JPS5928485B2 - ベルトの自動蛇行防止装置 - Google Patents
ベルトの自動蛇行防止装置Info
- Publication number
- JPS5928485B2 JPS5928485B2 JP3575880A JP3575880A JPS5928485B2 JP S5928485 B2 JPS5928485 B2 JP S5928485B2 JP 3575880 A JP3575880 A JP 3575880A JP 3575880 A JP3575880 A JP 3575880A JP S5928485 B2 JPS5928485 B2 JP S5928485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- correction roller
- meandering
- prevention device
- meandering prevention
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は走行する平ベルト、特に幅広の平ベルトの蛇行
防止に最適な装置に関する。
防止に最適な装置に関する。
従来走行する平ベルトの蛇行を防止するには、ベルトが
常にプーリの直径の犬なる側に移動しようとする性質を
利用し、第1図の如くプーリ30の外周部31を中高形
状にすることが広く行なわれている。
常にプーリの直径の犬なる側に移動しようとする性質を
利用し、第1図の如くプーリ30の外周部31を中高形
状にすることが広く行なわれている。
しかしながらこの従来例によれば、ベルト32の幅が広
い場合には中高の程度を相当強くしないと効果がなく、
そうするとベルト32の中央部33のみ張力が犬となり
、両側部34゜34がゆるんでベルト32がはためきな
がら走行する状態を呈し、しかも時を経るにつれ中央部
33のみが伸延してベルト32の断面が彎んでしまい、
蛇行防止の機能がなくなる上に、ベルト面の平面性が損
なわれるので、例えばベルト32の1一面」を使用して
何らかの仕事をする機械にあっては極めて不都合なもの
であった。
い場合には中高の程度を相当強くしないと効果がなく、
そうするとベルト32の中央部33のみ張力が犬となり
、両側部34゜34がゆるんでベルト32がはためきな
がら走行する状態を呈し、しかも時を経るにつれ中央部
33のみが伸延してベルト32の断面が彎んでしまい、
蛇行防止の機能がなくなる上に、ベルト面の平面性が損
なわれるので、例えばベルト32の1一面」を使用して
何らかの仕事をする機械にあっては極めて不都合なもの
であった。
又一方、この不都合を解消する装置としてプーリ30自
体は中高とせずベルト32の蛇行をリミットスイッチ或
いはフォトセル等で検知し、アイドラーをモーターで傾
ける装置(図示せず)が提案されている。
体は中高とせずベルト32の蛇行をリミットスイッチ或
いはフォトセル等で検知し、アイドラーをモーターで傾
ける装置(図示せず)が提案されている。
しかしながらこの例では装置が複雑になる上にモーター
が必要であり、構造上蛇行がある程度発生したときに機
能する所謂蛇行修正装置でしかあり得す、又逆に蛇行量
を小さくする為に僅かの蛇行でモーターが働くようにセ
ットすると走行時の瞬間的な微蛇行に応じてモーターに
逆回転指示がかかり、モーターに無理が生じること、何
よりも蛇行に対する追随性が悪いなど様々な欠点が生じ
ていた。
が必要であり、構造上蛇行がある程度発生したときに機
能する所謂蛇行修正装置でしかあり得す、又逆に蛇行量
を小さくする為に僅かの蛇行でモーターが働くようにセ
ットすると走行時の瞬間的な微蛇行に応じてモーターに
逆回転指示がかかり、モーターに無理が生じること、何
よりも蛇行に対する追随性が悪いなど様々な欠点が生じ
ていた。
本発明は斜上の点に着目して開発されたもので、具体的
には「走行するベルトに修正ローラを当接させたベルト
の自動蛇行防止装置であって、修正ローラが、その長手
方向の中央部を支点として、ベルトの幅方向に交線を持
ち且つベルト向と一定の角度を有して交差する平面内に
於いて回転自在に支持されたベルトの自動蛇行防止装置
」を提供することにより、上記不都合を解消せんとする
ものである。
には「走行するベルトに修正ローラを当接させたベルト
の自動蛇行防止装置であって、修正ローラが、その長手
