JPS5924976B2 - ヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレ−トの製造法 - Google Patents

ヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレ−トの製造法

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JPS5924976B2
JPS5924976B2 JP55069063A JP6906380A JPS5924976B2 JP S5924976 B2 JPS5924976 B2 JP S5924976B2 JP 55069063 A JP55069063 A JP 55069063A JP 6906380 A JP6906380 A JP 6906380A JP S5924976 B2 JPS5924976 B2 JP S5924976B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D251/00Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
    • C07D251/02Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
    • C07D251/12Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/26Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton
    • C07C17/272Preparation of halogenated hydrocarbons by reactions involving an increase in the number of carbon atoms in the skeleton by addition reactions
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフルオロエラストマーに対する極めて効率的な
ゲル化剤に関する。
特に本発明でつくられたゲル化剤は0.5重量%という
非常に低いゲル化剤の濃度において約90%という非常
に高いゲル化を達成することができる。本発明方法でつ
くられたゲル化剤はゲル化したフルオロエラストマーの
製造に有用であり、ゲル化したフルオロエラストマーは
それとゲル化しないフルオロエラストマーとの配合物を
つくるのに有用であつて、ゲル化したフルオロエラスト
マー及び配合物は特にゲル化しないフルオロエラストマ
ーに比べ加工特性が改善されているが、ゲル化されない
フルオロエラストマーと本発明方法でつくられたゲル化
剤以外のゲル化剤でゲル化されたフルオロエラストマー
との配合物と比べても性質が改善されている。本発明の
ゲル化剤でつくられたフルオロエラストマー配合物は押
出性及び混練性が改善されている。米国特許第4、29
9、958号においては本発明方法によりつくられたゲ
ル化剤、並びに下記式により表わされる四工程により該
ゲル化剤を製造する方法が記載されている。CF2Br
2(過剰)+C2H4 ■ ■ 過酸化物 BにCF2CH2CH2Bに・・・ ・・・(1)△■ NaOH水溶液 ■ BrCF2CH■CH2・・・・・・防△YNイ*
3N、OH NY) ■ ■ 二fO’lf’N了O−−O、、、、、、(3)N/N
O−Na+ ■ ■+3(V)−◆I+3NaBr・・・・・・(4)上
記式(1)で示されるジブロモフルオロプロパンの製造
法についての詳細はプロムキスト(BlOm一Quis
t)及びロンゴン(LOngOne)らのJACS97
巻、4981〜2頁(1957年)の論文に記載されて
いる。
本発明方法は、上述の四工程方法に較べて、約2倍の収
率を挙げることができ、また全体で二工程で合成を行な
うことができる。
本発明はフルオロエラストマーに対する極めて効率的な
ゲル化剤の新規製造法に関し、該ゲル化剤はヘキサフル
オロトリアリルイソシアヌレート、1,3,5−トリス
−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニノ(ハ)−s−
トリアジン−2,4,6−(1H,2H,5H)一トリ
オンであり、これを以後HFTAICと略記する。
特に本発明方法は下記式により総括することができる。
別法として、シアヌル酸(化合物)をナトリウム塩に変
え、次にこれを所望のHFTAICに変えることができ
る。上記式(5′)で示される反応において、塩基は省
略することができるが、そうすると一般に収率がかなり
減少する。
上記式(5)及び(5●で示される反応において、シア
