JPS592841Y2 - 列車ごみの選別装置 - Google Patents
列車ごみの選別装置Info
- Publication number
- JPS592841Y2 JPS592841Y2 JP12950581U JP12950581U JPS592841Y2 JP S592841 Y2 JPS592841 Y2 JP S592841Y2 JP 12950581 U JP12950581 U JP 12950581U JP 12950581 U JP12950581 U JP 12950581U JP S592841 Y2 JPS592841 Y2 JP S592841Y2
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- JP
- Japan
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- train
- discharge
- waste
- combustible
- materials
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は列車ごみの選別装置に係り、特に比較的軽量な
紙類を含む可燃物と、比較的重量を有するガラス類、鉄
類及びアルミニウム類を含む不燃物と、これらの結合物
とを含む列車ごみを解砕しつつ可燃物と不燃物とに自動
的且つ多量に選別することができ、とりわけ列車ごみか
らの可燃物の回収率が高い列車ごみの選別装置に関する
ものである。
紙類を含む可燃物と、比較的重量を有するガラス類、鉄
類及びアルミニウム類を含む不燃物と、これらの結合物
とを含む列車ごみを解砕しつつ可燃物と不燃物とに自動
的且つ多量に選別することができ、とりわけ列車ごみか
らの可燃物の回収率が高い列車ごみの選別装置に関する
ものである。
一般に鉄道等の列車から排出されるごみは、新聞、雑誌
9紙箱9紙コツプ等の紙等と、ビン類等のガラス類と、
空罐、栓等の鉄類と、空罐等のアルミニウム類、茶水用
容器等の合成樹脂類と、及びこれらの結合物とによって
主たる成分が構成されていると共に、これらの混在した
状態で回収乃至収集される。
9紙箱9紙コツプ等の紙等と、ビン類等のガラス類と、
空罐、栓等の鉄類と、空罐等のアルミニウム類、茶水用
容器等の合成樹脂類と、及びこれらの結合物とによって
主たる成分が構成されていると共に、これらの混在した
状態で回収乃至収集される。
これらの列車ごみのうち紙類9合成樹脂類は比較的軽量
であると共に可燃物であり、他方ガラス類、鉄類及びア
ルミニウム類は比較的重量を有している不燃物である。
であると共に可燃物であり、他方ガラス類、鉄類及びア
ルミニウム類は比較的重量を有している不燃物である。
また、列車から排出されるごみは列車の各ターミナル駅
で主に列車の到着時に一括して収集されている。
で主に列車の到着時に一括して収集されている。
このように集められた列車ごみは、都市ごみと区別され
て産業廃棄物として各ターミナル駅で独自に処理しなけ
ればならないのが現状である。
て産業廃棄物として各ターミナル駅で独自に処理しなけ
ればならないのが現状である。
ところで、各ターミナル駅において、到着列車から収集
された列車ごみは敷地面積等の関係から比較的小さな場
所で且つ可燃物としての紙類が比較的多量に収集される
ことから人手により可燃物と不燃物としてのガラス類、
鉄類及びアルミニウム類とに選別されて、可燃物は焼却
処理へ、他方不燃物は再生処理あるいは埋立処理へと分
配されている。
された列車ごみは敷地面積等の関係から比較的小さな場
所で且つ可燃物としての紙類が比較的多量に収集される
ことから人手により可燃物と不燃物としてのガラス類、
鉄類及びアルミニウム類とに選別されて、可燃物は焼却
処理へ、他方不燃物は再生処理あるいは埋立処理へと分
配されている。
年々列車から排出されるごみはその量が多くなると共に
前述した通り可燃物と不燃物とが混在して収集されるこ
とから、これを選別処理する作業が大変な作業になって
来ている。
前述した通り可燃物と不燃物とが混在して収集されるこ
とから、これを選別処理する作業が大変な作業になって
来ている。
