JPS5928796Y2 - 畳の平刺し機における畳表切断装置 - Google Patents

畳の平刺し機における畳表切断装置

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Publication number
JPS5928796Y2
JPS5928796Y2 JP12284281U JP12284281U JPS5928796Y2 JP S5928796 Y2 JPS5928796 Y2 JP S5928796Y2 JP 12284281 U JP12284281 U JP 12284281U JP 12284281 U JP12284281 U JP 12284281U JP S5928796 Y2 JPS5928796 Y2 JP S5928796Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tatami
floor
cutting cutter
cut
cutting
Prior art date
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Expired
Application number
JP12284281U
Other languages
English (en)
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JPS5827099U (ja
Inventor
修 田村
新 頃安
康明 松井
Original Assignee
極東産機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 極東産機株式会社 filed Critical 極東産機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は1畳の平刺し機における畳表切断装置に関す
る。
畳床は、仕上げ寸法よりも若干大きく製造されたのち、
左右の側縁のうち畳を敷く際に隣の畳に接する側の側縁
(「上前」と呼ばれる)が直線状に切断され1反対の敷
居に接する側の側縁(「下前」と呼ばれる)が敷居の形
状と近似的に一致するように中央部で内方もしくは外方
へ屈曲する「<」の字形に切断される。
そして、この切断は。第1図に示すように1畳床1に畳
表2を取付け。
この畳表2の上面に縁布3および繰下(図示されていな
い)を裏表に重ねて縫糸4で縫着する畳の平刺し工程に
おいて、平刺し用ミシンおよび畳床切断タックを畳床の
幅方向に進退させることによって行なわれる。
このとき1畳床1は、切断面1aが垂直線に対して若干
傾斜するように切断され2畳を敷く際に隣接する畳との
接触部の圧入を容易にしている。
また1畳床1の上面幅と畳表2の幅とが等しい場合には
(第2図参照)、上記圧入の際に畳床1が幅方向に圧縮
されるのに伴って畳表2が鎖線2で示すように浮上り、
外観が低下すると共に歩行の際の障害になるので1畳表
2を畳床1よりも狭い幅1こ切断しく第1図参照)1畳
表2の側縁を畳床1の側縁よりも内方に寄せて畳表2の
浮上りを防止していた。
ただし、畳床1の側縁と畳表2の側縁との距離dが大き
過ぎると。
縁布3を返し縫いによって増付けた際に角立ちが悪くな
るので、上記の距離dは1〜2 m、mが好ましいとさ
れている。
上記の理由により1畳表2の下前側の側縁は、畳床1の
下前から距離dだけ内方に、該下前と平行な「<」の字
形に切断される必要がある。
このように畳表2を切断するための畳表切断装置として
、畳の平刺し機の平刺し用押え金に畳表切断カッタを取
附けたものか知られている(実公昭51−37855号
公報参照)。
しかしながら、上記公知の畳表切断装置は1畳表切断カ
ッタがミシン針と同期して昇降される押え金に取付けら
れており、その下降時に畳表を切断し、上昇時にミシン
針および畳床切断カッタと共は畳表の幅方向および長さ
方向に送られるので1畳表の切断縁がミシン針の送りピ
ッチと同じピッチの階段状に形成されるという欠点があ
った。
なお1畳表切断カッタを平刺し用ミシンの非昇降部分に
固定し1畳床の長さ方向送りに伴う圧力によって畳表を
切断することが試みられたが、この場合には畳表切断カ
ッタの切れ味が低下するのに伴い1畳表を構成するイ草
が切断抵抗によって湾曲し、この湾曲状態で切断される
ので、イ草がその弾性によって直線状に復帰したときに
は上記の距離dが消失する結果になった。
この考案は1回転式の畳床切断カッタの内側面にスペー
サを介して畳表切断カッタを取付けることにより、上記
従来の欠点を解消したものである。
以下にこの考案の実症例を第3図および第4図によって
説明する。
第3図および第4図において、5は畳の平刺し機のミシ
ン針%6は回転式の畳床切断カッタ%7はカッタシャフ
トであり、ミシン針5の昇降運動に同期して畳床1が長
さ方向(第4図の矢印P方向)に一定ピツチずつ送られ
ると共に、上記のミシン針5および畳床切断カッタ6が
所望の下前形状に応じて幅方向(第3図の矢印Q方向)
