JPS5928319A - 樹脂充填金属化フイルムコンデンサ - Google Patents
樹脂充填金属化フイルムコンデンサInfo
- Publication number
- JPS5928319A JPS5928319A JP13931682A JP13931682A JPS5928319A JP S5928319 A JPS5928319 A JP S5928319A JP 13931682 A JP13931682 A JP 13931682A JP 13931682 A JP13931682 A JP 13931682A JP S5928319 A JPS5928319 A JP S5928319A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- film
- capacitor
- metallized film
- filled
- Prior art date
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は樹脂充填金属化フィルムコンデンサに関する
ものである。
ものである。
従来例の溝底とその問題点
樹脂金属化フィルムコンデンサは、金属化フィルムを捲
回し、外周を非蒸ｆｆ１ｙイルムで固定される。しかる
後、金属溶射および熱エージングを施こし、リード付の
後ケースに収納し、エポキシ樹脂を充填・硬化させ製造
される。
回し、外周を非蒸ｆｆ１ｙイルムで固定される。しかる
後、金属溶射および熱エージングを施こし、リード付の
後ケースに収納し、エポキシ樹脂を充填・硬化させ製造
される。
しかしながら、この樹脂充填金属化フィルムコンデンサ
は、乾式コンデンサであり構造上フィルム間に空気層が
形成されやすくコロナ開始電圧は低下している。コンデ
ンサにコロナ開始電圧以上の電圧を印加した場合、第１
図に示すように金属化フィルム１の電極端が除々に後退
し、コンデンサ容量の低下を招く。２はボリブロピレン
フィμムである。したがって、乾式コンデンサでは、コ
ンデンサ素子含浸工程を有するコンデンサに比べ定格電
圧は低く押えられている。樹脂充填金属化フィルムコン
デンサにおいて、コロナ開始ＩＥ圧’を高める対策とし
て、ポリウレタン樹脂を充填材として使用することが一
般的に知られている。これは、ポリウレタン樹脂のイン
シアネートが水分と反応し炭酸ガスが発生する特徴を利
用したものである０ポリウレタン樹脂に充填されたコン
デンサ素子は、この炭酸ガスにより内部圧力が高くなる
。
は、乾式コンデンサであり構造上フィルム間に空気層が
形成されやすくコロナ開始電圧は低下している。コンデ
ンサにコロナ開始電圧以上の電圧を印加した場合、第１
図に示すように金属化フィルム１の電極端が除々に後退
し、コンデンサ容量の低下を招く。２はボリブロピレン
フィμムである。したがって、乾式コンデンサでは、コ
ンデンサ素子含浸工程を有するコンデンサに比べ定格電
圧は低く押えられている。樹脂充填金属化フィルムコン
デンサにおいて、コロナ開始ＩＥ圧’を高める対策とし
て、ポリウレタン樹脂を充填材として使用することが一
般的に知られている。これは、ポリウレタン樹脂のイン
シアネートが水分と反応し炭酸ガスが発生する特徴を利
用したものである０ポリウレタン樹脂に充填されたコン
デンサ素子は、この炭酸ガスにより内部圧力が高くなる
。
したがって、エポキシ樹脂充填コンデンサに比べ、コロ
ナ開始電圧も高くなる効果があった。しかし、ホ’）ウ
レタン樹脂は、６０°Ｃ以との高温域では硬度が大巾に
低下し、コンデンサ素子にゆるみが発生する。そのため
、コンデンサ素子の電気振動が増大し、コンデンサ容量
の低下を招き対策不充分であった。また、ポリウレタン
樹脂は、気泡が発生しやすぐ耐湿性にも問題があった。
ナ開始電圧も高くなる効果があった。しかし、ホ’）ウ
レタン樹脂は、６０°Ｃ以との高温域では硬度が大巾に
低下し、コンデンサ素子にゆるみが発生する。そのため
、コンデンサ素子の電気振動が増大し、コンデンサ容量
の低下を招き対策不充分であった。また、ポリウレタン
樹脂は、気泡が発生しやすぐ耐湿性にも問題があった。
発明の目的
この発明は、容量低下を招くことなく、コロナ開始電圧
を高めた樹脂充填金属化フィルムコンデンサｔ−ｉ供す
ることを目的とする。
を高めた樹脂充填金属化フィルムコンデンサｔ−ｉ供す
ることを目的とする。
発明の構成
この発明は、ボリエスデルフィｌレムにポリウレタｙａ
［ｔラミネートした積層フィルムをコンデンサ素子の外
