JPS5925992A - 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 - Google Patents
高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法Info
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- JPS5925992A JPS5925992A JP13609982A JP13609982A JPS5925992A JP S5925992 A JPS5925992 A JP S5925992A JP 13609982 A JP13609982 A JP 13609982A JP 13609982 A JP13609982 A JP 13609982A JP S5925992 A JPS5925992 A JP S5925992A
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- steel sheet
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- alloy plating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は裸耐食性および塗装後の耐食性、溶接性などの
自動車用防錆鋼板に要求される諸性質に優れた表面処理
銅板およびその製造方法に関するものであ会0 自動車用の防錆処理鋼板としてZnめつき鋼板が使用さ
れてい会が、純zn層の腐食速度が速いため、特に苛酷
な腐食環境、例えば寒冷地帯に散布される岩塩などの道
路凍結防止剤に露される場合・7.nめつき付着量をか
なり多くしなければ(−例をあげると、Zn付着量20
〜40f’/ffI′を60〜120 ? / +げに
する)、長期間の防錆が期待できなくなりつつあるoし
かし、めっき付着量を多くすることはコストアップはも
とより、性能面でもめつき密着性、加工性、溶接性の劣
化を住じるなどの不利がある□ 一方、Znめつき層の活性を抑制するため、電位的にz
nよりも貴な金属、例えばFe、Ni等をZnと合金析
出させてめっき層の腐食速度を小さくし、薄めつき付着
量(−例を挙げると、20〜30’l/d)でも面1食
性の優れたZn系合金めっき鋼板の開発が行われ、車体
の一部に採用されつつある。
自動車用防錆鋼板に要求される諸性質に優れた表面処理
銅板およびその製造方法に関するものであ会0 自動車用の防錆処理鋼板としてZnめつき鋼板が使用さ
れてい会が、純zn層の腐食速度が速いため、特に苛酷
な腐食環境、例えば寒冷地帯に散布される岩塩などの道
路凍結防止剤に露される場合・7.nめつき付着量をか
なり多くしなければ(−例をあげると、Zn付着量20
〜40f’/ffI′を60〜120 ? / +げに
する)、長期間の防錆が期待できなくなりつつあるoし
かし、めっき付着量を多くすることはコストアップはも
とより、性能面でもめつき密着性、加工性、溶接性の劣
化を住じるなどの不利がある□ 一方、Znめつき層の活性を抑制するため、電位的にz
nよりも貴な金属、例えばFe、Ni等をZnと合金析
出させてめっき層の腐食速度を小さくし、薄めつき付着
量(−例を挙げると、20〜30’l/d)でも面1食
性の優れたZn系合金めっき鋼板の開発が行われ、車体
の一部に採用されつつある。
ここで、Zn + Fe系合金めっき鋼板は塗装前処理
としてのりん酸塩処理性が優れているため、塗装後の耐
食性が良い。しかし、その合金めっき層の鋼板に対する
保護防食効果が十分でないため、裸耐食性は不十分であ
る。また、Zn−Ni系合金めっき鋼板はめつき層の腐
食速度が著しく小さくなるため、鋼板に対する保護防食
効果が低−゛下し、特に加工後において鋼板からの赤錆
発生が著しく、その耐食性は必ずしも十分ではない。Z
n−Ni系合金めっき鋼板におけるこのような加工後の
M食性劣化はめつき層中のNi含有量の増加により顕著
になる。その理由は、Ni含有量の増加につれて保護防
食効果が低下し、加工時鋼板に達する亀裂が多数化ずる
ためである0上述のように、これまでのZnめつき銅板
またはZT係金合金っき鋼板にはそれぞれ欠点があった
0 本発明者等は、上述のように単層めっきでは裸副食性お
よび塗装後の耐食性、溶接性などの自動車用防tiRf
A板に要求される諸性質を全て向上さぜることは極めて
困難であるという認識に基づくとともに、所要のめつき
厚さ全てに合金添加成分を含有さぜることによる経済上
、作業上の不利を除くという立場に立脚い研究を重ねた
。その結果、めっき層の腐食速度を著しく減少せしめ、
かつめっき層の合金化によって生じ易くなる鋼板(めっ
き原板〕からの赤錆発生を減少せしめた耐食性、溶接性
などの自動車用防錆鋼板に要求される諸性能に優れため
つき鋼板として、銅板上にZllまたはZn系合金めっ
きを施し、その上に@2層としてCo−WまたはCD−
Cr合金めつきを施した積層めっき鋼板が所要の性能を
満足するものであることを知見した0 Co−WまたはCo −Cr合金めっきをZllまたは
7、n系合金めつき上に施したものは、腐食環境(こお
