならば、その
スタビライザ・サポート14.15の長孔22,2a内
で、その可動スタビライザ・パー11がリア・アクスル
42側に移動し、そのスタビライザ・アーム18.19
の有効長さが短くなる。
排出がなされると、リターン・スゲリング35.36に
よってそのアーム部12.18に固定スタビライザ・ア
ーム16.17が引っ込められ、換言するならば、その
スタビライザ・サポート14.15の長孔22,2a内
で、その可動スタビライザ・パー11がリア・アクスル
42側に移動し、そのスタビライザ・アーム18.19
の有効長さが短くなる。
従って、そのリア・アクスル42側の変位量に対してそ
のスタビライプ・パー11の捩れ角が大きくなるため、
ロール剛性が大きくなり、そのトラックの車体のローリ
ングが少なくなり、走行安定性が向上する。
のスタビライプ・パー11の捩れ角が大きくなるため、
ロール剛性が大きくなり、そのトラックの車体のローリ
ングが少なくなり、走行安定性が向上する。
上述のアーム調節機構20には、流体圧供給系統として
空気圧型のものが使用されるものとして説明したが、油
圧型のものでも良く、そのような場合において、排出側
電磁弁の排出ポートは、油圧供給源としてのオイル・ポ
ンプの吸込み側に油圧配管を介して接続される。
空気圧型のものが使用されるものとして説明したが、油
圧型のものでも良く、そのような場合において、排出側
電磁弁の排出ポートは、油圧供給源としてのオイル・ポ
ンプの吸込み側に油圧配管を介して接続される。
また、そのアーム調節機構20におけるリターン・スゲ
リング35.36は、そのシリンダ室46.47内に配
置されるものとして説明しだが、そのアーム部分12,
13をその固定スタビライザ・アーム16.17側に近
づけるように作用するものであれば、増付は位置は任意
であり、例えば、リターン・スゲリングの一端をスタビ
ライザ・サポート14.15の長孔22.23内で後方
114+1内周面に取り付け、他端をそのスタビライザ
・パー11に取り付けるものでも良い。
リング35.36は、そのシリンダ室46.47内に配
置されるものとして説明しだが、そのアーム部分12,
13をその固定スタビライザ・アーム16.17側に近
づけるように作用するものであれば、増付は位置は任意
であり、例えば、リターン・スゲリングの一端をスタビ
ライザ・サポート14.15の長孔22.23内で後方
114+1内周面に取り付け、他端をそのスタビライザ
・パー11に取り付けるものでも良い。
さらに、上述の具体例]Oにおいて、シリンダ・デア4
6.47は、スタビライザ・パー11のアーム部12.
13に形成され、固定スタビライザ・アーム16.17
の他端がそのシリ、ンダ・ボア46.47に嵌め込まれ
るものとして説明したが、シリンダ・デアをその固定ス
タビライザ・アーム16.17側に形成し、その固定ス
タビライザ・アーム16.17のシリンダ・デアにその
スタビライザ・パー11のアーム部12.13を嵌め込
むことも可能である。
6.47は、スタビライザ・パー11のアーム部12.
13に形成され、固定スタビライザ・アーム16.17
の他端がそのシリ、ンダ・ボア46.47に嵌め込まれ
るものとして説明したが、シリンダ・デアをその固定ス
タビライザ・アーム16.17側に形成し、その固定ス
タビライザ・アーム16.17のシリンダ・デアにその
スタビライザ・パー11のアーム部12.13を嵌め込
むことも可能である。
勿論、上述のアーム調節機構20は、コントローラ37
によって自動的に制御されるものとして説明したが、そ
のコントローラ37と供給側および排出側電磁弁33,
34とを接続する電気回路に切換えスイッチを設け、そ
の切換えスイッチの操作により、そのアーム調節機構2
0を運転者の好みに応じて手動的に制御することも可能
である。
によって自動的に制御されるものとして説明したが、そ
のコントローラ37と供給側および排出側電磁弁33,
34とを接続する電気回路に切換えスイッチを設け、そ
の切換えスイッチの操作により、そのアーム調節機構2
0を運転者の好みに応じて手動的に制御することも可能
である。
如上のこの発明の自動車に使用されるスタビライザによ
れば、自動車のシャシ・フレームに対して横方向に配置
され、かつ、両端にアーム部を備えた可動スタビライザ
・パーと、その自動車の車軸付近において、そのシャシ
・フレームの両側に堡いに向い合うように配置され、そ
のスタビライザ・パーを縦方向に往復動可能に保持する
一対のスタビライザ・サポートと、一端をその車軸側に
連結し、そのスタビライザ・パーのアーム部に協働され
てスタビライザ・アームを形成するように他、端をその
アーム部にテレスコープ0的に連結した固定スタビライ
ザ・アームと、その自動車の総重量、走行速度、上下加
速度、旋回時の横加速度などの走行条件に応じて、その
スタビライザ・アームの長さを変えるように、そのアー
ム部および固定スタビライザ・アームの一方からそのア
ーム部および固定スタビライザ・アームの他方を引き出
し、および、そのアーム部および固定スタビライザ・ア
ームの一方にそのアーム部および固定\タビライザ・ア
ームの他方を引っ込めるアーム調節機構とより構成され
ているため、その自動車の総重量、走行速度、上下加速
度、旋回時の横加速度などの様々な条件に応じて、その
自動車の走行中における車体のローリングが常に適正に
抑制され、殊に、積載量や乗車人数によって総重量が大
きく変化するトラックやパスなどに適するようになり、
極めて実用的になる。
れば、自動車のシャシ・フレームに対して横方向に配置
され、かつ、両端にアーム部を備えた可動スタビライザ
・パーと、その自動車の車軸付近において、そのシャシ
・フレームの両側に堡いに向い合うように配置され、そ
