JP2020171913A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄物を破砕して自動的に分別処理を実行する。【解決手段】破砕選別機18は廃棄物12を羽根52の回転により破砕して生ゴミ22を除去し、排出口58から斜め上方に向かって残りの破砕ゴミ32を叩き出す。ダクト24の受容部64内の滞空時間が長いので、破砕ゴミ32は羽根52により生じた風を受けて塊状のものが分解し乾かされる。受容部64の内面から重力により乾燥部66を落下するとき、これらが羽根52により生じた風を受けて分解しながら落下する。その後コンベア27上で風力によって、包装材のような軽量の包装材を重量固形物と容易に分離できる。廃棄物を自動的に生ゴミと包装材と重量固形物とに分別して取り出すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、生ゴミや包装材やその他の成分が混在する廃棄物を自動的に分別して、必要なものは資源化を可能にする廃棄物処理装置に関する。
生ゴミを処理するための装置は各種開発されている(特許文献1)(特許文献2)(特許文献3)。これらには、生ゴミを破砕して分別する技術や生ゴミを乾燥させて家畜飼料等にする技術が記載されている。
WO2013/027402号公報 特許4282551号公報 特許5765911号公報
廃棄物には、包装材と生ゴミと金属片その他の固形物が混在している。上記の特許文献1には、これらを回転羽根で破砕攪拌して生ゴミを分離する技術が紹介されている。残りの包装材と固形物は乾燥させた後に送風機で風を当てて、包装材を吹き飛ばすようにしてこれを分離することができる。しかしながら、生ゴミを分離した直後の包装材には湿り気を帯びた生ゴミが付着しており包装材は塊状になっている。これを別のプラントに取り出して、乾かしてからでなければ、包装材を完全に分離することができなかった。従って、従来は生ゴミを取り出した残りの破砕ゴミを別のラインに移して処理をしていた。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
投入される廃棄物を受け入れる投入口と、
この投入口から投入された廃棄物を破砕して攪拌し、この廃棄物を上流側から下流側に送る羽根と、
一端を上流側に配置し他端を下流側に配置して、上記の羽根を支持して回転させる回転軸と、
上記廃棄物が上流側から下流側に送られるまでの間で、上記の羽根に破砕された廃棄物に含まれた生ゴミを濾し取って分離する多孔板と、
上記下流側で、上記廃棄物から生ゴミを濾し取って残った破砕ゴミを排出する排出口と、
この排出口を覆うように設けられて、排出口から遠心力と回転する羽根の力によって叩き出された破砕ゴミを受け入れて、重力により落下させるダクトとを備え、
上記排出口は、上記羽根の周囲を覆う外壁の最上部から斜め上方に向かって上記破砕ゴミが叩き出され、かつ、羽根の回転により生じた風を上記ダクトの中に吹き出させるように、外壁の最上部から側面にまで延びた開口とされ、
上記のダクトには、上記外壁の最上部から斜め上方に向かって叩き出された湿った破砕ゴミを衝突させて付着させ、一時的に滞留させる受容部と、
この受容部から重力により落下する破砕ゴミを、上記排出口から吹き出した風により乾かす乾燥部を備えたことを特徴とする廃棄物処理装置。
<構成2>
上記の排出口の開口は、上記羽根の回転軸に垂直な断面からみたときに、上記外壁の最上部から側面に向かって、開口角が60度以上120度以下の範囲に選定されていることを特徴とする構成1に記載の廃棄物処理装置。
<構成3>
ダクトから落下した破砕ゴミを受け止めて運搬するコンベアと、コンベア上の破砕ゴミに風を送って、軽量な包装材を破砕ゴミから分離する送風機を備えたことを特徴とする構成1または2に記載の廃棄物処理装置。
<構成4>
