JPS5927740B2 - 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 - Google Patents
工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法Info
- Publication number
- JPS5927740B2 JPS5927740B2 JP51047367A JP4736776A JPS5927740B2 JP S5927740 B2 JPS5927740 B2 JP S5927740B2 JP 51047367 A JP51047367 A JP 51047367A JP 4736776 A JP4736776 A JP 4736776A JP S5927740 B2 JPS5927740 B2 JP S5927740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- slag
- calcium carbonate
- curable composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は天然産の安価な炭酸カルシウム、または工業廃
棄物として堆積されている炭酸カルシウムを用い、性能
のすぐれた、建材、モルタル、塗料、ヘドロ硬化剤など
を製造しうる技術の開発を目的として検討の結果得られ
たものである。
棄物として堆積されている炭酸カルシウムを用い、性能
のすぐれた、建材、モルタル、塗料、ヘドロ硬化剤など
を製造しうる技術の開発を目的として検討の結果得られ
たものである。
このような炭酸カルシウムを含む廃滓としては鉱山等の
酸性液の消石灰による処理に際し沈降する炭酸カルシウ
ム、または消石灰を塩素化して次亜塩素酸カルシウム溶
液を製造する際、沈降する炭酸カルシウム等が挙げられ
る。
酸性液の消石灰による処理に際し沈降する炭酸カルシウ
ム、または消石灰を塩素化して次亜塩素酸カルシウム溶
液を製造する際、沈降する炭酸カルシウム等が挙げられ
る。
こ吋こ用いる高炉水滓、フライアッシュ、焼却場の灰は
いずれも潜在水硬性を有するもので、活性なCaイオン
の存在のもとて硬化反応をおこすものである。
いずれも潜在水硬性を有するもので、活性なCaイオン
の存在のもとて硬化反応をおこすものである。
したがって該硬化促進骨材中にて、これら潜在硬化性を
有するものは、炭酸カルシウム、アルミニウム化合物と
、その詳細は不明であるが、反応していると思われる、
すなわち炭酸カルシウムを含む廃滓に、高炉水滓のみ、
あるいはフライアッシュのみ、または高炉水滓とフライ
アッシュの混合物を加えても、また一方粘土などアルミ
ニウム化合物のみを加えても、バインダーと混合して得
た硬化物は極めて強度の弱いものしか得られない。
有するものは、炭酸カルシウム、アルミニウム化合物と
、その詳細は不明であるが、反応していると思われる、
すなわち炭酸カルシウムを含む廃滓に、高炉水滓のみ、
あるいはフライアッシュのみ、または高炉水滓とフライ
アッシュの混合物を加えても、また一方粘土などアルミ
ニウム化合物のみを加えても、バインダーと混合して得
た硬化物は極めて強度の弱いものしか得られない。
またその反応性を示すものとして、該硬化促進骨材配合
より、高炉水滓、フライアッシュをのぞき、代りに、バ
インダーとして、高炉セメント、フライアッシュセメン
トを混合し、全体として同配合になるように計算し配合
を行なっても、強度の弱いものしか得られないことが判
明している。
より、高炉水滓、フライアッシュをのぞき、代りに、バ
インダーとして、高炉セメント、フライアッシュセメン
トを混合し、全体として同配合になるように計算し配合
を行なっても、強度の弱いものしか得られないことが判
明している。
すなわち本発明はこ\にのべた、−(1)炭酸カルシウ
ム又はそれを含む工業廃棄物、(2)高炉水滓および/
またはフライアッシュ、および/または焼却場灰 (3)粘土なでアルミニウム化合物− の3者を予め配合し、熟成反応せしめることが重要で、
このようにして製造した硬化促進骨材はセメント、ケイ
酸アルカリバインダーと反応し、加熱硬化可能で、常温
において早強性を有する、硬化性組成物を得るという発
明に基づいたものである。
ム又はそれを含む工業廃棄物、(2)高炉水滓および/
またはフライアッシュ、および/または焼却場灰 (3)粘土なでアルミニウム化合物− の3者を予め配合し、熟成反応せしめることが重要で、
このようにして製造した硬化促進骨材はセメント、ケイ
酸アルカリバインダーと反応し、加熱硬化可能で、常温
において早強性を有する、硬化性組成物を得るという発
明に基づいたものである。
高炉水滓などの配合を50−300重量部と限定したの
は、之れ以上でも以下でも、硬化性能悪く、粘土などア
ルミニウム化合物を5−80重量部としたのは、5重量
部以下では効果少なく、以上では硬化物の強度が逆に低
下するとともに添加するものにより耐火性が低下するか
らである。
は、之れ以上でも以下でも、硬化性能悪く、粘土などア
ルミニウム化合物を5−80重量部としたのは、5重量
部以下では効果少なく、以上では硬化物の強度が逆に低
下するとともに添加するものにより耐火性が低下するか
らである。
粘土としては、ベントナイト、カオリンがよく、その他
一般粘土、シラスなどでもよいが、石英粉末、シリカ粉
末のみにては不可である。
一般粘土、シラスなどでもよいが、石英粉末、シリカ粉
末のみにては不可である。
この場合には酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、
を加えなければならない。
を加えなければならない。
ベントナイトは保水力をもち、カオリン、アルミニウム
化合物は端欠けの防止を特徴としているので両者を混合
することが好ましいが、粘土の大量使用は硬化物の耐水
性を劣化させる。
