JPS5926115B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
- Publication number
- JPS5926115B2 JPS5926115B2 JP674281A JP674281A JPS5926115B2 JP S5926115 B2 JPS5926115 B2 JP S5926115B2 JP 674281 A JP674281 A JP 674281A JP 674281 A JP674281 A JP 674281A JP S5926115 B2 JPS5926115 B2 JP S5926115B2
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- Japan
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- voltage
- frequency inverter
- discharge lamp
- wave
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は放電灯点灯装置に関する。
放電灯の点灯に高周波電源を使用することはよく知られ
ている。
ている。
これによれば、商用電源を電源として点灯するときのよ
5に寒流線輪、漏洩変圧器のような安定器を使用しない
ので、銅損、鉄損を小さくすることができるし、又小型
軽量の点灯装置が得られ、しかも可聴周波の騒音を発生
しないといつた幾多の利点が得られる。ところで前記高
周波電源として高周波インバータを使用する場合、その
動作電源として商用電源電圧を全波整流して得た直流電
圧を使用することが考えられる。しかしこの全波整流電
圧をもし平滑しないで使用したとすると、全波整流電圧
の零値前後では電圧値が小さいため、高周波インバータ
の発振が持続できなくなり、零値前後における或る期間
中、高周波出力が存在しないことになる。そのためこの
期間中放電灯の放電が途絶しまい、これが放電灯の発光
効率が低下する原因となる。これを防ぐためには前記全
波整流電圧を平滑コンデンサによつて平滑することが考
えられるが、しかし高周波出力電圧は、放電灯の放電に
必要な波高値とされていて相当高いため、使用する平滑
コンデンサとして大容量で耐電圧の高いものを使用する
必要がある。
5に寒流線輪、漏洩変圧器のような安定器を使用しない
ので、銅損、鉄損を小さくすることができるし、又小型
軽量の点灯装置が得られ、しかも可聴周波の騒音を発生
しないといつた幾多の利点が得られる。ところで前記高
周波電源として高周波インバータを使用する場合、その
動作電源として商用電源電圧を全波整流して得た直流電
圧を使用することが考えられる。しかしこの全波整流電
圧をもし平滑しないで使用したとすると、全波整流電圧
の零値前後では電圧値が小さいため、高周波インバータ
の発振が持続できなくなり、零値前後における或る期間
中、高周波出力が存在しないことになる。そのためこの
期間中放電灯の放電が途絶しまい、これが放電灯の発光
効率が低下する原因となる。これを防ぐためには前記全
波整流電圧を平滑コンデンサによつて平滑することが考
えられるが、しかし高周波出力電圧は、放電灯の放電に
必要な波高値とされていて相当高いため、使用する平滑
コンデンサとして大容量で耐電圧の高いものを使用する
必要がある。
しかしこのようなコンデンサは高価格であるばかりでな
く、力率が低下する原因ともなる。この発明は商用電源
を利用して高周波インバータを駆動して放電灯を高周波
点灯させるにあたり、簡単な構成によつて放電灯の放電
の途絶を防止することを目的とする。
く、力率が低下する原因ともなる。この発明は商用電源
を利用して高周波インバータを駆動して放電灯を高周波
点灯させるにあたり、簡単な構成によつて放電灯の放電
の途絶を防止することを目的とする。
この発明では前記高周波インバータの他に補助高周波イ
ンバータを使用し、この動作電源として、前記高周波イ
ンバータの電源として使用される商用交流電源の電圧を
移相してから全波整流して得た直流電圧を使用するよう
にしたことを特徴とする。
ンバータを使用し、この動作電源として、前記高周波イ
ンバータの電源として使用される商用交流電源の電圧を
移相してから全波整流して得た直流電圧を使用するよう
にしたことを特徴とする。
このように移相すれば両高周波インバータの電源電圧が
零となる時期は一致することがなく、したがつて両高周
波インバータの高周波出力を放電灯に印加すれば放電灯
の放電の途絶を防ぐことができる。補助高周波インバー
タの発振出力の印加は放電の途絶を防ぐためのものであ
るからその出力電流は小さくてよい。なお上記のように
2個の高周波インバータを使用する場合、両者間に相互
に干渉を引きおこしてはならない。
