JPS592659Y2 - 吹込口弁付ミシン縫袋 - Google Patents
吹込口弁付ミシン縫袋Info
- Publication number
- JPS592659Y2 JPS592659Y2 JP6420279U JP6420279U JPS592659Y2 JP S592659 Y2 JPS592659 Y2 JP S592659Y2 JP 6420279 U JP6420279 U JP 6420279U JP 6420279 U JP6420279 U JP 6420279U JP S592659 Y2 JPS592659 Y2 JP S592659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- paper
- reinforcing paper
- inlet valve
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、吹込ロ弁付ミシン縫袋に関し、とくに粉体
の充填時にミシン目穴や吹込口弁と反対側端部の袋本体
口部と補強紙との間などから装本体内に充填する例えば
セメントなどの粉体が吹出して外部に漏れるのを低減さ
せた吹込ロ弁付ミシン縫袋に関するものである。
の充填時にミシン目穴や吹込口弁と反対側端部の袋本体
口部と補強紙との間などから装本体内に充填する例えば
セメントなどの粉体が吹出して外部に漏れるのを低減さ
せた吹込ロ弁付ミシン縫袋に関するものである。
従来から、第1図、第2図に示すように、内外複数層の
紙などからなる筒状の装本体1の両側に横断面■字形の
ひだ部1aを形成し、装本体1の口部−側端部に形成し
た吹込口用の突起部をひだ部1aに挾み込むように折曲
げて吹込口弁2を形成すると共に、装本体1の口部端1
bを跨いでその両側の装本体10部前、後面までを補強
紙3で覆い、この補強紙3と共に装本体1を幅方向に糸
4でミシン縫いして目端部を塞ぎ、さらに装本体1の底
部も口部と同様に補強紙5を用い糸6でミシン縫いして
塞いだ吹込ロ弁付ミシン縫袋が一般に使用されている。
紙などからなる筒状の装本体1の両側に横断面■字形の
ひだ部1aを形成し、装本体1の口部−側端部に形成し
た吹込口用の突起部をひだ部1aに挾み込むように折曲
げて吹込口弁2を形成すると共に、装本体1の口部端1
bを跨いでその両側の装本体10部前、後面までを補強
紙3で覆い、この補強紙3と共に装本体1を幅方向に糸
4でミシン縫いして目端部を塞ぎ、さらに装本体1の底
部も口部と同様に補強紙5を用い糸6でミシン縫いして
塞いだ吹込ロ弁付ミシン縫袋が一般に使用されている。
このような袋は、充填ノズルを吹込口弁2部に挿入して
、セメント、穀粉などの粉体を気送方式で装本体内に充
填しているが、この際に装本体1内に吹込まれた空気と
共に粉体が装本体内の上部に流れ、装本体10口部と補
強紙3の間に入り、ミシン縫穴から吹出される。
、セメント、穀粉などの粉体を気送方式で装本体内に充
填しているが、この際に装本体1内に吹込まれた空気と
共に粉体が装本体内の上部に流れ、装本体10口部と補
強紙3の間に入り、ミシン縫穴から吹出される。
また、一部は、第3図に矢印で示したように、吹込口弁
2と反対側の装本体10部と補強紙3の端部との間や補
強紙3の端から粉体が吹出され、これらの部分から吹出
される粉体は、第2図に示すように、装本体10部の前
、後面と、補強紙3内面のミシン緯線より下部とを接着
剤7で接着しても防止できない。
2と反対側の装本体10部と補強紙3の端部との間や補
強紙3の端から粉体が吹出され、これらの部分から吹出
される粉体は、第2図に示すように、装本体10部の前
、後面と、補強紙3内面のミシン緯線より下部とを接着
剤7で接着しても防止できない。
そして、吹込口弁2と反対側には充填作業者がいる場合
が多いので、前述した吹込口弁2と反対側の端部からの
粉体の吹出しは、作業に支障をきたす。
が多いので、前述した吹込口弁2と反対側の端部からの
粉体の吹出しは、作業に支障をきたす。
とくに、防湿性を向上させるために、装本体の中間層に