方向の中央部を支点として、ベルトの幅方向に交線を持
ち且つベルト向と一定の角度を有して交差する平面内に
於いて回転自在に支持されたベルトの自動蛇行防止装置
」を提供することにより、上記不都合を解消せんとする
ものである。
以下その詳細を図面に基づき説明する。
尚、以上及び以下の説明に於いて、「ベルトの幅方向に
交線を持ち且つベルト面と一定の角度を有して交差する
平面」を決定する際の基準とすべき「ベルト面」とは、
修正ローラが当接する位置より進行方向手前側にあるベ
ルト面であり、且つ、修正ローラをベルトの幅方向の向
きに(即らステアリングを切らない状態で)「当接した
後」の状態のベルト向を指すものとする。
交線を持ち且つベルト面と一定の角度を有して交差する
平面」を決定する際の基準とすべき「ベルト面」とは、
修正ローラが当接する位置より進行方向手前側にあるベ
ルト面であり、且つ、修正ローラをベルトの幅方向の向
きに(即らステアリングを切らない状態で)「当接した
後」の状態のベルト向を指すものとする。
そして、以下ではこの平面を単に「回転平面」と称する
。
。
先ず本発明に係る装置の基本構成を第2図に示す。
1は矢視方向に走行するベルトであり、適宜の張力付与
手段(図示せず)にて常に所定の張力が付与されている
。
手段(図示せず)にて常に所定の張力が付与されている
。
そして伸縮しないか伸縮してもその程度が小なる材質の
ものが選ばれる。
ものが選ばれる。
2は走行するベルト1に当接させる修正ローラである。
この修正ローラ2は少なくともベルト1の幅に相応する
長さを有し、先に定義した回転平面X内に於いてその長
手方向の中央部を支点として回転自在に支持されるもの
である。
長さを有し、先に定義した回転平面X内に於いてその長
手方向の中央部を支点として回転自在に支持されるもの
である。
回転平面Xの決定要素である「交線」「ベルト面」及び
「一定の角度」は図中央々Y、Z、αで表わされる。
「一定の角度」は図中央々Y、Z、αで表わされる。
この角度αは、後述の理由により90°〜180°の間
でベルト1の走行速度、ベルト1及び修正ローラ2の摩
擦係数、ベルト1の幅その他を総合的に考慮した上で決
定される。
でベルト1の走行速度、ベルト1及び修正ローラ2の摩
擦係数、ベルト1の幅その他を総合的に考慮した上で決
定される。
以上が本発明装置の基本構成であるが、この構成条件に
て修正ローラを当接させる具体的な内容につぎ第3図及
び第4図を参照して説明する。
て修正ローラを当接させる具体的な内容につぎ第3図及
び第4図を参照して説明する。
第3図に示す場合、修正ローラ2aは軸受枠3aにて矢
視A方向に回転自在とされ且つこの軸受枠3aは修正ロ
ーラ2aの長手方向の中央部に相当する位置4aに柄5
aを取付けており該柄5aを中心とし、矢視B方向で軸
受枠3aと共に修正ローラ2aを回転自在としている。
視A方向に回転自在とされ且つこの軸受枠3aは修正ロ
ーラ2aの長手方向の中央部に相当する位置4aに柄5
aを取付けており該柄5aを中心とし、矢視B方向で軸
受枠3aと共に修正ローラ2aを回転自在としている。
この柄5aは意図する回転平面Xに対し垂直に位置決め
しであるので修正ローラ2aの矢視B方向の回転は必ず
回転平面X内に於いて生じることになる。
しであるので修正ローラ2aの矢視B方向の回転は必ず
回転平面X内に於いて生じることになる。
一方第4図に示す場合修正ローラ2bは軸受枠3bにて
矢視C方向に回転自在とされ且つこの軸受枠3bは修正
ローラ2bの長手方向の中央部に相当する位置4b 、
4bでヒンジピン6b 、 6bを介して柄5bにて支
持され矢視り方向に軸受枠3bと共jこ修正ローラ2b
を回転自在としている。
矢視C方向に回転自在とされ且つこの軸受枠3bは修正
ローラ2bの長手方向の中央部に相当する位置4b 、
4bでヒンジピン6b 、 6bを介して柄5bにて支
持され矢視り方向に軸受枠3bと共jこ修正ローラ2b
を回転自在としている。
柄5bは回転平面X内に位置決めしであるのでヒンジピ
ン6b p 6bによる軸受枠3bの回転中心は、第2
図の柄5aと同じ角度を有することになり、修正ローラ
2bの矢視り方向の回転は必ず回転平面X内に於いて生
じることになる。
ン6b p 6bによる軸受枠3bの回転中心は、第2
図の柄5aと同じ角度を有することになり、修正ローラ
2bの矢視り方向の回転は必ず回転平面X内に於いて生