零となる時期は一致することがなく、したがつて両高周
波インバータの高周波出力を放電灯に印加すれば放電灯
の放電の途絶を防ぐことができる。補助高周波インバー
タの発振出力の印加は放電の途絶を防ぐためのものであ
るからその出力電流は小さくてよい。なお上記のように
2個の高周波インバータを使用する場合、両者間に相互
に干渉を引きおこしてはならない。
そのためこの発明では2灯の放電灯を点灯の対象として
、相互干渉を起こさないよラにしてある。以下この発明
の実施例を図によつて説明する。
、相互干渉を起こさないよラにしてある。以下この発明
の実施例を図によつて説明する。
第1図Vc卦いて、1は商用交流電源、2は全波整流回
路、3は高周波インバータ、4,5は放電灯で、バラス
ト要素6を介して高周波インバータ3の出力端に直列に
接続されてある。7は商用交流電源1の電圧を移相する
(たとえば90度遅らせる)移相回路、8は移相回路7
VCよつて移相された電圧を全波整流する全波整流回路
、9は補助高周波インバータである。
路、3は高周波インバータ、4,5は放電灯で、バラス
ト要素6を介して高周波インバータ3の出力端に直列に
接続されてある。7は商用交流電源1の電圧を移相する
(たとえば90度遅らせる)移相回路、8は移相回路7
VCよつて移相された電圧を全波整流する全波整流回路
、9は補助高周波インバータである。
そして補助高周波インバータ9の出力端に対して各放電
灯4,5はバラスト要素10,11を介して並列に接続
されてある。な卦補助高周波インバータ9の出力は、こ
れが単独で放電灯に印加されたときにその放電灯が途絶
しない程度Vc卦いて前記高周波インバータ3の出力に
比して充分小さい値に設定してある。そのためたとえば
商用交流電源1の電圧を降圧トランスを介して移相回路
7I1C与えるようにしてもよい。上記の構成に卦いて
、全波整流回路2の出力電圧をA(第2図のA参照。以
下同じ。)とした場合、これが零値前後に卦いて或る値
以下となると、高周波インバータ3はその発振動作が継
続し得なくなり、そのためその高周波出力電圧Bは途切
れてしまい、高周波インバータ3のみで放電灯を点灯し
ようとするときは、その放電が途切れて発光効率は低下
する。このことは前述したと卦りである。一方商用交流
電源1の電圧は移相回路7!ICよつて移相される。
灯4,5はバラスト要素10,11を介して並列に接続
されてある。な卦補助高周波インバータ9の出力は、こ
れが単独で放電灯に印加されたときにその放電灯が途絶
しない程度Vc卦いて前記高周波インバータ3の出力に
比して充分小さい値に設定してある。そのためたとえば
商用交流電源1の電圧を降圧トランスを介して移相回路
7I1C与えるようにしてもよい。上記の構成に卦いて
、全波整流回路2の出力電圧をA(第2図のA参照。以
下同じ。)とした場合、これが零値前後に卦いて或る値
以下となると、高周波インバータ3はその発振動作が継
続し得なくなり、そのためその高周波出力電圧Bは途切
れてしまい、高周波インバータ3のみで放電灯を点灯し
ようとするときは、その放電が途切れて発光効率は低下
する。このことは前述したと卦りである。一方商用交流
電源1の電圧は移相回路7!ICよつて移相される。
移相された電圧をCとすれば、これに基ずく全波整流電
圧によつて補助高周波インバータ9を動作させれ1iJ
−ごれによる高周波出力はDのようになり、この場合で
も、電圧Cの零値前後に卦いて発振動作は停止する。し
かしこの時期は電圧Aの零値前後の時期とはずれている
ので、両高周波出力B,Dを重畳すれば電Ef.Eのよ
うになる。この電圧Eを放電灯4,5VC印加すればそ
の放電が途絶されることなく、点灯されるようになる。
ここで放電灯4,5が同定格のものであつて、又バラス
ト要素10,11もそのインピーダンスが等しいとすれ
ば、高周波インバータ3の出力電圧に対しては点C,d
の電位は等しくなり、換言すれば点C,d間の前記出力
電圧による電位差は零となる。
圧によつて補助高周波インバータ9を動作させれ1iJ
−ごれによる高周波出力はDのようになり、この場合で
も、電圧Cの零値前後に卦いて発振動作は停止する。し
かしこの時期は電圧Aの零値前後の時期とはずれている
ので、両高周波出力B,Dを重畳すれば電Ef.Eのよ
うになる。この電圧Eを放電灯4,5VC印加すればそ
の放電が途絶されることなく、点灯されるようになる。
ここで放電灯4,5が同定格のものであつて、又バラス
ト要素10,11もそのインピーダンスが等しいとすれ
ば、高周波インバータ3の出力電圧に対しては点C,d
の電位は等しくなり、換言すれば点C,d間の前記出力
電圧による電位差は零となる。
そのため前記出力電圧は補助高周波インバータ9に対し
て干渉しないことになる。又補助高周波インバータ9の
出力電圧IIC対しては、点A,bの電位は等しくなり
