JPS5925456Y2 - 回転式セルロ−ズ「ろ」 - Google Patents

回転式セルロ−ズ「ろ」

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Publication number
JPS5925456Y2
JPS5925456Y2 JP15325579U JP15325579U JPS5925456Y2 JP S5925456 Y2 JPS5925456 Y2 JP S5925456Y2 JP 15325579 U JP15325579 U JP 15325579U JP 15325579 U JP15325579 U JP 15325579U JP S5925456 Y2 JPS5925456 Y2 JP S5925456Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction box
drum
compartment
discharge pipe
cellulose
Prior art date
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Expired
Application number
JP15325579U
Other languages
English (en)
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JPS5669909U (ja
Inventor
武四 老谷
Original Assignee
ガデリウス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ガデリウス株式会社 filed Critical ガデリウス株式会社
Priority to JP15325579U priority Critical patent/JPS5925456Y2/ja
Publication of JPS5669909U publication Critical patent/JPS5669909U/ja
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Paper (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転式セルローズ濾過機の改良に関するもので
ある。
既に、パルプ懸濁液槽と回転濾過ドラムと、定置吸込ボ
ックスとから成り、濾過ドラムは液槽内に1部浸漬され
、その内側に沿う軸方向に延長した小室を持ち、これら
小室がドラムの端において、ドラムの円周に近く配置さ
れた平らな環状表面中に開き又吸込ボックスは該表面に
当接され、且つ、それと連通ずる小室内に真空を作るよ
うにし前記吸込ボックスは開いた環又は馬蹄鉄、なるべ
くはほぼ半円形状を持つようにしたセルローズ濾過機は
特許番号第1043728にて提案されている。
然しなから、かかる従来の回転式セルローズ濾過機に於
ては吸込ボックスの隔室内に空気が残存し、この残存空
気の為に吸込ボックスの所要の真空が得られず、濾液の
吸込効果が充分でない欠点があった。
本考案はかかる欠点を解決するもので吸込ボックスの排
出管に吸気管を設けて吸込ボックスの隔室内の残存空気
を脱気し吸込効果を増大することを特徴として居る。
本考案の詳細を図面によって説明する。
第1図は本願の考案の適用される回転式セルローズ濾過
機を示しており、1はパルプ懸濁液槽であり、それに1
部浸漬して円筒形外筒とそれより小内径の円筒形内筒よ
り成る回転ドラム2が回転自在に軸支されている。
該回転ドラム2の円筒形外筒は多孔薄板より成りその外
周に濾過布が外張りされている。
又、その内側にそって軸方向に延長した多数の小室3が
設けられ、その端部は第2図4で示す如き環状端板によ
って閉鎖され、その端部下面は中心方向に開口している
該開口部に当接してそれより小径の定置環状吸込ボック
ス5が気密に嵌装されており、該定置環状吸込ボックス
5は隔壁6により4つ又は5つの隔室7,8.9および
10(5つの場合は隔室9が更に2つに分けられる)に
区分されている。
隔室7および9には第2図で示すごとく排出管11.1
2が設けられ密封タンク13に連通している。
回転濾過ドラムが第1図において矢の方向に回転すれば
隔室7において徐々に増大する外静圧により、小室は濾
過液で満され回転ドラムの外周にはバルブシートが形成
される。
余剰の濾過液は第2図11で示される排出管を経て密封
タンク13に排出される。
隔室8は真空であり、濾過液は隔室8内に吸引されバル
ブシートが回転ドラムの外周面に更に強固に形成される
隔室9において、重力並びに隔室8に依って生じた真空
によって濾過布の表面にバルブシートが沈着し濾過液は
第2図12で示す排出管を経て密封タンク13に排出さ
れる。
隔室10においてバルブシートは摘出用ドクター14に
よって摘出される。
隔室10は吹出しファン15に連結されており、そのフ
ァンによってバルブシートを内側より吹上げ真空を切る
ことに依って摘出を確実にする。
第3図は濾過機の回転ドラムの端部内周面に嵌装される