ポリエチレンフィルムなどの合成樹脂フィルムの層を設
けたものでは、このフィルムに通気性を出すためのピン
ホールなどを設けても、粉体充填時の空気が装本体の中
間部などから外部に抜は難いことにより、吹込口弁と反
対側の端部からの粉体吹出し量が多いという問題があっ
た。
ポリエチレンフィルムなどの合成樹脂フィルムの層を設
けたものでは、このフィルムに通気性を出すためのピン
ホールなどを設けても、粉体充填時の空気が装本体の中
間部などから外部に抜は難いことにより、吹込口弁と反
対側の端部からの粉体吹出し量が多いという問題があっ
た。
この考案は、前述した問題を解決するためになされたも
ので、補強紙の内面と、装本体の口部端からミシン縫線
までの間の少なくとも一部の前、後面とを、漏れ防止用
接着剤によって袋幅方向の全体にわたり接着することに
より、粉体の充填時に吹込弁と反対側の袋本体口部と補
強紙の端部との間や、補強紙の端から粉体が吹出して外
部に漏れるのを低減させることを目的とするものである
。
ので、補強紙の内面と、装本体の口部端からミシン縫線
までの間の少なくとも一部の前、後面とを、漏れ防止用
接着剤によって袋幅方向の全体にわたり接着することに
より、粉体の充填時に吹込弁と反対側の袋本体口部と補
強紙の端部との間や、補強紙の端から粉体が吹出して外
部に漏れるのを低減させることを目的とするものである
。
以下この考案の実施例につき図面を参照して説明する。
第4図乃至第6図は一実施例を示す。
この実施例では、補強紙3としてその内面の中央部およ
び両側部に漏れ防止用接着剤8および同様な接着剤7を
所定幅で長手方向に沿って塗着したものを用い、補強紙
3を幅方向から2つ折りして装本体1の口部端上を跨い
て、その両側の装本体10部の前、後面までを覆い、補
強紙3を接着剤8,7が塗着されていない部分で装本体
1と共にミシン縫いしてその口部を塞ぎ、その後前記接
着剤8によって補強紙3内面と装本体1前、後面のミシ
ン縫線と口部端1bとの間の部分とを接着すると共に、
接着剤7によって補強紙3内面と装本体10部の前、後
面のミシン縫線より下部とを接着したものである。
び両側部に漏れ防止用接着剤8および同様な接着剤7を
所定幅で長手方向に沿って塗着したものを用い、補強紙
3を幅方向から2つ折りして装本体1の口部端上を跨い
て、その両側の装本体10部の前、後面までを覆い、補
強紙3を接着剤8,7が塗着されていない部分で装本体
1と共にミシン縫いしてその口部を塞ぎ、その後前記接
着剤8によって補強紙3内面と装本体1前、後面のミシ
ン縫線と口部端1bとの間の部分とを接着すると共に、
接着剤7によって補強紙3内面と装本体10部の前、後
面のミシン縫線より下部とを接着したものである。
また、この実施例では、補強紙3の装本体1両側縁から
突出した両端部では、これらの相対向する内面を接着剤
8,7で互に接着したものである。
突出した両端部では、これらの相対向する内面を接着剤
8,7で互に接着したものである。
なお、この実施例において、前述した以外の構成は、前
述した第1図、第2図に示すものと同様であるから対応
する部分には同符号を、第4図、第5図につけて説明を
省略する。
述した第1図、第2図に示すものと同様であるから対応
する部分には同符号を、第4図、第5図につけて説明を
省略する。
第7図はこの考案の他の実施例を示し、この実施例では
ミシン緯線より下部の接着剤を省いたものである。
ミシン緯線より下部の接着剤を省いたものである。
第8図はさらに他の実施例を示し、この実施例では、ミ
シン縫線より上部に装本体1の口部端上を除いて2本の
接着剤Ba、Baを形威し、これらの接着剤8a、8b
で、補強紙3の内面と装本体1の口部端とミシン縫線と
の間の一部の前、後面とを接着したものである。
シン縫線より上部に装本体1の口部端上を除いて2本の
接着剤Ba、Baを形威し、これらの接着剤8a、8b
で、補強紙3の内面と装本体1の口部端とミシン縫線と
の間の一部の前、後面とを接着したものである。
なお、第7図、第8図の実施例において、前述した以外
の構成は、前述の第4図、第5図のものと同様であるか