じることになる。
修正ローラ2をベルト1に対して当接する構造は第3図
及び第4図の例に限らず種々考えられるが、修正ローラ
2がその長手方向の中央部を支点として回転平面X内に
於いて回転自在に支持されてさえいればどの様な構造の
ものでも採用できる。
及び第4図の例に限らず種々考えられるが、修正ローラ
2がその長手方向の中央部を支点として回転平面X内に
於いて回転自在に支持されてさえいればどの様な構造の
ものでも採用できる。
次に本発明の詳細な説明する。
説明の便宜上第3図に示したベルトの自動蛇行装置につ
いてその作用を説明する。
いてその作用を説明する。
ベルト1aが第3図矢視E方向に走行しており今矢視F
方向に蛇行したとする。
方向に蛇行したとする。
これを正面の方から見ると第5図イの様になっておりモ
ーメントのアンバランスによって、修正ローラ2aは図
中右側部の方が張力入となり第5図口の如く回転し角度
βを生じる。
ーメントのアンバランスによって、修正ローラ2aは図
中右側部の方が張力入となり第5図口の如く回転し角度
βを生じる。
この角度βはベルト1aを矢視G方向即ち蛇行修正の方
向へ移動させる機能(中高プーリの中高部にベルトが移
動するのと同様の機能)を生じさせる。
向へ移動させる機能(中高プーリの中高部にベルトが移
動するのと同様の機能)を生じさせる。
一方修正ローラ2aは回転平面X内に於いて回転自在と
されている為、角度βを生ずる回転は平面図上で角度I
を同時に生じさせるものである(第6図)。
されている為、角度βを生ずる回転は平面図上で角度I
を同時に生じさせるものである(第6図)。
この角度γにより修正ローラ2aはベルHaを道路と見
たときにステアリングを切られたタイヤに相当する状態
となり、この場合修正ローラ2aはベルHaの幅方向に
ついて固定である為ベルト1aの方が矢視H方向へと走
行せしめられ結果として蛇行が修正されるものである。
たときにステアリングを切られたタイヤに相当する状態
となり、この場合修正ローラ2aはベルHaの幅方向に
ついて固定である為ベルト1aの方が矢視H方向へと走
行せしめられ結果として蛇行が修正されるものである。
ベルト1aが第3図矢視■方向に蛇行した場合はこれと
全く対称の作用によりベルト1aの蛇行が修正される。
全く対称の作用によりベルト1aの蛇行が修正される。
そしてこの修正作用はベルHaの蛇行が僅かでも生ずる
と、同時に発生し、蛇行が太きければそれだけ修正ロー
ラ2aの回転も大きくなり角度β及びγも犬となって修
正作用も大きくなり、ベルト1aは蛇行の程度に応じた
修正作用を常に受は修正ローラ2aの中央で安定せしめ
られるのである。
と、同時に発生し、蛇行が太きければそれだけ修正ロー
ラ2aの回転も大きくなり角度β及びγも犬となって修
正作用も大きくなり、ベルト1aは蛇行の程度に応じた
修正作用を常に受は修正ローラ2aの中央で安定せしめ
られるのである。
次に、先に構成の説明として角度αは90°〜180°
にすべぎと言及したが、ここで角度αの取り方による夫
々の本発明の作用につき説明する。
にすべぎと言及したが、ここで角度αの取り方による夫
々の本発明の作用につき説明する。
角度αは角度βが生じたときに同時に角度γがどの程度
中じるかを決定する要素となり本発明の作用に以下の如
く影響を及ぼす。
中じるかを決定する要素となり本発明の作用に以下の如
く影響を及ぼす。
まずOo〈α<90°のときは、上記の説明より明らか
な如く角度γによるベルト移動が蛇行を拡大する方向に
働く為、好ましくないものである。
な如く角度γによるベルト移動が蛇行を拡大する方向に
働く為、好ましくないものである。
α=90°のときは角度βがいくら生じても角度γは生
じない。
じない。
この状態における本発明の作用は、多分に修正ローラ2
aの過回転となって現われるので、良好状態とは言い難
い。
aの過回転となって現われるので、良好状態とは言い難
い。
αが90°より180°に向かうと、角度βが生じる際
に角度γも併せて生じる為、α−90゜のときの過回転
はαが180°に向かうにつれ解消されてゆくものであ
る。
に角度γも併せて生じる為、α−90゜のときの過回転
はαが180°に向かうにつれ解消されてゆくものであ
る。
そして角度βによる機能と角度γによる機能とが共に蛇
行修正として働き、本発明の真に意図する作用を生じる
。