いて生成する腐食生成物のうぢ、腐食時の力゛ノード反
応である酸素還元反応の抑制に効果のある水酸化亜鉛Z
n(α()2が単相めっきに比べて、#密でしかも安定
にめっき表面に形成されるためと考えられ、冷熱サイ′
クル腐食試験、複合腐食試験などの腐食環境において極
めて優れた耐食性を示したO 本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、本
発明の第1の態様によれば、鋼板上に、第1層としてめ
っき付着量が3 ? / n?以上のznまたはZn系
合金めっき層、第2層としてめっき伺着量が0.003
〜31/rr?で、めっき皮膜のWまたはCr含有量が
0.01’ −10wtXのCo−WまたはCO−Cr
合金めつき層を有する配食性、溶接性等の優れた積層め
っき鋼板が提供される。本発明の@2の態様によれば、
鋼板に常法に従いZnまたはZn系合金めっきを施し、
次いで0010〜100P/l、、WまたはCr0.0
l−LOP/zを含有するコバルトめっき浴中でCo
−WまたはCo −(JarCr合金気めつきする工程
を有する高耐食性表面処理鋼板の製造方法が提供される
C以下、本発明をさらに詳細に説明するe表面清浄化処
理等通常のめつき原板製造工程を経て製造された鋼板に
、まずznまたはZn系合金めっきを電気めっき法ある
いは溶融めっき法により予めめっきする0ここで、Zn
めつきとは電気Znめっきおよび溶融Znめつきを包含
し、Zn系合金めっきとは合金化溶融znめつき(Zn
−Fe)、zn−Fe合金電気めっき、Zn−Ni合
金電気めっき、7.n −A1複合電気めっきを包含す
るとともに、Ni s Cr%Ats W%Mn、Fe
%w%v、Sll 。
としてのりん酸塩処理性が優れているため、塗装後の耐
食性が良い。しかし、その合金めっき層の鋼板に対する
保護防食効果が十分でないため、裸耐食性は不十分であ
る。また、Zn−Ni系合金めっき鋼板はめつき層の腐
食速度が著しく小さくなるため、鋼板に対する保護防食
効果が低−゛下し、特に加工後において鋼板からの赤錆
発生が著しく、その耐食性は必ずしも十分ではない。Z
n−Ni系合金めっき鋼板におけるこのような加工後の
M食性劣化はめつき層中のNi含有量の増加により顕著
になる。その理由は、Ni含有量の増加につれて保護防
食効果が低下し、加工時鋼板に達する亀裂が多数化ずる
ためである0上述のように、これまでのZnめつき銅板
またはZT係金合金っき鋼板にはそれぞれ欠点があった
0 本発明者等は、上述のように単層めっきでは裸副食性お
よび塗装後の耐食性、溶接性などの自動車用防tiRf
A板に要求される諸性質を全て向上さぜることは極めて
困難であるという認識に基づくとともに、所要のめつき
厚さ全てに合金添加成分を含有さぜることによる経済上
、作業上の不利を除くという立場に立脚い研究を重ねた
。その結果、めっき層の腐食速度を著しく減少せしめ、
かつめっき層の合金化によって生じ易くなる鋼板(めっ
き原板〕からの赤錆発生を減少せしめた耐食性、溶接性
などの自動車用防錆鋼板に要求される諸性能に優れため
つき鋼板として、銅板上にZllまたはZn系合金めっ
きを施し、その上に@2層としてCo−WまたはCD−
Cr合金めつきを施した積層めっき鋼板が所要の性能を
満足するものであることを知見した0 Co−WまたはCo −Cr合金めっきをZllまたは
7、n系合金めつき上に施したものは、腐食環境(こお
いて生成する腐食生成物のうぢ、腐食時の力゛ノード反
応である酸素還元反応の抑制に効果のある水酸化亜鉛Z
n(α()2が単相めっきに比べて、#密でしかも安定
にめっき表面に形成されるためと考えられ、冷熱サイ′
クル腐食試験、複合腐食試験などの腐食環境において極
めて優れた耐食性を示したO 本発明はこのような知見に基づいてなされたもので、本
発明の第1の態様によれば、鋼板上に、第1層としてめ
っき付着量が3 ? / n?以上のznまたはZn系
合金めっき層、第2層としてめっき伺着量が0.003
〜31/rr?で、めっき皮膜のWまたはCr含有量が
0.01’ −10wtXのCo−WまたはCO−Cr
合金めつき層を有する配食性、溶接性等の優れた積層め
っき鋼板が提供される。本発明の@2の態様によれば、
鋼板に常法に従いZnまたはZn系合金めっきを施し、
次いで0010〜100P/l、、WまたはCr0.0
l−LOP/zを含有するコバルトめっき浴中でCo
−WまたはCo −(JarCr合金気めつきする工程
を有する高耐食性表面処理鋼板の製造方法が提供される
C以下、本発明をさらに詳細に説明するe表面清浄化処
理等通常のめつき原板製造工程を経て製造された鋼板に
、まずznまたはZn系合金めっきを電気めっき法ある
いは溶融めっき法により予めめっきする0ここで、Zn
めつきとは電気Znめっきおよび溶融Znめつきを包含
し、Zn系合金めっきとは合金化溶融znめつき(Zn
−Fe)、zn−Fe合金電気めっき、Zn−Ni合
金電気めっき、7.n −A1複合電気めっきを包含す
るとともに、Ni s Cr%Ats W%Mn、Fe
%w%v、Sll 。
Mo 、In % Cu %Zr s Tl % B1