ら対応する部分には同符号を第7図、第8図につけて説
明を省略する。
の構成は、前述の第4図、第5図のものと同様であるか
ら対応する部分には同符号を第7図、第8図につけて説
明を省略する。
また、この考案において、吹込口弁はベーラ弁、内発性
、外弁性のものなど適宜のものを用いることができ、装
本体を構成する紙層の数、紙の材質も適宜のものを使用
することができ、又中間層に防湿用のポリエチレンフィ
ルムを介在させても良い。
、外弁性のものなど適宜のものを用いることができ、装
本体を構成する紙層の数、紙の材質も適宜のものを使用
することができ、又中間層に防湿用のポリエチレンフィ
ルムを介在させても良い。
この場合は内部のエヤーがぬけにくくなるためフィルム
にエヤー抜をつけることが望ましい。
にエヤー抜をつけることが望ましい。
又外層がクロス等の合成樹脂素材からなる場合にはクラ
フト紙と異なり通常の接着剤では接着しにくいため、補
強紙用接着剤としてホットメルト系接着剤を使用した方
が良い。
フト紙と異なり通常の接着剤では接着しにくいため、補
強紙用接着剤としてホットメルト系接着剤を使用した方
が良い。
更に一般に輸出セメント用に使用されている内層がクラ
フト紙で外層にクロスがラミネートされている構成の装
本体においては、第7図の接着剤8として紙用水溶性接
着剤を用いるのが良く、この場合には補強紙とクロスと
は接着しないが、補強紙の両端部の内面相互と内層クラ
フト紙の口部端相互が前記接着剤8により接着するので
、ミシン目からのセメントの漏れを有効に防止すること
ができる。
フト紙で外層にクロスがラミネートされている構成の装
本体においては、第7図の接着剤8として紙用水溶性接
着剤を用いるのが良く、この場合には補強紙とクロスと
は接着しないが、補強紙の両端部の内面相互と内層クラ
フト紙の口部端相互が前記接着剤8により接着するので
、ミシン目からのセメントの漏れを有効に防止すること
ができる。
又別の方法としてあらかじめテープにホットメルト系接
着剤を塗布したものを用い熱で再活性させ、加圧接着さ
せても良い。
着剤を塗布したものを用い熱で再活性させ、加圧接着さ
せても良い。
一般にこの種紙袋は補強紙としてクレープ紙1枚のもの
、クレープ紙とクラフト紙2枚からなるものなどがある
が、この考案についてもその組合せは自由であり必要に
応じて実施することができる。
、クレープ紙とクラフト紙2枚からなるものなどがある
が、この考案についてもその組合せは自由であり必要に
応じて実施することができる。
そして一部では上記の糊入れが行われているが、その方
法は第5図の7の位置にありミシン目強度を高めるため
である。
法は第5図の7の位置にありミシン目強度を高めるため
である。
以上説明したようにこの考案によれば、吹込ロ弁付ミシ
ン縫袋において、補強紙の内面と袋本体口部の前、後面
とを、その口部端からミシン縫線までの間の少なくとも
一部で袋幅方向の全体にわたって漏れ防止用の接着剤で
接着したので、粉体の吹込口弁からの気送充填時に、装
本体内の空気がその口部と補強紙の内面との間に流入す
るのを防ぐことができることにより、これらの間の吹込
口弁と反対側端部からの粉末の吹出しを防止でき、かつ
補強紙の吹込口弁と反対側端からの吹出しを低減させる
ことができ、この端からの吹出しはとくに第4図から第
6図までの実施例および第7図のものでは防止できる。
ン縫袋において、補強紙の内面と袋本体口部の前、後面
とを、その口部端からミシン縫線までの間の少なくとも
一部で袋幅方向の全体にわたって漏れ防止用の接着剤で
接着したので、粉体の吹込口弁からの気送充填時に、装
本体内の空気がその口部と補強紙の内面との間に流入す
るのを防ぐことができることにより、これらの間の吹込
口弁と反対側端部からの粉末の吹出しを防止でき、かつ
補強紙の吹込口弁と反対側端からの吹出しを低減させる
ことができ、この端からの吹出しはとくに第4図から第
6図までの実施例および第7図のものでは防止できる。
従って、前述した部分から充填時に粉体が外部に漏れる
量が少なくなることにより、作業者に粉体が直接かかる
