JPS5925465B2 - 自動車電装品などの故障診断方式 - Google Patents

自動車電装品などの故障診断方式

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JPS5925465B2
JPS5925465B2 JP51081732A JP8173276A JPS5925465B2 JP S5925465 B2 JPS5925465 B2 JP S5925465B2 JP 51081732 A JP51081732 A JP 51081732A JP 8173276 A JP8173276 A JP 8173276A JP S5925465 B2 JPS5925465 B2 JP S5925465B2
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JP
Japan
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load
vehicle
diagnosed
current value
current sensor
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JP51081732A
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JPS536851A (en
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誠 山ノ井
富三 斉田
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車の電気系統の故障を連続的に診断するこ
とが可能な故障診断方式に関する。
従来、自動車のエンジン関係、制動関係などの整備に対
しては診断機器が使用され、効果を上げている。しかし
ながら、各電装品の良否、スイッチあるいはコネクタな
どの接触不良、配線の軽度の短絡などの末端の不良は修
理工場などで作業員の手作業によつて見つけ出し、修理
しなければならず、長時間を有し、非能率な欠点があつ
た。
したがつて、本発明の目的は多種車輛の電装品、スイッ
チあるいはコネクタ、配線などの電気系統の故障を多種
項目にわたつて容易にかつ簡単な操作で発見するための
非車載の簡便な故障診断方式を提供するものである。
このような目的を達成するため、被診断車のバッテリ端
子に対して並列接続された電装品などの診断すべき複数
の負荷にそれぞれ接続される負荷選択スイッチと、該各
負荷撰択スイッチにて選択される負荷に流れる電流値を
測定する電流センサと、該電流センサによつて測定され
る電流値をデジタル量に変換するA/D変換器と、被診
断車の診断すべき項目についての負荷を指定する複数の
項目指定スイツチと、被診断車の車種を指定する複数の
車種指定スイツチと、前記A/D変換器にて変換される
電流値を入力とし該電流値とあらかじめメモリ装置に格
納される被診断車の車種および負荷の種類によつて決ま
る基準電流値の上限値および下限値とをそれぞれ比較し
て、その比較結果により負荷の故障を診断する制御装置
とを備え、被診断車の負荷を診断するに際し、その車種
および項目にそれぞれ対応する前記車種指定スイツチお
よび項目。
指定スイツチを操作すると共に、前記負荷に対応する負
荷選択スイツチを操作して、該負荷選択スイツチによつ
て選択された負荷に流れる電流値を前記電流センサで測
定することにより、該電流センサにて測定される電流値
と前記車踵指定スイツチおよび項目指定スイツチによつ
て指定される指定信号に基づき前記メモリ装置から読み
出される基準電流値の上限値および下限値とをそれぞれ
比較し、その比較結果から負荷の故障を診断するように
したものである。以下、実施例を用いて詳細に説明する
。第1図は本発明に係る自動車電装品などの故障診断方
式の一実施例を示すプロツタ図である。
1例として、64車種の32項目の負荷(電装品、コネ
クタ、スイツチおよび配線など)の故障を診断する場合
について説明する。
同図において、1a〜1nは被診断車の車種によつて閉
じる車種指定スイツチ、2はこの車種指定スイツチ1a
〜1nの閉成信号を8ビツトの信号に変換し、そのうち
上立2ビツトを下記の車種細分のためのLレジスタへ送
り、下位6ビツトを下記のHレジスタに送るように動作
するダイオードマトリツクスの車種指定デコーダ、3は
自動車のバツアリ一端子、4はこのバツテリ一端子3よ
り供給される電流を測定するため、電源線に装着した電
流センサ、5a〜5nは被診断車の診断すべき負荷、6
a〜6nはこの診断すべき負荷5a〜5nを選択する負
荷選択スイツチ、7はアンプ7a、抵抗7b〜7d、コ
ンデンサ7E,7fよりなる増幅器、8はA/D変換器
、9はラツチ回路、10a〜10nは被診断車の例えば
32項目の故障診断についての負荷を指定する項目指定
スイツチ、11はこの項目指定スイツチ10a〜10n
の閉成信号を8ビツトの並列信号に変換する項目指定デ
コーダ、12は入力ゲート端子12a、出力ゲート端子
12b.割込みゲート端子12c、車種および負荷の種
類によつて決まる基準電流値の上限値および下限値が記
憶されているメモリ装置、そのメモリ装置をアクセスす
るための番地がセツトされるHレジスタおよびLレジス
タ、測定した電流値がこの基準電流値の上限値および下