装置全体が外壁とフードにより覆われており、フードには装置内部を負圧にする排気管が接続されていることを特徴とする構成1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
<構成5>
廃棄物を投入する投入口には、廃棄物を収容した籠を近づけたときに自動的に開閉する開閉機構を有する蓋が設けられ、投入口は、廃棄物を投入するために籠を被せたときに塞がる形状の開口とされ、外壁の最上部を避けた排出口と同じ側面側に配置されていることを特徴とする求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
排出口から斜め上方に向かって、破砕ゴミが遠心力により叩き出される。破砕ゴミはダクトの受容部の内面に衝突して付着する。ここで破砕ゴミは羽根の回転により生じた風を受けて乾かされる。破砕ゴミはその後落下する。ダクト内で、破砕ゴミは、羽根の回転により生じた風を受けて分解しながら落下する。従って、湿った塊状の破砕ゴミが多量にコンベア上に落下することが無い。コンベア上に落下した細かく乾燥した破砕ゴミは、風力によって分別できる。この装置で、家庭ゴミのような廃棄物を連続的に自動的に生ゴミと包装材と重量固形物とに分別することができる。
FIG1Aは本発明の廃棄物処理装置の一部切欠斜視図、FIG1Bはその外壁60に設けた排出口58の外観を示す一部分の斜視図である。 FIG2Aは廃棄物処理装置の主要部分の一部切欠斜視図、FIG2Bは羽根52の斜視図、FIG2Cは、廃棄物処理装置の回転軸48に垂直な矢印80付近の横断面図、FIG2Dは廃棄物処理装置の外壁60を除外した主要部上面図である。 FIG3Aは図1のA−A線を通る廃棄物処理装置の主要部横断面図、FIG3Bは比較例の横断面図、FIG3Cは排出口58の開口角の説明図である。 FIG4Aは投入装置70の部分側面図と図1のC−C線を通る廃棄物処理装置の主要部横断面図、FIG4Bはその主要部の動作を示す一部横断面図である。 FIG5は本発明の装置の概略全体構造を示す一部省略正面図である。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
FIG1Aに示すように、この廃棄物処理装置は、破砕選別機18とコンベア27を備えている。コンベア27を覆うフード38と一部の付属装置は破線で示した。フード38の内部では、コンベア27のみを実線で示した。FIG2Cに示すように廃棄物12には生ゴミ22と包装材34とその他の金属やガラスや陶器の破片等の固形物36が含まれている。FIG1Aの右端に示した投入口42から投入された廃棄物12は、この廃棄物処理装置によって、生ゴミ22と包装材34とその他の金属やガラスや陶器の破片等の固形物36とに自動的に分別される。
生ゴミ22は生ゴミ処理容器30に排出されて、例えば、家畜の肥料等に加工される。包装材34は包装材処理容器31に排出されて、例えば、固形燃料等に加工される。固形物36は固形物処理容器28に排出されて、固形物36に含まれた金属は再利用施設に送られる。生ゴミ処理容器30と固形物処理容器28と包装材処理容器31とは、例えば、それぞれ加工工場等に移送するための運搬容器である。
破砕選別機18は、全体が外壁60で覆われている。投入口42から投入された廃棄物12は、FIG1A中の矢印Eの方向に送られる。羽根52は、投入された廃棄物12を破砕して攪拌し、この廃棄物12を破砕選別機18の上流側から下流側に送る。羽根52は、図の矢印Eの方向に平行な回転軸48に固定されている。回転軸48は、一端を破砕選別機18の上流側に配置し他端を下流側に配置して、上記の羽根52を支持して回転させる。
FIG2A〜FIG2Dを用いて廃棄物12を上流側から下流側に送るための構造を説明する。FIG2Aには、ダクト24(FIG1A)の図示を省いて、整流板44の形状と配置を分かりやすく表示した。FIG2Cは、FIG2A中の矢印80の付近における、破砕選別機18の横断面図である。FIG2Dは、外壁60を除外した状態で整流板44と羽根52とダクト24を上から見た図面である。外壁60は破線で表示した。
