JPS592892Y2 - 回転ホイ−ル式連続金属押出装置における冷却装置 - Google Patents
回転ホイ−ル式連続金属押出装置における冷却装置Info
- Publication number
- JPS592892Y2 JPS592892Y2 JP7057878U JP7057878U JPS592892Y2 JP S592892 Y2 JPS592892 Y2 JP S592892Y2 JP 7057878 U JP7057878 U JP 7057878U JP 7057878 U JP7057878 U JP 7057878U JP S592892 Y2 JPS592892 Y2 JP S592892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- extrusion
- die insert
- rotating wheel
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Of Metal (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は回転ホイール式連続金属押出装置の冷却装置詳
しくは押出ダイの冷却装置に関する。
しくは押出ダイの冷却装置に関する。
すでにこの種冷却装置としては第4図乃至第5図に示す
ようにダイセグメント内に形成した冷却水路を製品出口
穴の奥部に開口させ、機外から導入した冷却液で、押出
された直後の製品を冷却するものが提案されている。
ようにダイセグメント内に形成した冷却水路を製品出口
穴の奥部に開口させ、機外から導入した冷却液で、押出
された直後の製品を冷却するものが提案されている。
この装置では、ダイインサートは部分的に冷却液に接し
て冷やされるようになっているものの高速押出降等液切
れを生じる場合には冷却液との接触がなくなり、間接的
に冷却されるだけであり、この間接的な冷却量に比べて
押出室側からの熱影響が極めて大きい。
て冷やされるようになっているものの高速押出降等液切
れを生じる場合には冷却液との接触がなくなり、間接的
に冷却されるだけであり、この間接的な冷却量に比べて
押出室側からの熱影響が極めて大きい。
従って金属材料を高速連続押出する場合には摩擦熱、加
工熱が共に高くなり、これらの熱影響を受けてダイイン
サートは高熱化して、製品形状を決定するダイインサー
トのダイランド部で焼付きを起し製品の外皮破損を生じ
て商品価値を著しく損う欠点がある。
工熱が共に高くなり、これらの熱影響を受けてダイイン
サートは高熱化して、製品形状を決定するダイインサー
トのダイランド部で焼付きを起し製品の外皮破損を生じ
て商品価値を著しく損う欠点がある。
本考案は上記の欠点を除去するためになされたもので、
押出ダイ内に装備したダイインサートの押出室側近傍を
環状に冷却させ、ダイインサートの高熱化を阻止してダ
イランド部での製品の焼付きのない状態で高速押出を可
能とする冷却装置を提供しようとするものである。
押出ダイ内に装備したダイインサートの押出室側近傍を
環状に冷却させ、ダイインサートの高熱化を阻止してダ
イランド部での製品の焼付きのない状態で高速押出を可
能とする冷却装置を提供しようとするものである。
以下、その実施例を図面について説明すると、第1図に
おいてまず図中1は回転ホイールで外周溝2を有してい
る。
おいてまず図中1は回転ホイールで外周溝2を有してい
る。
3は工具支持台で押出ダイ4とアバツトメント5とを支
持している。
持している。
アバツトメント5は前記回転ホイール1の外周溝2内に
突入嵌合した状態で工具支持台3に支持されている。
突入嵌合した状態で工具支持台3に支持されている。
押出ダイ4はアバツトメント5の手前において一連に配
置されたダイセグメント6とチャンバーダイセグメント
7とから構成されており、前記アバツトメント5と共に
ホイール外周溝2の1部を蓋被するようにしている。
置されたダイセグメント6とチャンバーダイセグメント
7とから構成されており、前記アバツトメント5と共に
ホイール外周溝2の1部を蓋被するようにしている。
すなわちホイール1と押出ダイ4とアバツトメント5と
により押出室を構成している。
により押出室を構成している。
チャンバーダイセグメント7の内部にはダイインサート
8が組込まれており、このダイインサート8を境にして
その内方にはホイール外周溝2に開口する通路9が又、
外方には製品出口穴10が各々形成されている。
8が組込まれており、このダイインサート8を境にして
その内方にはホイール外周溝2に開口する通路9が又、
外方には製品出口穴10が各々形成されている。
11はダイインサート8の押出室側近傍において材料通
路9を囲繞する状態に形成した環状溝でその直径方向一
端が冷却液供給路12と接続され、他端が、製品出口穴
10内部に開口し途中をアバツトメント壁面に沿設した
排出路14に接続されている。
路9を囲繞する状態に形成した環状溝でその直径方向一
端が冷却液供給路12と接続され、他端が、製品出口穴
10内部に開口し途中をアバツトメント壁面に沿設した
排出路14に接続されている。
尚、環状溝11は第1図ではダイインサートの外壁が環
状溝壁の1部となるようにしたものを示しているが、ダ
イインサートに対し環状溝を離して設けるようにしても
よい。
状溝壁の1部となるようにしたものを示しているが、ダ
イインサートに対し環状溝を離して設けるようにしても
よい。
そして排出路14は第1図中に1点鎖線で示したように
アバツトメントを通過して排出するようにしてもよく、
第3図のように供給路側に排出路を形成するものでもよ
い。
アバツトメントを通過して排出するようにしてもよく、