行修正として働き、本発明の真に意図する作用を生じる
。
α=iso’(oo )になってしまうと、角度βが生
じ得えないことになる為、自動修正の機能を発揮できな
いこととなり本発明の本来意図する作用となり得ないも
のである。
じ得えないことになる為、自動修正の機能を発揮できな
いこととなり本発明の本来意図する作用となり得ないも
のである。
第7図及び第8図に本発明装置の他の実施例を示す。
この実施例では、修正ローラ2cが当接するベルト1c
を、単に走行させるのではなく、トラフ構造9を有する
ガイドローラ10.10にて支承させるものである。
を、単に走行させるのではなく、トラフ構造9を有する
ガイドローラ10.10にて支承させるものである。
これにより修正ローラ2cの回転原因を単に第5図で説
明したモーメント差のみに求めるのではなく、蛇行が生
じると同時にベルNcの一側部11がもちあげられる為
走行するベルト1c自体が修正ローラ2cの回転を助長
することになるものである(第8図)。
明したモーメント差のみに求めるのではなく、蛇行が生
じると同時にベルNcの一側部11がもちあげられる為
走行するベルト1c自体が修正ローラ2cの回転を助長
することになるものである(第8図)。
この回転の助長は押上げによって行なわれるため過回転
というものは生せず、従って逆に過修正を生じさせるも
のでもなく、ひとえに修正ローラ2cの応答をスムーズ
にするものである。
というものは生せず、従って逆に過修正を生じさせるも
のでもなく、ひとえに修正ローラ2cの応答をスムーズ
にするものである。
第9図に本発明装置の更に他の実施例を示す。
これは特許請求の範囲第3項に記載した実施態様の具体
例であって、本発明の装置を穀粒のクリーニング装置に
適用した場合の概略図を示したものである。
例であって、本発明の装置を穀粒のクリーニング装置に
適用した場合の概略図を示したものである。
即らこのクリーニング装置は米、麦、小豆等の穀粒のヌ
カ、ゴミ等の表面付着物をベルトによって払拭・除去す
るものであって、回転速度の相違する一対の基本ローラ
ベルト12,12を傾斜状態で対向位置決めし、これら
基本ローラベルト12,12に若干の間隙13を残して
クリーニングベルト1d 、1aを各々掛は廻し、この
間隙13内で穀粒の表面付着物をクリーニングベルト1
d、1dに転着させて除去するものである。
カ、ゴミ等の表面付着物をベルトによって払拭・除去す
るものであって、回転速度の相違する一対の基本ローラ
ベルト12,12を傾斜状態で対向位置決めし、これら
基本ローラベルト12,12に若干の間隙13を残して
クリーニングベルト1d 、1aを各々掛は廻し、この
間隙13内で穀粒の表面付着物をクリーニングベルト1
d、1dに転着させて除去するものである。
こうした装置に使用されるベルト類は必然的に幅広とな
り、しかもベルト全幅において張力が一定、且つその断
面が彎んではならず、又当然に蛇行が許されないもので
あり、本発明が従来の中高プーリによるものに比し、ま
さにその真骨頂を発揮するものである。
り、しかもベルト全幅において張力が一定、且つその断
面が彎んではならず、又当然に蛇行が許されないもので
あり、本発明が従来の中高プーリによるものに比し、ま
さにその真骨頂を発揮するものである。
ここで、図中14は自動張力調整装置であり、テンショ
ンバー15及びおもり16を有し、このおもり16に見
合った張力が常にクリーニングベルト1dに付与される
ものである。
ンバー15及びおもり16を有し、このおもり16に見
合った張力が常にクリーニングベルト1dに付与される
ものである。
17はダンパーでクリーニングベルNdの超短時、或い
は切断、はずれ等の事故時におもり16の散飛を防止し
、又、クリーニングベルNdの細かなバイブレーション
を吸収し、バイブレーションにテンションバー15及び
おもり16が共振して大振れを起こすことを防止するも
のである。
は切断、はずれ等の事故時におもり16の散飛を防止し
、又、クリーニングベルNdの細かなバイブレーション
を吸収し、バイブレーションにテンションバー15及び
おもり16が共振して大振れを起こすことを防止するも
のである。
修正ローラ2dの当接するクリーニングベルト1dをこ
の様に張カ一定に保てば本発明に係る装置が最適の条件
の下で機能することになる。
の様に張カ一定に保てば本発明に係る装置が最適の条件