ヌル酸1モル当り少くとも3モルのジブロモジフルオロ
プロパンが必要である。
反応の収率に関しては大過剰のジブロモジフルオロプロ
パンを用いてもよいが(シアヌル酸の変化率に関し)、
一般に大過剰を用いるとコストが高くなる。一般にモル
的に約5%の過剰が好ましい。生成されるHFTAIC
lモル当り6モルのHBr(或いは反応したジブロモジ
フルオロプロパン1モル当り2モルのHBr)を吸収(
中和)するのに十分な塩基が存在しなければならない。
塩基が不足すると収率が低下する。塩基は過剰に存在す
ることが好ましい。選ばれる塩基は酸副成物を吸収でき
なければならないが、反応媒質(即ち溶媒)に対する溶
解度は低いことが好ましい。適当な塩基としてはアルカ
リ金属の炭酸塩、及びアルカリ土類金属の酸化物が含ま
れる。本発明方法に用いられる塩基は少くとも1種の炭
酸塩と少くとも1種の酸化物との混合物であり、炭酸塩
と酸化物との相対モル比は略々等しいことが好ましい。
好適な炭酸塩は炭酸ナトリウムであり、好適な酸化物は
酸化カルシウムである。酸化カルシウムと酸化マグネシ
ウムとの組合わせを用い炭酸ナトリウムを用いる際に生
じる発泡を防ぐことがさらに好ましい。溶媒は反応混合
物を流体状態に保ち混合し得るのに十分な量で存在しな
ければならない。
溶媒が過剰に存在しても本発明力法に対し一般的には不
都合はないが、経済性の理由から大過剰の溶媒は避ける
べきである。好適な溶媒はジメチルアセトアミド(DM
Ac)である。反応を開始させるためには、反応混合物
を加熱しなければならない。
好適な試薬と溶媒を用いる場合、反応混合物を約90℃
に加熱しなければならない。反応は発熱反応であり、そ
れ以上加熱しないでも反応は進行する。しかし下記に詳
細に説明するように、発熱反応に引続き、ある期間反応
混合物を高温に保つことが好ましい。すべての試薬、溶
媒、触媒など、ジブロモジフルオロプロパン以外のもの
を反応容器に加え、反応混合物を約90℃に加熱し、次
いでジブロモジフルオロプロパンを滴下するか又は連続
的に、反応をゆつくりと一定の割合で進行させるのに十
分な時間に亘り加えて反応を行なう。
同様に、すべての試薬、溶媒、触媒などを反応容器に加
え、次いで反応混合物を約90℃に加熱することもでき
る。
反応は迅速に発熱を伴つて起るから、特殊な容器と注意
が必要である。ジブロモジフルオロプロパンの約1/4
〜1/2以外の試薬、溶媒、触媒などのすべてをこの段
階で反応容器に加えることにより反応を進行させること
が好ましい。
次いで反応混合物を約90℃に加熱する。発熱反応が起
り、反応混合物の温度は約120〜130℃に加熱する
。残りのジブロモジフルオロプロパンを徐々に反応混合
物に加え、反応混合物の温度を残りのジブロモジフルオ
ロプロパンを加える間必要に応じ冷却し、次いで2時間
半加熱して120〜130℃に保つ。約120〜130
℃の温度が好適であるが、必要に応じこの範囲外の温度
を用いることもできる。一般に温度が低いと反応速度が
遅くなり、変化率が限定される。溶媒をかなり分解させ
ない限り、温度が高くても悪影響は殆ど又は全くない。
前述の如く、HFTAICはフルオロエラストマーに対
する極めて効率のよいゲル化剤である。
HFTAICで効率的にゲル化することのできるフルオ
ロエラストマーには、実質的に弗化ビニリデン単位、少
くとも1種の弗含素オレフイン単位、及び随時パーフル
オロアルキルパーフルオロビニルエーテル、ブロモトリ
フルオロエチレン及びブロモテトラフルオロブテンから
成る群から選ばれた1種又はそれ以上の単位が互いに共
重合した共重合体が含まれる。本発明の新規ゲル化剤は
さらに、部分的にゲル化したフルオロエラストマー、例
えば上述の単位の他にブロモトリフルオロエチレン又は
パーフルオロジビニルエーテルを含むようなエラストマ
ーのゲルイ日こ用いることができる。HFTAICで効
率的にゲル化できる好適なフルオロエラストマーには次
の任意のものから誘導された共重合単位をもつ共重合体
が含まれる。(a)弗化ビニリデン及びヘキサフルオロ
プロピレン又はペンタフルオロプロピレン;(b)弗化
ビニリデン、テトラフルオロエチレン及びヘキサフルオ
ロプロピレン又はペンタフルオロプロピレン;(c)弗
化ビニリデン、パーフルオロアルキルパーフルオロビニ
ルエーテル、及び少くとも1種のヘキサフルオロプロピ
レン、ペンタフルオロプロピレン及びテトラフルオロエ
チレン;(d)弗化ビニリデン、パーフルオロアルキル
パーフルオロビニルエーテル、プロモテトラフルオロブ
デン及び少くとも1種のヘキサフルオロプロピレン、ペ
ンタフルオロプロピレン及びテトラフルオロエチレン;
及び(e)弗化ビニリデン、ブロモテトラフルオロブテ
ン、及び少くとも1種のテトラフルオロエチレン及びヘ
キサフルオロプロピレン。