FIG2Bに示すように、羽根52は、回転軸48に例えば4枚の細長い板を、断面が十字になるように固定したものである。板の枚数は3枚でも5枚でも構わない。
FIG2Dに示すように、複数の整流板44が回転軸48の長手方向に対してそれぞれ斜めに向けて角度を付けて配置されている。FIG2CとFIG2Dに示すように、羽根52の矢印M方向の回転によって破砕された破砕ゴミ32は、螺旋状に回転軸48の周囲を回りながら、矢印Eの方向に送られる。こうして破砕ゴミ32は外壁60の最も下流側に配置された排出口58から、ダクト24に向かって、矢印Rの方向に叩き出される。
FIG2Cに示すように、破砕選別機18の下部には、多孔板50が配置されている。多孔板50は、回転する羽根52に破砕された廃棄物12に含まれた流動性のある生ゴミ22を濾し取って分離する。廃棄物12(FIG1A)は通常、プラスチックや紙製の包装材34に収容されて投入口42から投入される。
羽根52と突起46(FIG2D)が、包装材34を叩いて引き裂いて破砕する。突起46は、外壁60の内側に固定された金属片である。突起46は、FIG2CとFIG2Dに図示したとおりの形状をしている。多孔板50は、上記廃棄物12が上流側から下流側に送られるまでの間の領域に配置されており、金網やパンチングメタル等により構成される。
また、ダクト24に叩き出された破砕ゴミ32は、コンベア27(FIG1A)上に落下する。このコンベア27上の破砕ゴミ32に、送風機25と送風機26により風を送って軽量な包装材34を破砕ゴミ32から分離する。コンベア27は、上に乗せられた破砕ゴミ32を矢印Jの方向に運搬する。固形物36は矢印Kの方向に落下して、固形物処理容器28に収容される。
FIG1Aに示すように、フード38の壁やダクト24の下端に配置した送風機25.26は、矢印Jと逆方向に風を送る。フード38の内部には、常にこの矢印Jと逆の方向に風が流れている。これにより、軽量の包装材34は風力で矢印Jと逆方向に送られて、矢印Hの方向に落下して、包装材処理容器31に収容される。
FIG1Bに示すように、外壁60の下流側の端には、排出口58が設けられている。この排出口58を覆うようにダクト24が設けられている。ダクト24は、破線で表示した。このダクト24は、回転する羽根52によって排出口58から叩き出された破砕ゴミ32を受け入れてから重力により落下させる機能を持つ。
FIG3Aは、本発明の廃棄物処理装置の排出口58とダクト24の部分を説明する主要部横断面図である。FIG3Bは、特許文献1等で知られている同種の装置の破砕ゴミ32の排出口周辺の横断面図である。
FIG3Aに示すように、排出口58は、羽根52の周囲を覆う外壁60の最上部63から側面にまで延びた形状の開口である。破砕ゴミ32は、斜め上方(矢印Bの方向)に向かって叩き出される。さらに、この排出口58は、羽根52の回転により生じた風を外壁60の上方だけでなく側方にも吹き出させる。このために、この排出口58は、外壁60の最上部63から側面にまで延びている。
上記の排出口58は、FIG3Aに示すように、羽根52の回転軸48に垂直な断面からみたときに、外壁60の最上部63から側面に向かって、60度以上120度以下の範囲で延びた形状の開口であることが好ましい。この外壁60の開口の状態をFIG3Cに示した。この外壁60の開口角αが、60度以上120度以下の範囲であることが好ましい。外壁60の最上部63よりも右側に開いていると、破砕ゴミ32が真上に飛び出す。これが落下して装置の内部に戻ってきてしまう。また、120度以上側面が開くと側面から直接大きな破砕ゴミ32の塊が叩き出されてしまう。
ダクト24は、上部に受容部64が設けられ、下部に乾燥部66が設けられている。受容部64は、上記排出口58から斜め上方に向かって叩き出された湿った破砕ゴミ32を衝突させて、一時的に滞留させる部分である。また、乾燥部66は、この受容部64から重力により落下する破砕ゴミ32を、上記排出口58から吹き出された風により乾かす部分である。