等を少なくとも1種総計で0.1〜30wt%含有する
Zn系合金めつきC電気めっき法、溶融めっき法ともに
含む)をも包含するものであるに の下層めっき層として使用される金属は上述のように鋼
板に対する保護防食効果の強いもの(Znめつき)、あ
るいは保護防食効果を適度に抑制したもの(Zn系合金
めっき)が用いられるeまた、下層めっき層の厚さは耐
食性、溶接性等から3〜60 ? / n?の範囲が好
ましい0下層めっき層が31/−未満では鋼板(めっき
原板)に対する下層めっき層による均一被覆性が十分で
なく、また上層めっき層との重畳効果を加味しても満足
すべき赤錆発生防止効果が得られない。601/ldを
超えるめっき付着量では、溶接性、加工性が劣化するの
で好ましくない。
等を少なくとも1種総計で0.1〜30wt%含有する
Zn系合金めつきC電気めっき法、溶融めっき法ともに
含む)をも包含するものであるに の下層めっき層として使用される金属は上述のように鋼
板に対する保護防食効果の強いもの(Znめつき)、あ
るいは保護防食効果を適度に抑制したもの(Zn系合金
めっき)が用いられるeまた、下層めっき層の厚さは耐
食性、溶接性等から3〜60 ? / n?の範囲が好
ましい0下層めっき層が31/−未満では鋼板(めっき
原板)に対する下層めっき層による均一被覆性が十分で
なく、また上層めっき層との重畳効果を加味しても満足
すべき赤錆発生防止効果が得られない。601/ldを
超えるめっき付着量では、溶接性、加工性が劣化するの
で好ましくない。
本発明は、上述のように鋼板にZnまたはZn系合金め
っきを施しためつき層の上に、さらにCo−WまたはC
o −Cr合金めっき層を形成せしめるもので、そのめ
っき付着量は第1表および第2表からもわかるように0
.003〜39/rtl、好ましくは0.01〜1 f
/ n?であり、まためっき皮膜中のWまたはCr含
有量は0.01〜10 wtX、 好iシくは0.05
〜5 wtXである。そして、このCo −WまたはC
O−Cr合金めっき層は極めて少ない伺着量で優れた性
能を発揮する。その効果と推定される理由は以下の通り
である。
っきを施しためつき層の上に、さらにCo−WまたはC
o −Cr合金めっき層を形成せしめるもので、そのめ
っき付着量は第1表および第2表からもわかるように0
.003〜39/rtl、好ましくは0.01〜1 f
/ n?であり、まためっき皮膜中のWまたはCr含
有量は0.01〜10 wtX、 好iシくは0.05
〜5 wtXである。そして、このCo −WまたはC
O−Cr合金めっき層は極めて少ない伺着量で優れた性
能を発揮する。その効果と推定される理由は以下の通り
である。
(]) Co−WまたはCo −Cr合金めっき層は
薄くポーラスなため、下層のZnまたはZn系合金めっ
き層を完全に被覆していないと考えられ、従って表面で
はZnとCo −WまたはCo −Cr合金が細かく均
一に混在して分布している。このような表面状態のもの
を塩水噴霧のごとき腐食環境にさらした場合、ZnとC
o−WまたはCo −Cr合金との間(こ局部電池を形
成し、露出している表面のZnがアノードとなり醇出す
るcしかし、カソードとなるCo−WまたはCo −C
r合金上で腐食液中のm有酸素の還元反応により生成し
た水酸イオンσ「と直ぢに反応して水酸化亜鉛Zn(O
HJ2となり、表面に沈着する。このZn(OH)、は
緻密でしかも安定な上、ポーラスなCo −WまたはC
O−Cr合金めつき層により保持されるため、下層のZ
nまにはZn系合金めっき層の腐食が著しく抑制される
。
薄くポーラスなため、下層のZnまたはZn系合金めっ
き層を完全に被覆していないと考えられ、従って表面で
はZnとCo −WまたはCo −Cr合金が細かく均
一に混在して分布している。このような表面状態のもの
を塩水噴霧のごとき腐食環境にさらした場合、ZnとC
o−WまたはCo −Cr合金との間(こ局部電池を形
成し、露出している表面のZnがアノードとなり醇出す
るcしかし、カソードとなるCo−WまたはCo −C
r合金上で腐食液中のm有酸素の還元反応により生成し
た水酸イオンσ「と直ぢに反応して水酸化亜鉛Zn(O
HJ2となり、表面に沈着する。このZn(OH)、は
緻密でしかも安定な上、ポーラスなCo −WまたはC
O−Cr合金めつき層により保持されるため、下層のZ
nまにはZn系合金めっき層の腐食が著しく抑制される
。
■) また、このCo −WまたはC:o −Cr合金
めつきを施すことにより、りん酸塩処理性および塗装後
の性能、特に電着塗装後の耐食性を著しく向上せしめる
。すなわぢ、本発明の私層めつき製品の主要な目的とす
る自動車用防錆鋼板は、一般にりん酸塩処理および塗装
を行って使用される分野が多いので、これらは優れた性
能が要求されるC本発明の表面処理鋼板は、りん酸塩処
理において均一緻密なりん酸塩結晶を得るに必要なマイ
クロセルの形成に対して、上述の如<ZnとCo −W
またはCo −Cr合金が細かく均一に混在して分布し
ているため、そのりん酸塩処理性が著しく向上する。
めつきを施すことにより、りん酸塩処理性および塗装後
の性能、特に電着塗装後の耐食性を著しく向上せしめる
。すなわぢ、本発明の私層めつき製品の主要な目的とす