例えば適当な重合体は約30〜70重量%の弗化ビニリ
デン単位及び約70〜30重量%のヘキサフルオロプロ
ピレン単位から成ることができる(米国特許第3,05
1,677号、レツクスフオード(RexfOrd)、
1962年8月28日付)。
或いはまた適当な重合体は約25〜70重量%の弗化ビ
ニリデン単位、約19〜60重量%のヘキサフルオロプ
ロピレン単位及び約3〜35重量%のテトラフルオロエ
チレン単位から成ることができる〔ペイルソープ(Pa
ilthOrp)及びシユレーダ一(SchrOede
r)の1961年1月17日付米国特許第2,968,
649号参照〕。或いはまた適当な重合体は約4〜15
重量%のテトラフルオロエチレン単位、約48〜65重
量%の弗化ビニリデン単位、約8〜23重量%のヘキサ
フルオロプロピレン単位及び約17〜30重量%のアル
キル基の炭素数1〜5のパーフルオロアルキルパーフル
オロビニルエーテル単位から成ることができる〔例えば
1977年12月21日付英国特許第1,496,08
4号参照〕。或いはまた適当な重合体は約18〜85モ
ル%の弗化ビニリデン単位、約2〜50モル%の該パー
フルオロアルキルパーフルオロビニルエーテル単位、及
びヘキサフルオロプロピレン単位及びテトラフルオロエ
チレン単位の1種又はそれ以上の成分約3〜80モル%
から成ることができる〔アルピン(Albin)及びガ
ラゲール(Gallagher)の1966年2月15
日付米国特許第3,235,537号参照〕、或いはま
た適当な重合体は上記の重合体の中に最大3モル%のブ
ロモトリフルオロエチレン単位が含有されたものである
ことができる〔アポセツカ一(ApOtheker)及
びクリユジツク(Krusic)の1977年7月12
日付け米国特許第4,035,565号参照〕。
HFTAICでゲル化されたフルオロエラストマーはそ
のゲル含量が50%より大、好ましくは80〜95%、
最も好ましくは85〜90%になるようにつくられる。
ゲル含量は次のようにして決定される。メチルエチルケ
トン中既知濃度(約1重量(f))の溶液一分散液を閉
じた遠心分離管の中に入れ、約17000rp珈(RC
F34,8OO×G)で30分間遠心分離する。上澄液
中の重合体の濃度は蒸発乾個させて既知容積にすること
により決定される。ゲル重合体の量は全重合体の濃度と
溶液部分の重合体濃度の差から計算される。フルオロエ
ラストマーに0.05〜3重量%のHFTAlCを混入
することにより一般に50%以上のゲル含量が得られる
。実質的に90%以上のゲル含量のフルオロエラストマ
ーが望ましい場合には、上述の範囲の上限の量のHFA
TICを用いることができる。ゲル含量の大きい、即ち
50%以上のフルオロエラストマーは0.05重量%の
程度の少量のHFTAICを用いて得ることができる。
これよりも少量のHFTAICを用いることもできるが
、それからつくられた配合物の加工性は交叉結合しない
フルオロエラストマーに比べ著しい利点が得られないよ
うである。所望のゲル含量に依存して、HFTAICの
好適最低量は約0.25重量%である。経済性及び許容
し得る加硫物の性質の犠性度に依存して、好適なHFT
AICの好適最大量は約0.5重量%である。力旺性、
価格及び加硫物の性質の間の最適なバランスを得るため
の最も好適なHFTAICの範囲は約0.35〜0.4
5重量%である。HFTAICでゲル化したフルオロエ
ラストマーをつくる場合、単量体成分の反応混合物はま
た遊離基反応開始剤を含むことができ、共重合体生成反
応は遊離基乳化重合反応として行なわれる。
このような反応に用いる最も有用な遊離基反応開始剤の
中には過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸
カリウム又は2種又はそれ以上の混合身物がある。他の
水に不溶な無機過酸化物化合物、例えば過リン酸、過塩
素酸及び過炭酸のナトリウム、カリウム及びアンモニウ
ム塩も有用である。反応開始剤は還元剤、例えば亜硫酸
、重亜硫酸、メタ重亜硫酸、ピポ亜硫酸又は亜リン酸の
ナトリウム、カリウム又はアンモニウム塩又は、それと
第一鉄又は第一銅塩と組合わせ、又は容易に酸化し得る
金属化合物との組合わせで用いることができる。公知有
機遊離基反応開始剤も、好ましくは適当な表面活性剤、
例えばラウリル硫酸ナトリウム又はアンモニウムパーフ
ルオロオクタノエートと組合わせて用いることができる
。表面活性剤はフルオロ重合体の製造に有用なことが知
られているものの中から選ぶことができる。また適当な
公知連鎖移動剤は乳化重合反応中存在することができる
が、多くの場合好ましくない。好適な乳化重合反応完了
後、共重合体を公知方法、例えば電解質添加による凝固
又は凍結後遠心分離又はろ過後共重合体を乾燥すること