化合物は端欠けの防止を特徴としているので両者を混合
することが好ましいが、粘土の大量使用は硬化物の耐水
性を劣化させる。
アルミナ、水酸化アルミニウムは硬化物の早強性に寄与
する。
する。
更に早強性をあけるために、Mg0H,MgO。
MgSO4も効果がある。
こメにいうセメントとはポルトランドセメント、白セメ
ント、アルミナセメント、マグネシャセメントをいい、
ケイ酸アルカリとは、ケイ酸ソーダ、ケイ酸カリ、ケイ
酸リチウム、コロイダルシリカなどをいう。
ント、アルミナセメント、マグネシャセメントをいい、
ケイ酸アルカリとは、ケイ酸ソーダ、ケイ酸カリ、ケイ
酸リチウム、コロイダルシリカなどをいう。
また、同時に、PVA、ポリエチレングライコール、C
MC,メチルセルローズ、水浴性ゴム、シリコンエマル
ジョン、パラフィンエマルジョンを添加することも差支
えない。
MC,メチルセルローズ、水浴性ゴム、シリコンエマル
ジョン、パラフィンエマルジョンを添加することも差支
えない。
また顔料の添加も、川砂の混合も発泡剤による発泡も可
能である。
能である。
このようにして得られた硬化物は、単独または金属、木
材その他の材料と組合わせて、各種工業用板、建材に利
用しうるほか、モルタル、ヘドロの硬化などに使いうる
。
材その他の材料と組合わせて、各種工業用板、建材に利
用しうるほか、モルタル、ヘドロの硬化などに使いうる
。
以下本発明の実施例を示す。
まず本実施例に用いた炭酸カルシウムを含む工業焼滓、
高炉水滓、フライアッシュ、焼却場灰の分析値は次のご
とくである。
高炉水滓、フライアッシュ、焼却場灰の分析値は次のご
とくである。
炭酸カルシウムを含む焼滓 100重量部高炉水滓
100 〃ベントナイト
5 〃アルミナ
5 //水
40 〃以上をボールミルにて1時間混合後、陶器の容
器に入れ、シートをかぶせて25℃3日間熟成反応せし
める。
100 〃ベントナイト
5 〃アルミナ
5 //水
40 〃以上をボールミルにて1時間混合後、陶器の容
器に入れ、シートをかぶせて25℃3日間熟成反応せし
める。
これに次の配合の白セメント 25
重量部アスベスト 15 〃水
30ttセメントス
ラリーを混合。
重量部アスベスト 15 〃水
30ttセメントス
ラリーを混合。
流し込み成形。90℃で60分加熱した、得られた硬化
物の性能は表6に示す。
物の性能は表6に示す。
実施例 2
重炭酸カルシウム 100重量部フライアッ
シュ 80 〃ベントナイト
5 〃カオリン
5 〃水酸化マグネシウム 5 〃水
50 〃熟成反応は
実施例1と同じく行なう。
シュ 80 〃ベントナイト
5 〃カオリン
5 〃水酸化マグネシウム 5 〃水
50 〃熟成反応は
実施例1と同じく行なう。
用いるセメントスラリーは
ポルトランドセメント 50重量部アスベスト
10 〃シリコンエマルジョン
2 〃(信越シリコン ポロンC) CMC2tt 水 50重量部混合後、流
し込み成形、常温5日後の性能を表6に示す。
10 〃シリコンエマルジョン
2 〃(信越シリコン ポロンC) CMC2tt 水 50重量部混合後、流
し込み成形、常温5日後の性能を表6に示す。
実施例 3
炭酸カルシウムを含む焼滓 100重量部高炉水滓
300 〃ベントナイト
20 〃カオリン
30 〃水 50
〃熟成反応はニーダ−にて30分ニーディングをする
方法をとった。
300 〃ベントナイト
20 〃カオリン
30 〃水 50
〃熟成反応はニーダ−にて30分ニーディングをする
方法をとった。
セメントスラリーは、アルミナセメント
20重量部アスベスト 10 〃
メチルセルローズ 5 〃水
55 〃両者混合後、真
空押し出しで成形。
20重量部アスベスト 10 〃
メチルセルローズ 5 〃水
55 〃両者混合後、真
空押し出しで成形。
80℃60分加熱した。
性能を表6に示す。実施例 4
炭酸カルシウムを含む焼滓 100重量部焼却場の灰
30 〃高炉水滓
80 〃シ ラ ス
20 〃ベントナイト
8 〃水 60重量部
熟成反応は前実施例同様。
30 〃高炉水滓
80 〃シ ラ ス
20 〃ベントナイト
8 〃水 60重量部
熟成反応は前実施例同様。
セメントスラリーは、ケイ酸ソーダ 1
00重量部水 50
〃混合物を流し込みプレス成形後180℃、10分
加熱硬化させる。
00重量部水 50
〃混合物を流し込みプレス成形後180℃、10分
加熱硬化させる。
Claims (1)
- 1 炭酸カルシウムまたは、炭酸カルシウムを含む工業
廃滓100重量部(固形分換算)に対し、高炉水滓およ
び/またはフライアッシュ、および/または焼却場の灰
50−300重量部を加え、更に粘土、アルミナ、アル
ミナ水和物、水酸化アルミニウムのうち1種または2種
以上を5〜80重量部添加し、水を加えまた加えずして
混合し、得た生成物を硬化促進骨材とし、これにセメン
トスラリー、またはケイ酸アルカリバインダーを加えて
なる工業廃滓利用硬化性組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51047367A JPS5927740B2 (ja) | 1976-04-25 | 1976-04-25 | 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51047367A JPS5927740B2 (ja) | 1976-04-25 | 1976-04-25 | 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52129729A JPS52129729A (en) | 1977-10-31 |
JPS5927740B2 true JPS5927740B2 (ja) | 1984-07-07 |
Family
