JPH07123737A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH07123737A
JPH07123737A JP5267639A JP26763993A JPH07123737A JP H07123737 A JPH07123737 A JP H07123737A JP 5267639 A JP5267639 A JP 5267639A JP 26763993 A JP26763993 A JP 26763993A JP H07123737 A JPH07123737 A JP H07123737A
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inverter
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voltage
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力電流歪みを改善し、電源投入時の突入電流
を抑制し、広範囲の電源電圧に対応できる簡単な構成の
インバータ装置を提供する。 【構成】交流電源Vsを整流してスイッチング素子とイ
ンダクタを介して電解コンデンサC1に平滑直流電圧を
出力する昇圧又は昇降圧チョッパー回路1を備え、前記
平滑直流電圧を高周波に変換して負荷3に供給するイン
バータ回路2を備え、前記インバータ回路2は降圧チョ
ッパーを兼用するスイッチング素子を有し、前記昇圧又
は昇降圧チョッパー回路1のスイッチング素子とインバ
ータ回路2のスイッチング素子のオン・オフのタイミン
グを制御して、降圧、昇降圧、昇圧のいずれのチョッパ
ー回路としても動作させ得る制御回路4を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用交流電源を整流・
平滑した直流電源を高周波に変換して負荷に供給するイ
ンバータ装置に関するものであり、例えば、放電灯の高
周波点灯装置の電子安定器に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図24は従来のインバータ装置の回路図
である。図中、11は昇圧チョッパー、12はハーフブ
リッジインバータ、13は突入電流抑制回路である。以
下、その回路構成について説明する。交流電源Vsはフ
ィルタ回路FTを介してダイオードブリッジDBの交流
入力端子に接続されている。ダイオードブリッジDBの
直流出力端子には、インダクタL2とトランジスタQ3
の直列回路が突入電流抑制回路3を介して接続されてい
る。トランジスタQ3の両端には、ダイオードD3を介
して平滑用のコンデンサC1が接続されている。コンデ
ンサC1の両端には、トランジスタQ1,Q2の直列回
路とコンデンサC3,C4の直列回路が並列的に接続さ
れている。各トランジスタQ1,Q2には、それぞれダ
イオードD1,D2が逆並列接続されている。トランジ
スタQ1,Q2の接続点とコンデンサC3,C4の接続
点の間には、共振用のインダクタL1を介して負荷とし
て放電灯Laが接続されている。放電灯Laのフィラメ
ントの非電源側端子間には、共振用のコンデンサC2が
並列接続されている。ハーフブリッジインバータ12で
は、トランジスタQ1,Q2は交互にオン・オフ動作
し、インダクタL1とコンデンサC2の共振作用により
放電灯Laに高周波の正弦波電圧が印加される。また、
昇圧チョッパー11では、トランジスタQ3はオン・オ
フ動作し、トランジスタQ3のオン時にはインダクタL
2に電源電圧に応じた電磁エネルギーを蓄え、トランジ
スタQ3のオフ時に電源電圧とインダクタL2の誘起電
圧を重畳してコンデンサC1を充電する。フィルタ回路
FTは昇圧チョッパー11に流れるスイッチング電流の
高周波分を除去する。突入電流抑制回路13は、具体的
には図25に示すようにサイリスタQ5を用いたものが
一般的である。この回路では、抵抗Rと並列に接続され
たサイリスタQ5は電源投入時にはオフされており、電
源投入後、所定時間が経過すると、タイマー回路15に
