JPH01501784A - 自動車の窓ガラスのワイパ−装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車の窓ガラスのワイパー装置 背景技術 本発明は、独立請求項の形式のワイパー装置から出発する。このようなワイパー 装置はすでに公知であり（ＤＥ−ＰＳ　２２１５３０７）、この場合歯車が揺動 レバーに支承されかつ直接に歯とかみ合っている。

押し棒クランク伝動装置に所属するクランクは歯車に堅く結合されている。この ような構造においてはクランク回転軸と揺動輪との間の間隔が変わらず、従って 所望の拭き取り部分にとって全く新規なワイパー装置・伝動装置が構成されねば ならない。

さらに、歯車を揺動輪内でフレームに不動に支承すること及びこの歯車とかみ合 って凸面状に湾曲されたラックを歯車に沿って案内することは公知である　（Ｄ Ｅ−Ａ９　１０６６８９０）。このワイパー装置はしかしながら構成原理の点か らみてすでに上に述べた公知のワイパー装置と異なっておらず、従ってそこで述 べた欠点がここにもある。

発明の利点 独立請求項に記載の特徴を有する本発明に基づくワイパー装置は公知技術に対し 、揺動レバーに支承された歯車がもっばら中間歯車機能を有し、その結果案内部 材に支承された第２の歯車と揺動輪に対して同心的な歯との間の伝動が行なわれ るという利点を有している。顧客の要求に応じて長さの適合可能な歯付きベルト によって剛性的な構造の問題が解決され、その結果伝動比が第２の歯車の歯数及 び歯付きベルトの適当な長さの規定によって変えられる。さらに歯付きベルトの 配置によってワイパー装置・伝動装置の運転が騒音なくかつ滑らかに行なわれる 。

従属項に記載の処置によって独立請求項に示したワイパー装置の有利な改善が可 能である。特に、歯がフレームに対して不動の小鉢状のケーシングの側壁に配置 されており、ケーシングの底部が揺動輪によって貫通されていると有利である。

それというのは特に安価な伝動装置が得られるからである。

図面 本発明の実施例が図面に示し、以下に詳細に説明しである。第１図は自動車のワ イパー装置を備えたフロントガラスの平面図、第２図は第１図のワイパー装置の ワイパーアームの一方の反転位置に位置する状態の原理図、第３図は第２図のワ イパー装置のワイパーアームの別の運転位置に位置する状態の原理図、第４図は 第２図のワイパー装置のワイパーアームのさらに別の運転位置に位置する状態の 原理図、第５図はワイパー装置に所属する伝動装置の平面図、第６図は第５図の 線ＶＩ−Ｖｌに沿った断面図及び第７図は第５図及び第６図の伝動装置に所属す る歯付きベルトの部分図である。

実施例の説明 第１図に示したフロントガラス１０にはワイパー装置１２が配属されている。ワ イパー装置は伝動駆動装置１４を有しており、伝動駆動装置はワイパーアーム１ ６を揺動駆動する。この場合、ワイパーアームは自由端部に固定されたワイパー シート１８と一緒に、伝動駆動袋！！１４に所属する揺動軸２ｏを中心に第１図 に示す二重矢印２２に相応して２つの反転位置間で揺動運動する。一方の反転位 置は第１図に実線によって描かれているのに対して、他方の反転位置は破線で描 かれて符号１ｇ’で示されている。揺動運動中、拭き取ろうとするフロントガラ スｌＯに接しているワイパーシート１８には揺動軸２ｏに対して半径方向に向い た移動運動が生ぜしめられ、従って、ワイパーシート１８によって拭かれる拭き 取り部分２４は円弧セグメントと異なる形である。このように作動するワイパー 装置は最近、拭こうとするガラスのできるだけ大きな部分を唯一のガラスワイパ ーによって拭き取りたいところで用いられる。特に揺動軸から離れた角隅も拭き 取りたい。これとは無関係に、前述のように作動するワイパー装置の使用が１枚 の自動車ガラスに並べて配置された複数、特に２つのワイパー装置を配属する場 合にも考えられる。この場合、両方のワイパー装置の伝動駆動装置はワイパー装 置に所属するワイパーシートが最適に見られる拭き取り部分を撫でるように構成 される。

第１図に基づくワイパー装置１２の第２図に示す原理図においては、ワイパーア ーム１６は第１図に実線で示す運転位置にある。伝動駆動装置１４は第２図に詳 細に示しである。第２図に示すように、揺動軸２゜はフレームに不動に支承され た揺動軸によって構成されている。揺動軸２０には揺動レバー３０が取り付けら れており、揺動レバーの自由端部には押し棒３２の一方の端部が枢着されている 。押し棒３２の他方の端部はクランク３４にヒンジ結合されており、クランクハ 駆動ユニット３８の出力軸３６に固定されている。