そこで、これらの列車ごみを人手を介すことなく自動的
に選別することができると共に比較的小さなスペースで
処理することが要望されていた。
に選別することができると共に比較的小さなスペースで
処理することが要望されていた。
特に、この要望に応え得る選別装置としては、上述した
如く可燃物を比較的多量に含む列車ごみを対象とするこ
とから、可燃物の回収率が高いことが望ましく、これに
より不燃物の爾後の処理が容易にできるようになる。
如く可燃物を比較的多量に含む列車ごみを対象とするこ
とから、可燃物の回収率が高いことが望ましく、これに
より不燃物の爾後の処理が容易にできるようになる。
本考案は従来列車ごみの選別処理における問題点を有効
に解決すべく創案されたものである。
に解決すべく創案されたものである。
本考案の目的は、各列車から回収乃至収集される列車ご
みを自動的に且つ多量に可燃物と不燃物とに選別処理す
ることができると共に比較的小さなスペースで選別処理
することができ、とりわけ列車ごみからの可燃物の回収
率が高く、不燃物の爾後処理を容易にし得る列車ごみの
選別装置を提供するにある。
みを自動的に且つ多量に可燃物と不燃物とに選別処理す
ることができると共に比較的小さなスペースで選別処理
することができ、とりわけ列車ごみからの可燃物の回収
率が高く、不燃物の爾後処理を容易にし得る列車ごみの
選別装置を提供するにある。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述す
る。
る。
図において、1は投入される列車ごみに衝撃を与えてこ
れを解砕する解砕機であり、この解砕機1は有底円筒状
で且つその軸方向略中央部から頂部に向って横断面積を
拡大させるべく漏斗状Rに形成された槽体2と、この槽
体2内に軸心線に沿って回転自在に支持された回転軸3
と、この回転軸3上に設けられた衝撃付与部材としての
鎖体4とから主に構成されている。
れを解砕する解砕機であり、この解砕機1は有底円筒状
で且つその軸方向略中央部から頂部に向って横断面積を
拡大させるべく漏斗状Rに形成された槽体2と、この槽
体2内に軸心線に沿って回転自在に支持された回転軸3
と、この回転軸3上に設けられた衝撃付与部材としての
鎖体4とから主に構成されている。
上記槽体2は基台5上に形成されている。
この槽体2の頂部2aには列車ごみイを投入する投入口
6が形成され、且つ槽体2の底部2bには径方向に開口
した排出ロアが形成されており、その投入口6にはホッ
パ8が設けられている。
6が形成され、且つ槽体2の底部2bには径方向に開口
した排出ロアが形成されており、その投入口6にはホッ
パ8が設けられている。
一方、槽体2内に上下の軸受9 a 、9 bを介して
軸支されている上記回転軸3の下端部は槽体2の底部2
bを貫通して外部に延出し、この延出端3aには従動プ
ーリ10が嵌着されている。
軸支されている上記回転軸3の下端部は槽体2の底部2
bを貫通して外部に延出し、この延出端3aには従動プ
ーリ10が嵌着されている。
また、基台5上における槽体2の近傍にはモータMが取
付けられ、その駆動軸に嵌着された駆動プーリ11と上
記従動プーリ10とはベルト12を介して連結されてい
る。
付けられ、その駆動軸に嵌着された駆動プーリ11と上
記従動プーリ10とはベルト12を介して連結されてい
る。
従って、モータMは回転軸3を回転駆動する。
槽体2内に位置する回転軸3にはこれより若干径大の円
筒体13が一体的に嵌挿されており、具体的には円筒体
13に上記鎖体4が取付けられている。
筒体13が一体的に嵌挿されており、具体的には円筒体
13に上記鎖体4が取付けられている。
この鎖体4は耐摩耗性金属製リングを多数つないで構成
されるチェーンである。
されるチェーンである。
鎖体4は一端を溶接等で個定することにより円筒体13
の表面に取付けられており、その自由端が円筒体13の
回転による遠心力で垂れ下がった状態から径方向へ拡開
するよう構成されている。
の表面に取付けられており、その自由端が円筒体13の
回転による遠心力で垂れ下がった状態から径方向へ拡開
するよう構成されている。
このような取付方法により鎖体4は円筒体3の周方向及
び軸方向に沿って所定間隔に多数取付けられている。