のスタビライザ・パーを縦方向に往復動可能に保持する
一対のスタビライザ・サポートと、一端をその車軸側に
連結し、そのスタビライザ・パーのアーム部に協働され
てスタビライザ・アームを形成するように他、端をその
アーム部にテレスコープ0的に連結した固定スタビライ
ザ・アームと、その自動車の総重量、走行速度、上下加
速度、旋回時の横加速度などの走行条件に応じて、その
スタビライザ・アームの長さを変えるように、そのアー
ム部および固定スタビライザ・アームの一方からそのア
ーム部および固定スタビライザ・アームの他方を引き出
し、および、そのアーム部および固定スタビライザ・ア
ームの一方にそのアーム部および固定\タビライザ・ア
ームの他方を引っ込めるアーム調節機構とより構成され
ているため、その自動車の総重量、走行速度、上下加速
度、旋回時の横加速度などの様々な条件に応じて、その
自動車の走行中における車体のローリングが常に適正に
抑制され、殊に、積載量や乗車人数によって総重量が大
きく変化するトラックやパスなどに適するようになり、
極めて実用的になる。
第1図はトラックに適用されたこの発明の自動車に使用
されるスタビライザの具体例を示す概説図、および、第
2図は第1図に示されたスタビライザの一部を断面にし
た部分拡大側面図である。 10・・・自動車に使用されるスタビライザ、11・・
・可動スタビライザ・パー、12.13・・・アーム部
、14.15・・・スタビライザ・サポート、16゜1
7・・・固定スタビライザ・アーム、18.19・・・
スタビライザ・アーム、20・・・アーム調節機構、2
1・・・シャシ・フレーム。
されるスタビライザの具体例を示す概説図、および、第
2図は第1図に示されたスタビライザの一部を断面にし
た部分拡大側面図である。 10・・・自動車に使用されるスタビライザ、11・・
・可動スタビライザ・パー、12.13・・・アーム部
、14.15・・・スタビライザ・サポート、16゜1
7・・・固定スタビライザ・アーム、18.19・・・
スタビライザ・アーム、20・・・アーム調節機構、2
1・・・シャシ・フレーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 自動車のシャシ・フレームに対して横方向に配置され、
かつ、両端にアーム部を備えた可動スタビライザ・パー
と、 その自動車の車軸付近において、そのシャシ・フレーム
の両側に互いに向い合うように配置され、そのスタビラ
イザ・パーを縦方向に往復動可能に保持する一対のスタ
ビライザ・サポートと、一端をその車軸側に連結し、そ
のスタビライザ・パーのアーム部に協働されてスタビラ
イザ・アームを形成するように、他端をそのアーム部に
テレスコープ的に連結した固定スタビライザ・アームと
、 その自動車の総重量、走行速度、上下加速度、旋回時の
横加速度などの走行条件に応じて、そのスタビライザ・
アームの長さを変えるように、そのアーム部および固定
スタビライザ・アームの一方からそのアーム部および固
定スタビライザ・アームの他方を引き出し、および、そ
のアーム部および固定スタビライザ・アームの一方にそ
の、7一ム部および固定スタビライザ・アームの他方を
引っ込めるアーム調節機構 とを含む自動車に使用されるスタビライザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229582A JPS592915A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 自動車に使用されるスタビライザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11229582A JPS592915A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 自動車に使用されるスタビライザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS592915A true JPS592915A (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=14583107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11229582A Pending JPS592915A (ja) | 1982-06-29 | 1982-06-29 | 自動車に使用されるスタビライザ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0914978A1 (en) * | 1997-05-26 | 1999-05-12 | Isuzu Motors Limited | Suspension for two-rear-axle vehicles |
-
1982
- 1982-06-29 JP JP11229582A patent/JPS592915A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0914978A1 (en) * | 1997-05-26 | 1999-05-12 | Isuzu Motors Limited | Suspension for two-rear-axle vehicles |
EP0914978A4 (en) * | 1997-05-26 | 2005-01-12 | Isuzu Motors Ltd | SUSPENSION FOR VEHICLES WITH TWO REAR AXLES |
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