第3図のように供給路側に排出路を形成するものでもよ
い。
15は金属押出材料、16は押出成形された製品を示す
。
。
本考案はこのように構成されているので回転ホイール1
を回転すると共にミその外周溝2内に金属押出材料15
を供給すると、金属押出材料15はホイール外周溝2と
の摩擦力により引込まれ、その先端がアバツトメント5
により制止される。
を回転すると共にミその外周溝2内に金属押出材料15
を供給すると、金属押出材料15はホイール外周溝2と
の摩擦力により引込まれ、その先端がアバツトメント5
により制止される。
そしてアバツトメント5に向がって順次材料が供給され
てくることによりアバツトメント5の手前においては材
料金属は高圧を受は可塑的状態となりチャンバーダイセ
グメント7内の通路9を通ってダイインサート8より押
出され、製品出口穴10から成形製品16として取り出
される。
てくることによりアバツトメント5の手前においては材
料金属は高圧を受は可塑的状態となりチャンバーダイセ
グメント7内の通路9を通ってダイインサート8より押
出され、製品出口穴10から成形製品16として取り出
される。
特に本考案においてはダイインサート8の押出室側近傍
にダイインサート8に通じる材料通路を囲繞する環状冷
却溝11が形成されているので機外がら導入した冷却液
を環状冷却溝11内に通すことにより、金属材料を連続
押出する際に生じた摩擦熱や加工熱が押出ダイ4に組込
まれているダイインサート8に伝達されるのを熱源側に
おいて大巾に吸収阻止できてダイインサートの高熱化を
防ぎダイインサートにおけるダイランド部での焼付きに
よる不具合(製品の外皮破壊)を一掃し品質の秀れた製
品を能率よく製造できる効果がある。
にダイインサート8に通じる材料通路を囲繞する環状冷
却溝11が形成されているので機外がら導入した冷却液
を環状冷却溝11内に通すことにより、金属材料を連続
押出する際に生じた摩擦熱や加工熱が押出ダイ4に組込
まれているダイインサート8に伝達されるのを熱源側に
おいて大巾に吸収阻止できてダイインサートの高熱化を
防ぎダイインサートにおけるダイランド部での焼付きに
よる不具合(製品の外皮破壊)を一掃し品質の秀れた製
品を能率よく製造できる効果がある。
第1図は本考案に係る冷却装置を備えた回転ホイール式
金属押出装置の要部断面図、第2図は第1図A線に沿う
チャンバーダイセグメントの断面図、第3図は冷却液給
排路についての他の実施例を示す図、第4図乃至第5図
は従来装置の概略説明図である。 4・・・押出ダイ、8・・・ダイインサート、9・・・
材料通路、11・・・環状冷却溝、12・・・冷却液供
給路、14・・・冷却液排出路。
金属押出装置の要部断面図、第2図は第1図A線に沿う
チャンバーダイセグメントの断面図、第3図は冷却液給
排路についての他の実施例を示す図、第4図乃至第5図
は従来装置の概略説明図である。 4・・・押出ダイ、8・・・ダイインサート、9・・・
材料通路、11・・・環状冷却溝、12・・・冷却液供
給路、14・・・冷却液排出路。
Claims (1)
- 内部にダイインサートを備え、このダイインサートの押
出室側近傍にダイインサートに通じる材料通路を囲繞す
る環状冷却溝を形成した押出ダイと前記環状冷却溝に対
する冷却液給排路とを備えたことを特徴とする回転ホイ
ール式連続金属押出装置における冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057878U JPS592892Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 回転ホイ−ル式連続金属押出装置における冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7057878U JPS592892Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 回転ホイ−ル式連続金属押出装置における冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54173035U JPS54173035U (ja) | 1979-12-06 |
JPS592892Y2 true JPS592892Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=28980517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7057878U Expired JPS592892Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 回転ホイ−ル式連続金属押出装置における冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592892Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4362485A (en) * | 1980-06-10 | 1982-12-07 | United Kingdom Atomic Energy Authority | Apparatus for continuous extrusion |
-
1978
- 1978-05-26 JP JP7057878U patent/JPS592892Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54173035U (ja) | 1979-12-06 |
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