により得られた重合体ラテツクスから分離することがで
きる。
共重合体製造中、反応混合物を予め不活性ガスを流した
反応器中で、高圧下、例えば約7゛〜140Kf/C7
ltの圧力、好ましくは約35〜105K′曜の圧力下
で約50〜130℃に加熱することが好ましい。
最も有用な力法においては、重合を連続法として行ない
、反応混合物の反応器中における滞在時間を或場合には
約5〜30分にし、また他の場合には最大2又は3時間
にする。反応時間は反応容積を毎時生成されるラテツク
スの容積で割ることにより計算することができる。フル
オロエラストマー配合物はHFTAICでゲル化したフ
ルオロエラストマーのラテツクスを交叉結合しないフル
オロエラストマーのラテツクスと混合し、ラテツクス混
合物から配合したフルオ口エラストマーを分離すること
によりつくることができる。
フルオロエラストマー配合物のゲル含量は10%〜90
%であることができ、好ましくは10〜75%、最も好
ましくは30〜55%である。パーオキサイドで硬化さ
せ得るフルオロエラストマー配合物においては、例えば
TFElVF2、HFP及びBTFBから誘導されるも
のにおいては、ゲル含量は約50%であることが最も好
ましい。他のフルオロエラストマー配合物においては、
ゲル含量は約35%であることが最も好ましい。配合物
のゲル成分の量の調節、ゲル成分中のゲルの量の調節、
又はこれらの組合わせにより配合物中の所望のゲル含量
を得ることができる。HFTAICでゲル化したフルオ
ロエラストマーの単量体組成は交叉結合しないフルオロ
エラストマーの単量体組成と同じでも相異つていてもよ
い。ラテツクス混合物自身は有用な製品として考えるこ
とができる。何故ならこれは需要者の工場に輸送するこ
とができ、こ\で種々の添加物と配合するか、又は被覆
組成物、押出品又は成形品、或いは積層品のような最終
製品に変える工程にかけることができる。フルオロエラ
ストマー配合物は固体粒子の形(例えば湿つた又は乾燥
した塊)で2種のフルオロエラストマーを高速剪断混合
装置(例えばバンバリ一(Banbury)混合機、押
出機又はゴム混練機)で混合するか、又は有機液体分散
物の形にある間に混合することによりつくることができ
る。
押出又は成形によりフルオロエラストマー配合物を成形
構造物にする前に、通常これを種々の添加物、例えば金
属酸化物、交叉結合剤、不飽和凝固剤、促進剤、安定剤
、顔料、多乳化剤及び可塑化剤と混合することが好まし
い。このような配合とそれに次ぐ加硫はフルオロエラス
トマーに関する当業界公知の方法及び材料で達成するこ
とができる。これらの方法及び材料は米国特許第2,9
68,649号、第3,051,677号、第3,23
5.537号、第3,851,018号第4,035,
565号及び第4,115,481号、並びに英国特許
第1,496,284号に記載されている。
これらのフルオロエラストマー配合物は特に混練及び型
流動性に関し優れた性質を有している。このような配合
物は押出可能なフルオロエラストマー組成物にすること
ができる。押出しはフルオロエラストマーを加工するの
に普通用いられる型の押出機に用いることができ、この
場合加熱及び加圧条件は材料が互いに融合した緻密な塊
になるのに十分である。本発明のフルオロエラストマー
配合物の混練特性は交叉結合しないフルオロエラストマ
ーの特性に比べ著しく改善される。下記の実施例及び参
考例により本発明方法、及び種々の特定のHFTAIC
でゲル化されたフルオロエラストマーを例示する。
下記実施例及び参考例において特記しない限りすべの割
合は重量による。参考例 1 式(1)の方法によるBrCF2CH2CH2Brの合
成1000CCの振盪ボンベに400me0CF2Br
2(900f,4.29モル)と4t(0.02モル)
のベンゾイルパーオキサイドを加える。
ボンベを閉じ、−60℃で真空に引く。40f(1.4
3モル)のエチレンの試料を加え、ボンベを4時間80
℃に加熱する。
4時間の終りにボンベを室温に冷却し、大気圧で排気す
る。
この方法により全部で5回実験を行ない、CF2Br2
を除去した後に得られた一緒にした生成物を廻転バンド
で蒸溜塔で精溜し、1250tの生成物を得た。CH2
BrCH2CF2Brl沸点120℃、N2=1.44
50,.d=2.0353。
これは変化率35%に関し79%の収率を意味する。実
施例 1 式(5)の方法によるHFTAICの合成水冷式還流凝
縮器を取付けた攪拌フラスコ中にl入れた550m1!
,のジメチノレアセ下アミドiこ、64.47(1.1
5モル)の酸化カルシウム、40.37(1.0モル)
の酸化マグネシウム、45t(0.35モル)のシアヌ
ル酸を入れる。
この不均一な混合物に全部で253,5t(1,066
モル)のジブロモジフルオロプロパンの1/4(63.