る自動車用防錆鋼板は、一般にりん酸塩処理および塗装
を行って使用される分野が多いので、これらは優れた性
能が要求されるC本発明の表面処理鋼板は、りん酸塩処
理において均一緻密なりん酸塩結晶を得るに必要なマイ
クロセルの形成に対して、上述の如<ZnとCo −W
またはCo −Cr合金が細かく均一に混在して分布し
ているため、そのりん酸塩処理性が著しく向上する。
(3) さらに、このような上層めっき層の効果によ
る優れたりん酸塩処理性に加えて、塗装後の性能、特に
電着塗装後の耐食性向上効果が著しいC】−なわら、均
一で緻密なりん酸塩結晶の生成により、塗膜との密着性
を向上ぜしめ、かつ腐食環境において塗膜を通して浸入
してくる腐食m液を均一緻密なりん酸塩結晶でめっき面
に到達するのを防止するため、塗装後の耐食性を向上ぜ
しめ心。さらに、めっき表面は極めて安定なため、たと
えば塗膜を通して腐食m液がその表面に到達しても、C
o−WまたはCo −Cr合金めつき皮膜と緻゛密で安
定な腐食生成物(水酸化亜鉛)皮膜によって、電着塗膜
にふくれ等の欠陥が生じるのを防止し、その耐食性向上
効果が著しい〇 (4)一方、本発明による鋼板ではC0−WまたはCO
−Cr合金めっき層が表面にあたるため、浴接用Cuチ
ップと下層に存在するznが合金をつくりにくくなるた
め、チップ先端の形状変化を防止し、連続溶接性が著し
く向上する0さらに、本発明による鋼板では」食性が優
れているため、下層のZILまたはZn系合金めっき層
の付着量を少なくすることが可能であることからも、溶
接性に有利であるC上述した効果と理油から、そして後
に詳述する結果を表わした第1表および第2表かられか
るように、上層めっき層としてのCo−WまたはCo
−Cr合金めつき層の付着量は0.003 ?/d−3
y/ tr?の範囲にするのが良い。Co−WまたはC
o −Cr合金めつき層のめつき付着量が0.003S
F/ff1″未満では効果が認められず、また31/イ
を超えると均一被覆性が大幅に良くなるので耐食性向上
効果が低下し、またCO,Wともに高価なため経済的な
面からも好ましくない。
る優れたりん酸塩処理性に加えて、塗装後の性能、特に
電着塗装後の耐食性向上効果が著しいC】−なわら、均
一で緻密なりん酸塩結晶の生成により、塗膜との密着性
を向上ぜしめ、かつ腐食環境において塗膜を通して浸入
してくる腐食m液を均一緻密なりん酸塩結晶でめっき面
に到達するのを防止するため、塗装後の耐食性を向上ぜ
しめ心。さらに、めっき表面は極めて安定なため、たと
えば塗膜を通して腐食m液がその表面に到達しても、C
o−WまたはCo −Cr合金めつき皮膜と緻゛密で安
定な腐食生成物(水酸化亜鉛)皮膜によって、電着塗膜
にふくれ等の欠陥が生じるのを防止し、その耐食性向上
効果が著しい〇 (4)一方、本発明による鋼板ではC0−WまたはCO
−Cr合金めっき層が表面にあたるため、浴接用Cuチ
ップと下層に存在するznが合金をつくりにくくなるた
め、チップ先端の形状変化を防止し、連続溶接性が著し
く向上する0さらに、本発明による鋼板では」食性が優
れているため、下層のZILまたはZn系合金めっき層
の付着量を少なくすることが可能であることからも、溶
接性に有利であるC上述した効果と理油から、そして後
に詳述する結果を表わした第1表および第2表かられか
るように、上層めっき層としてのCo−WまたはCo
−Cr合金めつき層の付着量は0.003 ?/d−3
y/ tr?の範囲にするのが良い。Co−WまたはC
o −Cr合金めつき層のめつき付着量が0.003S
F/ff1″未満では効果が認められず、また31/イ
を超えると均一被覆性が大幅に良くなるので耐食性向上
効果が低下し、またCO,Wともに高価なため経済的な
面からも好ましくない。
次に、Co−WまたはCO−Cr合金めつき層に含有さ
れるWまたはCrの効果についての理論的裏づけは必ず
しも明らかではないが、本発明者等の実験結果から次の
ことが確認されている0丁なわち、CO中にWまたはC
rが合金あるいは共析状態で含有された場合、特に加工
後の耐食性が著しく向上する0これは、加工時Co −
WまたはCo −Cr合金めっき層に入る亀裂が減少す
るためと考えられる。また、Co −WまたはCo −
Cr合金めつきではCOとWまたはCrの相乗効果によ
り、均一で緻密で安定なZn (0H)zの形成がより
一層促進されることによるものと考えられる。
れるWまたはCrの効果についての理論的裏づけは必ず
しも明らかではないが、本発明者等の実験結果から次の
ことが確認されている0丁なわち、CO中にWまたはC
rが合金あるいは共析状態で含有された場合、特に加工
後の耐食性が著しく向上する0これは、加工時Co −
WまたはCo −Cr合金めっき層に入る亀裂が減少す
るためと考えられる。また、Co −WまたはCo −
Cr合金めつきではCOとWまたはCrの相乗効果によ
り、均一で緻密で安定なZn (0H)zの形成がより
一層促進されることによるものと考えられる。
以上のことから、Co −WまたはCo −Cr合金め
つき層中のWまたはCr含有量は0.01〜10wtに
の範囲が適正であることが判明した。その理由は、Wま