び軸方向に沿って所定間隔に多数取付けられている。
特に、これら鎖体4群を円筒体13の軸方向略中央部で
上下に二分割して上側鎖体群4aと下側鎖体群4bとし
た場合、上側鎖体群4aにおける鎖体4の長さlは投入
口6側上方に向うに従って漸次縮小して形成され、下側
鎖体群4bにおけるその長さlは槽体2の内壁に接触し
ない一定の長さに設定されている。
上下に二分割して上側鎖体群4aと下側鎖体群4bとし
た場合、上側鎖体群4aにおける鎖体4の長さlは投入
口6側上方に向うに従って漸次縮小して形成され、下側
鎖体群4bにおけるその長さlは槽体2の内壁に接触し
ない一定の長さに設定されている。
従って、上側鎖体群4aは遠心力で径方向に拡開すると
截頭円錐形状を呈することになり、上記槽体2の漏斗状
R部と相俟って、投入物たる列車ごみを投入した場合に
おける列車ごみの鎖体4への当りが均一化し、鎖体4の
部分的摩耗を防止することかできると共に、投入口6近
傍の槽体2内壁の摩耗も防止することができる。
截頭円錐形状を呈することになり、上記槽体2の漏斗状
R部と相俟って、投入物たる列車ごみを投入した場合に
おける列車ごみの鎖体4への当りが均一化し、鎖体4の
部分的摩耗を防止することかできると共に、投入口6近
傍の槽体2内壁の摩耗も防止することができる。
また、多量の列車ごみを投入でき、処理能力の向上が図
れる。
れる。
上記槽体2人における回転軸3の下端部には強制排出手
段であるスクレーパ14が放射状に固着されており、上
記鎖体4の衝撃力で解砕されて槽体2の底部2bに落下
した列車ごみを掻上げると共に、その遠心方向への送風
作用及び払出作用で排出ロアから強制的に排出するよう
になっている。
段であるスクレーパ14が放射状に固着されており、上
記鎖体4の衝撃力で解砕されて槽体2の底部2bに落下
した列車ごみを掻上げると共に、その遠心方向への送風
作用及び払出作用で排出ロアから強制的に排出するよう
になっている。
そして、このように構成された解砕機1の排出ロアには
、移送流体たる空気を反重力方向へ流して排出ロアから
排出される排出物(可燃物と不燃物とに分離解砕された
列車ごみ)口を比重差により比較的軽量な紙類、ビニー
ル類等を含む可燃物ハと、比較的重量を有するガラス類
、鉄類及びアルミニウム類等を含む不燃物二とに選別す
る風選ダクト15が連通接続されている。
、移送流体たる空気を反重力方向へ流して排出ロアから
排出される排出物(可燃物と不燃物とに分離解砕された
列車ごみ)口を比重差により比較的軽量な紙類、ビニー
ル類等を含む可燃物ハと、比較的重量を有するガラス類
、鉄類及びアルミニウム類等を含む不燃物二とに選別す
る風選ダクト15が連通接続されている。
この風選ダクト15は排出ロアからの排出方向へ臨ませ
て所定の仰角で傾斜された筒体から成り、内部にはその
軸方向に沿って上方向へ空気を流す気流路16が形成さ
れている。
て所定の仰角で傾斜された筒体から成り、内部にはその
軸方向に沿って上方向へ空気を流す気流路16が形成さ
れている。
風選ダクト15内の気流路16に沿って空気を流すため
に風選ダクト15の下流側である可燃物排出口17側に
排風機を接続するか、あるいは解砕機1の投入口6側に
送風機を接続する(図示省略)。
に風選ダクト15の下流側である可燃物排出口17側に
排風機を接続するか、あるいは解砕機1の投入口6側に
送風機を接続する(図示省略)。
上記風選ダクト15の重力方向、即ち解砕機1の排出ロ
アからの排出方向と風選ダクト15の気流路16方向と
の交わる部分より下方には不燃物二を排出させる不燃物
排出路18が連通して形成されている。
アからの排出方向と風選ダクト15の気流路16方向と
の交わる部分より下方には不燃物二を排出させる不燃物
排出路18が連通して形成されている。
尚、不燃物排出路18には風選ダクト15内における気
体移送力の向上を図るために開閉自在の排出ダンパを設
けても良い(図示省略)。
体移送力の向上を図るために開閉自在の排出ダンパを設
けても良い(図示省略)。
一方、風選ダクト15の入口部15 aにはこれを横断
する如く入口部15 aの下端部から気流路16内へ臨
んで延出させた排出物移動規制部材19が設けられてい