、換言すれば、点A,b間の前記出力電圧による電位差
は零となる。そのため前記出力電圧は高周波インバータ
31tC対して干渉しないことになる。以上詳述したよ
うにこの発明によれば、商用交流電源を電源とする高周
波インバータによつて放電灯を点灯するにあたり、別に
補助高周波インバータを用意し、これを前記商用交流電
源の電圧を移相して得た電圧をもつて動作するようにし
たので、放電灯の放電途絶を簡単に防ぐことができ、又
両高周波インバータを併用しても両者の干渉を防ぐこと
ができる効果を奏する。
て干渉しないことになる。又補助高周波インバータ9の
出力電圧IIC対しては、点A,bの電位は等しくなり
、換言すれば、点A,b間の前記出力電圧による電位差
は零となる。そのため前記出力電圧は高周波インバータ
31tC対して干渉しないことになる。以上詳述したよ
うにこの発明によれば、商用交流電源を電源とする高周
波インバータによつて放電灯を点灯するにあたり、別に
補助高周波インバータを用意し、これを前記商用交流電
源の電圧を移相して得た電圧をもつて動作するようにし
たので、放電灯の放電途絶を簡単に防ぐことができ、又
両高周波インバータを併用しても両者の干渉を防ぐこと
ができる効果を奏する。
第1図はこの発明の実施例を示す回路図、第2図は動作
説明用の波形図である。 1・・・・・・商用交流電源、2・・・・・・全波整流
回路、3・・・・・・高周波インバータ、4,5・・・
・・・放電灯、7・・・・・・移相回路、8・・・・・
・全波整流回路、,9・・・・・・高周波インバータ。
説明用の波形図である。 1・・・・・・商用交流電源、2・・・・・・全波整流
回路、3・・・・・・高周波インバータ、4,5・・・
・・・放電灯、7・・・・・・移相回路、8・・・・・
・全波整流回路、,9・・・・・・高周波インバータ。
Claims (1)
- 1 商用交流電源を全波整流する第1の全波整流回路と
、前記全波整流回路からの全波整流電圧を電源電圧とす
る高周波インバータと、前記商用交流電源の電圧を移相
する移相回路と、前記移相回路によつて移相された電圧
を全波整流する第2の全波整流回路と、前記第2の全波
整流回路からの全波整流電圧を電源電圧とする補助高周
波インバータと、前記高周波インバータの出力端に対し
てバラスト要素を介して直列接続され、前記補助高周波
インバータの出力端に対してそれぞれ前記バラスト要素
とインピーダンス値を等しくする別のバラスト要素を介
して並列接続されてある同定格の2灯の放電灯とからな
る放電灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674281A JPS5926115B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP674281A JPS5926115B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57121197A JPS57121197A (en) | 1982-07-28 |
JPS5926115B2 true JPS5926115B2 (ja) | 1984-06-23 |
Family
ID=11646653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP674281A Expired JPS5926115B2 (ja) | 1981-01-19 | 1981-01-19 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926115B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633719U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | ||
JPS633722U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 |
-
1981
- 1981-01-19 JP JP674281A patent/JPS5926115B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633719U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 | ||
JPS633722U (ja) * | 1986-06-25 | 1988-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57121197A (en) | 1982-07-28 |
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