限値内にあるか否かを比較する比較回路などを備えたマ
イクロコンピユータなどの制御装置、13a〜13dは
入力ゲート回路、14a〜14dはワンシヨツトマルチ
、15aおよび15bはインバータ回路、16aおよび
16bはダイオードである。
なお、64車種の32項目の負荷における基準電流値の
上限値および下限値を格納するメモリ装置の番地をアク
セスするためのHレジスタおよびLレジスタの内容につ
いて第2図〜第6図を参照して説明する。
第2図は64車種のそれぞれを指定するため、Hレジス
タの8ビツトの内容を上位2ビツト(00,01,10
,11)と下位4ビツト(010000〜111111
)に分けて示したものである。
したがつて、例えばA社の1300CCの乗用車が、車
種6の場合にはHレジスタに″011100014とな
る。第3図〜第6図は項目指定デコーダ11の出力8ビ
ツトが入力するLレジスタの内容で、特に第3図は車種
1,5,9,@、・・・・・・@について示し、第4図
は車種2,6,[相],9・・・・・・Oについて示し
、第5図は車種3,7,@,[相]、・・・・・・Oに
ついて示し、第6図は車種4,8,@,6、・・・・・
・[有]について示す。
そして、このLレジスタによつて指定されたメモリ装置
の番地にはそれらの車種の負荷によつて決まる基準電流
値の上限値が記憶されており、その番地の上位4ビツト
に61″′を加えることによつて出来る番地に下限値が
記臆されている。したがつて、上限値をLレジスタにセ
ツトし、上限値を読み出したのち、プログラムによつて
61″を加えれば、下限値を読み出すことができる。ま
た、電流センサ4としては電流計もしくは配線をはずし
たりする必要のないホール効果素子などを用いることが
できる。
次に、上記構成による自動車電装品などの故障診断方式
の動作について説明する。
まず、説明を簡単にするため、車種6の各負荷のうち、
項目(2)のブレーキランプ回路を診断する場合につい
て説明する。
そして、ブレーキランプ回路が負荷5bとすると、負荷
選択スイツチ6bを閉じると、ブレーキ・ランプ回路に
電流が流れる。このブレーキランプ回路に流れる電流値
は電流センサ4で検出される。この電流値は増幅器7を
介してA/D変換器8に入力する。一力、車種6に対す
る車種指定スイツチ、例えば1aを閉成すると、車種指
定デコーダ2から゛01110001″(第2図の6参
照)の8ビツトのデータに変換され、入力ゲート回路1
3aに印加する。また、ブレーキランプ回路は項目(2
)であるから、項目指定スイツチ10aを閉成すると、
項目指定デコーダ11から′″010000011(第
4図の(2)参照)の8ビツトのデータに変換され、入
力ゲート回路13aに印加すると共に、そのデコード信
号はダイオード16aおよび16b、インバータ回路1
5bを介してワンシヨツトマルチ14cに人力する。こ
のため、このワンシヨツトマルチ14cが動作し、その
出力信号はA/D変換器8に入力する。このため、A/
D変換器8が動作し、アナログ信号をデイジタル信号に
変換してラツチ回路9に出力すると共にA/D変換スタ
ート信号がインバータ回路15aを介してワンシヨツト
マルチ14bに送出される。このため、このワンシヨツ
トマルチ14bがトリガされ、その出力信号が送出され
、この出力信号は制御装置12の割込み端子12cに加
えられる。したがつて制御装置12が動作する。このた
め、まず、出力ゲート端子12bのビツト10″端子よ
りゲート信号が送出される。そのゲート信号はワンシヨ
ツトマルチ14aに入力し、このワンシヨツトマルチ1
4aが動作し、出力信号はゲート回路13aに入力する
。このため、ゲート回路13aが開き、車種指定デコー
ダ2からの8ビツトデータ″01110001”はHレ
ジスタにセツトされる。次のタイミングで、出力ゲート
端子12bのビツト”1゛端子よりゲート信号が送出さ
れる。このゲート信号はワンシヨツトマルチ14dに入
力する。このため、ワンシヨツトマルチ14dが動作し
、その出力信号はゲート回路13dに入力し、このゲー
ト回路13dが開く。このためて、項目指定データ11
の8ビツトデータ601000001″はLレジスタに
セツトされる。そして、次のタイミングで、出力ゲート
端子12bのビツト“2”端子よりゲート信号がラツチ
回路9に送出される。このため、ラツチ回路9のデツタ
がゲート回路13bに印加する。そして、次のタイミン
グで出力ゲ゛一ト端子12bのビツト”3″′端子より
ゲート信号が送出され、ゲート回路13bが開く。
このため、測定データが人力ゲート端子12aを介して
制御装置12に入力する。そして、上記Hレジスタおよ
びLレジスタにセツトされた16ビツト6011100
0101000001″によりメモリの番地が指定され
、基準電流値の上限値が読み出され、比較回路で測定デ
ータと比較される。
そして、プログラムによりLレジスタの上位4ビツトに
′″11が加えられてできた16ビツト″011100
0101010001″によりメモリ装置の番地が指定
され、基準電流値の下限値が読み出され、比較回路で上
記測定データと比較される。
そして、測定値が基準電流値の上限値と下限値内にあれ
ば止常とし、それ以外の範囲にある場合には故障として
故障信号を送出し、警報ランプあるいはブザーで報知す
る。同・様にして、64車種について、それぞれ32項
目の負荷の故障を診断することができる。
さらに、ビツト数を増加させることによつて更に多くの