たはCr含有量が0.01 wL9g未満では上述した
効果が認められず、一方1. OwLNを超えると効果
が飽和に達するとともに、めっき外観が悪くなるので好
ましくないからである。
つき層中のWまたはCr含有量は0.01〜10wtに
の範囲が適正であることが判明した。その理由は、Wま
たはCr含有量が0.01 wL9g未満では上述した
効果が認められず、一方1. OwLNを超えると効果
が飽和に達するとともに、めっき外観が悪くなるので好
ましくないからである。
本発明の防錆鋼板は、鋼板にZnまたはZn系合金めっ
きを施した後、引き続いて電気めっき法によりCo −
WまたはCo −Cr合金めつきを行うことににり製造
される。Co −WまたはCo −Cr合金めっき浴組
成としては、金PACoとして10〜100′y/を含
有する水溶液のコバルト酸塩水溶液中に、水溶性のタン
グステン酸塩またはクロム化合物を金属WまたはCrと
して0.01〜102/L含有するよう添加調整し、適
切なpHとしだものを用いる。使用可能なコバルト酸塩
としては、硫酸コバルト、塩化コバルト、スルファミン
酸コバル1−、ピロリン酸コバルト(アルカ’J ’t
l ptI 8.3)、クエン酸コバル■酸性PII4
、アルカリ性、、H10人ナフテン酸コバルトなどがあ
り、タングステン酸塩としては代表的に、タングステン
酸アンモニウノ・、タングステン酸ナトリウム、タング
ステン酸カリウム、タングステン酸カルシウム、クロム
化合物としては、塩化クロム、硫酸クロム、無水クロム
酸などを挙げることができる。なお、Co −Wまたは
CO−(:、r合金めつき浴にはめつき操業安定化を図
るため、塩化アンモニウム、硫酸す) IJウム等の電
気伝導助剤、ホウ酸、クエン酸アンモニウム等のplI
緩衝剤等を添加しても良いoCO−Wまたは(’o −
Cr合金めつきは電気めっき法でコーティングされるた
め付着量が少ない場合でも正確にコントロールすること
ができる。なお、C。
きを施した後、引き続いて電気めっき法によりCo −
WまたはCo −Cr合金めつきを行うことににり製造
される。Co −WまたはCo −Cr合金めっき浴組
成としては、金PACoとして10〜100′y/を含
有する水溶液のコバルト酸塩水溶液中に、水溶性のタン
グステン酸塩またはクロム化合物を金属WまたはCrと
して0.01〜102/L含有するよう添加調整し、適
切なpHとしだものを用いる。使用可能なコバルト酸塩
としては、硫酸コバルト、塩化コバルト、スルファミン
酸コバル1−、ピロリン酸コバルト(アルカ’J ’t
l ptI 8.3)、クエン酸コバル■酸性PII4
、アルカリ性、、H10人ナフテン酸コバルトなどがあ
り、タングステン酸塩としては代表的に、タングステン
酸アンモニウノ・、タングステン酸ナトリウム、タング
ステン酸カリウム、タングステン酸カルシウム、クロム
化合物としては、塩化クロム、硫酸クロム、無水クロム
酸などを挙げることができる。なお、Co −Wまたは
CO−(:、r合金めつき浴にはめつき操業安定化を図
るため、塩化アンモニウム、硫酸す) IJウム等の電
気伝導助剤、ホウ酸、クエン酸アンモニウム等のplI
緩衝剤等を添加しても良いoCO−Wまたは(’o −
Cr合金めつきは電気めっき法でコーティングされるた
め付着量が少ない場合でも正確にコントロールすること
ができる。なお、C。
−WまたはCo −Cr合金めっき皮膜中のWまたはC
r含有率は、電流密度が大きい程、めっき浴温か比較的
低い層上がる傾向にあるから、必要に応じてWまたはC
r含有率をコントロールすること力Sできる。また、C
o−WまたはCo −Crめつき層上にクロメートおよ
びタンニン酸系などの不済性処理を実施することによっ
て、より耐食性の向上刃S達成できる。
r含有率は、電流密度が大きい程、めっき浴温か比較的
低い層上がる傾向にあるから、必要に応じてWまたはC
r含有率をコントロールすること力Sできる。また、C
o−WまたはCo −Crめつき層上にクロメートおよ
びタンニン酸系などの不済性処理を実施することによっ
て、より耐食性の向上刃S達成できる。
以下、本発明を実施例につき具体約1こ説明する。
冷延鋼板を常法に従い電解脱脂、酸洗した後、以下の条
件により各種の第1層のznまた(jZn系合金めっき
を行った0 (A) 電気Znめっき (1)浴組成 塩化亜鉛 210fat塩化カリウ
ム 360 fit (2)浴温 55℃ (3) PI(−5 (4)電流密度 30A/υ (5) めっき付着] 2(1/1(2) Zll
−Nt金合金っき (1)浴組成 塩化亜鉛 13(1/を塩化ニッケ
ル 2409/を 塩化アンモニウム aOg/1 (2)浴温45℃ (3) pH= 4 (4)電流密度 30A/山I (5) めっき付着量 20f/m”(Ni含有t1
3 wLN)(lnZn−Fe合金めつき (1)浴組成 塩化亜鉛 1305’/z 。
件により各種の第1層のznまた(jZn系合金めっき
を行った0 (A) 電気Znめっき (1)浴組成 塩化亜鉛 210fat塩化カリウ
ム 360 fit (2)浴温 55℃ (3) PI(−5 (4)電流密度 30A/υ (5) めっき付着] 2(1/1(2) Zll
