JPS592793A

JPS592793A - ミシンの釜駆動装置

Info

Publication number: JPS592793A
Application number: JP11209082A
Authority: JP
Inventors: 均石川; 山本　公彦
Original assignee: Aisin Seiki Co Ltd
Current assignee: Aisin Corp
Priority date: 1982-06-29
Filing date: 1982-06-29
Publication date: 1984-01-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、ミシンの釜駆動装置に関する。

従来のミシンの釜駆動装置に於ては、下軸と大釜のドラ
イバー軸とがベベルギヤーにてＭ　Ｍ　Ｆ　ｎ。

てツ６す、下軸を揺動Ｔることによって大釜に支承；２
ｎ、た中釜を駆動するようになっていた。しかしながら
、ベベルギヤーの歯のバックラッシュにより騒音が発生
していた。

本発明は、か＼る事情に鑑みてなされたものであって、
了−ムに固定された軸にはタイミングギヤーを駆動源に
より往復半回転３ｎるように取り付けると共に、大釜の
ドライバー軸にはタイミングギヤーを一体的に取り付け
、６■記タイミンダギヤーをベルトで連結せしめ、前記
大釜内に支承さｎ、た中釜を、前記ドライバー軸と一体
のドライバーを介して駆動するようにして、ミシンの釜
駆動装置を構成したものである。

かくして、本構成により、軸とドライバー軸との間が平
行度が若干体たｎでいなくても釜駆動を行なうことがで
き、組み付けの際の精度を考慮しなくてよくなる。

以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図ないし第１０図に於て、ミシン１０の了−ム
１１に於ては、上軸１２が１対の軸受１８．１４に支持
されており、上軸１２はベルト１５を介してモーター１
６により駆動２ｎ、る。

上軸１２上には、ネジ１７によりねじ歯車１８が固定さ
れており、このねじ歯車１８は、等速比ｌ：１でねじ歯
車１９と直交噛合している。しかして、ねじ歯車１９は
軸２０に回転に取り付けられており、軸２０は、アーム
１１内にて固定されたプレート２１に固定ぎわでいる。

この軸２０には、又、カム２２が固定されており、この
カム２２にはプレート２１に枢支された二股２８が係合
されている。カム２２には、又、クランク２４が固定さ
れている。二股２８の下部には、対向する１対の突出部
２８ａ、２８ａが形成されており、この突出部２８ａ、
２８ａはプレート２１に穿設さｎた長穴２８ａ、Ｂｌａ
を揺動可能に貫通している。しかして、二股２３の突出
部２８ａ、２８ａ間には、ピン２５が装架さｎている。

べ”／）−２６内には、所定の間開をおいて第１ブラケ
ツト２７および第２ブラケツト２８が配置すｎており、
軸２９の一端部２９ａおよび他端部２９ｂが夫々第１ブ
ラケツト２７のａ壁２７　ａおよび第２ブラケツト２８
の側壁２８ａに回動可能に支持されている。第１１ラケ
ツト２７の後壁２７ｂには、軸８０が固定されており、
この軸８ｏ上にはタイミングギヤー８１が回転可能に取
り付けられている。タイミングギヤー３１が軸８０から
抜けないようにするために、Ｅリング８２か用いらス１
．る。タイミングギヤー８１の裏側にはネジ８３にてク
ランク８４が取り付けらｆｆ’しており、クランク８４
にはピン８５が一体的に形成Ｈｎでいる。

このピン８５と、クランク２４に一体的に設けら才また
ピン８６とは、クランクロッド８７により連結ざｎてお
り、カム２２が回転Ｔるとタイミングギヤー８１を揺動
させるようになっている。しかしてクランクロッド８７
は、バネ性を有する薄鋼板からなる本体８フａを備えて
おり、その両端摺動部は耐摩耗性を有する合成樹脂で形
成される。

そして、クランクロッド８７の両端穴８７ｂ、３！／ｂ
は夫々ビン８５．８６にＩｆｌＮｐｎ、て、Ｅリング３
８にて抜は止めがｔＪざ２’Ｌる〇軸２９　（Ｄ　一端Ｒ’（Ｓ　８５　ａ近傍に番ゴ、了
−ム８９の一端？Ａ８９　ａが割り締め固定されており
、その他端部８９ｂがタイミングギヤー８１の前面に位
置している。しかして、ピン２５と了−ム８９の他端、
部８９ｂとは、合成樹脂性のロッド４０により連結され
ており、ロッド４０の往復上下動により紬２９が揺動さ
れるようになっている。