る。
する如く入口部15 aの下端部から気流路16内へ臨
んで延出させた排出物移動規制部材19が設けられてい
る。
この規制部材19の延出端19 aは上記排出ロアの上
端部から所定高さhだけ延出されている。
端部から所定高さhだけ延出されている。
即ち、規制部材19はこれに対して解砕機1の排出ロア
から勢いをもって排出される排出物を衝突させて、集合
状態で排出された排出物を再び分散させると共に排出物
を失速させ、もって排出物を構成する不燃物二を不燃物
排出路18へ自重落下し易いようにすると共に可燃物へ
を風選ダクト15の気流路16方向へ指向させるように
構成されている。
から勢いをもって排出される排出物を衝突させて、集合
状態で排出された排出物を再び分散させると共に排出物
を失速させ、もって排出物を構成する不燃物二を不燃物
排出路18へ自重落下し易いようにすると共に可燃物へ
を風選ダクト15の気流路16方向へ指向させるように
構成されている。
次に上記実施例の作用を述べる。
先ず、モータMの駆動により回転軸3を回転すると、こ
れに円筒体13を介して設けられた鎖体4群は遠心力に
より垂れ下がった状態から放射状に拡開して槽体2内を
多段に仕切る如く旋回し始める。
れに円筒体13を介して設けられた鎖体4群は遠心力に
より垂れ下がった状態から放射状に拡開して槽体2内を
多段に仕切る如く旋回し始める。
また、回転軸3と一体的に回転するスクレーパ14はそ
の回転力で槽体内の空気を排出ロアから排風し始める。
の回転力で槽体内の空気を排出ロアから排風し始める。
これと同時に、図示しない排風機を始動させることによ
り風選ダクト15内に上昇流の気流路16を形成させる
。
り風選ダクト15内に上昇流の気流路16を形成させる
。
このような運転状態において、列車ごみをホッパ8から
解砕機1の槽体2内に投入する。
解砕機1の槽体2内に投入する。
これにより、その列車ごみは槽体2内を自重により落下
する過程で槽体2内を多段状に仕切るべく高速回転して
いる鎖体4の遠心力乃至旋回力による衝撃により分離解
砕される。
する過程で槽体2内を多段状に仕切るべく高速回転して
いる鎖体4の遠心力乃至旋回力による衝撃により分離解
砕される。
この場合、紙類にあっては破かれ、ガラス類にあっては
破壊され、線類にあっては潰され、これらの結合体にあ
っては分離しつつ破壊される等、列車ごみは次の段階で
選別し易いようにバラバラに解砕される。
破壊され、線類にあっては潰され、これらの結合体にあ
っては分離しつつ破壊される等、列車ごみは次の段階で
選別し易いようにバラバラに解砕される。
そして、このように解砕された列車ごみはスクレーパ1
4によって排出ロアから強制的に排出されるが、この排
出ロアを規制部材19が覆う如く配設されていることに
より勢いもって排出された排出物はその規制部材19に
衝突することになる。
4によって排出ロアから強制的に排出されるが、この排
出ロアを規制部材19が覆う如く配設されていることに
より勢いもって排出された排出物はその規制部材19に
衝突することになる。
この衝突によって、勢いもって排出された金属等の飛ぶ
力は減衰され、また固まった集合状態で排出されたもの
は分散されることになり、それと同時にこれらの排出物
は規制部材19の傾斜面によって風選ダクト15の気流
路16方向へ指向される。
力は減衰され、また固まった集合状態で排出されたもの
は分散されることになり、それと同時にこれらの排出物
は規制部材19の傾斜面によって風選ダクト15の気流
路16方向へ指向される。
排出物は規制部材19を離れつつ風道ダクト16内にお
いて空気流の風篩分級作用を受けて比重差により比較的
軽量な紙類を含む可燃物ハと比較的重量を有するガラス
類、金属類等を含む不燃物二とに選別され、可燃物ハは
気流路16に沿ってそのまま上昇移送され回収されると
共に、不燃物二は自重で排出路18へ落下し回収される
。
いて空気流の風篩分級作用を受けて比重差により比較的
軽量な紙類を含む可燃物ハと比較的重量を有するガラス
類、金属類等を含む不燃物二とに選別され、可燃物ハは
気流路16に沿ってそのまま上昇移送され回収されると
共に、不燃物二は自重で排出路18へ落下し回収される