−Nt金合金っき (1)浴組成 塩化亜鉛 13(1/を塩化ニッケ
ル 2409/を 塩化アンモニウム aOg/1 (2)浴温45℃ (3) pH= 4 (4)電流密度 30A/山I (5) めっき付着量 20f/m”(Ni含有t1
3 wLN)(lnZn−Fe合金めつき (1)浴組成 塩化亜鉛 1305’/z 。
1 塩化第一鉄 12(1/を塩化アンモニ
ウム 60 t/l クエン酸 52/l ■)浴温 50℃ (3) PH=2 (4) ’Ili流密度 30A/dr&(5)
めっき付着量20 t /n? (Fe含有i115
wtXJG)Zn−At複合めっき (1)浴組成 硫酸亜鉛 0.5 M/を水酸化
亜鉛 0.5 M/ を 水酸化アルミニウム 0.2 M/ tホウ酸
309/l アルミニウム粉末(−250mesh)20〜3017
1 (2)浴温40℃ (3) pH=5 (4)電流密度 30A/山? (5) めつき伺着量 2(1/m’(At含有量1
2 wt駒[F] 7.n −Cr合金めつき (])浴組成 塩化亜鉛 130?/を塩化クロ
ム 6oy7を 塩化アンモニウム 60!/1 (2)浴温 50℃ (3) pH1−4,5 (4)電流密度 30A/dm’ (5) めっき付着量 20 ? /lr? (Cr
含有量3wtX)0 浴融Z11めっき 一般のゼンジマ一方式によって溶融Znめつきを行った
0めつき付着量90 S’ / m’上述したようにし
て第1層のZllまたはzn系合金めっきを行った後、
水洗して直ちに下記の東件で第2層のCo −Wまたは
Co −Cr合金めつきを行った。
ウム 60 t/l クエン酸 52/l ■)浴温 50℃ (3) PH=2 (4) ’Ili流密度 30A/dr&(5)
めっき付着量20 t /n? (Fe含有i115
wtXJG)Zn−At複合めっき (1)浴組成 硫酸亜鉛 0.5 M/を水酸化
亜鉛 0.5 M/ を 水酸化アルミニウム 0.2 M/ tホウ酸
309/l アルミニウム粉末(−250mesh)20〜3017
1 (2)浴温40℃ (3) pH=5 (4)電流密度 30A/山? (5) めつき伺着量 2(1/m’(At含有量1
2 wt駒[F] 7.n −Cr合金めつき (])浴組成 塩化亜鉛 130?/を塩化クロ
ム 6oy7を 塩化アンモニウム 60!/1 (2)浴温 50℃ (3) pH1−4,5 (4)電流密度 30A/dm’ (5) めっき付着量 20 ? /lr? (Cr
含有量3wtX)0 浴融Z11めっき 一般のゼンジマ一方式によって溶融Znめつきを行った
0めつき付着量90 S’ / m’上述したようにし
て第1層のZllまたはzn系合金めっきを行った後、
水洗して直ちに下記の東件で第2層のCo −Wまたは
Co −Cr合金めつきを行った。
(mco−W合金めつき
a)浴組成 硫酸コバルト 200y/を塩化
アンモニウム 60 ?/lホウ酸
30 ?/l タングステン酸ナトリウム 1o y /1(2)浴
温40℃ (3) pH= 6 (4) %、電流密度1−1OA/d+、?(5)
めっき付着量 電解電気量でコントロールし、C0−W合金めつき層中
のW含有量は約1 wtXとなるようにコントロールし
た。
アンモニウム 60 ?/lホウ酸
30 ?/l タングステン酸ナトリウム 1o y /1(2)浴
温40℃ (3) pH= 6 (4) %、電流密度1−1OA/d+、?(5)
めっき付着量 電解電気量でコントロールし、C0−W合金めつき層中
のW含有量は約1 wtXとなるようにコントロールし
た。
HCo−Cr合金めっき
(1) 浴組成 塩化コバルト 150
W/を塩化アンモニウム 60171ホウ酸
309/を 塩化クロム 201/1(2)浴温40
℃ (3) d−I=3 (4)電流密度 1−10 A/ dn?(5)めっき
付着量 電解電気量でコントロールし、Co −Cr合金めつき
層中のCr含有量は約1 wtXとなるようにコントロ
ールした〇 このようにして得られた種々の積層めっき銅板について
下記のような梱々の性能試験を行った。
W/を塩化アンモニウム 60171ホウ酸
309/を 塩化クロム 201/1(2)浴温40
℃ (3) d−I=3 (4)電流密度 1−10 A/ dn?(5)めっき
付着量 電解電気量でコントロールし、Co −Cr合金めつき
層中のCr含有量は約1 wtXとなるようにコントロ
ールした〇 このようにして得られた種々の積層めっき銅板について
下記のような梱々の性能試験を行った。
その結果を第1表および第2表にまとめて示す。
第1表および第2表の試験結果から明らかなように%C
0−WまたはCo −Cr合金めつきの付着量は0.0
03〜3y/−とすることにより、そしてCo−Wまた
はCo −、Cr合金めつき層中のWまたはCr含有量
を0.01〜10 wtXの範囲内に収めることにより
、特に自動車用防@鋼板として要求される裸耐食性、塗
装後の耐食性、溶接性などの優れた鋼板が得られる、 U)裸耐食性 Co−W合金は以下に示す冷熱−リイクル腐食試験(C
CT )で行った0また、Co −Cr合金は以下に示
す複合腐食試験に準拠して行った。
0−WまたはCo −Cr合金めつきの付着量は0.0