駆動ユニット３８の出力軸３６が矢印４０の方向に回転すると、クランク３４が 連行されかつ揺動レバー３０が押し棒３２を介して揺動運動させられる。その際 、揺動輪２０に堅く結合された揺動レバー３０は揺動軸２０を連行する。揺動軸 ２０に有効な揺動角はワイパーアーム１６若しくはワイパーシートＩ８の旋回角 と合致している。伝動駆動装置１４は次のように構成されている：伝動駆動装置 は、揺動軸２０に対して同心的にフレームに固定された歯５０を有しており、歯 は揺動軸２０に向けられている。揺動軸２０には、第２図から第４図に一点鎖線 で示す案内部材５２が取り付けられている。案内部材５２は２つの滑り支承部５ ４を何しており、滑り支承部は揺動軸２０に関連して半径方向に互いに間隔を置 いて配置されている。滑り支承部５４はワイパーアーム１６を受容するために役 立っており、ワイパーアームは滑り支承部５４内を長手方向に移動可能である。

ワイパーアーム１６には押し棒５６の一方の端部が枢着されており、押し棒の他 方の端部は制御クランク５８にヒンジ的に結合されている。制御クランク５８は 、案内部材５２内に回転可能に支承されたピン６０に取り付けられている。さら にビン６０には小歯車６２が堅く結合されている。案内部材５２は揺動レバー６ ３を備えており、揺動レノく−は揺動軸２０を越えて延びていて歯車６４に回転 可能に支承されており、歯車は歯５０と間接に協働する。両方の歯車６２及び６ ４は、第７図に部分的に示した無端の歯付きベルト６６によって互いに作用結合 されており、歯付きベルトは両側に歯６８若しくは７０を有している。歯付きベ ルト６６は無端に構成されているので、歯付きベルトの内側及び外側の歯が生じ る。歯付きベルト６６は両方の歯車６２及び６４の回りに歯車を部分的に巻き掛 けるように配置され、歯車６２及び６４に係合している。歯車６４の配置は歯付 きベルト６６の外歯がフレームに対して不動の歯５０とかみ合うように行なわれ る。歯車６２．６４の回転軸は揺動輪２０の軸線に対して平行に位置している。

伝動駆動装置１４の伝動比は歯車若しくは小歯車６２の歯数及び歯５０の有効な 歯数によって規定される。歯車６４は伝動にもっばら、伝動比を規定することの ない中間歯車としての影響しか及ぼさない。

以下にワイパー装置の運転を第２図から第４図に基づき説明する。この場合、ワ イパー装置の駆動は駆動装置３８によって行なわれ、出力軸３６が矢印４０の方 向に回転しかつワイパーアームが第２図に示す揺動・反転位置から矢印７０の方 向に旋回させられる。従って、駆動ユニット３８の運転の導入によってワイパー アーム１６が矢印７０の方向に揺動し、この場合ワイパーアームは揺動軸２０に 堅く結合された案内部材５２によって連行される。案内部材５２によって揺動レ バー６３も矢印７２の方向へ旋回させられる。この場合、歯車６４は歯５０と係 合する歯付きベルト６６内を転動し、矢印７４の方向に回転する。この運動は歯 付きベルト６６を介して第２の歯車６２若しくはピン６０に伝達され、ここから ビン６０に堅く結合されたクランク５８を介して押し棒５６に達する。クランク ５８及び押し棒５６が押し棒クランク伝動装置を形成しているので、ワイパーア ーム１６に揺動軸２０に関連して半径方向外側へ向けられた移動運動が生ぜしめ られ、この移動運動は二重矢印７４の一方の方向に行なわれる。伝動装置４０の 伝動は、ワイパーアーム１６の旋回角度が第２図に示す反転位置に関連して所定 の値に達した場合に移動運動が中止されるように選ばれている。これは実施例で はワイパーアーム１６がガラスｌＯの左上側の角隅に向いた場合である。次いで 、クランク５８は第３図に示す運転位置で半回転される。ワイパーアーム１６の 長手方向移動運動の距離は第２図に符号７８で表わしである。この距離はクラン ク５８と押し棒５６との間のヒンジ点の回転する経過日８０の直径に相応してい る。ワイパーアーム１６が引き続き旋回させられる　（第３図に同じく矢印７０ によって示しである）と、ワイパーアーム１６は押し棒クランク伝動装置５８． ５６を用いてふたたび内側へ引っ張られ　（二重矢印７４）、第４図に示す位置 を占める。この位置ではクランク５８は完全にもとへ回転して戻されている。ワ イパーアーム１６若しくはワイパーアームに取り付けられたワイパーシート１８ は揺動輪に対して同じく経過日８０の直径に相応する寸法７８だけ動かされてい る。

ワイパーアーム１６の第４図の矢印７０の方向への引き続く揺動運動に際して、 上に述べた運動経過が繰り返され、ワイパーアーム１６及びワイパーアームに取 り付けられたワイパーシート１８が第１図に破線で描き符号８′で示し几位置に 存在することは明らかである。このことは戻り揺動運動（第１図、二重矢印）に 際しても当てはまる。

