JPS5925186Y2 - 加工食品の加熱処理装置 - Google Patents

加工食品の加熱処理装置

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Publication number
JPS5925186Y2
JPS5925186Y2 JP1981141896U JP14189681U JPS5925186Y2 JP S5925186 Y2 JPS5925186 Y2 JP S5925186Y2 JP 1981141896 U JP1981141896 U JP 1981141896U JP 14189681 U JP14189681 U JP 14189681U JP S5925186 Y2 JPS5925186 Y2 JP S5925186Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing chamber
heating medium
air
heat treatment
processed food
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981141896U
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English (en)
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JPS5845671U (ja
Inventor
久雄 中川
兵衛 堀川
Original Assignee
株式会社中川鉄工所
堀川蒲鉾工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社中川鉄工所, 堀川蒲鉾工業株式会社 filed Critical 株式会社中川鉄工所
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加工食品の加熱処理装置に関する。
従来、トンネル状に形成した処理室に物品を輸送するコ
ンベヤを貫設し、前記処理室の人口側の上部に給気口を
出口側の上部に排気口を設けて、給気口と排気口とを循
還路により接続した加工食品の加熱処理装置は、実開昭
55−133793号公報により公知であるが、この種
のものは、処理室内を入口から出口−、向って熱風等の
加熱媒体が流動するため、処理室内をコンベヤ輸送され
る物品の加熱媒体の上流側に面する部分には、加熱媒体
が良く当って効果的な加熱を行うが、下流側に面する部
分は食品が加熱媒体の流れを側方へ排除して死角を生じ
させるため、加熱不良の状態となるから、物品に著しい
処理むらを生ずるばかりでなく、加熱媒体を処理室の人
口から出口へ向って吹き送るときは、加熱媒体が出口か
ら外部へ吹き出して無駄に消費される欠点があった。
本考案は、この欠点を解消するためになされたもので、
トンネル状処理室に入口と出口の両方から加熱媒体を供
給し、この媒体を中央部から上方へ排出することにより
、処理室の前半と後半とで加熱媒体を逆向きに流動させ
て、物品の処理むらと加熱媒体の無駄な消耗を生じない
加工食品の加熱処理装置を提供することを目的とする。
次に本考案に関する装置の実施の一例を図面に付き説明
すれば下記の通りである。
図中1はトンネル状の処理室で、前部に物品の人口2を
設け、後部に出口3を設けである。
4は処理室1内に物品を移送するネット・バー、又はゴ
ンドラ式(コンベヤへ移送板を吊設したもの)等のコン
ベヤで、入口2から処理室1内へ入り、出口3から外に
出て、処理室1の下部を入口2へ戻る様に張設しである
5は処理室1の中央上部に設けた排気部で、その上部に
二基のシロッコ形の送風機6,6′を装備しである。
7,7′は処理室1の人口2及び出口3に近い部分の上
側に設けた給気口で、処理室1とほは′同ヒ巾に形威し
である。
8.8′は前記送風機6,6′の吐出口と給気ロア、7
とを接続した循還路で、吐出口側の漸開部には加熱媒体
を給気ロア、7′の金山へ平均に拡散させるための拡散
誘導板9,9′を設けである。
10.10’は給気ロア、7′中に設けた整流板で、処
理室1内へ加熱媒体を層流状で流入させる。
11は前記排気部5に対応させて、処理室1の中央下部
に設けた山形の導風ガイドで、処理室1内を互に反対方
向に流れた加熱媒体を合流部において相互干渉を起させ
ることなく排気部5へ導く作用をする。
12は排気部5内に設けた加熱器で、循還する媒体を加
熱させるためガスバーナ・電気ヒーター・エロフィンヒ
ータ等を用いる。
13は排気部5内と処理室1内とに設けた蒸気管で、加
熱媒体を加湿する必要があるとき、或は物品の蒸しを行
うときに蒸気を供給する。
14は処理室1における出口3の後方上部に設けた赤外
