JPS5928286B2 - プツシユプル増幅回路 - Google Patents
プツシユプル増幅回路Info
- Publication number
- JPS5928286B2 JPS5928286B2 JP14764477A JP14764477A JPS5928286B2 JP S5928286 B2 JPS5928286 B2 JP S5928286B2 JP 14764477 A JP14764477 A JP 14764477A JP 14764477 A JP14764477 A JP 14764477A JP S5928286 B2 JPS5928286 B2 JP S5928286B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplifier circuit
- transistor
- transistors
- output
- resistors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオーディオ機器等の出力増幅用に使用されるプ
ッシュプル増幅回路に関するものである。
ッシュプル増幅回路に関するものである。
一般にプッシュプル増幅回路はパワーアンプと称されて
各種のタイプのものが採用されているが、その基本とな
るものはA級とB級のコンプリメンタリプッシュプルに
増幅回路である。
各種のタイプのものが採用されているが、その基本とな
るものはA級とB級のコンプリメンタリプッシュプルに
増幅回路である。
A級のものは1対の出力トランジスタが常に能動領域に
て動作し遮断領域へ移行することがないので、スイッチ
ング歪を発生しないという利点があるが、バイアス電流
を多く流す必要を生じて熱損失が大きくなる欠点がある
。
て動作し遮断領域へ移行することがないので、スイッチ
ング歪を発生しないという利点があるが、バイアス電流
を多く流す必要を生じて熱損失が大きくなる欠点がある
。
これに対してB級のものは、A級ノものに比べてバイア
ス電流は少なく熱損失も少ないが、出力トランジスタが
交互に遮断するためスイッチング歪が発生する。
ス電流は少なく熱損失も少ないが、出力トランジスタが
交互に遮断するためスイッチング歪が発生する。
本発明はこのような点に鑑みA級とB級のプッシュプル
増幅回路における欠点を共に除去すべく、熱損失が少な
いと共にスイッチング歪のないプッシュプル増幅回路を
提供するものである。
増幅回路における欠点を共に除去すべく、熱損失が少な
いと共にスイッチング歪のないプッシュプル増幅回路を
提供するものである。
この目的のため本発明は、エミッタがそれぞれ第1及び
第2の抵抗を介して出力点にて共通接続された第1及び
第2の出力トランジスタと、エミッタが該出力トランジ
スタのベースに接続されると共に、一端を互に接続する
第3及び第4の抵抗の他端にそれぞれ接続された第3及
び第4のトランジスタを有するものにおいて、第3及び
第4の抵抗の接続点に一端を接地する第5の抵抗の他端
が接続され、これらの接続点と出力点との間に同一方向
に直列接続された複数個のダイオードから成る第1及び
第2のダイオード群が互いに逆方向に向いた状態で並列
接続されることを特徴とする。
第2の抵抗を介して出力点にて共通接続された第1及び
第2の出力トランジスタと、エミッタが該出力トランジ
スタのベースに接続されると共に、一端を互に接続する
第3及び第4の抵抗の他端にそれぞれ接続された第3及
び第4のトランジスタを有するものにおいて、第3及び
第4の抵抗の接続点に一端を接地する第5の抵抗の他端
が接続され、これらの接続点と出力点との間に同一方向
に直列接続された複数個のダイオードから成る第1及び
第2のダイオード群が互いに逆方向に向いた状態で並列
接続されることを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
すると、第1図においてコンプリメンタリ出力トランジ
スタであるNPNのトランジスタ1とPNPのトランジ
スタ11の両エミッタがそれぞれ抵抗2,2tを介して
出力点0にて共通接続され、更に負荷3に接続されるよ
うになっている。
すると、第1図においてコンプリメンタリ出力トランジ
スタであるNPNのトランジスタ1とPNPのトランジ
スタ11の両エミッタがそれぞれ抵抗2,2tを介して
出力点0にて共通接続され、更に負荷3に接続されるよ
うになっている。
トランジスタ1,11のベースはコンプリメンタリNP
N トランジスタ4及びPNP hランジメタ41のエ
ミッタにそれぞれ接続され、それらのトランジスタ4,
41のエミッタはそれぞれ一端を互に接続点Pにて接続
する抵抗5,5tの他端に接続される。
N トランジスタ4及びPNP hランジメタ41のエ
ミッタにそれぞれ接続され、それらのトランジスタ4,
41のエミッタはそれぞれ一端を互に接続点Pにて接続
する抵抗5,5tの他端に接続される。
トランジスタ4,41の両ベース間にはダイオード6、
バイアス調整用抵抗7を直列接続して成るバイアス回路
8が接続されており、このパイアス回路8は定電流源9
によりバイアス電流が供給され、入力点Sに印加される
信号でトランジスタ10が制御され、トランジスタ4,
4′のベース間に定電位差をもたせた状態で、該トラン
ジスタ4゜4′を制御し、出力トランジスタ1,11を
動作させるようになっている。
バイアス調整用抵抗7を直列接続して成るバイアス回路
8が接続されており、このパイアス回路8は定電流源9
によりバイアス電流が供給され、入力点Sに印加される
信号でトランジスタ10が制御され、トランジスタ4,
4′のベース間に定電位差をもたせた状態で、該トラン
ジスタ4゜4′を制御し、出力トランジスタ1,11を
動作させるようになっている。
更に抵抗5,51の接続点Pには一端を接地する抵抗1
1の他端が接続され、この接続点Pと出力点0との間に
、2個のダイオード12.13の陰極側を共に出力点0
の方に向けて直列接続して成るダイオード群14と、2
個のダイオード121゜13’の陰極側を共に接続点P
