JPS592676Y2 - 筐体容器 - Google Patents

筐体容器

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JPS592676Y2
JPS592676Y2 JP16775979U JP16775979U JPS592676Y2 JP S592676 Y2 JPS592676 Y2 JP S592676Y2 JP 16775979 U JP16775979 U JP 16775979U JP 16775979 U JP16775979 U JP 16775979U JP S592676 Y2 JPS592676 Y2 JP S592676Y2
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JP
Japan
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piece
line
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fold line
bent piece
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JP16775979U
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JPS5684965U (ja
Inventor
末人 安藤
Original Assignee
十條セントラル株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筐体容器に係り、さらに詳細には柔軟なポリエ
チレン等の中袋とともに使用して液体を内部に収容する
に適した筐体容器に関するものである。
最近液体用容器に従来のびんに代わって紙製の使い捨て
容器が広く採用されているが、日本酒等を入れる容器で
1升びんに代わる大型のものとしては中身の重量が大き
いことによる運搬、保管時の耐久性と、開封して一度に
使い切るものではなく、ある程度の期間にわたって継続
して使用するに耐える堅牢さが要求される。
特に中袋とともに使用する場合にはその多くが中袋の注
ぎ口を使い易さを考慮して容器外に突出させているため
に、注ぎ口が外れやすいという欠点があった。
本考案は、上述の欠点を解消するもので、注ぎ口を容器
に固定する挟持片を2重にすることによって注ぎ口が外
れることを防止し、さらに筐体を組み立てるに際して、
一切接着剤を使用せずに手組み式にしているため、のり
付は作業を省くことができるので、コストを抑さえ手間
を省くことのできる優れた筐体容器を提供するものであ
る。
以下、添付図面を参照して本考案を詳細に説明する。
図は本考案の一実施例を説明するもので、図において全
体を符号1で示すものは筐体容器であり、1枚の厚紙か
ら打ち抜かれて形成されている。
前記筐体容器(以下単に筐体と称す)は第1図に示す如
く、折線2,3.4を介して連続する4枚の側板5,6
,7,8.を有し、前記側板5の外方端には折線9を介
して細長い台形状ののり代10がその全長にわたって連
続して形成されている。
側板5と7゜6と8とはそれぞれ等しい幅を有し、かつ
側板5,7は側板6,8より幅広である。
この側板5の下端には折線11を介して盃状の新曲片1
2が連続して形成されており、この折曲片12の自由端
部の矩形状部を12aとすると、この矩形状部12 a
を除く折曲片12の長さは前記側板6,8の幅の+に等
しい。
この側板5の上端には前記折線9から中央部近傍にかけ
て前記折線11と平行な折線11 aを介して四辺形状
の折曲片13が連続して形成され、この折曲片13の上
方には前記折線11 aと平行な折線14を介して折曲
片13aが形成されており、この折線11a、14a間
の距離は前記側板6,8の幅の÷にほぼ等しい。
また、この折曲片13の前記折線2側基端から折線2に
かけて前記折線11 aに連続し、かつこの折線11
aに対して45°をなす傾斜した折線15が形成され、
この折線15を介して側板5の折線2側上端には台形状
の折曲片16が連続して形成されている。
前記側板6は前記側板5よりも幅狭であって、その下端
には前記折線11の延長上の折線17を介して折曲片1
8が連続して形成され、この新曲片18はその自由端の
ほは゛中央がら前記折線3にかけてくの字状の切欠部1