に進退するようりこなっている。
また、カッタシャフト7は、水平線に対して若干傾斜状
に設けられ、第4図の矢印R方向に回転される。
このカッタシャフト7の先端に、上記の畳床切断カッタ
6、円板状のスペーサ8および正多角形状の畳表切断カ
ッタ9が重ねて固定される。
上記のスペーサ8は、前記第1図の距離dに対応して厚
み1〜2山に設定される。
また、畳表切断カッタ9は、その外周の角部が畳床1の
上面に若干食い込む程度の大きさに形成される。
上記の構造において1畳の乎刺し機が駆動されると、縫
糸4によって縫目が形成され、同時に畳床切断カッタ6
によって畳床1の下前が切断される。
このとき1畳床切断カッタ6の内側面(畳床1の幅方向
内方に向く面)にはスペーサ8を介して畳表切断カッタ
9が固定されているので、この畳表切断カッタ9によっ
て畳表2が畳床1の切断縁からスペーサ8の厚みの分だ
け内方に寄った位置で切断される。
しかして、カッタシャフト7は常に回転されており、ミ
シン針5が畳床1の上方に位置し1畳床1の矢印P方向
の送りとミシン針5およびカッタシャフト7の矢印Q方
向送りとが行なわれているときに畳表切断カッタ9が畳
表2を切断するので1畳表2の切断縁は畳床1の切断縁
と平行に形成され、上記切断縁が従来のような階段状に
形成されることはない。
また1畳表切断カッタ9が畳床切断カッタ6と同様に傾
斜しているので1畳表2の切断縁の角立ちが良好になる
上記の実施例において1畳の平刺し機は1畳床1を矢印
P方向に送る代りにミシン針5およびカッタシャフト7
を矢印Pの反対方向に送るようにした形式のものでもよ
い。
また1畳表切断カッタ9は1円形のこぎりまたは円板形
のものでもよい。
なお、上記の畳床切断カッタ6および畳表切断力ツク9
を上前の切断に使用できることはもちろんである。
以上に説明したようにこの考案は1回転式の畳床切断タ
ックを備えた畳の平刺し機において、上記畳床切断カッ
タの内側面にスペーサを介して畳表切断カッタを取付け
たものであるから2畳表が畳床切断タックで切断された
畳床の切断縁石)らスペーサの厚み分だけ内方へ寄った
位置で上記畳床の切断縁と平行な直線状に切断され、切
れ味の低下が少なく1畳表のイ草が湾曲することなく円
滑に切断され、かつ切断縁の角立ちが良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図は平刺しされた畳床の横断面図、第2図は畳の横
断面図、第3図はこの考案の実施例の側面図、第4図は
正面図である。 1:畳床、2:畳表、3:縁布、5:平刺し用ミシン針
、6:畳床切断カッタ、8ニスペーサ。 9:畳表切断カッタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転式の畳床切断カッタを備えた畳の平刺し
    機において、上記畳床切断カッタの内側面にスペーサを
    介して畳表切断カッタを取付けたことを特徴とする畳の
    平刺し機における畳表切断装置。 〔匂 畳表切断カッタが多角形に形成されている実用新
    案登録請求の範囲第〔1〕項記載の畳の平刺し機におけ
    る畳表切断装置。 (3)スペーサの厚みが1.0〜2.0山である実用新
    案登録請求の範囲第0〕項または第〔つ項記載の畳の平
    刺し機における畳表切断装置。
JP12284281U 1981-08-18 1981-08-18 畳の平刺し機における畳表切断装置 Expired JPS5928796Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12284281U JPS5928796Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 畳の平刺し機における畳表切断装置

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JP12284281U JPS5928796Y2 (ja) 1981-08-18 1981-08-18 畳の平刺し機における畳表切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5827099U JPS5827099U (ja) 1983-02-21
JPS5928796Y2 true JPS5928796Y2 (ja) 1984-08-18

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ID=29916757

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JP5118993B2 (ja) * 2008-02-12 2013-01-16 博 小野寺 畳切断装置

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JPS5827099U (ja) 1983-02-21

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