4V)を加えた。温度を1時間半に亘り90℃に上げる
。発熱反応が進行するにつれて、熱を除去するが、温度
は約125℃に上昇し、次いで残りのジブロマイドを約
35分に亘り、温度を約130℃に保つフ速度で加える
。反応混合物を攪拌し、さらに6時間約130℃に保ち
、一晩放置し、4NC7)HCI(全部で450me)
と水(全部で225rr11)で少しづつ処理し、すべ
ての固体を溶解させ、油を分離させる。油(118.5
V)を得た。分析値75.6%のHFTAIC,l2%
DMAcl収率はシアヌル酸に関し71,7%。実施例
2 式(5)の方法によるHFTAICの合成空冷式還流冷
却器を備えた攪拌フラスコ中に入れた1600dのジメ
チルアセトアミドに193f(3,45モル)の酸化カ
ルシウム、318t(3.0モル)の炭酸ナトリウム、
1357(1.05モル)のシアヌル酸を加える。
この不均一混合物に全部で760.57(3,195モ
ル)のジブロモジフルオロプロパンの1/4(190f
)を加えた。30分間に亘り温度を90℃に上げる。
熱を除去するが、10分間に亘り温度は132℃まで上
昇し続ける。残りのジブロマイドは温度を130〜13
3℃に保つ速度で加える。反応混合物を攪拌し、さらに
2.7時間約125℃に加熱し、約70℃に冷却し、4
N(7)HCI(全部で3000me)と水(全部で1
200d)で少しづつ処理し、CO2の発生が止み、固
体が溶解し油が分離するまで続ける。2回水洗し、油(
312t)を蒸溜し、理論値の65%の収率で粗製物の
77%の沸点109℃/0.08?のヘキサフルオロト
リアリルイソシアヌレートを得た。
実施例 3 式(5●の方法によるHFTAICの合成実施例2と同
様の一般的方法により、19.5t(〜0.10巧)の
シアヌル酸三ナトリウム及び11.27(0.20モル
)の酸化カルシウムを110dのジメチルアセトアミド
中で攪拌し、71.1y(0.30モル)のジブロモジ
フルオロプロパンと反応させ、その半分は室温で加え、
残りは約80℃に加熱した後に加える。
さらに110℃に加熱すると、短い発熱反応の結果とし
て10分に亘り温度は150℃に上げる。この混合物を
さらに3時間120℃において攪拌し、冷却し、200
dの4N(7)HCIと100dのH2Oで処理する。
油(29.07)が分離した。これは分析の結果237
のヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレートを含んで
いる。収率は理論値の65%。参考例 2 HFTAICでゲル化したフルオロエラストマーの製造
硬化可能なフルオロエラストマーを下記工程から成る連
続法によりつくつた。
(1)ガス状の単量体を連続的に21のステンレス鋼の
オートクレーブに供給し、この間反応器の攪拌機を88
5rp1で廻転させ、反応器の内容を十分に混合する。
反応器の内容を6.31MPaの圧力下において105
℃で加熱し、下記操作(2)で生じる反応混合物が反応
器中を通る際に乳化重合を行なうようにする。反応器の
滞在時間は水の流速約81!./時に関し約15分であ
る。使用した単量体と夫々の供給速度を下記第1表に示
す。(2)操作(1)において1時間毎に6.87の過
硫酸アンモニウムと0.87の水酸化ナトリウムを41
の水中に含む溶液を第一の計量ポンプを通して反応器に
連続的に供給し、水41中に2.0tの亜硫酸ナトリウ
ムを含む溶液を第二の計量ポンプを通して連続的に反応
器に供給し、28.5rのt−ブチルアルコール中に1
9?のヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレートを含
む溶液を第三の計量ポンプを通し反応器に連続的に供給
する。
(3)得られた共重合体のラテツクスを先ず所望の反応
器圧6.31MPaになるように設定した背圧調節バル
ブを通すことにより反応器から連続的に取出し、次に密
閉容器を通して、こ\から未反応の単量体をガスクロマ
トグラフに通し、流出流の組成を決定する。
各単量体の放出ガス速度及び重合体中に混入される各単
量体の量はまた第1表に示されている。(4)第1の4
種の滞留時間中に得られたラテツクスを廃棄した後、約
19%の固体含量を有する所望の量を集めた。
(5)得られた共重合体は重合体が凝固するまで硫酸ア
ルミニウムカリウムの4%水溶液を徐々に加えてラテツ
クスから分離し、共重合体粒子を水洗し、ろ過により水
を除去し、得られた共重合体を約65℃の空気循環炉中
で乾燥して水分含量を1(fl)より少なくする。
この重合体のゲル含量は約97.0%である。
参考例 3HETAICでゲル化したフルオロエラスト
マーの製造参考例2の方法で温度105℃、圧力6.3
1Mpa1ラテツクスの滞留時間15分でTFE,F2
,HFP及びHFTAICのゲル化した三元重合体をつ
くつた。
単量体は次の割合で反応器に供給した。TFE:475
t/時;VF2:8607/時;HFP:660y/時
;及びHFTAIC:38.27/時。ラテツクス中に
は生成した1007の重合体当り0.517の過硫酸ア
ンモニウム、0.12fの亜硫酸ナトリウム及び0.0
6tの水酸化ナトリウムが存在している。単量体の重合
体への変化率は65.9%である。乾燥した共重合体は
30.6重量%のTFEl53.l重量%のVF2、1
3.4重量%のHFP及び2.8重量%のHFTAIC
から成つている。ゲル含量は98.0%であつた。参考
例 4HFTAICでゲル化されたフルオロエラストマ
ーの製造参考例2記載の方法により硬化可能なフルオロ