8aが形成されており、この折曲片18の長さは前記側
板5.7の幅の士よりも短く、その外方端部の幅は側板
6の幅の士にほぼ等しい。
側板6の」一端には前記折線15と折線2との交点を起
端とする折線19を介して細長い新曲片20が連続して
形成され、この折曲片20の長手方向はは沖央部に折線
21が形成され、折線21.19間の距離は前記折線1
5の長さに等しく、折線21から外方端までの距離は前
記折線11 aの長さとほぼ等しい。
この折線21から外方端にかけて新曲片20の両側縁に
は肉ぬすみのための切欠部20 aが形成されており、
さらに折曲片20の外方端中央部から折線21を横断し
て折り線19の近傍に至るまでU字状の切欠部22が形
成され、それによって折曲片20は2枚の挾持片20b
20 bに分割される。
前記側板7は前記側板5と左右対称な形状であって、そ
の上端には前記折曲片13.16と左右対称な2つの折
曲片24と23が連続して形成され、それぞれの折曲片
23.24と側板7との間には折線25、26が形成さ
れている。
また折曲片24の上方には折線27が前記折線26と平
行に形成され、この折線27によって折曲片24の外方
端近傍には折曲片24 aが形成される。
側板7の下端には前記折線17の延長上の折線28を介
して同一幅をもって折曲片29が形成されてこの折曲片
29の外方端中央には横長四辺形状の切欠部30が形成
されており、折り線28から切欠部30間の距離は前記
側板6,8の幅の士にほぼ等しい。
前記側板8は前記側板6と同一幅を有し、その下端には
前記折線28の延長上の折線31を介して前記折曲片1
8と左右対称な形状の折曲片32が連続して形成されて
いる。
側板8の上端には前記折線26、すなわち折線11 a
の延長上の折線33を介して前記折曲片20とほぼ同一
の長さを有する折曲片34が連続して形成され、この折
曲片34の長手方向はぼ中央部には折線33と平行に折
線35が形成され、上方折曲片34 aと下方折曲片3
4 bとに分割している。
上方折曲片34 aの長さは前記折線25、および折線
15の長さとほぼ等しく、下方折曲片34 bの長さは
前記折線26、および折線11 aの長さとほぼ等しい
下方折曲片34 bの両側には肉ぬすみのための切欠部
34 Cが形成され、さらに新曲片34 bの長手方向
中央には折線35と折線33とをほぼ連絡する形で長孔
36が穿設され、この長孔36の幅は筐体を構成する厚
紙2枚分の厚さとほぼ等しい。
上方折曲片34 aの外方端にはその中央部から新曲片
34の半ばにまでU字状の切欠部37が形成されている
次に、以上のように構成された本実施例の組立方法及び
使用方法について説明する。
まず、第1図に示す筐体・1を折線2,3,4.9で折
曲げ、のり代10の裏面にのりをつけ側板8の外方端側
裏面にのり付けして、第2図に示す如く側板5と8とを
連続させ筐体1の脇を閉塞する。
次に筐体1の下部の折曲片29を内側に折り、折曲片1
8.32をともに内側に折り前記折曲片29に重ね、さ
らに折曲片12を内側に折り曲げ、前記3枚の折曲片2
9,18.32上に重ねる。
そして折曲片12に外力を加えて内側へ押すと4枚の折
曲片は内側へ傾斜し、折曲片12の先端矩形部12aが
折曲片29上をすべって、その切欠部30中に嵌入する
そこで外力を取り去ると、4枚の折曲片は出発位置に戻
り折曲片12の先端の矩形部12 aが折曲片29の裏
面に重なり筐体1の底面が形成される。
この底面の組み合わせ構造は外側から内側へ加えられる
力に対しては容易に動き、その組み合わせを解消するが
、反対に内側から外側への力が加えられた場合には、折
曲片29の両端の凸部が自由端のほは゛中央から折線3
,4にかけてくの字状に形成した折曲片18及び同32
に押えられ、さらに、この折曲片18.32の互いに向
き合う端部を折曲片12が押さえ、この折曲片12の先
端部12 aを再び折曲片29が押さえるという、作用
の方向が循環する構造であるため、その組み合わせ構造
はきわめて大きな力に耐え得るものである。
次に、第3図に示すように新曲片16.23を内側へ折
り曲げ、この両折曲片16.23上に第4図に示すよう
に折曲片34を折曲げ゛てその先端の折曲片34 aを
重ねる。
さらに、第5図に示すように折曲片20を折曲片34上
に重ねる。
このとき折曲片34の切欠部37と折曲片20の切欠部
22とによって空間部38が画成される。
