JPS5924945Y2 - 除霜水制御装置 - Google Patents

除霜水制御装置

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JPS5924945Y2
JPS5924945Y2 JP12983880U JP12983880U JPS5924945Y2 JP S5924945 Y2 JPS5924945 Y2 JP S5924945Y2 JP 12983880 U JP12983880 U JP 12983880U JP 12983880 U JP12983880 U JP 12983880U JP S5924945 Y2 JPS5924945 Y2 JP S5924945Y2
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JP
Japan
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defrosting
water
temperature
defrosting water
defrost
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Expired
Application number
JP12983880U
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JPS5754883U (ja
Inventor
和平 井上
和男 石上
Original Assignee
株式会社前川製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は着霜した空気冷却器の温水による自動除霜サイ
クルに於て、除霜水による除霜を最適ならしめ、前記冷
却器運転の高効率化を計ろうとするものである。
空気冷却器或は蒸発器が零度以下の温度で運転される場
合には、その運転時間の経過と共に冷却面に着霜し、そ
の結果冷却効率が低下してしまうので除霜する必要があ
る。
此の場合に着霜が成る値に達したことを検出し、或はそ
の時間を予想して除霜サイクルが開始されるものである
が、このような除霜サイクル開始の検出は光学的に着霜
を検出するとか、着霜による冷却器の通風量を検出する
とか、冷却面の着霜による温度変化を検出するとかの各
種の方法があるが、このサイクル中、除霜のための温水
の散布の行われる時間についてはタイマーなどで予め時
間を定め行われているものである。
このために着霜の状態によっては除霜が完全に終了しな
い中に除霜のための散水が止まってしまったり、除霜が
完了してしまっているにもかかわらず散水が行われたり
している。
前者の場合、不完全な除霜については次の一様な着霜を
妨げ、次回の除霜サイクルに悪影響を及ぼし、後者の場
合は温水を徒らに消費し、冷却器を昇温させ、高湿度の
暖気が冷却器を囲みこれを充満させる。
このように何れの場合も冷却運転の妨げとなるものであ
る。
本考案は此の点に鑑みて行われたもので、除霜水の吐出
温度と除霜水の排出温度との温度差が零に近い設定値に
達したことを検知して、除霜のための散水を停止させる
ようにしたもので、除霜水を最も有効に利用し、これに
よって冷却器の運転の高効率化を計ることが出来るよう
にしたものである。
これを図について説明する。第1図は本考案の系統を示
す路線図で、第2図は除霜水制御に於ける検出回路の一
例で、イは測温抵抗体による検出回路、口は熱電対によ
る検出回路を示す。
図に於て、1は圧縮機、2は凝縮器、3は受液器、4は
膨張弁、5は空気冷却器或は蒸発器でこれらにより冷却
系が構成される。
次に、6は温水貯溜槽、7は除霜水ポンプ、8は7を駆
動する電動機、9は除霜水制御電磁弁、10は除霜用散
水管、11は除霜水温度検出端、12は除霜水排出温度
検出端、13は温度差設定回路、14は操作出力で、こ
れらにより空気冷却器6の冷却面が着霜した場合の除霜
系統を構成する。
圧縮機1の運転により圧縮機の吐出側よりの冷媒力スは
圧縮されて凝縮器2の吐出されて液化し、受液器に貯溜
され、膨張弁4を介して空気冷却器5に供給される。
圧縮器1の吸入側は前記冷却器5に接続されているので
この内部の圧力は降下し、冷媒液は冷却管の外部から熱
を奪い気化して冷凍サイクルが行われる。
この場合に空気冷却器5の冷却面が零度以下に冷却され
る運転状態に於ては、空気中の水分は冷却面に着霜し、
この厚みが増大すれば外気と冷却面との間に熱的遮断が
行われることになり冷却効果が低下してしまうので、予
め用意された温水貯溜槽6からの温水を除霜水ポンプ7
により除霜用電磁弁9を通して散水管10より空気冷却
器5の着霜した冷却面に散水して霜を解かす除霜工程に
入るものであるが、これに先だち冷却器5内の冷媒は除
かれ冷却器用送風機も値止され除霜準備を完了させる。
この場合、■台の冷却器に除霜水ポンプが対応しておれ
ば除霜水ポンプ用電動機8の始動停止を制御すれば宜し
いが、複数台の冷却器に対し1台の除霜水ポンプで供給
される場合には電磁弁9を点線で示した操作出力14で
制御されることになる。
以上のような構成に於て、除霜のための散水開始と同時
に除霜水温度検出端11.除霜水排出温度検出端12、
温度差設定回路13が動作状態に入り、前記除霜水温度
検出端11は除霜水吐出温度に対応して出力され、除霜
水排出温度検出端は除霜のために冷却し排出された温度
に対応して出力される。
これらは温度差設定回路13に入力して両者の温度差が
求められ、除霜の進行に伴いその温度差は次第に小さく
なる。
更に除霜が完了すれば温度差は零に達する。
然し除霜水量が多い場合には冷却面の完全な除霜に先だ
ち除霜水の排出温度の降下が少くなり温度差が殆んど生
じなくなるので、予めこれを見越した設定を行い散水を
僅かに延長させるようなことが行われる。
第2図イは測温抵抗体によるもので、除霜水温度検出端
11と除霜水排出端12とで電橋を構成させたもの、口
は前記一対の検出端で熱電対を利用し、これを直列に接
続したので、冷接点を基準温度に保持する必要もなく、
温度差を出力させることが出来る。
このような出力を温度差設定回路13に入力して設定値
と比較され、操作出力14として除霜水ポンプ電動機8
、若しくは電磁弁9を制御させる。
本考案は以上のように着霜した空気冷却器の温度による
除霜サイクルに於て、除霜水温度とその排出温度との温
度差より除霜水散布の制御を行わせるようにしたため、
除霜用温水の浪費を防ぎ、適正な除霜水の使用により冷
却器の運転の高効率化を計ることが出来、運転経費の削
減に大きく役立たせることになるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷却系統を示す路線図で、第2図は除霜検出回
路の略図、イは測温抵抗体によるもの、口は熱電対によ
るもの。 1:圧縮機、2:凝縮器、3:受波器、4:膨張弁、5
:空気冷却器或は蒸発器、6:温水貯溜槽、7:除霜水
ポンプ、8:除霜水ポンプ電動機、9:除霜用電磁弁、
10:除霜用散水管、11:除霜水温度検出端、12:
除霜水排出温度検出端、13:温度差設定回路、14:
操作出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着霜した空気冷却器の温水による除霜サイクルに於て、
    散布される除霜水の吐出温度と除霜水の排出温度との温
    度差が零に近い設定値に達したことを検出して除霜水の
    散布を停止させることを特徴とした除霜水制御装置。
JP12983880U 1980-09-13 1980-09-13 除霜水制御装置 Expired JPS5924945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12983880U JPS5924945Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13 除霜水制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12983880U JPS5924945Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13 除霜水制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5754883U JPS5754883U (ja) 1982-03-31
JPS5924945Y2 true JPS5924945Y2 (ja) 1984-07-23

Family

ID=29490168

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JP12983880U Expired JPS5924945Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13 除霜水制御装置

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JPS5754883U (ja) 1982-03-31

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