FIG3AとFIG3Bとを比較しながらその作用をさらに詳細に説明する。
FIG3Bに示すように、従来は、装置の外壁60の側面に設けた開口から羽根52の回転力により、矢印Sの報告に破砕ゴミ32を叩き出すようにしていた。このとき、表面に水分や少量の生ゴミ22が不着して塊になった破砕ゴミ32は、ほとんどその大きな塊のまま下方に落下する。このため、破砕ゴミ32を後工程に搬出して、十分に乾燥をさせて塊をほぐしてからでないと、包装材34とその他の固形物36とを分離することが難しかった。従って、この後工程に時間がかかり、設備も大型化する。搬出のために臭気が拡散し、装置の周辺も汚れ易い。
一方、本発明の装置は、FIG3Aに示すように、大部分の破砕ゴミ32は遠心力で排出口58から上方のダクト24の受容部64の方向に叩き出される。破砕ゴミ32はダクト24の受容部64の上壁や内壁に衝突するが、羽根52から受容部64までの距離が長く、塊が上方に飛び上がるときに風の抵抗で、比較的小さな塊になる。同時に排出口58から吹き出す風で分散しながら受容部64の内壁に突き当たる。
破砕ゴミ32は受容部64の内壁に付着して一時的に滞留する。その後重力により落下するときも、小さい塊に分かれて落下する。乾燥部66を落下するときに、羽根52の回転により風を受けるので、塊が風力でさらに分解し、乾かされる。その結果、FIG1Aに示したコンベア27の上面に落下した破砕ゴミ32に含まれた包装材34は、フード38中を流れる風力で容易に吹き飛ばされる。
従って、廃棄物処理装置から破砕ゴミ32を運び出さなくても、フード38の内部で、生ゴミ22と包装材34とその他の金属やガラスや陶器の破片等の固形物36とを自動的に分別することができる。
FIG1Aに示すように、フード38には装置内部から臭気を吸い出して処理するための排気管74が接続されている。臭気を処理する脱臭装置の構造は既知のため説明を省略する。排気管74から臭気を吸い出す作用により、フード38の内部が負圧になる。廃棄物処理装置全体が外壁60とフード38により覆われているから、臭気が装置の周辺に漏れない。
以上のように、ダクト24を従来よりも上方に延長し、湿った塊になりやすい破砕ゴミ32を上方に叩き出してから長い距離を落下させて、塊を小さくして早く乾燥させるようにした。
一方、廃棄物12を投入する投入口42でも、問題が生じていた。投入口42を外壁60の最上部に配置しておくと、羽根52の回転により、既に投入された廃棄物12の破片が外壁60の上方に飛び出して天井や装置の周辺を汚すことがあった。これでは悪臭や作業環境の汚染の問題が新たに発生する。
そこで、FIG1AおよびFIG4Aに示すように、投入口42に籠72を伏せた状態で置くことができる構造を採用した。また、投入口42の位置はFIG1Aに示すように、外壁60の最上部を避けた排出口58と同じ側面側に配置した。
廃棄物12を投入する投入口42には、FIG4AとFIG4Bに示すように、廃棄物12を収容した籠72を近づけたときに蓋43が自動的に開閉する開閉機構41を設けた。例えば、蓋43をチェンを巻き取って開き、弾力で戻るようにしたり、油圧やエアの力で開閉する機構にする。
さらに、投入口42は、廃棄物12を投入するために籠72を被せたときに塞がる形状の開口にする。即ち、籠72で投入口42を塞いだときに廃棄物12が破砕選別機18の内部に落下する。FIG4Aに示すように、羽根52が矢印M方向に回転しているから廃棄物12はすぐに下方に送られる。外壁60の最上部が開いていないので、廃棄物12の破片が外に飛び出さない。投入口42が籠72を被せたときに塞がるから、外部に臭気が拡散しない。
FIG5は、フード38だけを破線で示した装置全体の概略正面図である。この図に示すように、ダクト24からコンベア27の上に落下した破砕ゴミ32に含まれた包装材34は、2台の送風機25と26により右方向に吹き飛ばされて包装材処理容器31に収容される。コンベア27により左方に運ばれた固形物36は固形物処理容器28に収容される。