そして折曲片13.24を内側に折り曲げそれぞれの先
端の折曲片13 a 、24aを折曲片20の切欠部2
2を介して折曲片34の長孔36中に嵌入すると、第6
図に示すような角筒状の筐体容器が組立てられる。
この場合に折曲片34.20の両端にはそれぞれ肉ぬす
みのための切欠部34 C,20aが設けられているの
で3枚の折曲片34,20.13および24が重なるこ
とによる不都合は生じない。
本考案の筐体容器1は次のように組み立てられるが、そ
の実際の使用にあたっては、第9図に示す如く中袋39
を筐体内部に収容し、その上部開口部に接着された注ぎ
口40を前記空間部38に嵌合させ、その一端を筐体の
外部に突出させる。
この注ぎ口40は、たとえば合成樹脂等から形成され、
下端に中袋39と接着される大口径部を有する筒体41
と、この筒体41の上端に嵌合するキャップ42とから
なり、この筒体41には2重のフランジ43.43が形
成され、この両フランジの間隔は筐体1を構成する厚紙
の2倍の厚さにほぼ等しい。
前記中袋39を筐体1中に収容するには、少なくとも上
方が開放している筐体1中に中袋39を挿入し、折曲片
16.23を内側へ折り、折曲片34の切欠部37中に
筒体41を挿入し、さらに折曲片20の切欠部22を嵌
合させ、2重のフランジ43.43間に両折曲片34.
20により生じた空間部38周辺の部分を挾持させる。
そして組み立て方法のところで述べたような方法で折曲
片13.24の先端部折曲片13 a 、24 aを長
孔36中に嵌入させることによって、筐体容器を使用に
供する。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば中袋と
ともに使用し、日本酒等の液体を入れる紙製筐体容器の
中袋の注ぎ口を筐体容器の外側に固定する挟持部分を二
重にすることによって、注ぎ口が運搬あるいは使用中に
抜は落ちることを防止し、さらに折線15.25が45
°の傾斜を有するので、折曲片16.20上に重ねられ
る折曲片20.34も必然的45°の傾斜面となり筐体
容器1内に中袋39を入れ、空間部38より外方へ突出
する注ぎ口40のキャップは側板6の外面を上方へ延長
した線と折曲片24.13を折曲げた外面の延長線によ
って生じる直角三角形の空間内に収容されることになる
から筐体容器を積重ねた場合でもキャップが取れてしま
うことはなく、さらに一切接着剤を使用しない手組み構
造を採用することによって、のり付は工程を省きコスト
ヲ抑え、手間を省くことができる優れた筐体容器が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は展開図、第2図〜第6図は組立順序を説明する
斜視図、第7図は中袋を取付けた使用状態の正面図、第
8図は中袋を取付けた使用状態の側面図、第9図は第7
図のA−A線断面図、第10図は第8図のB−B線断面
図、第11図は第8図のC−C線断面図、第12図は中
袋を取付けた使用状態の平面図、第13図は第6図のD
−D線拡大断面図、第14図は底面図、第15図は第6
図のE−E線拡大断面図である。 1・・・・・・筐体容器、2,3,4.9・・・・・・
折線、5,6,7.8・・・・・・側板、10・・・・
・・のり代、20,34・・・・・・折曲片、22,3
0゜37・・・・・・切欠部、36・・・・・・長孔、
38・・・・・・空間部、39・・・・・・中袋、40
・・・・・・注ぎ田、42・・・・・・キャップ、43
・・・・・・フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一枚の厚紙から所要形状に打ち抜いた紙片を適当に折曲
    して組立てた筐体容器において、上記筐体紙片に設けた
    平行な折線2,3.4を介してほぼ長方形状の4枚の側
    板5,6,7.8が連続して形e、され、側板5の下端
    には折線11を介して盃状の折曲片12が形成され、側
    板5の上端には折線11 aを介して側板5より幅狭の
    折曲片13が連続して形成され、この折曲片13の先端
    には前記折線11 aと平行な折線14を介して幅狭の
    折曲片13 aが形成され、前記折線11 aの側板6
    側寄りの端部から前記折線2に至るまで側板5の内側方
    向に約45゜傾斜して形成された折線15を介して連続
    して台形状の折曲片16が形成され、前記側板6の下端
    には折線17を介して折曲片18が連続して形成され、