03〜3y/−とすることにより、そしてCo−Wまた
はCo −、Cr合金めつき層中のWまたはCr含有量
を0.01〜10 wtXの範囲内に収めることにより
、特に自動車用防@鋼板として要求される裸耐食性、塗
装後の耐食性、溶接性などの優れた鋼板が得られる、 U)裸耐食性 Co−W合金は以下に示す冷熱−リイクル腐食試験(C
CT )で行った0また、Co −Cr合金は以下に示
す複合腐食試験に準拠して行った。
(1−1)冷熱→ノ゛イクル腐食試験
(劫 塩水噴霧試験(JIS Z 2371)・・
・・・・・・・4時間 (b) 乾燥(60℃)−・・・・・2時間(e)
湿潤(60℃、相対湿度95X以上)・・・・・・−
−・−・4時間 (d) 冷凍(−15℃)・・・・−・2時間上記(
a)〜(d)を1サイクルとして2サイクル7日(1−
2)複合腐食試験 (a) 塩水噴霧試験(JIS Z 2371)−4
時間Φ) 熱風乾燥(60℃)・・・・・・1時間(C
) 湿潤試験(50℃、相対温度709(以上〕・・
・・・・3時間 上記(a)〜(c)を1ザイクルとして4サイクル7日
で168および240時間行った。
・・・・・・・4時間 (b) 乾燥(60℃)−・・・・・2時間(e)
湿潤(60℃、相対湿度95X以上)・・・・・・−
−・−・4時間 (d) 冷凍(−15℃)・・・・−・2時間上記(
a)〜(d)を1サイクルとして2サイクル7日(1−
2)複合腐食試験 (a) 塩水噴霧試験(JIS Z 2371)−4
時間Φ) 熱風乾燥(60℃)・・・・・・1時間(C
) 湿潤試験(50℃、相対温度709(以上〕・・
・・・・3時間 上記(a)〜(c)を1ザイクルとして4サイクル7日
で168および240時間行った。
■)りん酸塩処理性
ボンデライト#3128(日本パー力うイジング■製〕
を50℃で140秒間スプレー処理し、均一で緻密で微
細な結晶ができる付着量により評価した。なお、×評価
では不均一でポーラスで粗大な結晶となった〇 ボンデライト93128でりん酸塩処理後、パワートッ
プU−30ブラック(日本ペイント■製)を用いて20
μmのカチオン電着塗装を行い、上述した冷熱サイクル
腐食試験および複合腐食試験に準拠してクロスカット部
からの塗膜ふくれ幅により評価した。
を50℃で140秒間スプレー処理し、均一で緻密で微
細な結晶ができる付着量により評価した。なお、×評価
では不均一でポーラスで粗大な結晶となった〇 ボンデライト93128でりん酸塩処理後、パワートッ
プU−30ブラック(日本ペイント■製)を用いて20
μmのカチオン電着塗装を行い、上述した冷熱サイクル
腐食試験および複合腐食試験に準拠してクロスカット部
からの塗膜ふくれ幅により評価した。
(4)溶接性
肉厚0.7 wsの片面めっき鋼板を用い、めっき面を
外側にして重ね合わせてスポット溶接を行い、連続溶接
可能打点数で評価した〇 本発明は上述の分野に限られず、下記のような種々の分
野に適用することができる。
外側にして重ね合わせてスポット溶接を行い、連続溶接
可能打点数で評価した〇 本発明は上述の分野に限られず、下記のような種々の分
野に適用することができる。
(1)本発明の積層めっきはジンクリッチブライマー
(Zn粉末等の金属粉を含む導電性有機コーティング)
の下地としても好適であり、極めて優れた耐食性を発揮
する〇 (2)本発明の積層めつきは鋼板の片面あるいは両面に
適用でき、両面めっきの場合用途に応じて差厚めつき、
異種めっきを行うことができるC(3)本発明のCo
−WまたはCo −Cr合金めつきにおいて、Wまたは
Crの代りにバナジウ、ム、チタン1モリブデン、ジル
コニウム等の金属を用いても同様の効果を奏する。
(Zn粉末等の金属粉を含む導電性有機コーティング)
の下地としても好適であり、極めて優れた耐食性を発揮
する〇 (2)本発明の積層めつきは鋼板の片面あるいは両面に
適用でき、両面めっきの場合用途に応じて差厚めつき、
異種めっきを行うことができるC(3)本発明のCo
−WまたはCo −Cr合金めつきにおいて、Wまたは
Crの代りにバナジウ、ム、チタン1モリブデン、ジル
コニウム等の金属を用いても同様の効果を奏する。
Claims (2)
- (1) 鋼板上に、第1層としてめっき付着量が3
77−以上のZnまたはZn系合金めっき層および第2
層としてめっき伺着量が0.003〜3 r/mlで、
めっき皮膜のWまたはCr含有量が0.01〜10 W
tXのC0−WまたはCO−Cr合金めつき層を形成し
てなることを特徴とする高耐食性表面処理鋼板。 - (2)鋼板にZnまたはZn系合金めっきを施し、次イ
テcoを10〜100t/1%WまたはCrを0.01
〜1oy7を含有するコバルトめっき浴中でCo −W
またはCo −Cr合金を電気めっきすることを特徴と
する高耐食性表面処理鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609982A JPS5925992A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13609982A JPS5925992A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925992A true JPS5925992A (ja) | 1984-02-10 |