第５図及び第６図にはワイパーアームの伝動駆動装置１４が具体的に示しである 。目下の運転位置は第４図に示した運転位置に相応している。この場合、第２図 から第４図に概略的に示された構成部材は第２図から第４図で用いられた符号に １００を加えた符号を付・　けである。第５図及び第６図から明らかなように、 揺動軸１２０に同軸的な歯１５０はフレームに固定の小鉢状のケーシング１５］ の側壁に取り付けられている部１５３を貫通してこの底部内に支承されている。

必然的にすでに前に述べたことからケーシング１５１゜１５３がフレームに不動 に配置されていることは明らかである。さらに特に第６図に示しであるように、 案内部材１５２に支承された歯車１６２は、案内部材１５２に回転可能に支承さ れかつ両側で案内部材＋５２から突出するピン１６０に取り付けられている。回 転ピン１６０の一方の端部には歯車１６２が固定されているのに対して、回転ピ ン】６０の他方の端部には回転するクランク１５８が堅く結合されている。別の 歯車１６４は回転ピン１６５に固定されており、この回転ピン１６５は回転可能 に揺動レバー１６３に支承されている。無端の歯付きベルト１６６が両方の歯車 １６２．１６４を巻き掛けており、この場合内歯６８が両方の歯車と係合してい る。歯付きベルト１６６の外歯７０はケーシング壁１５１の歯＋５０に係合して いる。回転ピン１６５、ひいては歯車１６４の配置は、歯１５０の頭部内と歯車 １６４の頭部内との間隔が歯付きベルト１６６のベルト厚さ１６７に合わせて規 定されるように（第７図）、行なわれる。

特に第５図及び第６図から明らかなように、回転ピン１６０の位置は広い範囲内 で変動可能であってかつ所定の構造的な要求に適合される。もっばら歯付きベル ト１６６の長さが所与に適合されることが重要である。従って、例えば両方の回 転ピン１６０，１６５間の軸間隔が変えられる。このことも所定の要求に基づき 、回転ピン１６０若しくは１６５の少なくとも一方が揺動軸１２０の軸線を交差 しかつそれを越えて案内部材５２若しくは１５２の滑り支承部５４の同列軸内に 位置する半径の横に設置される場合に有利である。

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Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．自動車の窓ガラスのためのワイパー装置であって、ワイパーアームを有して おり、ワイパーアームが押し棒クランク伝動装置を用いて揺動軸に対して半径方 向に移動可能に、揺動駆動される案内部材に案内されていて自由端部に、拭こう とする窓ガラスに接触させられたワイパーシートを保持しており、案内部材が揺 動軸を越えて延びる揺動レバーを有しており、揺動レバーに歯車が回転可能に支 承されており、歯車の回転軸が揺動軸に対して平行に位置しており、歯車が揺動 軸に対して同心的にフレームに固定された歯と協働するようになっている形式の ものにおいて、歯車（６４若しくは１６４）が両側に成形歯（６８，７０）を有 する歯付きベルト（６６若しくは１６６）によって部分的に巻き掛けられており 、歯付きベルトの一方の外側の成形歯（７０）がフレームに固定の歯（５０若し くは１５０）とかみ合いかつ歯付きベルトの他方の内側の歯（６８）が第１の歯 車（６４若しくは１６４）とかみ合っており、さらに内側の歯（６８）が、案内 部材（５２若しくは１５２）に回転可能に支承され歯付きベルト（６６若しくは １６６）によって部分的に巻き掛けられた第２の歯車（６２若しくは１６２）に 係合しており、この歯車が押し棒クランク伝動装置（５６，５８）に所属するク ランク（５８）に堅く結合されていることを特徴とする自動車の窓ガラスのワイ パー装置。
2. ２．歯（５０若しくは１５０）がフレームに固定の小鉢状のケーシング（１５１ ，１５３）の側壁に配置されており、ケーシングの底部（１５３）が揺動軸を有 し揺動駆動される軸（２０，１２０）によって貫通されている請求の範囲第１項 記載のワイパー装置。
3. ３．揺動軸（１２０）がケーシングの底部（１５３）に揺動可能に支承されてい る請求の範囲第２項記載のワイパー装置。
4. ４．第２の歯車（６２若しくは１６２）が案内部材（５２若しくは１５２）に支 承されこの案内部材を貫通する軸ピン（１６０）の一方の端部に堅く結合されて おり、軸ピン（１６０）の他方の端部にクランク（１５８）が固定されている請 求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記載のワイパー装置。
5. ５．歯（１５０）の頭部内と第１の歯車（１６４）の頭部内との間の間隔が歯付 きベルト（６６）のベルト厚さ（１６７）に合わせて規定されている請求の範囲 第１項から第４項までのいずれか１項記載のワイパー装置。
6. ６．歯車（６２，６４若しくは１６２，１６４）の回転軸の少なくとも１つがワ イパーアーム（１６）の案内（５４）から出発して揺動軸（２０）と交差する半 径の横に位置している請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載のワ イパー装置。