周フィルムとして用いたものである。
［ｔラミネートした積層フィルムをコンデンサ素子の外
周フィルムとして用いたものである。
この発明は、ポリウレタン樹脂の特性に着目しその欠点
を溝造的に取り除きコンデンサ特性の改良を図ったもの
である。
を溝造的に取り除きコンデンサ特性の改良を図ったもの
である。
実施例の説明
第２図は、５μポリエステルブイμムの両面にの非蒸着
ポリ１０ビレｙフイ７レム２を合せて捲回し、非蒸着ポ
リエステルフィルム３にポリウレタン樹脂４をラミネー
トした外周フィルム５を５〜６回巻付けたコンデンサ素
子の展開図である。非蒸着ポリエステルフィルム３の厚
みｔｌｌ ２０μとし、ポリウレタン樹脂４の厚みｔ２
については２〜１８μの間で５段階設けた。しかる後、
金属溶射。
ポリ１０ビレｙフイ７レム２を合せて捲回し、非蒸着ポ
リエステルフィルム３にポリウレタン樹脂４をラミネー
トした外周フィルム５を５〜６回巻付けたコンデンサ素
子の展開図である。非蒸着ポリエステルフィルム３の厚
みｔｌｌ ２０μとし、ポリウレタン樹脂４の厚みｔ２
については２〜１８μの間で５段階設けた。しかる後、
金属溶射。
熱エージングおよびリード線６の取付を施したコンデン
サ素子７をケース８に収納し、エポキシ樹脂９の充：Ｉ
＠ｔ：行なった。その購造を第３図に示す。
サ素子７をケース８に収納し、エポキシ樹脂９の充：Ｉ
＠ｔ：行なった。その購造を第３図に示す。
この実施例と、従来製品との比較を＠１表に示す。タイ
プＡは従来の製品であり、タイプＢｌ〜Ｂ５はポリエス
テルフィルム３Ｖｃポリウレタン樹脂４がラミネートさ
れたものである。第２表にコロナ開始電圧を測定した結
果を示す。
プＡは従来の製品であり、タイプＢｌ〜Ｂ５はポリエス
テルフィルム３Ｖｃポリウレタン樹脂４がラミネートさ
れたものである。第２表にコロナ開始電圧を測定した結
果を示す。
第 １ 表
＠２表
第１表およびｗｒ、２表かられかるように、明らかにコ
ロナ開始電圧はポリウレタン樹脂４をヲミネートシた外
周フィルム５を用いたタイプＢ１〜Ｂ５について高くな
っている。特に、ポリウレタン樹脂が６μ以上の厚みを
持つＢ２〜Ｂ５について１００ｖ以上コロナ開始電圧が
高くなっている。
ロナ開始電圧はポリウレタン樹脂４をヲミネートシた外
周フィルム５を用いたタイプＢ１〜Ｂ５について高くな
っている。特に、ポリウレタン樹脂が６μ以上の厚みを
持つＢ２〜Ｂ５について１００ｖ以上コロナ開始電圧が
高くなっている。
さらに、各試料について、連続耐用試験を行なつ几。第
４図は、８５℃の温度で、ＡＣ２７５Ｖの電圧を印加１
．０００時間後の容量変化率を示したものである。第４
図より、明らかにタイプＢ２．タイプＢ３およびタイプ
Ｂ４Ｖｃついて容量減少は少なく、ポリウレタン樹脂の
効果が与られる。タイプＢ５はポリウレタン樹脂が厚く
なりコンデンサ素子外周がゆるみやすぐなる。したがっ
て、！！捩振動増大し容量減少を招いたものと思われる
。
４図は、８５℃の温度で、ＡＣ２７５Ｖの電圧を印加１
．０００時間後の容量変化率を示したものである。第４
図より、明らかにタイプＢ２．タイプＢ３およびタイプ
Ｂ４Ｖｃついて容量減少は少なく、ポリウレタン樹脂の
効果が与られる。タイプＢ５はポリウレタン樹脂が厚く
なりコンデンサ素子外周がゆるみやすぐなる。したがっ
て、！！捩振動増大し容量減少を招いたものと思われる
。
また、タイプＢ１は、ポリウレタン樹脂が不足であり、
連続耐用試験後にコロナ開始電圧は低下していた。＠３
表に連続耐用試験後のコロナ開始電圧を示す。
連続耐用試験後にコロナ開始電圧は低下していた。＠３
表に連続耐用試験後のコロナ開始電圧を示す。
８ｇ３表
このように、ポリエステルフィルム３Ｖｃボリウｖ夕ｙ
ｍ脂４ｆワミネートした外周フィルム５ｆ。
ｍ脂４ｆワミネートした外周フィルム５ｆ。
用いる場合、ポリウレタン樹脂４の厚み比率をポリエス
テルフィルム３の３０〜７０９１）トスれハ最も容量減
少の少ないコンデンサを得ることができる。また、梠進
上充填はエポキシ樹脂を用いるので気泡が発生しにくく
耐湿性に問題はない。ポリエステルフィルム３の厚みを
変えた場合も同様の結果ｆ、得ることができた。
テルフィルム３の３０〜７０９１）トスれハ最も容量減
少の少ないコンデンサを得ることができる。また、梠進
上充填はエポキシ樹脂を用いるので気泡が発生しにくく
耐湿性に問題はない。ポリエステルフィルム３の厚みを
変えた場合も同様の結果ｆ、得ることができた。
このように、これらの実施例により、樹脂充填金属化フ
ィルムコンデンサのコロナ開始電圧を高めることかでき
