JPS5927285Y2 - ストラツドシヨツクアブソ−バ - Google Patents

ストラツドシヨツクアブソ−バ

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Publication number
JPS5927285Y2
JPS5927285Y2 JP1976053312U JP5331276U JPS5927285Y2 JP S5927285 Y2 JPS5927285 Y2 JP S5927285Y2 JP 1976053312 U JP1976053312 U JP 1976053312U JP 5331276 U JP5331276 U JP 5331276U JP S5927285 Y2 JPS5927285 Y2 JP S5927285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shock absorber
ring
bearing
strut
outer shell
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976053312U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52145290U (ja
Inventor
治 菅沼
貞行 大野
俊彦 日高
Original Assignee
カヤバ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カヤバ工業株式会社 filed Critical カヤバ工業株式会社
Priority to JP1976053312U priority Critical patent/JPS5927285Y2/ja
Publication of JPS52145290U publication Critical patent/JPS52145290U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 ストラットショックアブソーバはそのアウターシェルが
懸架機構の重要な構成要素になっているために充分な剛
性を保持させていると共に、そのアウターシェルにおけ
るナックルスピン)’#カ%殊な加工を必要とする等の
理由により通常のショックアブソーバよりもかなり高価
なものになっている。
ところがアウターシェル自身は使用可能であっても、シ
ョックアブソーバとしての機能が減退した場合には、ア
ウターシェルをも含めたショックアブソーバ全体を取換
えなければならなくなり、きわめて不経済となる。
そこでンヨツクアプソーバとしての機能が減退した場合
に、アウターシェルはその11にして、その内部構造だ
けを取換えることが従来から行われていた。
すなわち従来は、当該ショックアブソーバをメーカーサ
イドで完全に組付ける一方、アウターシェルの内部構造
をカートリッジ化したものを別個に用意し、そのカート
リッジをもって取換え可能にしていたが、メーカーサイ
ドで組付ける際に使用するリングナツトと上記カートリ
ッジに使用するリングナツトとを別個に用意しなければ
ならなかった。
なんとなれば従来は上記組付は用のリングナツトにはオ
イルシールを一体的に組込んであるとともに、カートリ
ッジ内のオイルの漏洩を防止し、かつ外部からのダスト
がカートリッジ内のオイルを汚染しないように、カート
リッジ側にも別個のオイルシールを設けているためであ
る。
このように別個のリングナツトを用意しなければならな
いという不経済を回避するために、たと、tばメーカー
mH用のもののベアリングにオイルシールを組込むこと
も考えられるが、この場合にはベアリングのコストアッ
プとなるばかりか、ベアリングの多くが焼結金属からな
ることもあってオイルの浸出が不可避なので、その解決
策とはなりえない。
この点を考慮して本出願人は、オイルシールをベアリン
グに組み込むことなく、筒形のパツキンケース内にベア
リングとオイルシールとを順次に収容してショックアブ
ソーバを構成し、これをストラット用アウターシェル内
に収納しリングナツトの介在の下に固定し得るようにし
て組み付は用のものにもカートリッジ用のものにも上記
リングナツトを共用し5るストラットショックアブソー
バを特願昭50−149285号(特開昭52−732
84号)の出願において明らかにした。
上記出願に係るショックアブソーバの最大の問題点は、
例えば国内用車と輸出用車とでストラット用アウターシ
ェルのサイズが異なることである。
即ち、リングナツトの内径が大きい輸出用車のものに国
内車用に使用するカートリツジンヨツクアプソーバを組
み込んだ場合には、当該カートリッジとリングナツトと
の間に隙間が生じて使用に耐ええないことになり、その
ために、輸出用向けの特別のカートリッジを別に設けな
ければならず、不経済となる。
また、カートリッジショックアブソーバのベアリング外
周位置においてストラット用アウターシェルに固定支持
させて横荷重等を支承する場合には、組付けに際してピ
ストンロッドとベアリングとの間の摺動抵抗に影響の出
ないようにするために高度な組立及び加工上の精度が要
求されていた。
上記の点を解決したのがこの考案で、以下には図示の実
施例について説明する。
ストラット用アウターシェルa内に組み込むカートリッ
ジショックアブソーバcは、シリンダ1の上端に、ロッ
ド2を支持するベアリング3をはめ着けている。
このベアリング3はその一部をシリンダ1の上端の内部
に向は突出させるとともに、その突出部の上方部分の外
径をシリンダ1の外径よりも犬としている。
ベアリング3の上記大径部において筒状パツキンケース
4の下端をかん着し、さらにこのパツキンケース4の下
端外周にはアウターチューブ5をかん着しているもので
、この状態においてシリンダ1とアウターチューブ5と
の間に環状油室6が形成される関係にしている。
上記パツキンケース4はその上端をやや小径にするとと
もに、このケース4内であってベアリング3の上方にオ
イルシール7を組み込むことにより、単体としてのカー
トリッジショックアブソーバCを構成している。
なお図中符号8はベアリング3とロッド2間に設ケたブ
ツシュ、9はベアリング3に形成した環流孔で、この環
流孔9はベアリング3から浸出した油を環状油室6に流
出させるためのものである。
前記アウターシェルaの上端にはリングナツト10が螺
合されるが、このリングナツト10内には板巻リング1
1がはめ込1れている。
この板巻リング11は弾性材で形成され、かつその外径
りをリングナツト10の内径よりやや大きくするととも
に、その側面に軸線に平行な切欠部14を形成している
うしたがってとの板巻リング11をリングナツト10内
に強制的に挿入すれば、当該リング11はリングナツト
10内にぴったりと固定されその脱落が防止される。
このようにリングナツト10内に板巻リング11を挿入
した状態において、カートリッジショックアブソーバC
