JP2522745B2 - 放電灯調光装置 - Google Patents
放電灯調光装置Info
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
ープロ等の液晶表示部のバックライトに用いられる放電
灯の調光装置に関するものである。
ワープロ等の液晶表示部のバックライト用光源には冷陰
極放電灯が多く使用されており、その調光装置として
は、例えば、図3のように、ICで構成した制御部22
と変換部23および整流器25と電解コンデンサ26で
形成した平滑回路24を備えたコンバータ21と、チョ
ークコイル27を通して前記コンバータ21に接続され
たインバータ28と、前記インバータの負荷回路に接続
された放電灯29とで構成されており、前記放電灯の調
光を行う場合は、コンバータ21の変換部23の高周波
電圧の導通角を変化するようにしていた。この構成でコ
ンバータ21の変換部22の発振出力の周波数と、イン
バータ28の発振出力の周波数とは殆ど無関係に設定さ
れている。このため、放電灯の点灯時にチラツキや唸り
音が発生し易い欠点がある。また、コンバータの出力電
圧のリップルを小さくするためには平滑回路24に用い
る電解コンデンサ26の容量値を大きくする必要があ
り、更に、放電灯29を安定に点灯させるためにはイン
バータ28の入力インピーダンスを大きくする必要、即
ち、チョークコイル27のインダクタンスを大きくする
必要がある。このように、整流回路の電解コンデンサの
容量やチョークコイルのインダクタンスを大きくすると
それにつれて装置が大型になったり、重量が増したりす
る欠点がある。また、チョークコイルのインダクタンス
を大きくした場合、電力効率が低減する。更に、チョー
クコイルのインダクタンスが大きいと放電灯の調光時に
おける調光範囲が狭くなる欠点もある。
電灯の点灯時のチラツキや唸り音の発生を予防するとと
もに、コンバータの平滑回路に用いるコンデンサの容量
値およびチョークコイルのインダクタンスを小さくして
装置の小型化、軽量化をはかりまた、電力効率を高める
ことを目的としたものである。
ため、インバータの発振出力の一部をコンバータの制御
回路に帰還させ、コンバータの発振出力がインバータの
発振周波数の2倍の周波数に同期するようにしたもので
ある。
ル接続したトランジスタQ1,Q2、コンデンサC1、
高圧トランスTの一次巻線T1、三次巻線T3等で形成
したインバータで、高圧トランスTの二次巻線T2には
負荷である放電灯2が接続されている。3はコンバータ
で、電源の直流電圧をパルス幅変調(PWM)して一旦
高周波電圧に変換するための変換部5と前記変換部の高
周波出力電圧の導通角を変化させるための制御回路4
と、前記変換部の高周波出力電圧を平滑整流するための
整流回路6とで構成されている。尚、制御回路4と変換
部5はICを主体にして形成されており、また、整流回
路6は整流器Dと電解コンデンサC2で構成されてい
る。Lはチョークコイルで、整流回路6とインバータ1
との間に直列に接続されており、前記インバータに駆動
電流を供給するようにしてある。7は整流回路6の端子
電圧、即ち、コンバータ3の出力電圧を検出するための
検出回路で、検出回路で検出された電圧は制御回路4に
帰還されるようにしてある。8はインバータ1の発振電
圧の一部をコンバータ3の制御回路4に帰還するための
帰還回路で抵抗RとコンデンサC3の直列回路で構成さ
れている。このような構成とすることにより、コンバー
タ3の制御回路4の発振周波数がインバータ1の発振周
波の2倍の周波数に同期するようにしてある。このよう
にすると、インバータとコンバータの発振動作の時間的
違いに起因する放電灯の点灯時のチラツキや唸り音の発
生を予防することができる。更に、コンバータはインバ
ータの発振周波の2倍の周波数に同期しているので平滑
回路に現れるリップルが小さくなるため、電解コンデン
サの容量値も小さくできる。
1におけるチョークコイルLと並列にコンデンサC4を
接続したもので、前記並列回路のインピーダンスがイン
バータ1の発振周波数fi に対しては充分に小さく、ま
た、前記インバータの発振周波数の2倍の周波数に対す
る同調インピーダンスよりは低い適当な値となるように
設定することによってチョークコイルの巻線数を減少さ
せると共に、前記インバータの電力効率を高めたもので
ある。
印加されると、コンバータ3およびインバータ1は動作
を開始し、インバータ1は主として高圧トランスTの一
次巻線T1のインダクタンスとコンデンサC1の容量で
決まる発振周波数fi で発振し、放電灯2は高圧トラン
スTの二次巻線T2で昇圧された高周波電圧によって点
灯する。この時、チョークコイルLの一端aにはインバ
ータ1の発振周波数fi の2倍の周波数2fi を持った
脈流電圧が発生し、その脈流電圧の一部が帰還回路8を
通してコンバータ3の制御回路4に加えられるため、コ
ンバータ3はインバータ1の発振周波数fi の2倍の周
波数に同期して動作する。
御回路にインバータの発振電圧の一部を帰還回路を通し
て加えることによってコンバータがインバータの発振周
波数fi の2倍の周波数に同期して動作するようにした
ので、放電灯の点灯時のチラツキや唸り音の発生を防止
できる。また、コンバータの整流回路の出力端に現われ
る端子電圧に含まれるリップルが低減するため、整流回
路に用いる電解コンデンサの容量を小さくすることがで
き、更に、チョークコイルと並列にコンデンサを接続
し、前記並列回路のインピーダンスがインバータの発振
周波数に対しては充分に小さく、その発振周波数の2倍
の周波数に対する同調インピーダンスよりは低い適当な
値に設定することによってチョークコイルのインダクタ
ンスを小さくできるので装置の小型化、軽量化がはか
れ、また、電力効率をも高めることができる効果があ
る。
図である。
ータ 4・・・制御回路、 5・・・変換部、6・・・整流回
路 7・・・検出回路、 8・・・帰還回路、L・・・チョ
ークコイル
Claims (2)
- 【請求項1】パルス幅変調(PWM)方式により電源直
流電圧を高周波電圧に変換する変換部と、前記変換部の
出力電圧の導通角を変化させる制御回路と、変換部の出
力電圧を整流する整流回路とからなるコンバータと、負
荷回路に放電灯を接続したインバータと、前記整流回路
からインバータに駆動電流を供給するためのチョークコ
イルとを備え、前記コンバータの出力電圧を変化するこ
とにより、放電灯の調光を行うものにおいて、前記コン
バータの制御回路に整流回路の出力の一部を帰還させる
とともに、帰還回路を通してインバータの発振電圧の一
部をコンバータの制御回路に帰還させることにより、制
御回路の発振周波数がインバータの発振周波の2倍の周
波数に同期するようにしたことを特徴とする放電灯調光
装置。 - 【請求項2】請求項1の構成において、チョークコイル
と並列にコンデンサを接続することにより、制御回路の
発振周波数がインバータの発振周波の2倍の周波数に同
期すると共に、前記並列回路のインピーダンスがインバ
ータの発振周波数に対しては充分に小さく、また、前記
インバータの発振周波数の2倍の周波数に対する同調イ
ンピーダンスよりは低い適当な値に設定されていること
を特徴とする放電灯調光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28709092A JP2522745B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 放電灯調光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28709092A JP2522745B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 放電灯調光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06119988A JPH06119988A (ja) | 1994-04-28 |
JP2522745B2 true JP2522745B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=17712928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28709092A Expired - Lifetime JP2522745B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 放電灯調光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522745B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP28709092A patent/JP2522745B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06119988A (ja) | 1994-04-28 |
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