よりトリガーされて、サイリスタQ5がオンされる。し
たがって、電源投入後、所定時間は抵抗Rにより突入電
流が抑制されるものであり、所定時間の経過後は、抵抗
Rと並列に接続されたサイリスタQ5が導通することに
より、抵抗Rによる電力ロスが低減されるものである。
また、図26に示すように、バイポーラトランジスタ等
のスイッチング素子Q4を接続しただけの回路もあり、
この場合には、電源電圧の0ボルト付近でスイッチング
素子Q4をオンさせるゼロクロス・スイッチングが行わ
れることが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなインバータ
装置の課題として、入力電流歪みの改善、電源投入
時の突入電流の抑制の2つが挙げられ、更に世界中の
広範囲な電源電圧に対応すること(例えば100V、2
00V、240Vの全てに使用可能とすること)等も要
求されるようになっている。このうち、課題の入力電
流歪みの改善については、昇圧チョッパーがほぼ電源電
圧に比例した電流を流すので満足する。また、課題の
電源投入時の突入電流の抑制については、突入電流抑制
回路により満足することができる。さらに、課題の世
界中の広範囲な電源電圧に対応することについては、昇
圧チョッパーの出力電圧、すなわち、コンデンサC1の
電圧を電源電圧によらず、一定化するように制御すれば
良い。ただし、この制御は昇圧チョッパーにおけるトラ
ンジスタQ3のオンデューティ又はスイッチング周波数
を変えることで行うものであるが、この変化幅を相当広
くせねばならず、制御回路が複雑になる。さらに、これ
に加えてインバータの出力を変化させる、すなわち、負
荷が変動する場合にも適用しようとすると、さらに制御
は複雑になり、設計も困難になる。また、図24の従来
例では、入力電流歪みを改善するために、昇圧チョッパ
ーが必要となり、突入電流抑制のためにサイリスタ等を
設けているため、インバータ以外にスイッチング素子が
2個必要であり、コストが高くなり、回路が複雑とな
る。
【0004】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、入力電流歪みを
改善し、電源投入時の突入電流を抑制し、広範囲の電源
電圧に対応できる簡単な構成のインバータ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ装置
にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示す
ように、交流電源Vsを整流してスイッチング素子とイ
ンダクタを介して電解コンデンサC1に平滑直流電圧を
出力する昇圧又は昇降圧チョッパー回路1を備え、前記
平滑直流電圧を高周波に変換して負荷3に供給するイン
バータ回路2を備え、前記インバータ回路2は降圧チョ
ッパーを兼用するスイッチング素子を有し、前記昇圧又
は昇降圧チョッパー回路1のスイッチング素子とインバ
ータ回路2のスイッチング素子のオン・オフのタイミン
グを制御して、降圧、昇降圧、昇圧のいずれのチョッパ
ー回路としても動作させ得る制御回路4を有することを
特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、昇圧チョッパー又は昇降圧チ
ョッパーのいずれかの動作を行うことにより入力電流歪
みを改善することができ、また、降圧チョッパー又は昇
降圧チョッパーのいずれかの動作を行うことにより突入
電流を抑制することができる。さらに、複数のチョッパ
ー動作を切り換えることで、広範囲の電源電圧に対応す
ることができる。また、本発明は、昇圧又は昇降圧チョ
ッパー回路1のインダクタが従来例における突入電流抑
制回路3を兼用している。本発明の更に詳しい作用につ
いては、以下に述べる実施例の説明において詳述され
る。
【0007】
【実施例】図2は本発明の第1実施例の回路図である。
以下、その回路構成について説明する。交流電源Vsは
フィルタ回路FTを介してダイオードブリッジDBの交
流入力端子に接続されている。ダイオードブリッジDB