コンベア27の端部と固形物処理容器28の間にマグネット33を配置しておくと、固形物36がコンベア27から固形物処理容器28に落下するときに、磁力を受ける金属は固形物処理容器28の右側の籠に落下する。これにより、金属片と陶器片等とを分離することもできる。また、生ゴミ処理容器30や包装材処理容器31には、内容物を圧縮する機構を内蔵させてもよい。こうして、全体として一体化された、作業環境に配慮した装置を実現することができる。
12 廃棄物
18 破砕選別機
22 生ゴミ
24 ダクト
25 送風機
26 送風機
27 コンベア
28 固形物処理容器
30 生ゴミ処理容器
31 包装材処理容器
32 破砕ゴミ
33 マグネット
34 包装材
36 固形物
38 フード
41 開閉装置
42 投入口
43 蓋
44 整流板
46 突起
48 回転軸
50 多孔板
52 羽根
58 排出口
60 外壁
63 外壁の最上部
64 受容部
66 乾燥部
70 投入装置
72 籠
74 排気管

Claims (5)

  1. 投入される廃棄物を受け入れる投入口と、
    この投入口から投入された廃棄物を破砕して攪拌し、この廃棄物を上流側から下流側に送る羽根と、
    一端を上流側に配置し他端を下流側に配置して、上記の羽根を支持して回転させる回転軸と、
    上記廃棄物が上流側から下流側に送られるまでの間で、上記の羽根に破砕された廃棄物に含まれた生ゴミを濾し取って分離する多孔板と、
    上記下流側で、上記廃棄物から生ゴミを濾し取って残った破砕ゴミを排出する排出口と、
    この排出口を覆うように設けられて、排出口から遠心力と回転する羽根の力によって叩き出された破砕ゴミを受け入れて、重力により落下させるダクトとを備え、
    上記排出口は、上記羽根の周囲を覆う外壁の最上部から斜め上方に向かって上記破砕ゴミが叩き出され、かつ、羽根の回転により生じた風を上記ダクトの中に吹き出させるように、外壁の最上部から側面にまで延びた開口とされ、
    上記のダクトには、上記外壁の最上部から斜め上方に向かって叩き出された湿った破砕ゴミを衝突させて付着させ、一時的に滞留させる受容部と、
    この受容部から重力により落下する破砕ゴミを、上記排出口から吹き出した風により乾かす乾燥部を備えたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 上記の排出口の開口は、上記羽根の回転軸に垂直な断面からみたときに、上記外壁の最上部から側面に向かって、開口角が60度以上120度以下の範囲に選定されていることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物処理装置。
  3. ダクトから落下した破砕ゴミを受け止めて運搬するコンベアと、コンベア上の破砕ゴミに風を送って、軽量な包装材を破砕ゴミから分離する送風機を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の廃棄物処理装置。
  4. 装置全体が外壁とフードにより覆われており、フードには装置内部を負圧にする排気管が接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  5. 廃棄物を投入する投入口には、廃棄物を収容した籠を近づけたときに自動的に開閉する開閉機構を有する蓋が設けられ、投入口は、廃棄物を投入するために籠を被せたときに塞がる形状の開口とされ、外壁の最上部を避けた排出口と同じ側面側に配置されていることを特徴とする求項1乃至3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
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