JPH0210236B2 JPH0210236B2 (ja) | 1990-03-07 |
Family
ID=15167242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13609982A Granted JPS5925992A (ja) | 1982-08-04 | 1982-08-04 | 高耐食性表面処理鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925992A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6228698U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-21 | ||
US4663245A (en) * | 1985-05-16 | 1987-05-05 | Nippon Steel Corporation | Hot-dipped galvanized steel sheet having excellent black tarnish resistance and process for producing the same |
US4670354A (en) * | 1984-07-06 | 1987-06-02 | Phenix Works | Hot-galvanized steel product, notably intended to be phosphated, and method for preparing such a product |
JPH03115594A (ja) * | 1990-04-25 | 1991-05-16 | Nippon Steel Corp | 耐食性の優れた防錆鋼板 |
US6677057B2 (en) * | 2000-12-22 | 2004-01-13 | Posco | Zn-Co-W alloy electroplated steel sheet with excellent corrosion resistance and weldability, and electrolyte for plating same |
KR100854505B1 (ko) | 2007-02-23 | 2008-08-26 | (주)해빛정보 | 텅스텐 코발트와 주석 코발트를 이용한 도금층 및도금방법 |
-
1982
- 1982-08-04 JP JP13609982A patent/JPS5925992A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4670354A (en) * | 1984-07-06 | 1987-06-02 | Phenix Works | Hot-galvanized steel product, notably intended to be phosphated, and method for preparing such a product |
US4663245A (en) * | 1985-05-16 | 1987-05-05 | Nippon Steel Corporation | Hot-dipped galvanized steel sheet having excellent black tarnish resistance and process for producing the same |
JPS6228698U (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-21 | ||
JPH03115594A (ja) * | 1990-04-25 | 1991-05-16 | Nippon Steel Corp | 耐食性の優れた防錆鋼板 |
US6677057B2 (en) * | 2000-12-22 | 2004-01-13 | Posco | Zn-Co-W alloy electroplated steel sheet with excellent corrosion resistance and weldability, and electrolyte for plating same |
KR100455083B1 (ko) * | 2000-12-22 | 2004-11-08 | 주식회사 포스코 | 내식성 및 용접성이 우수한 아연-코발트-텅스텐 합금전기도금강판 및 그 도금용액 |
KR100854505B1 (ko) | 2007-02-23 | 2008-08-26 | (주)해빛정보 | 텅스텐 코발트와 주석 코발트를 이용한 도금층 및도금방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0210236B2 (ja) | 1990-03-07 |
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