の直流出力端子には、インダクタL2とトランジスタQ
3の直列回路が接続されている。インダクタL2の両端
には、ダイオードD3,D5を介してコンデンサC1が
接続されている。コンデンサC1の両端には、コンデン
サC3,C4の直列回路が並列接続されると共に、トラ
ンジスタQ1,Q2の直列回路がダイオードD4を介し
て並列接続されている。トランジスタQ1にはダイオー
ドD1が逆並列接続されている。トランジスタQ2とダ
イオードD4の直列回路にはダイオードD2が逆並列接
続されている。トランジスタQ1,Q2の接続点と、コ
ンデンサC3,C4の接続点の間に、共振用のインダク
タL1を介して放電灯Laが接続されている。放電灯L
aのフィラメントの非電源側端子間には共振用のコンデ
ンサC2が並列接続されている。トランジスタQ1,Q
2,Q3は制御回路Sによりそれぞれオン・オフ制御さ
れている。トランジスタQ3が昇圧チョッパー、昇降圧
チョッパーとして作用するスイッチング素子であり、ト
ランジスタQ2が降圧チョッパーとして作用するスイッ
チング素子である。そして、トランジスタQ1,Q2は
インバータとして作用するスイッチング素子である。本
実施例では、制御回路SによりトランジスタQ1,Q
2,Q3の相互のタイミングを制御し、降圧チョッパ
ー、昇降圧チョッパー、昇圧チョッパーのいずれにも動
作させ得るものである。
【0008】以下、本実施例の動作について説明する。
まず、降圧チョッパー動作について説明する。この動作
での制御信号は図3のようになり、トランジスタQ3は
常にオフである。また、トランジスタQ1,Q2は交互
にオン・オフする。トランジスタQ2がオンのときは、
図6に示すように、ダイオードブリッジDB、インダク
タL2、ダイオードD3、コンデンサC1、ダイオード
D2、トランジスタQ2、ダイオードブリッジDBを通
る経路で電流が流れて、コンデンサC1を充電しつつ、
インダクタL2にエネルギーを蓄積する。トランジスタ
Q2がオフのときは、図7に示すように、インダクタL
2、ダイオードD3、コンデンサC1、ダイオードD
5、インダクタL2を通る経路で電流が流れて、インダ
クタL2の誘起電圧でコンデンサC1を充電する。そし
て、トランジスタQ1とトランジスタQ2を相反するよ
うにオン・オフさせることにより、ハーフブリッジイン
バータが動作し、負荷に高周波を出力することができ
る。なお、図6〜図11では、動作に無関係の素子は図
示を省略してある。
【0009】次に、昇降圧チョッパー動作について説明
する。この動作での制御信号は図4のようになり、トラ
ンジスタQ3とトランジスタQ2は同期してオン・オフ
する。トランジスタQ3,Q2がオンのときは、図8に
示すように、ダイオードブリッジDB、インダクタL
2、トランジスタQ3、ダイオードブリッジDBを通る
経路で電流が流れて、インダクタL2にエネルギーを蓄
積する。また、トランジスタQ3,Q2がオフのとき
は、図9に示すように、インダクタL2、ダイオードD
3、コンデンサC1、ダイオードD5、インダクタL2
を通る経路で電流が流れて、インダクタL2の誘起電圧
でコンデンサC1を充電する。すなわち、トランジスタ
Q3は昇降圧チョッパー用のスイッチング素子として作
用する。そして、トランジスタQ1とトランジスタQ2
を相反するようにオン・オフさせることにより、ハーフ
ブリッジインバータが動作し、負荷に高周波を出力する
ことができる。
【0010】次に、昇圧チョッパー動作について説明す
る。この動作での制御信号は図5のようになり、トラン
ジスタQ3とトランジスタQ2は反転してオン・オフす
る。トランジスタQ3がオン、トランジスタQ2がオフ
のときは、図10に示すように、ダイオードブリッジD
B、インダクタL2、トランジスタQ3、ダイオードブ
リッジDBを通る経路で電流が流れて、インダクタL2
にエネルギーを蓄積する。また、トランジスタQ3がオ
フ、トランジスタQ2がオンのときは、図11に示すよ
うに、ダイオードブリッジDB、インダクタL2、ダイ
オードD3、コンデンサC1、ダイオードD2、トラン