線バーナで、処理後の物品に表面焼き等を施すために用
いるものである。
本考案に関する装置の実施の一例は上記の通りの構成で
あるから、排気部5内に設けた加熱器12により空気を
加熱し、送風機6,6′を運転して加熱空気を吸引させ
、吐出口から循還路8,8′へ圧送させれば、加熱媒体
としての熱風が処理室1における入口側の給気ロアと、
出口側の給気ロア′の両方から処理室1内へ流入し、処
理室1内を互に反対方向へ流動し、処理室1の中央に達
すると排気部5を上昇して加熱器13により再加熱され
、送風機6.6′により循還路8,8′を経て給気ロア
、7′へ送り込まれる循還を繰返すから、処理室1内を
コンベヤ4により輸送される物品は、入口2から中央の
排気部5へ達する迄は、進行方向後方がら追い風の状態
で加熱媒体を受け、背面側を効果的に加熱され、又、中
央の排気部5から出口3へ達する迄は、進行方向前方か
ら向い風の状態で加熱媒体を受け、正面側を効果的に加
熱され、側面は終始流通媒体に加熱されるため、その全
表面はむらなく加熱されるものであり、又、処理室1の
入口2と出口3との両方から中央へ向って加熱媒体を押
し込んで循還を行わせるときは、加熱媒体が処理室1外
へ放出されず、従って之が無駄に消費されることかない
前述の様に本考案に関する装置は、トンネル状に形成し
た処理室に物品を輸送するコンベヤを貫設し、前記処理
室の中央上部に排気部を設け、この排気部と前記処理室
の入口側及び出口側の上部に設けた一対の給気口とを、
送風機を備える一対の循還路により接続し、前記処理室
の前半と後半に加熱媒体を逆向きに流動させる様にした
ものであるから、処理室内にコンベヤにより物品を移送
して、その焼き抜き、座り、或は蒸し等の加熱処理を行
う際、移送物品に対し、処理室の前半においては加熱媒
体を追い風の状態において当て、後半(こおいては向い
風の状態において当てて、従来の一方送風において生し
た加熱の死角をなくすと共に、物品の側面には終始流動
する加熱媒体を作用させて物品のほぼ均一な全面加熱を
行わせたがら、送風式によって均一で能率の良い物品の
加熱処理を可能とすることが出来るばがりでなく、入口
と出口の両方から加熱媒体を供給し、中央部がら抜く循
還方式では、加熱媒体が処理室外へ漏出することがない
ため、加熱媒体の無駄な消耗がなくなり、省エネルギー
面にも大きな効果を挙げるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する装置の一部縦断側面図。 第2図は仝上平面図である。図中1は処理室、2は入口
、3は出口、4はコンベヤ、5は排気部、6,6′は送
風機、7,7′は給気口、8,8′は循還路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トンネル状に形威した処理室に物品を輸送するコンベヤ
    を貫設し、前記処理室の中央上部に排気部を設け、この
    排気部と前記処理室の人口側及び出口側の上部に設けた
    一対の給気口とを、送風機を備える一対の循還路により
    接続し、前記処理室の前半と後半に加熱媒体を逆向きに
    流動させる様にしたことを特徴とする加工食品の加熱処
    理装置。
JP1981141896U 1981-09-24 1981-09-24 加工食品の加熱処理装置 Expired JPS5925186Y2 (ja)

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JP1981141896U JPS5925186Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24 加工食品の加熱処理装置

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JPS5845671U JPS5845671U (ja) 1983-03-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037923A (ja) * 1983-08-11 1985-02-27 株式会社オオヤマフ−ズマシナリ− 熱風運行窯
US4544352A (en) * 1983-12-09 1985-10-01 Lanham Machinery Company, Inc. Baking oven with heated air distribution

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JPS5845671U (ja) 1983-03-28

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