車種についてそれぞれ多項目の負荷の故障を診断するこ
とができる。なお、制御装置としてはワンチツプCPU
による低価格のマイクロコンピユータを利用することが
できる。
以上、詳細に説明したように、本発明に係る自動車電装
品などの故障診断方式によれば操作が簡単であるうえ、
複雑多岐な多種車輛の電気系統の故障を多種項目にわた
つて容易にしかも早期に発見でき、生産工程での倹査、
整備、修理などが能率よく行なうことができる。
しかも、スロ一りークなど従来の方法では発見し難い故
障も定量的に検知することができるので、適当な対策を
施こすことができ、高い信頼性が得られるなどの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車電装品などの故障診断力式
の一実施例を示すプロツク図、第2図は64車種を指定
するためのビツト構成を示す図、第3図〜第6図はそれ
ぞれ32項目の負荷に対する基準電流値の上限値および
下限値をメモリから読み出すための番地構成を示す図で
ある。 1a〜1n・・・・・・車種指定スイツチ、2・・・・
・・車種指定デコーダ、3・・・・・・バツテリ一端子
、4・・・・・・電流センサ、5a〜5n・・・・・・
負荷、6a〜6n・・・・・・負荷選択スイツチ、7・
・・・・・増幅器、7a・・・・・・アンプ、7b〜7
d・・・・・・抵抗、7eおよび7f・・・・・・コン
デンサ、8・・・・・・A/D変換器、9・・・・・・
ラツチ回路、10a〜10n・・・・・・項目指定スイ
ツチ、11・・・・・・項目指定デコーダ、12・・・
・・・制御装置、12a・・・・・・入力ゲート端子、
12b・・・・・・出力ゲート端子、12c・・・・・
・割込みゲート端子、13a〜13d・・・・・・人力
ゲート回路、14a〜14d・・・・・・ワンシヨツト
マルチ、15aおよび15b・・・・・・インバータ回
路、16aおよび16b・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被診断車のバッテリ端子に対して並列接続された電
    装品などの診断すべき複数の負荷にそれぞれ接続される
    負荷選択スイッチと、該各負荷選択スイッチにて選択さ
    れる負荷に流れる電流値を測定する電流センサと、該電
    流センサによつて測定される電流値をデジタル量に変換
    するA/D変換器と、被診断車の診断すべき項目につい
    ての負荷を指定する複数の項目指定スイッチと、被診断
    車の車種を指定する複数の車種指定スイッチと、前記A
    /D変換器にて変換される電流値を入力とし該電流値と
    あらかじめメモリ装置に格納される被診断車の車種およ
    び負荷の種類によつて決まる基準電流値の上限値および
    下限値とをそれぞれ比較して、その比較結果により負荷
    の故障を診断する制御装置とを備え、被診断車の負荷を
    診断するに際し、その車種および項目にそれぞれ対応す
    る前記車種指定スイッチおよび項目指定スイッチを操作
    すると共に、前記負荷に対応する負荷選択スイッチを操
    作して、該負荷選択スイッチによつて選択された負荷に
    流れる電流値を前記電流センサで測定することにより、
    該電流センサにて測定される電流値と前記車種指定スイ
    ッチおよび項目指定スイッチによつて指定される指定信
    号に基づき前記メモリ装置から読み出される基準電流値
    の上限値および下限値とをそれぞれ比較し、その比較結
    果から負荷の故障を診断するようにしたことを特徴とす
    る自動車電装品などの故障診断方式。 2 上記メモリ装置の下限値が記憶されている番地指定
    は上限値が記憶されている上位4ビットに“1”を加え
    ることによつて行なうようにしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の自動車電装品などの故障診断方
    式。 3 電流センサをホール素子などのように電気配線をは
    ずしたりする必要がない形式のものを用い、この電流セ
    ンサをバーネスにより電気配線に装着することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の自動車電装品などの故
    障診断方式。
JP51081732A 1976-07-09 1976-07-09 自動車電装品などの故障診断方式 Expired JPS5925465B2 (ja)

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JPS536851A JPS536851A (en) 1978-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5614932A (en) * 1979-07-18 1981-02-13 Yamada Yuki Seizo Kk Automatic diagnostic system
JPS5745452U (ja) * 1980-08-29 1982-03-12
JP7415364B2 (ja) * 2019-08-02 2024-01-17 株式会社オートネットワーク技術研究所 車載中継装置、コンピュータプログラム及び故障判定方法

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