エラストマーをつくつたが、ガス状の単量体は下記第2
表に示した速度で供給し、液体供給物(毎時当り)は(
1) 31の水中に5.83tの過硫酸アンモニウムと
1.67tの水酸化ナトリウムを含む溶液、(2)水3
1!,中に0.72tの亜硫酸ナトリウムを含む溶液、
及び(3) 50w1!の容積になるのに十分なt−ブ
チルアルコール中に18.67のHFTAICを含む溶
液から成つていた。
この重合体のゲル含量は約96.6%であつた。
参考例 5HFTAICでゲル化されたフルオロエラス
トマーの製造参考例4記載の力法により硬化可能なフル
オロエラストマーをつくつたが、HFTAICの供給量
は全溶液25me中9.28tであつた。
得られた結果を第3表に示す。この重合体のゲル含量は
約92.9%であつた。
参考例 6HFTAICでゲル化されたフルオロエラス
トマーの製造2tの攪拌オートクレーブ中において、温
度115℃、圧力6.31MPa1反応器中のラテツク
ス滞在時間を20分とし、遊離基重合開始剤として生成
される重合体100t14:10.3tの過硫酸アンモ
ニウムを用い、連続乳化重合法により硬化可能なフルオ
ロエラストマーをつくつた。
また生成される重合体100t当り0.05tの水酸化
ナトリウム、及び0.5yのアンモニウムパーフルオロ
オクタノエートも存在させた。単量体は次の速度で反応
器に供給した。493t/時のテトラフルオロエチレン
(TFE)、913t/時の弗化ビニリデン(VF2)
、691r/時のヘキサフルオロプロピレン(HFP)
、26t/時の4−ブロモ−3,3,4,4−テトラフ
ルオロブテン−1(BTFB)、及び7.33t/時の
ヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレート(HFTA
IC)。
ラテツクスは硫酸アルミニウムカリウムの溶液を加える
ことにより凝固させ、得られた塊を数回洗條し、空気循
環炉中において約60℃で乾燥した。乾燥した共重合体
は25.7重量%のTFEl46.9重量%のF2,2
5.6重量%のHFP、13,7重量%のBTFB及び
0,39重量%のHFTAICから成つていた。重合体
のゲル含量は重合体のエチルメチルケトン稀薄溶液の高
速遠心分離法により89.1%であると決定された。参
考例 7 上記参考例6と同様な方法により生成する重合体100
t当り0.3tの過硫酸アンモニウムを存在させ、毎時
4867のTFEl9Olれ究F2,6827のHFP
276VO)BTFBを用いて硬化可能なフルオロエラ
ストマーをつくつた。
反応器中の滞在時間は20分、反応温度は105℃であ
つた。得られた生成物は25.4重量%のTFE、45
.6重量%のVF2、26.5重量%のHFPll.4
6重量%のBTFB及び0.073重量%のHFTAI
Cを含んでいる。そのゲル含量は58%であり、ムーニ
イ粘度は〔ML−10(10『C))−170である。
このフルオロエラストマーを試料Bとする。参考例 8 フルオロエラストマー配合物の製造と性質上記参考例6
でつくられたゲル化されたフルオロエラストマーを、毎
時615t0)TEFllll8t(7)VF2、85
2t0)HFp及び39.5t0)BTFBの単量体流
を用いて同様につくられた実質的にゲル化していない共
重合体と配合する。
ゲルを含まない重合体のラテツクス中には、生成する重
合体100t当り0.397の過硫酸アンモニウム、及
び0.09Vの水酸化ナトリウムが存在する。全単量体
のゲルを含まない重合体への変化率は87(:Ff)で
ある。生成物の組成:26.1重量%のTFE、46.
9重量%のVF2、25.2重量%のHFP及び1.7
3重量%のBTFBOゲルを含まない重合体の固有粘度
は1,39、ムーニイ粘度〔ML−10(12「C)〕
=80。ゲル化した重合体の試料6407をゾル(ゲル
を含まない)重合体の試料360tと混練機で混合し、
ゲル含量が58%の本発明の配合物を得た。
この配合物を試料Aとする。対照のゲル化したフルオロ
エラストマーを参考例7の方法でつくつた。
分離した重合体の組成はTFE約25重量%、VF24
5重量%、HFP3O重量%、及びBTFE(ブロモト
リフルオロエチレン)0.8重量%である。この重合体
を60:40VF2/HFP共重合体と9:1の比で混
練機で混合する。得られた対照配合物のゲル含量は58
%oムーニイ粘度は〔ML−10(121℃)〕〜90
である。得られた配合物はフインレイ(Finlay)
及びオムラ(0rnura)の米国特許第4,115,
481号に実質的に記載されている。この対照配合物を
試料Cと称する。対照のゾル(ゲル化しない)重合体は
25.0重量%のTFEl45.5重量%のVF2、2
7.8重量%のHFP及び1.72重量%のBTFBか
ら成り、これは一般に105℃において、滞在時間20
分で生成される重合体100t当り0.5部の過硫酸ア
ンモニウムを存在させてつくられた。
生成物のムーニイ粘度は〔ML−10(121℃)〕=
78で、これを試料Dとする。参考例6及び7に詳細に
記載されたゲル化したフルオロエラストマー(即ち試料
A及びB)及び上記に記載された対照ゾル重合体(即ち
試料C及びD)を下記の処方により配合する。
重合体 100部上記のよ
うに配合した試料A,B,C及びDを3/8インチのコ
ード・ダイス型を取付けた2インチのローヤル(ROy
al)押出機を通して次め条件で押出す。
バレル60℃、ヘツドJモV℃、供給部46℃、ダイス型
100℃(中央);スクリユ一60℃,30rp?。結
果を第4表に示す。上記のように配合した試料AlB.