ジスタQ2、ダイオードブリッジDBを通る経路で電流
が流れて、インダクタL2の誘起電圧を電源電圧に重畳
してコンデンサC1を充電する。そして、トランジスタ
Q1とトランジスタQ2を相反するようにオン・オフさ
せることにより、ハーフブリッジインバータが動作し、
負荷に高周波を出力することができる。
【0011】以上のように、トランジスタQ3を常にオ
フすれば、降圧チョッパーとして動作し、トランジスタ
Q3をトランジスタQ2と同期してオン・オフさせれ
ば、昇降圧チョッパーとして動作し、トランジスタQ3
をトランジスタQ2と反転してオン・オフさせれば、昇
圧チョッパーとして動作することが分かる。したがっ
て、トランジスタQ3のオン・オフ、又はトランジスタ
Q3とトランジスタQ2の同期・反転を制御回路Sで制
御すれば、上記いずれのチョッパーとしても働く。
【0012】したがって、例えば、電源投入時の突入電
流を抑制するには、コンデンサC1が充電されるまでは
トランジスタQ3をオフさせて、トランジスタQ1とト
ランジスタQ2だけをオン・オフさせれば、降圧チョッ
パーの作用で、突入電流を抑制することができる。特
に、トランジスタQ2のオン時間を適度に変化させて、
徐々にコンデンサC1が充電されるように制御すれば効
果的である。また、コンデンサC1を充電した後の定常
時においては、トランジスタQ3をトランジスタQ2と
相反するようにオン・オフさせることにより、昇圧チョ
ッパーとして動作し、入力電流歪みが改善される。そし
て、トランジスタQ1とトランジスタQ2は相反してオ
ン・オフさせて、インバータとして動作させる。
【0013】また、広範囲の電源電圧に対応するには、
200Vのときには、トランジスタQ3をトランジスタ
Q2と同期してオン・オフ動作させて昇降圧チョッパー
動作を行い、100Vのときには、トランジスタQ3を
トランジスタQ2と反転してオン・オフ動作させて昇圧
チョッパー動作を行うことにより、コンデンサC1の電
圧が同じになるように制御すれば良い。このようにすれ
ば、従来例に比べて制御が格段に容易になる。これによ
って、従来例に比べて、主回路の部品点数は殆ど増やさ
ずに、インバータとチョッパーのスイッチング素子のオ
ン・オフのタイミングを変えるだけで昇圧、昇降圧、降
圧の3種類のチョッパー動作が可能である。
【0014】次に、定常時の出力制御を行うには、トラ
ンジスタQ1、トランジスタQ2は常に一定の周波数で
オン・オフし、インバータ動作させる。トランジスタQ
3とトランジスタQ2の位相差を0度〜180度(18
0度〜360度)の間で連続的に変化可能にする。トラ
ンジスタQ3とトランジスタQ2が同期してオン・オフ
動作するときには、位相差が0度となり、昇降圧チョッ
パーとして動作する。トランジスタQ3とトランジスタ
Q2が反転してオン・オフ動作するときには、位相差が
180度となり、昇圧チョッパーとして動作する。い
ま、トランジスタQ3とトランジスタQ2の位相差θが
0度〜180度又は180度〜360度のときには、昇
圧チョッパーと昇降圧チョッパーの中間的な動作とな
る。これらの動作の違いは、コンデンサC1に得られる
直流電圧Vdcの違いになって現れる。簡単のため、昇
圧チョッパー動作のときにVdc=300V、昇降圧チ
ョッパー動作のときにVdc=150Vとすると、トラ
ンジスタQ3とトランジスタQ2の位相差θを変えるこ
とでコンデンサC1に得られる直流電圧Vdcは150
〜300Vの範囲で変化させることができる。
【0015】コンデンサC1はインバータの直流電源と
なっており、インバータの発振周波数が一定であれば、
その出力はほぼ入力直流電圧の大きさに比例して変化す
る。したがって、トランジスタQ3とトランジスタQ2
の位相差を変化させることでコンデンサC1に得られる
直流電圧Vdcの大きさを変化させることができ、この
ため、インバータの出力も変化する。すなわち、インバ
ータの出力をトランジスタQ3とトランジスタQ2の位
相差によって制御でき、トランジスタQ1、トランジス
タQ2の周波数を変える必要がなく、制御回路が簡単化
される。