第２ブラケツト２８には、大釜４１が取り付けらγして
おり、そのドライバー軸４２は、第２ブラケツト２８の
後壁２８ｂに支承される。ドライバー軸４２には、小径
のタイミングギヤー４８が固定Ｉｎでおり、タイミング
ギヤー４８にハ、タイミングベルト４４によりタイミン
グギヤー８１０回動が云えられるようになっている。ま
た、ドライバー軸４２に番ゴ、カム部４５と真円Ｍ４６
．！＝からなる伝達部材４７が固定されており、カム部
４５には接触指４８の先端部４８ａが当接してい木。′
しかして、接触指４８の後端部４８ｂが軸４９に回動可
能に且つ軸方向移動可能に支承されており、軸４９の両
端部は゛第２プラナット２８の側壁８３の両端折り曲げ
部２８ａ、２８ｄに固定３ｎている。尚、５０は中釜で
大釜４１に支承ざγ１１、ドラ４バー軸４Ｂと十体のド
ライバー５１により駆動ｐｎるようになっている。

軸４９上には、揺動板５２の両側折り曲げ部５２ａ　＊
　５２　ｂが回動可能に且つ軸方向移動に支承されてお
り、揺動板５２の面部５２Ｃには、接触指４８の後端部
４ｓｂおよび軸４９に固定さ１１た了−ム５８の後端部
５３ｂが夫々連結されており、カム部４５の揺動が接触
指４８および揺動板５２を介して了−ム５８を揺動させ
るようになっている。また、了−ム５８の後端部５３ｂ
と接触指４８の後端部４８ｂとの間イごはスプリング８
２が侵設しれている。しかして了−ム５８の先端部５ａ
ａは、送り歯５４を担う送り合５５の先端部５５ａと係
合しており、該係合は送り台５５を下方向に引っばるス
プリング８１により常時保ＴＣｎる。送り台５５の後端
部５５に＋は、軸２９に固定された壁体５６にピン５７
にて枢支されている。揺動板５２の面部５２ａＧ、：は
、外方に向う突起５２ｄが形成ざオＩ、でおり、この突
起５２ｄは、了−ム１１の面板５８に取り付けられた切
替部材５９の突起５９ａと係合可能となっている。しか
して切換部材５９内には、スプリング６０により付勢さ
れたボール６１が収容ざｎており、接触指４８の先端部
４８ａがカム部４５の上にあるときは、ボール６１は六
〇２内に嵌め込ま７’しているが、ツマミ５９ｂ′ｆ！
：操作してスプリング８２に抗して切替部材５９を移動
きせると、突起５９ａは突起５２ｄと係合して接触指４
８を移動せしめ、その先端部４８ａを真内部４６上にシ
、７）させらｒＬ１ボール６１は穴６８に嵌込んで、そ
の位置を保つようになっている。尚、カム部４５と真内
部４６とは互に面一となっている部分がある。切替部材
５９を元の位置に復帰させたのち、伝達部材４５が回転
して前記面一の部分に接触指４８の先端部４８ａが来る
と、スプリング８２の弾発力により接触指４８゛は元の
位置虹、おしもどされ、その先端部４５ａはカム部４５
上にシフ）！ｆ’Ｌるようになっている。

ロッド４０の上端部の穴４Ｏａには、穴７０ａが形成さ
れたコマ７０が回動自在に嵌め込まｎでおり、穴７０　
ａ内をビン２５が挿通Ｔる。ロッド４０の下端部の穴４
０ｂの内面は球面となっており、穴４０ｂには、穴フ１
ａが貫設され球状部７１ｂを備えた部材７１および穴７
１ａを貝通し、穴４０ｂから突出Ｔるビン７２が収容ａ
ｎ、更しこ止め輪８８と、止め輪７４と部材７１との闇
に配設されるスプリング７８が穴４０ｂ内に収容さｒＬ
る。そして、穴４０ｂから突出するビン７２は、アーム
８９の他端部１１ｓ９ｂとネジ７４で固定される。また
、ロッド４０の中央部のビン４００には、ロッド７５の
一端部７５ａが枢着すｒしており、ロツドフ５の他端５
７５ｂはレバー７６の一端ＲＪ７６ａに枢支さｎている
。しかして、レバー７６は了−ム１１に枢支さｒＬると
共に図示されない送り量調節ダイヤルに作用的に連結さ
れており、該ダイヤルを回Ｔとレバー７Ｇが回動し、ロ
ッド７５が水平方向＆：移動Ｔる。ロッド７５が水平移
動すると、ロッド４０の上端部にａＦ＋るコマ７０がビ
ン２５に沿って滑動Ｔるようになっている。そして、コ
マ７０がビン２５の中点にあるときはロッド４ｏ−は上
下動せず、したがって送り台５５は槌線の前後方向に動
かないが、コマ７０がビン２５の一方側又は他方側にあ
るとき、送り台５５は縞線の前方向又は後方向に夫々動
かざｎるようになっている。