C及びDを170℃で30分間硬化させ、232℃で2
4時間後硬化させる。加硫物の物理的性質をASTM4
l2及びD−395の方法で決定し、第5表に示す。参
考例 9 第6表に示した組成を有する3種のフルオロエラストマ
ーを前述のようにしてつくつた。
これらの試料を参考例7の処方で配合した。
インストロン(InstrOn)社の毛管レオメータ押
出機で70℃において押出した結果を下記表に示す。上
記データによれば、同じ押出速度において、試料Fの押
出物の直径は試料E又はGの押出物の直径に比べ、ダイ
ス型の直径によく一致していることが示される。
同様な結果が120℃でも得られた。
さらに試料Fの押出物の表面は、120℃で押出した場
合、試料E又はGよりも優れていた。これを第8表にま
とめる。9.5′11111tのコード・ダイス型を取
付けた2インチのローヤル押出機を通して約400t/
分の速度で試料F及びGをさらに押出し、次のダイス型
膨潤試験を行なつた。
配合物に対しては1.90r/?、交叉結合しないゴム
に対しては3.46t/WIO配合したま\の試料E.
F及びGを参考例8記載の方法で硬化させた。硬化後の
物理的性質を参考例8記載の方法で測定し、第9表に示
す。参考例 10フルオロエラストマー配合物の製造と
性質参考例2のゲル化したフルオロエラストマーをゴム
混練機で25重量%のTFEl45重量%のVF2及び
30重量%のHFPからなる全ゾルTFE/VF2/H
FP共重合体の等量と混合する。
ゲル−ゾル配合物及びゾル重合体の試料は次の処力によ
り配合した。70℃でインストロンの毛細レオメータ押
出機により次のデータを得た。
押出しを120℃で行なうと、改善された表面の性質を
有するダイス型膨潤性が得られる。
力は押出開始後1.5分後に始めて読取つた。
というのは速く押出しを行なうと受器から試料がはみ出
すからである。
1.10倍の拡大で不規則性が見られる。
2.10倍の拡大で滑らか。
表面の評価、優秀。参考例 11 フルオロエラストマー配合物の製造と性質参考例9と同
様な方法でゲル−ゾル配合物をつくつた。
ゲルの製造には次の条件を用いた。生成物は25.2重
量%のTFEl45.3重量%のF2、28.4重量%
のHFP及び1.0重量%のHFTAICを含んでいる
。ゲル含有量96%。これを実施例12に用いたゾル重
合体の同量と混練機により混合した。ゲル−ゾル配合物
及びゾルの試料を実施例12の処方により配合した。
参考例10の方法で物理的性質を測定し、第13表に示
す。インストロンのレオメータ押出機で70℃で押出し
た結果を第14表に示す。
同様な結果が120℃でも得られた。
15表に示す。
これを第 上述のゲル化した三元重合体 参考例 12 フルオロエラストマー配合物の製造及び性質参考例2の
力法により温度115℃、圧力6.31MPa1ラテツ
クスの滞在時間15分で三元重合体をつくつた。
単量体を次の速度で反応器に供給した。
VF2、13807/時;HFPllO2Ot/時;H
FTAIC、5.15y/時。また6.0y/時で過硫
酸アンモニウムを、0.87/時で水酸化ナトリウムを
、また7.07/時で[ゾニル(ZOnyl)UR長鎖
弗化表面活性剤をラテックスに供給した。単量体の重合
体・\の変化率は93,7%、乾燥共重合体は60.2
重量%のVF2、39.6重量%のHFPl及び052
2重量%のHFTAICを含んでいた。マイクロゲル含
量は79.0%、ムーニイ粘度は121℃でML−10
=104であつた。この三元重合体を次のようにしてゴ
ム混練機で調合す。60重量%のVF2と40重量%の
HH フエニルフオスフオニウムクロライト 試料A−Dの性質を参考例10の方法で測定し、とのゾ
ル共重合体を0.55部のベンジルトリ2.0部のビス
フエノールAFと配合したもの。
第16表に示す。試料A−Dをモンサント(MOnsa
ntO)社の加工試験機(1種の毛管レオメータ)で押
出したガーヴエイ(Garvey)のダイス型を使用し
た(入口角が180rで断面が不規則であり、鋭G一縁
をもつた押出物を生じる)。
温度93り〜132℃、ピストン速度0.254C!I
L/分、2.29C/分を用いた。押出物を冷却後等し
い長さに切り、秤量して相対的なダイス型の膨潤〔バラ
ス(Barus)効果〕を決定した。
長さ1インチ当りの押出物の重さが大である程、その断
面が大であり、従つてその相対的ダイス型膨潤が大であ
る。第17及び18表並びに第1〜3図に得られた結果
をまとめる。下記に示したダイス型膨潤のデータのいく
つかを2個の測定の平均として下記に示す。上にまとめ
たデータは一つ(第18表、配合物中のゲル成分25%