、従来より２０〜３０Ｖの高電位傾度化（Ｖ／μ）を可
能とさせた。したがってコンデンサは小形化され極めて
経済的である。
ィルムコンデンサのコロナ開始電圧を高めることかでき
、従来より２０〜３０Ｖの高電位傾度化（Ｖ／μ）を可
能とさせた。したがってコンデンサは小形化され極めて
経済的である。
発明の効果
この発明は、コロナ開始電圧を高めることができ、容量
低下の少ないコンテンツ°を得ることができる。
低下の少ないコンテンツ°を得ることができる。
第１図は従来例の耐用試験後の金属化フィルムの断面図
、第２図はこの発明の一実施例のコンデンサ素子展開図
、第３図はそのコンデンサの断面図、第４図は連続耐用
試験結果の説明図である。 １・・・金属化フィルム、２・・・ポリプロピレンフィ
ルム、３・・・ポリエステルフィルム、４・・・ポリウ
レタン樹脂、５・・・外周フィルム、６・・・リード線
、７・・・コンデンサ素子、８・・・ケース、９・・・
エポキシ樹脂 第１図 第３図 一タイブ 第４図
、第２図はこの発明の一実施例のコンデンサ素子展開図
、第３図はそのコンデンサの断面図、第４図は連続耐用
試験結果の説明図である。 １・・・金属化フィルム、２・・・ポリプロピレンフィ
ルム、３・・・ポリエステルフィルム、４・・・ポリウ
レタン樹脂、５・・・外周フィルム、６・・・リード線
、７・・・コンデンサ素子、８・・・ケース、９・・・
エポキシ樹脂 第１図 第３図 一タイブ 第４図
Claims (1)
- （１） ポリエステルフィルムにポリウレタン樹脂を
ワミネートした積層フィルムを、コンデンサ素子の外周
フィルムとして用いたことを特徴とする樹脂充填金属化
フィルムコンデンサ。 （２１前記外周フィルムのポリウレタン樹脂の厚み比率
がポリエステルフィルムの３０〜７０％である特許請求
の範囲！ １１１項記載の樹脂充填金属化フィルムコン
デンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13931682A JPS5928319A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 樹脂充填金属化フイルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13931682A JPS5928319A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 樹脂充填金属化フイルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5928319A true JPS5928319A (ja) | 1984-02-15 |
Family
ID=15242463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13931682A Pending JPS5928319A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 樹脂充填金属化フイルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928319A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0484956A2 (en) * | 1990-11-08 | 1992-05-13 | Diafoil Hoechst Co., Ltd | Polyester film capacitor element |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP13931682A patent/JPS5928319A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0484956A2 (en) * | 1990-11-08 | 1992-05-13 | Diafoil Hoechst Co., Ltd | Polyester film capacitor element |
| US5581435A (en) * | 1990-11-08 | 1996-12-03 | Diafoil Company, Limited | Polyester film capacitor element |
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