【0016】上述のチョッパー動作の切換えは交流電源
Vsの100V、200Vの定格による切換えだけでな
く、商用周期内での電源電圧の変化に応じて切換えても
よい。例えば、電源電圧のピーク値をVpとしたとき、
電源電圧がVp/2より低いときには昇圧チョッパー動
作、Vp/2より高いときには昇降圧チョッパー動作と
するような制御をしても良い。以上の制御例は、以下の
実施例においても適用可能であり、また、ここで述べて
いない制御例についても一部の実施例を除いて適用可能
である。本実施例では負荷は放電灯としているが、放電
灯に限定するものではなく、また、インダクタL1とコ
ンデンサC2の共振回路に限定する必要もない。
【0017】図12は本発明の第2実施例の回路図であ
る。図2の実施例に比べると、ダイオードD3の接続箇
所がトランジスタQ1の側からトランジスタQ2の側に
変わった点が異なる。ダイオードD3は、トランジスタ
Q3がオンのときにコンデンサC1が短絡することを防
止するためのものであり、その接続箇所はトランジスタ
Q1、トランジスタQ2のどちらの側でも良い。その他
の構成及び動作については、図2の実施例と同様であ
る。
【0018】図13は本発明の第3実施例の回路図であ
る。図12の実施例において、インダクタL2をダイオ
ードブリッジDBの負極側へ接続したものである。その
場合、ダイオードD4はトランジスタQ1の側に接続す
る必要がある。また、ダイオードD5は図示されたよう
に接続される。ダイオードD3については、トランジス
タQ1の側に接続しているが、これは、上述のようにト
ランジスタQ2の側に接続しても良い。本実施例では、
トランジスタQ1が降圧チョッパーのスイッチング素子
として作用する。したがって、図2の実施例において述
べたトランジスタQ2の動作は、本実施例のトランジス
タQ1の動作にもそのまま適用される。すなわち、トラ
ンジスタQ1、トランジスタQ2は交互にオン・オフし
ており、トランジスタQ3を常にオフすれば降圧チョッ
パーとして動作し、トランジスタQ3とトランジスタQ
1を同期してオン・オフ動作させれば、昇降圧チョッパ
ーとして動作し、トランジスタQ3とトランジスタQ1
を反転してオン・オフ動作させれば、昇圧チョッパーと
して動作する。なお、ダイオードD3はトランジスタQ
2の側でもよいが、図13の実施例のように、トランジ
スタQ1の側とすれば、トランジスタQ2、トランジス
タQ3のエミッタが共通となり、駆動は簡単となるの
で、制御回路の構成も簡単となる。
【0019】図14は本発明の第4実施例の回路図であ
る。本実施例では、変形ハーフブリッジインバータに本
発明を応用したものであり、トランジスタQ2が降圧チ
ョッパー用のスイッチング素子として動作している。ダ
イオードD1〜D5の役割は、図2の実施例と同じもの
には同じ記号を付している。また、トランジスタQ1、
トランジスタQ2、トランジスタQ3の関係は図2の実
施例と同じである。
【0020】図15は本発明の第5実施例の回路図であ
る。本実施例では、図14のインダクタL2をダイオー
ドブリッジDBの負極側に接続したものである。トラン
ジスタQ1は降圧チョッパー用のスイッチング素子とし
て動作している。ダイオードD1〜D5の役割は、図1
4の実施例と同じものには同じ記号を付している。
【0021】図16は本発明の第6実施例の回路図であ
る。本実施例は、一石インバータへの応用例であり、ト
ランジスタQ1がオン・オフすることで負荷に高周波電
力が出力される。一石インバータはスイッチング素子が
1個なので、必然的にトランジスタQ1が降圧チョッパ
ー用のスイッチング素子となる。まず、降圧チョッパー
動作について説明すると、トランジスタQ3は常にオフ
であり、トランジスタQ1がオンのときには、ダイオー
ドブリッジDB、インダクタL2、ダイオードD3、コ
ンデンサC1、ダイオードD1、トランジスタQ1、ダ
イオードブリッジDBを通る経路で電流が流れる。ま
た、トランジスタQ1がオフのときには、インダクタL
2、ダイオードD3、コンデンサC1、ダイオードD
5、インダクタL2を通る経路で電流が流れる。トラン