、ピストン速度二0.254)を除きすべての場合、配
合物はゾル重合体よりも小さい膨潤を示す生成物を与え
る。
参考例 13 参考例2の方法により温度115℃、圧力6.31MP
a)ラテツクスの滞在時間15分で三元重合体をつくつ
た。
単量体を次の速度で反応器に供給した。
VF2、1380y/時;HFP) 1020y/時;
.KHFTAIC,lO.3V/時。また過硫酸アン
モニウムを6.01/時、水酸化ナトリウム0.8V/
時、及び「ゾニル」UR長鎖弗化表面活性剤7.0y/
時をラテツクスに供給する。乾燥した共重合体は61.
5重量%のVF2、38.0重量%のHFP)及び0.
45重量%のHFTAICから成つていた。そのマイク
ロゲル含量は90.8、ムーニイ粘度は121℃のML
−10=116である。この三元重合体をゴム混練機で
次のようにして調合する。
予備配合したゾルのフルオロエラストマー対照品ゲル化
した上述の三元重合体硬化剤を加えないゾル重合体対照
品 ベンジルドフエニルフオスフオニウムクロライドビスフ
エノーノレAFCa(0H)2 MTブラツク(カーボンブラツク) 酸化マグネシウム 60重量%のVF2及び40重量%のHFPの共重合体
を0.55部のベンジルトリフエニルフオスフオニウム
クロライドと2.0部を配合したゾル共重合体。
参考例10で測定された試料A−Dの性質を第19表に
示す。試料A−Dをガーヴエイ・ダイス型を用い93℃
及び132℃でモンサントの加工試験機で、ピストン速
度を0.254及び2.29(177!/分にして押出
した。
参考例12の方法で相対ダイス型膨潤性を決定した。得
られたデータを第20表及び第21表、並びに第2及び
4図に示す。ダイス型膨潤のいくつかは2回の測定の平
均値である。上にまとめたデータから、配合物はゾル重
合体よりダイス型膨潤が小さい生成物を与えることがわ
かる。本発明方法はフルオロエラストマー配合物をつく
るのに用いることができるHFTAICの製造に有用で
あり、該配合物は従来法のフルオロエラストマーの用途
にいずれも有用である。
これらの配合物は例えば管、ホース、シート製品及び予
備成形体の製造にフルオロエラストマーを押出又は混練
が必要な場合に特に有用であり且つ有利である。本発明
を実施する最良の実施態様は本発明方法を実施するのに
必要な試薬、触媒、装置及びエネルギーの経済性により
変ることができる。しかしHFTAICを製造する最も
好適な方法は実施例1に記載されている。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は参考例11及び12に詳細に説明した実験
から得られるデータのグラフであり、これらのデータは
第17、18、20及び21表にまとめられている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,1−ジフルオロ−1,3−ジブロモプロパンを
    、シアヌル酸及びそのアルカリ金属塩から成る群から選
    ばれた化合物と、アルカリ金属の塩基及びアルカリ土類
    金属の塩基から成る群から選ばれた少くとも1種の塩基
    の存在下に反応させることを特徴とするヘキサフルオロ
    トリアリルイソシアヌレートの製造法。 2 該化合物がシアヌル酸である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3 塩基は酸化カルシウムと酸化マグネシウムとの混合
    物である特許請求の範囲第1項記載の方法。
JP55069063A 1979-05-29 1980-05-26 ヘキサフルオロトリアリルイソシアヌレ−トの製造法 Expired JPS5924976B2 (ja)

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US06/042,947 US4211868A (en) 1979-05-29 1979-05-29 Process for making a fluoroelastomer gelling agent preparation of 1,3,5-tris-(3,3-difluoro-2-propenyl)-s-triazine-2,4,6-(1H,3H,5H)-trione
US42947 1979-05-29

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JPS55160770A JPS55160770A (en) 1980-12-13
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