以上の構成に於る作用を述べれば、モーター１６が駆動
されるとベルト１５を介して上軸１２が回転され、上軸
１２に固定されたねじ歯Ｊ１１８も回転する。ねじ歯車
１Ｂは、ねじ歯車１９と直交噛合しているので、ねじ歯
車１９およびそれに一体のクランク２４は上軸１２と等
速回転する。しかして、クランクロッド８７の上端部お
よび下端部は夫々クランク２４に８６にて、およびタイ
ミングギヤー８１にビン８５にて枢支されているので、
クランク２４の回転はクランクロッド８７を往転運動は
、タイミングベルト４４を介してタイミングギヤー４８
に伝えられる。しかしてタイミングギヤー４８は大釜４
１のドライバー軸４２に一定されており、ドライバー軸
４２は中釜５０を駆動するドライバー５１と一体となっ
ているので、中釜５０は上軸１２と同期して半回転運動
を行なう。

また、ドライバー軸４２には伝達部材４７が固定されて
いるので、この伝達部材４７も往復半回転運動を行なう
ｏしかして伝達部材４７のカム部４５と接触指４８とは
常時係合しているので、接触指４８は揺動し、それに従
って揺動板５２およびアーム５８も揺動する。そして、
アーム５８の揺動により、送り台５５はビン５７を中心
として揺動し、送り歯５４が針板８０上面を出たり入っ
たりＴる。一方、ねじ歯車１９と一体のカム２２は二股
２８と係合しており、二股２８をまカム２２によりビン
８６を中心として揺動する。そしてビン２５を介して二
股２８はロッド４０をして往復上下動せしめる。ロッド
４０の往復上下動により、軸２９および壁体５６は揺動
される。しかして壁体５６は送り台５５の後端部５５ｂ
を枢支゛しており、且つ送り台５５はスプリング５６に
より常時付勢されるので、送り台５ｇおよび送り歯５４
は縫線の前後方向に動かざｎる。かくして、送り台５５
および送り歯５４は、上下および水平に夫夫運動を与え
らｎ１送り歯５４は周知の四運動送り動作を行なう。

こ＼で、送り歯５４の布送り機能を停止させたい場合は
、ツマミ５９ｂを手ＩＩＴ（裁縫前側）に引き、切替部
材５９を動か丁と突起５９ａは突起５２ｄと係合して接
触指４８を移動せしめる。すると、第７図および第８図
に示すように接触指４８の先端部４８ａは貢内部４６上
にシフトされるようになり、送り台５５は上下動しなく
なり、送り歯５４は針板８０下に位置したま＼となる。

尚、切替部材５９のボール６１が穴６ｚから穴６３に割
りだされ、その状態がスプリング６０の付勢力によって
保持されるので、布送り停止状態は、そ□めま＼維持さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る釜駆動装置が適用されたミシン
の縦断面図、第２図は第１図ト」線に沿う断面図、第３
図はミシンのベッドの内部を上から見た図、第４図はミ
シンのベッドの内部を送り台を除いて見た図、＠５図は
ミシンの伝導機構の主要部の斜視図、第６図は送り白下
の状態を示す側面図、第７図および第８図は送り歯が針
板下にあるときの上面図および０１丁面図、第９図は第
４図Ａ部の拡大図、そして、喧１０図は伝達部材の斜視
図である。８１・・・タイミングベルト、４１・・・大釜、４２・
・・ドライバーｎｌ、４８・−−タイミングベルト、４
４・・・ベルト、５０・・・中釜、５１・　・　・ドラ
イバー特許出願人アイシン精機林式会社代表者中井令夫

Claims

【特許請求の範囲】

了−ムじ固定ざｎた軸にはタイミングギヤーを駆ＩＭ源
により往復半回転されるように取り付けると共に、大釜
のドライバー軸にＣゴタイミングギャーを一体的（取り
付け、前記両タイミングギヤーをベルトで連結せしめる
ことにより、前記大釜内に支承ＥｎＴ、−中釜を、前記
ドライバー軸と一体のドライバーを介して駆！ＩＪＴる
ようにしてなる、ミシンの釜駆動装置。