    この折曲片18にはその自由端のほは沖央部から前記折
    線3にかけてくの字状の切欠部18 aが形成され、側
    板6の上端には前記折線15と折線2との交点を起端と
    する折線19を介して折曲片20が連続して形成され、
    この折曲片20の長手方向の途中には折線19と平行な
    折線21が形成され、この折線19と21間の距離は前
    記折線15の長さに等しく、折曲片20にはその中央部
    に自由端から折線19の近傍に至るまで細長いU字状の
    切欠部22が形成され、前記側板7は前記側板6をはさ
    んで側板5と左右対称な形状に形成され、その下端部に
    は折線28を介して凹状の折曲片29が形成され、上端
    には側板6から離れる側において折線26をはさんで新
    曲片24が形成され、この折曲片24の先端には折線2
    6と平行な折線27を介して折曲片24 aが形成され
    、前記折線26の側板6側の一端から前記折線3に至る
    まで側板7の内側に向がって約45°傾斜した折線25
    を介して折曲片23が形成され、この折線25の他端は
    前記折線19と折線3との交点と一致、前記側板8は前
    記側板7をはさんで側板6と左右対称に形成され、その
    下端には折線31を介して前記新曲片18と左右対称な
    くの字状の切欠部を有する折曲片32が形成され、上端
    には折線26と同一直線の折線33を介して折曲片34
    が形成され、この折曲片34の長手方向の中央部にはこ
    れを横断して折線35が形成され、この折線35と前記
    折線33との間の距離は前記折曲片13.24の幅と同
    一であり、折曲片34の先端部の中央部には外側縁から
    折線35までの距離のほぼ士の長さの切欠部37が形成
    され、前記折線33と35との間には折曲片34の中央
    部において前記折曲片13.24の幅とほは゛同一の長
    さで、かつ、側板8の肉厚のほぼ2倍の幅の長孔36が
    形成され、前記折曲片16.23を最内側に折り曲げ、
    その上に新曲片34を重ねて折り曲げ゛、その上にさら
    に折曲片20を折り曲げ、切欠部37と22とによって
    国威される空間部38中に内部に収容される中袋39の
    注ぎ口40に連続する筒体41を嵌合させ、前記新曲片
    13.24の自由端に形成された折曲片13 a 、2
    4 aを前記長孔36中に挿入したことを特徴とする筐
    体容器。
JP16775979U 1979-12-04 1979-12-04 筐体容器 Expired JPS592676Y2 (ja)

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JP16775979U JPS592676Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 筐体容器

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JP16775979U JPS592676Y2 (ja) 1979-12-04 1979-12-04 筐体容器

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JPS5684965U JPS5684965U (ja) 1981-07-08
JPS592676Y2 true JPS592676Y2 (ja) 1984-01-25

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865259U (ja) * 1981-10-29 1983-05-02 大日本印刷株式会社 角型液体容器
JPS58185573U (ja) * 1982-06-07 1983-12-09 株式会社吉野工業所 容器
JP2556357Y2 (ja) * 1991-07-11 1997-12-03 大日本印刷株式会社 液体容器

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JPS5684965U (ja) 1981-07-08

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