の方に向けて直列接続して成る他のダイオード群14′
が並列接続される。
1の他端が接続され、この接続点Pと出力点0との間に
、2個のダイオード12.13の陰極側を共に出力点0
の方に向けて直列接続して成るダイオード群14と、2
個のダイオード121゜13’の陰極側を共に接続点P
の方に向けて直列接続して成る他のダイオード群14′
が並列接続される。
こうして入力信号条件により出力点0が正側に振しると
、トランジスタ1のエミッタ及び出力点0間の電圧■E
1は増加し、これに対してトランジスタ11のエミッタ
及び出力点0間の電圧vE2は減少する。
、トランジスタ1のエミッタ及び出力点0間の電圧■E
1は増加し、これに対してトランジスタ11のエミッタ
及び出力点0間の電圧vE2は減少する。
このとき接続点Pは正側に振れるが、その電圧はダイオ
ード12’ 、13’が導通ずるまでは出力点0の電圧
を抵抗5,11で分圧ししたものに略等しくなり、ダイ
オード12’、13’が導通ずると出力点Oの電圧より
もダイオード12.13’の順方向電圧分だけ低くなる
。
ード12’ 、13’が導通ずるまでは出力点0の電圧
を抵抗5,11で分圧ししたものに略等しくなり、ダイ
オード12’、13’が導通ずると出力点Oの電圧より
もダイオード12.13’の順方向電圧分だけ低くなる
。
この結果トランジスタ11は抵抗2’、5’を通じて順
方向にバイアスされ、これは前述のVB2の減少を補う
向きにあるためトランジスタ1′の遮断遷移が阻止され
ることになる。
方向にバイアスされ、これは前述のVB2の減少を補う
向きにあるためトランジスタ1′の遮断遷移が阻止され
ることになる。
従って第2図のように、トランジスタ1の電流aとトラ
ンジスタ11の電流a/は零になることはなく、常に能
動領域で動作させることが可能になり、且つ無信号時の
アイドル電流はA級の増幅回路に比して充分小さくする
ことが可能になる。
ンジスタ11の電流a/は零になることはなく、常に能
動領域で動作させることが可能になり、且つ無信号時の
アイドル電流はA級の増幅回路に比して充分小さくする
ことが可能になる。
尚第2図の図中の破線す、b’は従来のB級のプッシュ
プル増幅回路の電流波形を示し、c、c’は無信号時の
アイドル電波波形である。
プル増幅回路の電流波形を示し、c、c’は無信号時の
アイドル電波波形である。
このように本発明によると、出力トランジスタ1.11
は常に能動領域で動作し遮断領域へ移行することがない
ので、B級の増幅回路におけるようなスイッチング歪は
発生しない。
は常に能動領域で動作し遮断領域へ移行することがない
ので、B級の増幅回路におけるようなスイッチング歪は
発生しない。
またバイアス電流を多く流す必要がないため、A級の増
幅回路に比べて熱損失を小さくすることができる。
幅回路に比べて熱損失を小さくすることができる。
第1図は本発明によるプッシュプル増幅回路の一実施例
を示す回路図、第2図は出力トランジスタの電流波形図
である。 1.1’、4.4’・・・・・・トランジスタ、2,2
’。 5.5.11・・・・・・抵抗、12,13,12’、
13’・・、・・・ダイオード、14.14’・・・・
・・ダイオード群。
を示す回路図、第2図は出力トランジスタの電流波形図
である。 1.1’、4.4’・・・・・・トランジスタ、2,2
’。 5.5.11・・・・・・抵抗、12,13,12’、
13’・・、・・・ダイオード、14.14’・・・・
・・ダイオード群。
Claims (1)
- 1 エミッタがそれぞれ第1及び第2の抵抗を介して出
力点にて共通接続された第1及び第2の出力トランジス
タと、エミッタが該トランジスタのベースに接続される
と共に、一端を互に接続する第3及び第4の抵抗の他端
にそれぞれ接続された第3及び第4のトランジスタを有
するものにおいて、前記第3及び第4の抵抗の接続点に
一端を接地する第5の抵抗の他端が接続され、該接続点
と前記出力点との間に同一方向に直列接続された複数個
のダイオードから成る第1及び第2のダイオード群が互
いに逆方向に向いた状態で並列接続されることを特徴と
するプッシュプル増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14764477A JPS5928286B2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | プツシユプル増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14764477A JPS5928286B2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | プツシユプル増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5480054A JPS5480054A (en) | 1979-06-26 |
JPS5928286B2 true JPS5928286B2 (ja) | 1984-07-12 |
Family
ID=15434991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14764477A Expired JPS5928286B2 (ja) | 1977-12-08 | 1977-12-08 | プツシユプル増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5928286B2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-08 JP JP14764477A patent/JPS5928286B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5480054A (en) | 1979-06-26 |
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