の下で機能することになる。
同図に於いて3d及び5dは第3図の3a、5aと同様
な構造であり、クリーニングベルト1d、1dの走行方
向を考慮し、αをそれぞれ90°〜180°の範囲でと
っているものである。
な構造であり、クリーニングベルト1d、1dの走行方
向を考慮し、αをそれぞれ90°〜180°の範囲でと
っているものである。
以上説明して来た如く、本発明に係るベルトの自動蛇行
防止装置によれば、従来の中高プーリによるものに比べ
、幅広のベルトでもその全幅に亘って平面が保て、しか
も経時につれてベルトの断面が彎むこともなくいつまで
も平滑であり、その結果蛇行防止の効果が減少すること
もないものである。
防止装置によれば、従来の中高プーリによるものに比べ
、幅広のベルトでもその全幅に亘って平面が保て、しか
も経時につれてベルトの断面が彎むこともなくいつまで
も平滑であり、その結果蛇行防止の効果が減少すること
もないものである。
又蛇行を機械的、或いは光学的に検知してモーターによ
ってアイドラーを傾けるものに比し、先ず駆動モーター
が不要ごあり、構造上蛇行がほんの僅かでも発生すると
、それと同時にその蛇行を修正する作用が生じる為、い
わゆる蛇行修正ではなく蛇行防止が達成できるものであ
る。
ってアイドラーを傾けるものに比し、先ず駆動モーター
が不要ごあり、構造上蛇行がほんの僅かでも発生すると
、それと同時にその蛇行を修正する作用が生じる為、い
わゆる蛇行修正ではなく蛇行防止が達成できるものであ
る。
また蛇行に対する応答性は極めてよく、且つ過修正が生
じにくいものであり更に修正ローラの当接するべルトを
実施例の如くにトラフ構造のガイドローラに支承させた
り自動張力調整装置にて張力調整したりするならば本発
明に係る装置のよりいっそう確実なる効果が期待できる
ものである。
じにくいものであり更に修正ローラの当接するべルトを
実施例の如くにトラフ構造のガイドローラに支承させた
り自動張力調整装置にて張力調整したりするならば本発
明に係る装置のよりいっそう確実なる効果が期待できる
ものである。
第1図は従来の中高プーリの部分断面図、第2図は本発
明装置の基本構成説明図、第3図及び第4図は本発明装
置の実施例を示すもので夫々修正ローラの支持状態を示
す斜視図、第5図イ2口は、ベルトの移動状態を示す正
面説明図で、イはベルトが蛇行した状態を示し、口は修
正ローラが回転した状態を示すもの、第6図は修正ロー
ラが回転したときの平面説明図、第7図及び第8図は本
発明装置の他の実施例を示すもので第7図はトラフ構造
によって支承されたベルトに修正ローラを当接させた斜
視図、第8図はトラフ構造を示す正面図、第9図は本発
明装置の更に他の実施例を穀粒のクリーニング装置に適
用した場合を示す概略側面図である。 1・・・・・・ベルト、2・・・・・・修正ローラ、Y
・・・・・・交線、Z・・・・・・ベルト面、α・・・
・・・一定の角度、X・・・・・・回転平面、9・・・
・・・トラフ構造、10・・・・・・ガイドローラ、1
4・・・・・・自動張力調整装置。
明装置の基本構成説明図、第3図及び第4図は本発明装
置の実施例を示すもので夫々修正ローラの支持状態を示
す斜視図、第5図イ2口は、ベルトの移動状態を示す正
面説明図で、イはベルトが蛇行した状態を示し、口は修
正ローラが回転した状態を示すもの、第6図は修正ロー
ラが回転したときの平面説明図、第7図及び第8図は本
発明装置の他の実施例を示すもので第7図はトラフ構造
によって支承されたベルトに修正ローラを当接させた斜
視図、第8図はトラフ構造を示す正面図、第9図は本発
明装置の更に他の実施例を穀粒のクリーニング装置に適
用した場合を示す概略側面図である。 1・・・・・・ベルト、2・・・・・・修正ローラ、Y
・・・・・・交線、Z・・・・・・ベルト面、α・・・
・・・一定の角度、X・・・・・・回転平面、9・・・
・・・トラフ構造、10・・・・・・ガイドローラ、1
4・・・・・・自動張力調整装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 走行するベルトに修正ローラを当接させたベルトの
自動蛇行防止装置であって、 修正ローラが、 その長手方向の中央部を支点として、 ベルトの幅方向に交線を持ら且つベルト面と一定の角度
を有して交差する平面内に於いて回転自在に支持された