ID=12773128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51047367A Expired JPS5927740B2 (ja) | 1976-04-25 | 1976-04-25 | 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927740B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146417U (ja) * | 1986-03-08 | 1987-09-16 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58109178A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-29 | Nippon Jiryoku Senko Kk | ソ−ダ灰脱硫スラグの処理方法 |
WO2000075384A1 (en) * | 1999-06-03 | 2000-12-14 | Nu-Rock Corporation S.A.R.L. | Process of agglomerating particulate waste material |
JP4431765B2 (ja) * | 2001-12-31 | 2010-03-17 | 株式会社千石 | 主として産業廃棄物を利用したコンクリートおよびコンクリート製品の製造方法 |
CN107226683A (zh) * | 2017-05-14 | 2017-10-03 | 长兴县煤山工业炉料有限公司 | 一种中间包干式料及其制备方法 |
PL233257B1 (pl) * | 2017-06-28 | 2019-09-30 | Akademia Gorniczo Hutnicza Im Stanislawa Staszica W Krakowie | Alkalicznie aktywowane spoiwo żużlowe |
PL233256B1 (pl) * | 2017-06-28 | 2019-09-30 | Akademia Gorniczo Hutnicza Im Stanislawa Staszica W Krakowie | Sposób wytwarzania granulowanego kruszywa aktywowanego alkalicznie |
CN110181689A (zh) * | 2019-05-08 | 2019-08-30 | 北京城建九混凝土有限公司 | 一种混凝土搅拌站废料回收系统的操作工艺 |
-
1976
- 1976-04-25 JP JP51047367A patent/JPS5927740B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62146417U (ja) * | 1986-03-08 | 1987-09-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52129729A (en) | 1977-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Pacheco-Torgal et al. | Investigations on mix design of tungsten mine waste geopolymeric binder | |
KR20130115196A (ko) | 폐알루미늄 분진과 유동층상 보일러의 비산재를 이용한 아우인계 시멘트 조성물 및 그 제조방법 | |
WO2014004943A1 (en) | Dry mix for composite cement | |
JP3366617B2 (ja) | 可塑性注入材 | |
JPS5927740B2 (ja) | 工業癈滓利用硬化性組成物の製造方法 | |
WO1980002419A1 (en) | Hydraulic inorganic composition | |
JPH066499B2 (ja) | セメント用急結剤 | |
JP6694313B2 (ja) | 速硬コンクリートの製造方法 | |
JP6985177B2 (ja) | 水硬性組成物及びコンクリート | |
JPH01298050A (ja) | セメント用急結剤 | |
CN116964019A (zh) | 地聚合物固化物的制造方法、地聚合物固化物、地聚合物组合物的制造方法、及地聚合物组合物 | |
JP2010083726A (ja) | セメント系材料 | |
JP2016204578A (ja) | 高含水土用固化材および高含水土の固化処理方法 | |
JP7312385B1 (ja) | コンクリート組成物の製造方法、及び、コンクリートの製造方法 | |
JP3025401B2 (ja) | 水和硬化体の製造法 | |
RU2148044C1 (ru) | Композиция для изготовления ячеистого материала | |
JP2003146725A (ja) | 水硬性組成物 | |
JP7064660B1 (ja) | 水硬性硬化体の製造方法 | |
JP7260705B1 (ja) | 水硬性材料用硬化促進材、セメント組成物、及び硬化体 | |
JPS6050738B2 (ja) | 高硫酸塩スラグセメント及びその製法 | |
JP2007176743A (ja) | 中性化抑制用モルタル又はコンクリート混和材、鉄筋モルタル又はコンクリートの防錆方法 | |
JP2000086312A (ja) | 水和硬化体 | |
WO2017089899A1 (en) | Chemically activated cement using industrial waste | |
JP4948724B2 (ja) | 不焼成セメント硬化体およびその製造方法 | |
JP2002087867A (ja) | セメント材料の製造方法 |