。
尚、排出物の中には規制部材19上に停滞する物もある
が、これらは順次弾き飛ばされて排出される後続の排出
物によって玉突き状態で規制部材19の延出端19 a
から押し出されることになり、また紙類等の比較的軽い
ものは規制部材19に規制されこれに衝突することなく
そのまま可燃物回収方向へ輸送されることになる。
が、これらは順次弾き飛ばされて排出される後続の排出
物によって玉突き状態で規制部材19の延出端19 a
から押し出されることになり、また紙類等の比較的軽い
ものは規制部材19に規制されこれに衝突することなく
そのまま可燃物回収方向へ輸送されることになる。
従って、規制部材19があるため、解砕機1の排出ロア
から排出される排出物のうち絡みあった集合状態で排出
された物が風選作用を受けにくくそのまま排出路18に
落下することを未然に防止することができ、選別機能を
充分発揮させることができる。
から排出される排出物のうち絡みあった集合状態で排出
された物が風選作用を受けにくくそのまま排出路18に
落下することを未然に防止することができ、選別機能を
充分発揮させることができる。
換言すれば、列車ごみに比較的多量に含まれる紙類等可
燃物の回収率を増大させることができ、これにより不燃
物の爾後処理が極めて容易になる。
燃物の回収率を増大させることができ、これにより不燃
物の爾後処理が極めて容易になる。
以上要するに本考案によれば次の如き優れた効果を発揮
する。
する。
(1)各列車から回収乃至収隼される列車ごみを自動的
に且つ多量に可燃物と不燃物とに選別処理することがで
きると共に、比較的小さなスペースで選別処理すること
ができる。
に且つ多量に可燃物と不燃物とに選別処理することがで
きると共に、比較的小さなスペースで選別処理すること
ができる。
(2)列車ごみを選別し易いように解砕し、その解砕さ
れて強制的に排出された物を排出方向を規制しつつ風篩
分級作用で選別するため、例えば小塊となって排出され
た比較的重量のある不燃物は排出方向が規制されること
により失速し、且つ集合状態で排出された物は衝撃で分
散されつつ選別されることとなり、選別機能を充分に発
揮させることができる。
れて強制的に排出された物を排出方向を規制しつつ風篩
分級作用で選別するため、例えば小塊となって排出され
た比較的重量のある不燃物は排出方向が規制されること
により失速し、且つ集合状態で排出された物は衝撃で分
散されつつ選別されることとなり、選別機能を充分に発
揮させることができる。
(3)従って、列車ごみを比較的多量に含まれる可燃物
の回収率が高く、不燃物の爾後処理を容易にし得る。
の回収率が高く、不燃物の爾後処理を容易にし得る。
(4)解砕機にあっては、槽体の上側が漏斗状に拡開し
て形成されると共に、これに対応して鎖体の上側を円錐
状に収縮して形成したので、列車ごみの鎖体への当りが
均一化し、鎖体の部分的摩耗を防止することができると
共に、投入口近傍の槽体内壁の摩耗をも防止することが
でき、しかも多量の列車ごみを投入でき、処理能力の向
上が図れる。
て形成されると共に、これに対応して鎖体の上側を円錐
状に収縮して形成したので、列車ごみの鎖体への当りが
均一化し、鎖体の部分的摩耗を防止することができると
共に、投入口近傍の槽体内壁の摩耗をも防止することが
でき、しかも多量の列車ごみを投入でき、処理能力の向
上が図れる。
図は本考案の一実施例を示す側断面図である。
図中、1は解砕機、4は衝撃付与部材、6は投入口、7
は排出口、14は強制排出手段、15は風選ダクト、1
8は不燃物排出路、19は排出物移動規制部材である。
は排出口、14は強制排出手段、15は風選ダクト、1
8は不燃物排出路、19は排出物移動規制部材である。
Claims (1)
- 比較的軽量な紙類を含む可燃物と比較的重量を有するガ
ラス類、鉄類及びアルミニウム類等を含む不燃物とこれ
らの結合体とを含む列車ごみを、それぞれの結合を分離
すると共に破砕しつつ可燃物と不燃物とに選別する列車
ごみの選別装置において、上部に上記列車ごみを投入す
る投入口を且つ底部に径方向へ臨む排出口を有する槽体
の内部軸心部に回転軸を設け、該回転軸上に鎖体を多段
に設けると共に上記排出口へ臨ませて強制排出用スクレ