ジスタQ1は降圧チョッパーのスイッチング素子として
作用すると同時に、インバータのスイッチング素子とし
ても働き、負荷に高周波電力を与える。次に、昇降圧チ
ョッパー動作について説明する。トランジスタQ3がオ
ン、トランジスタQ1もオンのときには、ダイオードブ
リッジDB、インダクタL2、トランジスタQ3、ダイ
オードブリッジDBを通る経路で電流が流れる。また、
トランジスタQ3がオフ、トランジスタQ1もオフのと
きには、インダクタL2、ダイオードD3、コンデンサ
C1、ダイオードD5、インダクタL2を通る経路で電
流が流れる。次に、昇圧チョッパー動作について説明す
る。トランジスタQ3がオン、トランジスタQ1がオフ
のときには、ダイオードブリッジDB、インダクタL
2、トランジスタQ3、ダイオードブリッジDBを通る
経路で電流が流れる。また、トランジスタQ3がオフ、
トランジスタQ1がオンのときには、ダイオードブリッ
ジDB、インダクタL2、ダイオードD3、コンデンサ
C1、ダイオードD1、トランジスタQ1、ダイオード
ブリッジDBを通る経路で電流が流れる。したがって、
トランジスタQ3のオン・オフ、又はトランジスタQ3
とトランジスタQ1の同期・反転を制御回路Sで制御す
れば、上記いずれのチョッパーとしても働く。
【0022】図17は本発明の第7実施例の回路図であ
る。本実施例は、プッシュプルインバータへの応用例で
あり、トランジスタQ1とトランジスタQ2は交互にオ
ン・オフし、コンデンサC2とトランスTのリーケージ
インダクタンスが共振し、トランスTの2次側に接続さ
れた負荷に高周波電力が印加される。図17の実施例で
は、トランジスタQ2が降圧チョッパーのスイッチング
素子としても作用する。まず、降圧チョッパー動作につ
いて説明すると、トランジスタQ3は常にオフしてお
り、トランジスタQ2がオンのときには、ダイオードブ
リッジDB、インダクタL2、ダイオードD3、コンデ
ンサC1、ダイオードD2、トランジスタQ2、ダイオ
ードブリッジDBを通る経路で電流が流れる。また、ト
ランジスタQ2がオフのときには、インダクタL2、ダ
イオードD3、コンデンサC1、ダイオードD5、イン
ダクタL2を通る経路で電流が流れる。次に、昇降圧チ
ョッパー動作について説明する。この場合には、トラン
ジスタQ3とトランジスタQ2が同期してオン・オフ動
作を行う。トランジスタQ3、トランジスタQ2がオン
のときには、ダイオードブリッジDB、インダクタL
2、トランジスタQ3、ダイオードブリッジDBを通る
経路で電流が流れる。トランジスタQ3、トランジスタ
Q2がオフのときには、インダクタL2、ダイオードD
3、コンデンサC1、ダイオードD5、インダクタL2
を通る経路で電流が流れる。次に、昇圧チョッパー動作
について説明する。この場合には、トランジスタQ3と
トランジスタQ2は反転してオン・オフ動作を行う。ト
ランジスタQ3がオン、トランジスタQ2がオフのとき
には、ダイオードブリッジDB、インダクタL2、トラ
ンジスタQ3、ダイオードブリッジDBを通る経路で電
流が流れる。トランジスタQ3がオフ、トランジスタQ
2がオンのときには、ダイオードブリッジDB、インダ
クタL2、ダイオードD3、コンデンサC1、ダイオー
ドD2、トランジスタQ2、ダイオードブリッジDBを
通る経路で電流が流れる。したがって、トランジスタQ
3のオン・オフ、又はトランジスタQ3とトランジスタ
Q2の同期・反転を制御回路Sで制御すれば、上記いず
れのチョッパーとしても働く。
【0023】図18は本発明の第8実施例の回路図であ
る。本実施例は、プッシュプルインバータへの他の応用
例であり、一方のトランジスタQ1を降圧チョッパーの
スイッチング素子として兼用し、他方のトランジスタQ
2を昇圧、昇降圧チョッパーのスイッチング素子として
兼用したものである。この回路は降圧チョッパー又は昇
降圧チョッパー動作時には、インバータ動作が不可能で
あるが、昇圧チョッパー動作時にはインバータ動作が可
能である。電源投入時には、突入電流の抑制のために、
降圧又は昇降圧チョッパー動作を行い、インバータは不