吸込ボックスの側面図で、16.16は吸込ボックスの
端板、17゜17は前記端板を結合固定するサポートパ
イプ、18は両端板16間を一定間隔をおいて固定し、
濾液の整流を兼ねる複数個のリブ、19は支持板で回転
濾過ドラムの内周に嵌装された吸込ボックス5を液槽1
の端壁に堅固に支持する。
吸込ボックスは前後端板の外周面に密封装置を備える。
第4図は第2図の吸込ボックス部分の縦断面図である。
パルプ懸濁液槽1から濾過布22を通して小室8内に流
入した濾液21は吸込ボックス5の排出管12より吸引
されるが吸込ボックスの隔室部分9内に空気が残存する
為吸込ボックス内に所要の真空が得られず空気が混入し
、排出管12の吸込力が阻害される欠点がある。
第5図はこの欠点を解決する本考案の実施例を示して居
り、吸込ボックスの排出管に吸気管24を設は吸込ボッ
クス5の隔室部分9と排出管12とを該吸気管24にて
連通し、該吸気管24の吸気側を吸込ボックス5の気室
部に臨ませるとともに、該吸気管24の延長開口下端2
3を排出管12の垂直通路内に位置せしめる。
吸込ボックスによる濾液の吸込に当り、排出管12の垂
直通路を流下する濾液の水足により隔室9内の残存空気
は吸気管24を通して脱気され、隔室9内の真空度が高
くなり、吸込ボックスの濾液の吸込効果は増大する。
本考案は上記の如く構成したので従来の回転式セルロー
ズ濾過機に単に吸気管を備けるだけで、濾液の吸込効果
は増大し濾過機の性能が格段と改善される優れた効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転式セルローズ濾過機における取付部
分の概略断面図、第2図はその斜視図、第3図はその吸
込ボックスの側面図、第4図は第1図のA−Aに沿う吸
込ボックス部分の縦断面図、第5図は本考案にかかる第
4図と同一位置の吸込ボックス部分の縦断面図を示して
居る。 尚、図中の主要部の符号は次の通りである。 1・・・・・・パルプ懸濁液、2・・・・・・回転ドラ
ム、3・・・・・・小室、4・・・・・・環状端板、5
・・・・・・環状吸込ボックス、6・・・・・・隔壁、
7・・・・・・隔室、8・・・・・・隔室、9・・・・
・・隔室、10・・・・・・隔室、11・・・・・・排
出管、12・・・・・・排出管、13・・・・・・密封
タンク、14・・・・・・摘出用ドクター、15・・・
・・・吹出しファン、16・・・・・・端板、17・・
・・・・サポートパイプ、18・・・・・・リブ、19
・・・・・・支持板、21・・・・・・濾液、22・・
・・・・濾過布、23・・・・・・吸気管の開口下端、
24・・・・・・吸気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パルプ懸濁液槽と回転濾過ドラムと定置吸込ボックスと
    から戊り、濾過ドラムは液槽内に一部浸漬され、その内
    部に沿う軸方向に延長した小室を持ち、環状の定置吸込
    ボックスは回転ドラムの内周面の開口部に嵌装し、前記
    吸込ボックス外周の支持板に一端のみ支持されるものに
    於て、吸込ボックスの気室部に吸気管の吸気側を臨ませ
    、該吸気管の開口下端を排出管の垂直通路内に位置せし
    め、該排出管を通して排出される濾液の水足により吸込
    ボックスの隔室内の残存空気を脱気する事を特徴とする
    回転式セルローズ濾過機の改良。
JP15325579U 1979-11-06 1979-11-06 回転式セルロ−ズ「ろ」 Expired JPS5925456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15325579U JPS5925456Y2 (ja) 1979-11-06 1979-11-06 回転式セルロ−ズ「ろ」

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15325579U JPS5925456Y2 (ja) 1979-11-06 1979-11-06 回転式セルロ−ズ「ろ」

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5669909U JPS5669909U (ja) 1981-06-09
JPS5925456Y2 true JPS5925456Y2 (ja) 1984-07-26

Family

ID=29384042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15325579U Expired JPS5925456Y2 (ja) 1979-11-06 1979-11-06 回転式セルロ−ズ「ろ」

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JP (1) JPS5925456Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5669909U (ja) 1981-06-09

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