ことを特徴とする、 ベルトの自動蛇行防止装置。 2 修正ローラは、トラフ構造を有するガイドローラに
支承されて走行するベルトに当接されたものである特許
請求の範囲第1項記載のベルトの自動蛇行防止装置。 3 修正ローラは、張力を一定に調整されて走行するベ
ルトに当接されたものである特許請求の範囲第1項又は
第2項記載のベルトの自動蛇行防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3575880A JPS5928485B2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | ベルトの自動蛇行防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3575880A JPS5928485B2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | ベルトの自動蛇行防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56132206A JPS56132206A (en) | 1981-10-16 |
JPS5928485B2 true JPS5928485B2 (ja) | 1984-07-13 |
Family
ID=12450733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3575880A Expired JPS5928485B2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | ベルトの自動蛇行防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928485B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2586948B1 (fr) * | 1985-09-10 | 1989-09-15 | Usinor Chatillon | Dispositif de guidage pour materiau en bande, notamment pour installation de traitement de toles |
JP2005299848A (ja) * | 2004-04-14 | 2005-10-27 | Bando Chem Ind Ltd | ベルト車及びベルト駆動装置 |
JP4648762B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2011-03-09 | バンドー化学株式会社 | 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置、並びにエンジンの補機駆動システム |
JP4683620B2 (ja) * | 2005-03-04 | 2011-05-18 | バンドー化学株式会社 | ベルト伝動装置 |
JP4685495B2 (ja) * | 2005-04-08 | 2011-05-18 | バンドー化学株式会社 | 伝動ベルト用プーリ及びベルト伝動装置 |
JP4607646B2 (ja) * | 2005-04-19 | 2011-01-05 | バンドー化学株式会社 | ベルト伝動装置 |
JP2006300189A (ja) * | 2005-04-19 | 2006-11-02 | Bando Chem Ind Ltd | ベルト駆動装置、及びそれに用いるベルト |
JP7440364B2 (ja) * | 2020-07-15 | 2024-02-28 | バンドー化学株式会社 | 平ベルト伝動システム |
JP7440368B2 (ja) * | 2020-07-31 | 2024-02-28 | バンドー化学株式会社 | 平ベルト伝動システム及びその使用方法 |
-
1980
- 1980-03-22 JP JP3575880A patent/JPS5928485B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56132206A (en) | 1981-10-16 |
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