動作とする。そして、電解コンデンサC1が充電された
定常状態では、入力電流歪みを改善するために、昇圧チ
ョッパーを行い、インバータも動作させる。このため、
定常状態での制御の自由度は少ないが、回路素子が1つ
減り、構成が簡単でコストも安くなる。
【0024】図19は本発明の第9実施例の回路図であ
る。本実施例は、フルブリッジインバータへの応用例で
あり、図18の実施例と同じく、トランジスタQ4を昇
圧、昇降圧チョッパーのスイッチング素子として兼用
し、トランジスタQ2を降圧チョッパーのスイッング素
子として兼用したものである。この実施例でも、昇圧チ
ョッパー動作時にしかインバータ動作ができない。した
がって、電源投入時には、突入電流の抑制のために、降
圧又は昇降圧チョッパー動作を行い、インバータは不動
作とする。そして、電解コンデンサC1が充電された定
常状態では、入力電流歪みを改善するために、昇圧チョ
ッパーを行い、インバータも動作させる。本実施例の効
果は図18の実施例と同様である。
【0025】図20は本発明の第10実施例の回路図で
ある。本実施例は、図2の実施例において、トランジス
タQ3の接続箇所を変更したものであり、トランジスタ
Q3をダイオードD3とトランジスタQ1の直列回路と
並列的に接続したものである。この場合、昇圧チョッパ
ー動作時にはインバータ動作ができない。降圧チョッパ
ーのスイッチング素子はトランジスタQ2であり、この
とき、トランジスタQ3は常にオフしておく必要があ
る。昇降圧チョッパーはトランジスタQ3とトランジス
タQ2が同期してオン・オフすればよい。電源投入時に
は、突入電流抑制のためには降圧又は昇降圧チョッパー
を動作させ、電解コンデンサC1が充電された後の定常
状態では、入力電流歪みの改善のために、昇降圧チョッ
パーを動作させる。
【0026】図21は本発明の第11実施例の回路図で
ある。本実施例では、図2の実施例において、インダク
タL2を交流電源Vsの側へ移し、さらにトランスTの
1次巻線で構成したものである。このトランスTの2次
巻線出力をダイオードブリッジDB2で整流し、コンデ
ンサC1に接続したものである。トランジスタQ3を常
にオフすると、トランジスタQ2が降圧チョッパーのス
イッチング素子として働く。トランジスタQ3をオン・
オフさせ、トランジスタQ2と同期してオン・オフさせ
ると昇降圧チョッパーとなる。トランジスタQ3をオン
・オフさせ、トランジスタQ2と反転してオン・オフさ
せると昇圧チョッパーとなる。ただし、トランスTの巻
数比を変えると、昇降圧チョッパーと昇圧チョッパーの
区別がなくなる場合もあり得る。効果については他の実
施例と同様である。また、図22に示した本発明の第1
2実施例のように、ダイオードブリッジDBの直流側に
トランスTの1次巻線を接続しても良い。
【0027】図23は本発明の第13実施例の回路図で
ある。本実施例は、図16に示した一石インバータのイ
ンダクタL3とインダクタL1をリーケージトランスT
のリーケージインダクタンスにより構成したものであ
る。動作については図16の実施例と同様であり、効果
も同様である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、昇圧又は昇降圧チョッパーと
降圧チョッパー兼用インバータと、両回路のスイッチン
グ素子のオン・オフのタイミングを連動させて、インバ
ータ動作をさせながら降圧チョッパー、昇降圧チョッパ
ー、昇圧チョッパーのいずれの回路としても動作させる
ことができる制御回路を有することで、入力電流歪みの
改善、電源投入時の突入電流の抑制及び広範囲の電源電
圧への対応が可能で、且つ簡単な構成のインバータ装置
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック回路図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の回路図である。
【図3】本発明の第1実施例の降圧チョッパー動作時の
制御信号の波形図である。
【図4】本発明の第1実施例の昇降圧チョッパー動作時