ーパを設け、上記槽体の上側を漏斗状に拡開させると共
に、上記鎖体の上側を円錐状に収縮させた解砕機と、該
解砕機の排出口に連設され、空気を反重力方向へ流して
比重差により排出物を可燃物と不燃物とに選別する風選
ダクトと、該風選ダクト内にこれに沿って形成され、選
別された可燃物を排出する気流路と、風選ダクトの人口
部に重力方向へ臨んで形成された不燃物排出路と、風選
ダクトの人口部にこれを横断する如く下端部から上記気
流路内へ臨んで延出形成され、排出物を衝撃分散させて
不燃物を不燃物排出路へ失速落下させると共に可燃物を
気流路へ指向させるための排出物移動規制部材とを備え
たことを特徴とする列車ごみの選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12950581U JPS592841Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 列車ごみの選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12950581U JPS592841Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 列車ごみの選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5835936U JPS5835936U (ja) | 1983-03-09 |
JPS592841Y2 true JPS592841Y2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=29923165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12950581U Expired JPS592841Y2 (ja) | 1981-09-02 | 1981-09-02 | 列車ごみの選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592841Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005912A1 (fr) * | 1994-08-22 | 1996-02-29 | Kabushiki Kaisha Fujimoto Pollcon | Concasseur du type a chaines de battage |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62284129A (ja) * | 1986-06-03 | 1987-12-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 暖房機 |
-
1981
- 1981-09-02 JP JP12950581U patent/JPS592841Y2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005912A1 (fr) * | 1994-08-22 | 1996-02-29 | Kabushiki Kaisha Fujimoto Pollcon | Concasseur du type a chaines de battage |
EP0778086A1 (en) * | 1994-08-22 | 1997-06-11 | Kabushiki Kaisha Fujimoto Pollcon | Chain beating type crusher |
EP0778086A4 (en) * | 1994-08-22 | 2000-06-28 | Fujimoto Pollcon Kk | CRUSHER OF THE THRESHING CHAIN TYPE |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5835936U (ja) | 1983-03-09 |
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