の前記パツキンケース4が板巻リング11にぴったりと
は1り合う関係にしている。
しかもとの板巻リング11がパツキンケース4に接触す
る位置はちょうどオイルシール7に対応することになる
換言すれば、カートリッジショックアブソーバCのアウ
ターシェルaによる上側支点は、ピストンロッド2に関
し通常高精度の隙間寸法が要求されるベアリング3の外
周から、軸方向に難れたオイルシール7の外周に位置す
ることになるから、パツキンケース4の撓み剛性とオイ
ルシール7の弾性とによシ半径方向の寸法精度について
比較的自由が許容されることになる。
従って、これ等着脱組立各部の製作に当り、すングナッ
ト10の内径や、リングナツト10とアウターシェルa
とのネジ加工精度及び板巻リング11の厚さ等の寸法精
度上の誤差がある程度あっても支障なく組付けることが
できると共に、仮りにこれ等寸法上の累積誤差を伴なう
ことになってもベアリング3を外周から締め付けること
がないから、ピストンロッド2とベアリング3との間の
摺動抵抗を異常に増大させるようなことがなく、円滑な
作動性を保証することができるのである。
更ニマた、ショックアブソーバの作動中′において偏荷
重が作用する場合においても、筒状パツキンブース4と
ベアリング3及び板巻リング11による柔構造のために
ピストンロッド2とベアリング3との摺動品におけるな
じみ性がよく追従することができてカジリを起こすこと
もなく、lた円滑な作動性能を発揮することができるの
である。
なお、上記板巻リング11は、第3図に示すように、そ
の下側にフランジ12を形成し、あるいは当該リング1
1の外側に、リングナツト10内に形成の凹部には1り
合う凸部13を形成してもよい。
上記のようにフランジ12を形成した場合には。
当該リング11の挿入位置を定めるのが容易になり、ま
た凸部13を形成した場合には、位置決めが容易である
とともに脱落防止にもなるものである。
以上の説明から明らかなように、この考案のショックア
ブソーバによれば、リングナツト内に板巻リングを挿入
するようにしたので、リングナツトそれ自体の内径に対
して小径なカートリッジショックアブソーバをも支障な
く使用しえ、径が異なるごとにストラット用アウターシ
ェルやリングナツト等を各別に設ける必要がないもので
ある。
また、筒形ハラキンブース内にピストンロッドのベアリ
ングとオイルシールとを軸方向に配置して納め、オイル
シールに対応するパツキンブース外周部とリングナツト
内周部間に板巻リングを介在させてストラット用アウタ
ーシェルに支持させたので、カートリッジショックアブ
ソーバの上側支持点が半径方向寸法に関する柔構造とな
って当該取付各部における累積誤差を吸収し得るから加
工寸法精度上楽に製作することができると共に、組付時
にもベアリング部の適正な摺動抵抗を保証し得られて円
滑な作動性を維持することができ、更に、作動中におい
てショックアブソーバに偏荷重が作用してもベアリング
はこれに追従して吸収することができピストンロッドと
の間のカジリを防止し得て不具合を生じない、等の効果
を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図はアウタ
ーシェルにカートリッジショックアブソーバを組み込ん
だ状態における要部の縦断面図、第2図は板巻リングの
平面図、第3図、第4図はそれぞれ他の実施例を示す第
1図P部に相当する縦断面図である。 4・・・パツキンブース、5・・・アウターチューフ、
10・・・リングナツト、11・・・板巻リング、a・
・・アウターシェル、C・・・カートリッジショックア
ブソーバ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒状パツキンケース内にピストンロッドのベ
    アリングとオイルシールとを順次軸方向に配置して収容
    し、このベアリング外周部をシリンダ端部に嵌合固着し
    てなるカートリッジショックアブソーバをストラット用
    アウターシェル内に収納し、当該アウターシェル上端に
    螺着してショックアブソーバの軸方向位置を規制するリ
    ングナツトを設けをと共に、これと上記パツキンケース
    のオイルシール外周位置との間に板巻リングを介装し、
    上記ベアリングとピストンロッドとの摺動面における支
    承荷重をパツキンケースを介してアウターシェルに伝え
    るよう構成したことを特徴とするストラットショツクア
    ブソ(2)前記板巻リングは弾性材で形成され、かつ前
    記リングナツトの内径より張代分だけ径を大きくすると
    ともに、その所要部に軸線に平行な切欠部を設けた実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のストラフ)ショックア
    ブソーバ。 (3)前記板巻リングの下側にフランジを形成してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のストラ
    ットショックアブソーバ。 (4)前記リングナツトと板巻リングとのいずれか一方
    に凸部を、他方に凹部を形成し、それら凸部と凹部とが
    互いにば1りあう関係にした実用新案登録請求の範囲第
    1項又は第2項又は第3項記載のストラットショックア
    ブソーバ。
JP1976053312U 1976-04-30 1976-04-30 ストラツドシヨツクアブソ−バ Expired JPS5927285Y2 (ja)

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JPS52145290U JPS52145290U (ja) 1977-11-04
JPS5927285Y2 true JPS5927285Y2 (ja) 1984-08-08

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ID=28512362

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356193B1 (ko) * 1997-12-17 2003-08-19 주식회사 만도 쇽업소버의 성능을 튜닝하기 위한 장치
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1316270A (en) * 1969-07-25 1973-05-09 Girling Ltd Vehicle suspension units
JPS4919523A (ja) * 1972-06-14 1974-02-21

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JPS4919523A (ja) * 1972-06-14 1974-02-21

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