ことを防止または低減させることができて、作業環境を
改善できると共に、他の部分からは充填時に空気が漏れ
ても粉体は漏れ難いので、充填速度を低下させることが
なく、かつ粉体が充填される重量のむらも少ないという
効果も得られる。
量が少なくなることにより、作業者に粉体が直接かかる
ことを防止または低減させることができて、作業環境を
改善できると共に、他の部分からは充填時に空気が漏れ
ても粉体は漏れ難いので、充填速度を低下させることが
なく、かつ粉体が充填される重量のむらも少ないという
効果も得られる。
第1図は従来の吹込ロ弁付ミシン縫袋の一例を示す正面
図、第2図は第1図のII −II線に沿う拡大断面図
、第3図は粉末吹出状態の説明図、第4図は、この考案
の一実施例を示す正面図、第5図は第4図の■−■線に
沿う拡大断面図、第6図は第4図の実施例の補強紙内面
の展開図、第7図および第8図はこの考案の互に異なっ
た他の実施例をそれぞれ示す第5図と対応する部分の縦
断面図である。 1・・・・・・装本体、2・・・・・・吹込口弁、3・
・・・・・補強紙、4・・・・・・糸、8,8 a 、
8 a・・・・・・接着剤。
図、第2図は第1図のII −II線に沿う拡大断面図
、第3図は粉末吹出状態の説明図、第4図は、この考案
の一実施例を示す正面図、第5図は第4図の■−■線に
沿う拡大断面図、第6図は第4図の実施例の補強紙内面
の展開図、第7図および第8図はこの考案の互に異なっ
た他の実施例をそれぞれ示す第5図と対応する部分の縦
断面図である。 1・・・・・・装本体、2・・・・・・吹込口弁、3・
・・・・・補強紙、4・・・・・・糸、8,8 a 、
8 a・・・・・・接着剤。
Claims (1)
- 装本体の口部−側に吹込口弁を設け、装本体の口部端を
跨いでその両側の袋本体口部前、後面まで補強紙で覆い
、この補強紙と共に装本体を幅方向にミシン縫いして口
部を塞いだ吹込ロ弁付ミシン縫袋において、前記補強紙
の内面と、装本体の口部端からミシン縫線までの間の少
なくとも一部の前、後面とを、漏れ防止用接着剤によっ
て袋幅方向の全体にわたり接着したことを特徴とする吹
込ロ弁付ミシン縫袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6420279U JPS592659Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 吹込口弁付ミシン縫袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6420279U JPS592659Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 吹込口弁付ミシン縫袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55164142U JPS55164142U (ja) | 1980-11-26 |
JPS592659Y2 true JPS592659Y2 (ja) | 1984-01-25 |
Family
ID=29298241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6420279U Expired JPS592659Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 | 吹込口弁付ミシン縫袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS592659Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-16 JP JP6420279U patent/JPS592659Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55164142U (ja) | 1980-11-26 |
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