の制御信号の波形図である。
【図5】本発明の第1実施例の降圧チョッパー動作時の
制御信号の波形図である。
【図6】本発明の第1実施例の降圧チョッパー動作時の
回路図である。
【図7】本発明の第1実施例の降圧チョッパー動作時の
回路図である。
【図8】本発明の第1実施例の昇降圧チョッパー動作時
の回路図である。
【図9】本発明の第1実施例の昇降圧チョッパー動作時
の回路図である。
【図10】本発明の第1実施例の昇圧チョッパー動作時
の回路図である。
【図11】本発明の第1実施例の昇圧チョッパー動作時
の回路図である。
【図12】本発明の第2実施例の回路図である。
【図13】本発明の第3実施例の回路図である。
【図14】本発明の第4実施例の回路図である。
【図15】本発明の第5実施例の回路図である。
【図16】本発明の第6実施例の回路図である。
【図17】本発明の第7実施例の回路図である。
【図18】本発明の第8実施例の回路図である。
【図19】本発明の第9実施例の回路図である。
【図20】本発明の第10実施例の回路図である。
【図21】本発明の第11実施例の回路図である。
【図22】本発明の第12実施例の回路図である。
【図23】本発明の第13実施例の回路図である。
【図24】従来のチョッパー付きインバータ装置の回路
図である。
【図25】従来の突入電流抑制回路付きのインバータ装
置の回路図である。
【図26】従来の突入電流抑制回路付きの他のインバー
タ装置の回路図である。
【符号の説明】
Q1〜Q3 トランジスタ L1〜L3 インダクタ C1〜C4 コンデンサ D1〜D5 ダイオード DB ダイオードブリッジ FT フィルタ回路 Vs 交流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/24 K 9249−3K U 9249−3K 41/29 C 9249−3K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流してスイッチング素子
    とインダクタを介して電解コンデンサに平滑直流電圧を
    出力する昇圧又は昇降圧チョッパー回路を備え、前記平
    滑直流電圧を高周波に変換して負荷に供給するインバー
    タ回路を備え、前記インバータ回路は昇圧又は昇降圧チ
    ョッパーを兼用するスイッチング素子を有し、前記昇圧
    又は昇降圧チョッパー回路のスイッチング素子とインバ
    ータ回路のスイッチング素子のオン・オフのタイミング
    を制御して、降圧、昇降圧、昇圧のいずれのチョッパー
    回路としても動作させ得る制御回路を有することを特徴
    とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 インバータ回路はハーフブリッジイン
    バータ、一石インバータ、フルブリッジインバータ又は
    プッシュプルインバータのいずれかであることを特徴と
    する請求項1記載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 インバータ回路は昇圧又は昇降圧チョ
    ッパーのスイッチング素子を兼用していることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のインバータ装置。
  4. 【請求項4】 昇圧又は昇降圧チョッパーのインダク
    タをトランスの1次巻線とし、前記トランスの2次巻線
    を平滑コンデンサに接続したことを特徴とする請求項1
    又は2又は3に記載のインバータ装置。
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JP2003100489A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Matsushita Electric Works Ltd 放電灯点灯装置
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